趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 vs. M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 その2

カメラ

同門対決ふたたび(初出:2012/12/28)

今回撮り比べて両者の違いを感じたのは、実のところ画角です、画角。
同じ17mmなのに両者はかなり違ってます。

ボディの空間座標は固定。つまりルーンが使える状態にして、レンズを交換しただけです。
ピント位置も同じ。
なのにこれほどの画角差がでるのはちょっと驚きました。

上がF1.8、下がF2.8です。
これだけ違うとうーん、という気になります。
どちらも「基準値内」なんでしょうけれど。

レンズの評価は遠景の人工物の解像感や微妙な画角だけで成されるものではなく、物理的な体積やサイズや質量、さらには官能評価に直結するデザインやマテリアルなど、様々なものがあります。
もちろん物理的な明るさはその最たる物でしょうしボケ量や前ボケ後ボケの「味」などを重視される方は重視されるのでしょう。
ですがそう言うのをまったく考慮せずに勝手な感想を言っちゃいますと……。

「17mmF2.8でいいじゃん!」

でございますよ。
画角は広いしピクセル等倍にしてもあんまり差がわからないし、きょうびISOオートですから、ガシガシ撮るスナップ用途などだとほとんど新型の恩恵はないな、と。E-M5だとさらに強力な手振れ補正が働くので、F1.8のアドバンテージが生きるシチュエーションは限られるでしょう。
もちろんそのアドバンテージを得たい人にはピッタリのレンズだと思うのですが、私の用途だと99,9%はF2.8の旧型でOKだと思われます。
何より旧型は薄いし、軽いわけで。

まあ、そう言うわけで私の様なお気楽な撮影スタイルの人は敢えて新型を買う必要はない、というのが現時点での私の結論でございますです、はい。

なので!