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☆ホノルル・センチュリー・ライド(HCR)に備える アイテム編 その7【新型アルテグラ3点セット】

ホノルル・センチュリー・ライド
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思い切って導入。(初出:2017/09)

先日盆休みの炎天下に敢行した「湖北100kmライド」でテストしたHCR用のアイテム評価第六弾です。
なお、100kmロングライドで使用、評価したHCR用のアイテムは次の通り

その1:日焼け止め「アグレッシブデザイン Sun Protect”Fighter”」(既報)
その2:疲労低減カーボンハンドルバー(既報)
その3:チューブレスタイヤ&ホイール(既報)
その4:シートポジションの変更(既報)
その5:インカム(既報)
その6:盗難防止装置&ウインカー(既報)
その7:モバイルバッテリー
その8:その他(←追加)(今回)

今回は諸般の都合から「その7」をパスして「その8:その他」のうち、つい最近モデルチェンジを敢行したシマノのバイクコンポーネント「ULTEGRA R8000シリーズ」から前後ディレイラーとSTIの3点セットの感想を。

もちろん電動ではなく、ケーブル式です。
なぜなら電動アルテグラはまだ発売されていないから。
というか、出ても高くて導入出来ないので結局ケーブル式(機械式)をチョイスするわけですが。

新車購入時から標準装備だった5800系105のSTIレバー。
行ってみれば最後に残ったオリジナルパーツだったのですが、当初から変速フィーリングがどうにも気に入りませんでした。
はじめはディレイラーのせいかな? などと考えて前後ディレイラーを105系から6800系アルテグラに変更しました。
多少良くなかったかも? という気分でいましたが、同居人がフルULTEGRAのバイクを購入したので乗って操作してみると、これが全然違う!
なので「これはレバーか! レバーなのか!」という感じで「いつかULTEGRAのSTIレバーに換えてくれる」と心に決めていたのです。

だがしかし。
STIレバーって交換するのがめんどくさいんですよね。
チネリのネオモルフェというハンドルバーのところにも既に書きましたが、ケーブルがハンドルバーやフレームに内蔵式だと交換とかけっこう大がかりになっちゃうわけで。
あと、そもそもSTIレバーって目に見える不具合とか故障とかしにくい感じ。

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つまりグズグズと先送りになっておりました。
その甲斐あって? アルテグラが新型にリニューアルしました。
時を同じくして旧アルテグラのフロントディレイラーがちょっと不調気味に。
「全てのタイミングが交換を促している!」ということで、出たばかりのR8000系のSTIレバーに交換することにしました。
当然不調のフロントディレイラーも新型に交換です。
そして新型アルテグラのSTIレバーが本気を出すには「前後セットでしょう」ということで「将来的にスプロケットを34Tまで上げる(下げる?)かもしれないし」という理由もつけて一気に交換する事になったのでした。

で、けっこう走った上での感想ですが……。
まずフロントの変速は劇的にスムーズになりました。

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これはもう、なんというかナミダモノです。
インナーに落とす時はさほど劇的でもないのですが、アウターに上げる時のスムーズさには感動します。
旧型の場合、レバーを倒したままにしてアウターにチェーンが「確かにかかった」感触を得てからレバーから手を離す必要があったのですが、新型はレバーを倒すと、それでアウターにチェーンがかかり終えているという感じ。レバーを押し込んで待つという「溜め」が不必要なのです。

対してリアディレイラーですが、これは「気持ちソリッドになった」程度で劇的というような改善はありませんでした。
ちなみにスプロケットカセットは旧ULTEGRA、チェーンはDuraAceです。

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STIレバーの形状変化による握り心地の違いですが、これははっきり言って「さっぱりわかりません」ですね。
変速レバーの操作感は「シュッとした」感じに改善されていて105にあった「グニュ感」とは別物だと感じました。

以上、簡単ですがそんな感じです。