ASUSのChromebook、Flip C101PAを一ヶ月使ったので、同じASUSのFlip C302CAを(も?)買ってみた
◎C302CAを買った理由
ASUS Chromebook Flip C101PAのレビュー記事はこちらからいくつかありますのでご参照ください。
第一回
まとめ(最終回)
C101PAについては、大満足の一品、いや逸品でございました。
4万円クラスでありながら、値段以上に作りがよく、私がサブノートに求める機能はほぼ満たしているばかりか、特に速度については快適そのもの。
なんというか、満足度ばかり高くてこれといった不満がないという、なんというか「負けた」感漂う脱帽デバイスでありました。
じゃあ、なんでたった一ヶ月使っただけでC302CAを買ったのかっていう話になるわけです。
理由は簡単。
C101PAにはバックライトキーボードがないからです。
強いて別の理由を付け加えるならば、ディスプレイの解像度、特に縦側の解像度がもう少し欲しかったから。
C101PAは縦800。ツールバーを「自動的に隠す」設定で、少しでも高さを稼いで運用しています。
◎C302CAを買った本当の理由
えー。
まあ、言い訳としては前述の通りなんですが、実はホンネというか心の理由は……。
そうだよ。C302PAを使ってみたかったからだよ!
やっぱし
こんな感じ。
C101PAを使って私のサブノートとしてはChromebookがベストだと確信が持てたことで、もう少しハイスペックなモデルが欲しくなったのです。
ただし、それはWindowsノートやMacbookなどで求める「CPU速度」とかそういう部分の「より速く」を求めたわけではありません。
速度はC101PAで充分でした。
問題はディスプレイの解像度です。だから前述の「理由」は嘘ではないのです。嘘ではないのですが、C101PAの縦800でも理性的には充分運用できると判断していたので、「贅沢をいえば」という項目になります。
なので、好奇心から高価なC302CAをポチるには、もうひと押し自分に対する理由が必要でした。
それが「バックライトキーボード」であり「さらなる余裕の速度」であり、「Kindleを使うなら内部ストレージも16GBでは心もとないのでは?」などの理由。
割り切って使えばC101PAで充分。
でも、C302CAを使ってみたい。
だから理由を探した。
そんな感じです。
そして決め手になったのがこれ。
「ノートPCなんて、私は毎日持ち歩かないじゃないか」
そうなんです。
私の持ち出しPC、つまり通勤カバンPCはGPD WIN2です。
もちろん、通勤電車でGPD WIN2じゃなくてC101PAで執筆作業をすることは可能です。
そりゃあ、親指タイプのGPD WIN2よりC101PAのほうが作業はかなり快適で速いでしょう。
でも、通勤電車でラップトップは使いたくないというのがホンネです。
C101PAはタイピングはほぼ無音で周りに音で迷惑をかけるようなことはさなそうですが、ラップトップを開いているという行為自体が迷惑であろうと私は思っています。
C101PAは10.1インチでサイズとしてはかなり小型ですからさほど迷惑ではないという考え方もあるでしょうけど、混んだ車内で膝上である程度の空間を占領するのは目の前で立っている人に対してストレスを与えるのは間違いないのではないでしょうか。
もちろん感じ方、考え方は人それぞれでしょうが、心の狭い私は自分が立っていたとして、その前でラップトップを広げられるとストレスを感じます。電車が揺れたり、誰かに押されたりした祭に開いたディスプレイに体の一部があたってしまい、舌打ちされたことがあるからです。
それ以来ラップトップを広げている人の前には立たないようにしていますが、満員のときはそうもいきません。身動きできない状態で、目の前に座っている人がおもむろにバッグからラップトップPCを取り出すこともありますしね。
じゃあ電車以外、例えばカフェで使えばいいじゃないかという話になりますが、いろいろあって平日にそういう時間はほぼとれません。
強いて上げれば昼休みの食事後のちょっとした時間はありますが、わずか30分弱の時間の為にバッグにノートPCを入れて通勤する手は「ないわー」です。
つまりこういうことです。
「主に家の中や旅行先で使うのであれば、ノートPCは別にミニマムなサイズである必要はないんじゃない?」
言い換えるなら、私が普段からノートPCを持ち歩くスタイルであれば、10.1インチのC101PAはまさにジャストサイズなのです。
◎普通のサイズのChromebook
実は「C302CAがほしい」ありきではありませんでした。
C101PAより大きめの、つまりは13インチクラスの、キーピッチが19mm確保できる普通のサイズのChromebookを導入したいと考えていたのです。
最初に候補に入れたのはハイエンドChromebookともいえる、GoogleのPixelbookでした。
正規品はありませんので、日本のAmazonで割高な並行輸入品を買うか、USAのAmazon.comあたりから輸入するかしか方法はないわけですが、こちらは早期に諦めました。
もちろん技適がないことは当然ですが、初期不良などが起こった際の面倒くささを考えるうちにめんどくさくなってきたからです。
Pixelbookが候補から外れた時点で、C302CAに決まったようなものでした。
そもそも日本で正規販売しているChromebookは選択肢が少なく、というか、現時点(2018年8月現在)13インチクラスは他に選択肢がありません(よね?)。
なので迷うことなくC302CAに決まりました。
値段ですが、C101PAの4万円に対してC302CAは6万円半ば。かなり割高な気がします。
Amazon.comあたりから購入すると5万円強で購入できますし、同じモデルなら技適は問題ないはず。ですが、記述の通り修理などが面倒なので私はチョイスしません。
まあ、ホンネを言うと不必要な、つまり私が全く使わないキーが多くてキートップの印刷もごちゃごちゃしていて醜い日本語キーボードは大嫌いなので英語キーボード版の方が好みなんですが、ね。
できれば日本正規品もキーボードはチョイスできるといいのに。Macbookのように。
ということで、使い心地などの詳細は少し使い込んでからにしたいと思います。