趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★ミラ・フィオーリで気になったクルマたち

クルマ

2015年のミラ・フィオーリは雨というこの手のイベントでは最悪のシチュエーションの中、予定通り開催されました。(初出:2015/04/06)

私と言えば、ハタチの歳から仲良くしていただいている花粉症という人格破壊病による体調不良を理由に不参加の方向で、引きこもりの日曜日を堪能する壮大な計画を立てていたのですが、目覚めたのが午前3時半。
これは行けという天啓だと解釈し、取りあえず雨用のカメラセットを選んでバッグに突っ込んでXC60の人となりました。
駐車場を出発して5分も経たないうち名神高速道路に乗った私は、当然のようにACCをON。
時間的に渋滞はないと判断して、巡航速度を105km/hにセット。あとは全部我が愛車に任せて走行車線に入り、のんびりと東へドライブです。
急いでも早く着きすぎますしね。
途中、新名神で土山SAにて休憩。ここはいわゆる上下線集約型SAで、とにかく導入路が長い。個人的にはかんべんして欲しい造りです。どこへ行けば本線に出られるのかわからなくなりますし。
因みにボーッとしてベンダーの珈琲をすすりつつ、クルマに戻ろうとしたところ、どこをどう探しても自分の車がないのでちょっと焦ったのは秘密です。ええ、反対側(下り)の駐車場を彷徨っていたのでございます。
ああ、また悪い癖が出てしまった。
ボーッとしていると前の人とか車の後をついて知らない道に入ってしまうというのが私にかけられた呪いのようでして、いつもは同居人が「どこに行くつもり? こっちこっち」と軌道修正をしてくれるのですが、一人だとなかなかね。
あ、あと、土山SAに入ろうと思っていた矢先に前を走っていた車が側道に入ったのでてっきりSAだと思って着いていったら、それは実の手前のインターチェンジのランプウェイで、要するに全く関係ないそのICでいったん出て、そこから再度高速道路に入り直す、という失態を演じたのもナイショです。ああ、カミングアウトついでに白状しますと、釣具屋さんから開場へ向かう途中で、前を走っていた赤いクルマに着いていって随分手前で曲がってしまい、皆さんと完全にはぐれてしまったというドラマがございました。
ミラフィオーリ開場で
「遅かったですね?」
とか
「どこか寄り道してたんですか?」
などとお声がけいただき、その都度
「いやあ、コンビニによってました」
と見栄を張って取り繕っていた私を笑うがいい!ヽ(*`Д´)ノ
いや、取りあえず途中にあったコンビニに寄ったのは嘘じゃないもーん。
あ、で、会場がさっぱりわからず、取りあえずNAVIに仕込んだ「モリコロパーク」に行くと違う駐車場のようで、そこで係員に場所を聞いて遠回りして辿り着いたという失態も墓場まで持っていくつもりでしたが、ついでなので白状しておきましょう。途中、走行車線をACCに任せて巡航している隣をjirobeさんのザンジバルEVOQUE、またの名を「ホンモノの5ドアダイナミック(jirobeさん談)」がブチ抜いていきました(が、ヤクの副作用でボーッとしている私は気付いてませんでした)。
時間合わせ&軽く朝食をとるために入った、ECJの集合場所の直前にあったコンビニで、「ホンモノの5ドアダイナミック」なザンジバルEVOQUEに再開。
実は今回、私はjirobeさんが「すごい人」だという事を身をもって体験しました。
だって、高速道路上でもコンビニの駐車場でも、地味な我が愛車、地味子を特定してくれてるんですよ?
これはもう、すごいことではないかと思うんです。
私なんかいまだに
「あ、お仲間だー」
なんて新型フィットのテールランプを見て思っているような「人物&自動車特定不全症候群」なんですよ?
それをjirobeさんは高速道路上で何の変哲も無いどこにでもあるような地味なステーションワゴンを私のXC60だと特定されるとは……。
いや、感服つかまつりました!<(_ _)>

さて、jirobeさんにつかまつったところで、集合し、時間がきたので出発。速攻で「知らないクルマ」に着いていって道案内車をロストして、NAVIでもリカバリ出来ずに人に尋ねてようやく辿り着いたミラ・フィオーリ会場で、私はさっそくブチ切れそうになりました。
「なんじゃ、この渋滞は!」
言っちゃなんですけど、たかだか200台程度のイベントで、この誘導。
運営、段取り悪すぎませんかね?
私に任せたらもうちょっとマシにしますよ?
入り口から会場に駐車するまでに30分かかるとか、もうね。
帰りもひどい。ダラダラ走らせて15分。
列が長くなると、クルマって後方ではかなりの速度になってしまうものなのですが、それはそれでいくらでもやりようがあるはず。あの距離で15分はないわー。燃費にも最悪で、地球環境にハイインパクトな誘導と言っていいでしょう。
こんな所で運営に文句言うのもアレですが、そもそも途中退場の案内もいつクルマを動かし始めたらいいのかとか、直前にならないと言わないとか、基本的に段取り力が低いと思いました。
他にも雨だから屋根のある広場とかに人が集まるのは予想できているはずなのに、スピーカー一つ設置しておらず、屋根下にいた私は本部テントとやらのトークで何を言っているのか殆どわかりませんでした。
抽選会もあんな雨ざらしで並ばなければならないような場所(本部テント)でやるんじゃなくて屋根のある場所に変更すれば良かったのに。
屋根のある場所は借りられないとか値段が違うとか色々あるのかもしれませんが、そういう「降雨時のプログラム」を想定して交渉するなりするのが「イベント段取り力」だと思います。
ただ参加している人間が文句だけ垂れているんじゃねえよ、と誹られるのは承知の上で、それでも敢えて言わせてもらいました。
というか、こういう運営だとにどと行きたくない、というのが正直な気持ちです。

と、毒を吐くのはここまでにして、と。

この手のイベントの一番の楽しみってなんでしょうか?
まあ、当然ながらそれは人それぞれですよねー。
私の場合は「気になったクルマのオーナーに、実車を前にして色々な話を聞かせてもらう事」です。
でもって、そう言う話をさせてもらえれば、気になるクルマの内装とかトランクとかエンジルームとか、微に入り細にわたって撮影させてもらったりでき、そういうコレクションが増えるのが楽しいんですよ。

だがしかし。
今回は会場がずっと雨だった事もあり、ECJもそうですが、基本的にオーナーさんは知人や知り合い達とまとまって歓談しており、自分の車の前にはいない、という感じでした。
家族なんかはクルマの中で寛いでいたりしてますし、窓越しであっても勝手に内装とかとれませんしね。
という事で、やっぱり雨は残念でした。
そうそう、参加ショップの人達も、雨だと商売あがったりだったでしょうね。
私はヤクで集中力が低下し、かつ気力も最低、テンションはだらんだらん状態でしたので、オーナー見つけて声かける、みたいな行動自体ができませんでした。ええ、言い訳ですけど。
それだけ雨はテンション下がるって事なんです。
雨男ですが、河童ではないので雨が降ってテンションが上がるわけではないのです。イヤむしろ人より下がる感じ?
雨はあれです。
自宅に引きこもって熱い珈琲をすすりながらベランダ越しに外を見て、
「この雨の中、外に出なければならない愚民共」を上から目線で哀れむのが正しい過ごし方だと思うんですよね。

閑話休題。
残念ながらオーナーさんたちとは全く交流できませんでしたが、晴れていたら個人的に根掘り葉掘り尋ねつつ、微に入り細にわたって写真を撮り、ついでにクルマとのツーショットを撮影してもらおう、と思っていたクルマを写真で紹介。
順不同。

まずはインターメカニカの356スピードスター。私なんてオリジナルポルシェかと思ってましたよ。綺麗な個体でした。

あ、このクルマのオーナーさんとは挨拶をさせていただきましたとも。(・∀・)
雨の高速走行はさぞや快適だったことでしょうね。
私は雨の中に佇むこのクルマを見て、ELISEに乗って豪雨の夜に仙台のオフラインミーティングへ向けて走っている時の事を思い出しましたっけ。
幌とボディの隙間からガンガン入り込んで来る雨! バスタブ構造のELISEの床に溜まる雨! 加減速の度にポチャンポチャンと音を立てる溜まった雨! PAに停まり、助手席の友人と一緒に床の水を掻き出さねばならなかったあの雨。
もちろん二人してパンツまでずぶ濡れで、溜まった雨水をくみ出しながら大笑いしていたことを思い出します。雨でもあそこまでひどい状況になると、人間って笑っちゃうもんなんですね。
えっぽさんも「笑えばいいと思うよ」みたいな?
いや、そこまでひどくは無かったのかも知れませんが。
因みにこのスピードスター、色々とデコレーションされておりましたが、モデルは「買ったミニカーに合わせた」そうです。
ジャケットも専用にORDERされているようで、そもそもなぜゼッケンが19なのか、実は19歳に見られたいのか? などと尋ねようとしていたところ「実はこのミニカーに」ときかされた私は「おみそれしました」としか言いようがありませんでした。
偉大なり、えっぽさん。
そういう「ちょっとした裏話」も聞けるのがこの手のミーティングの楽しいところなのですが、今回聞けたのはこの356のオーナーさん一人でした。

お次はフィアットのムルティプラ。
もちろんクラシックカーの範疇に入る、あの王蟲にも似た、可愛らしいオリジナルムルティプラではなく、こちらは新型の方です。

これが出た時は衝撃でした。
「マジ? こんなデザインで売るの?」
というのが正直な気持ち。要するにイロモノとしての衝撃です。
でも、当時もそうですが、乗っているオーナーさんはみんな楽しそうなんですよね。
今回懐かしいこのムルティプラを見つけて、晴れてたらよかったなあ、と思いました。
楽しそうなオーナーさんのお話が聞けずに残念でございました。

さて、こちらはルノーのアヴァンタイム。
ルノー車ではありますが、知る人ぞ知る代表作マトラ・シムカのあのマトラ社が生産を行っていた実に「お高い」高級車でございました。

確か殆ど売れず、二、三年で生産中止され、こんなに綺麗な個体に出会えて懐かしいやらうれしいやらでした。内装とか見せてもらいたかったなー。
ムルティプラもそうですが、EVOQUEのようなSUVが流行る前にちょっとしたブームだった「カッコいいミニバンみたいな?」系のクルマです。
最後端まで伸ばした上で、ストンと落としたルーフ。そこからさらにクチバシのように飛び出させたトランク部分の一見収まりがつかなそうな意匠と日本車ではできない吹っ切れたデザインオリエンティッドなテールランプまわりの融合力など、見れば思わず笑顔になっちゃいますよね。
燃費なんかは超悪そうですが、その辺りも「意外にいいですよ」なんていうオーナーさんの強がりを聞きたかったです。

さて、こちらはたぶんオーナーズクラブ?
フィアット・クーペ。

アルファGTVとかのベース車両的な地位もありますね。
これも出た当初、かっこよかったなあ。あこがれましたっけ。
サイドの跳ね上がったラインが実に特徴的。それに体言止め的躍動感を与えるかのように前後をぶった切り、マス感を助長。個人的にはアルファのそれよりクーペ・フィアットのこのラジカルで近未来的なデザインの方が好きでした。それにこっち、派手な色であればあるほど個性際だってかっこよくなる感じでしたし、本気で欲しかったなあ。
オーナさんには見切りの悪さについての見解を交えつつ、維持の苦労話などを伺いたかったです。

こちらはチンクエチェント。古い方の。

私、新型も旧型も500は大好きなんですよね。
Tシャツ二枚も持ってますし、日常的に着てます。(・∀・)
それくらい好き。
まあクルマの成り立ちとかはもはやどうでもよくて、500が愛車で楽しい! という雰囲気のオーナーさん達(この手の500のオーナーさんはたいてい奥さんか彼女と参加)の笑顔が見たかったという感じ。
FIAT 500は「空気を読まない軍団」ことEVOQUEとタメを張るくらいたくさん参加されてましたが、私の選ぶ「ベストレッサー賞」がこれ。
500に限ったことではないのですが、クルマって個人的にレーシーに向いたモディファイよりこういうセンスの方が好きです。

さて、舌の根も乾かぬうちに「レーシーに向いた」こちらはロータスヨーロッパ(たぶんスペシャル?)。

なんというか、これは「コスプレ賞」とでもいいますか、ある意味痛車でもありますが、白いロータスヨーロッパを持っていたら私でもこれをやってみたいと一度は思い、実行するでしょうね。★がないのがコスプレとしては物足りませんが、
「いや、コスプレじゃないですから」
「バトルとかしませんから★なんてつけませんよ」
なんていうオーナーさんの声が聞きたかったなあ。

さて、最後はFIAT X1/9。
というか、私ってフィアット好き?

マツダから「ユーノス・ロードスター」が発売されるまで、ライトウェイト・オープンエアスポーツカーって殆ど無かったんじゃないかと思います。
ユーノス・ロードスターはご存じのようにLOTUS ELANのオマージュでしたが、私はELANより断然このX1/9が好きです。
理由はなんというか、ELANってデザインとか性能とかそういうもの以前に蘊蓄が面倒くさいというか、コリン・チャプマンがどうとかどうでもいいんです。
その点、X1/9は大メーカーが作ったマスプロ路線なのでそういう「軛」とはある意味無縁で純粋に「そのもの」を楽しめる気がするんです。
ええ、ELANもX1/9もどっちも所有したことがないので実際はわかりませんが、少なくとも私の中ではそんなイメージがあるんです。
なんとうかストーリーを理解・共有しないと「ソサエティ」に受け容れられないというか、そんな「めんどくささ」込みなのがELANであり、「どうだいブラザー、調子は?」なんて声を掛け合ってニカっとできるのがX1/9というか、そんな感じ。
なのでX1/9大好き。
いえ、別にELANが嫌いなんて言ってません。ご近所にもELANをレストアしている物好き……いやエンスージアストがいらっしゃいますしね。
あ、私この「エンスー」とか言う変な日本語は大嫌いです。

そう言えばFIATがFIATブランドで新型のマツダ・ロードスターの姉妹車を出すそうですが、楽しみです。
噂ではFIAT 124スパイダーの名前で出るんじゃないかと言われていますね。
MRのX1/9とROADSTERは駆動方式が違うのでX1/9の後継車ではなくて、124スパイダーの後継車ってことのようですが、とっても楽しみです。
というか、124もいいですけど、バルケッタ後継車とかX1/9の後継車も欲しいところです。
アルファロメオの名前でカーボンとか使っちゃってちょっとマジ入っちゃった4cは値段も「ちょっとマジ入っちゃった」感じですが、アレをベースにカーボンとか使わないで庶民に手の届くX1/9後継車なんかを4cの半額とはいわないまでも安価に作ってくれたらうれしいなあ、なんていう話をX1/9のオーナさんとしたかったなあ。

ということで、ミラ・フィオーリにもの申す! のコーナーでした。(・∀・)

オマケの一枚は「空気を読まないEVOQUE軍団(いい意味で)」