やっはろー(‘ω’)ノ
皆さん、GWはいかがお過ごしでしたか?
我が家的にはGWは特別な週間でございまして……それというのも私の誕生日と結婚記念日がGWの最初と最後の日だったりするからなんです。
そんなわけで現役時代は貴重な長期休暇という事も重なっていて奮発して旅行に行ったり、ちょっとしたレストランを予約して贅沢目なディナーなどとしゃれこんでいた時期がございました。
だがしかし。
夫婦ともに完全な無職となった今は違います。
「ゴールデンウィーク? そんなの家から一歩も出ずにダラダラ過ごすにきまってるじゃん!」
でございますよ。
何が悲しくて日本国的民族大移動の「人また人」「車また車」というデンジャラスな時期にデンジャラスゾーンへ向かわないといけないのでしょう?
すなわちGWと盆暮れ正月は外に出ずにやり過ごすのがいらぬトラブルを避ける最良の選択だといえるでしょう。
うん。やっぱ無職っていいですねぇ。(*’▽’)
そしてそのGWと盆暮れ正月の私のひそかな楽しみといえば、アレです。
TVの渋滞中継や駅や空港の混雑中継を見ながら「おーほっほ、愚民どもは大変ですわね~」とニヤること。
いやあ、我ながらいい性格してますよね、私。
にして夏っぽくなってまいりましたね。
GLC Coupeで迎える初めての夏。
日本の夏。
緊張の夏。
別に緊張はしませんが、酷暑時代の日本の夏におけるエアコンの効きが実際のところどうなのかな、というところは非常に気になる今日この頃です。
というわけでサクサクと続きをいってみましょう。
◎「走る」のまとめ
・電気仕掛けで制御されたエアサスやダンパーによる腰の据わった、それでいて軽やかでもあり、しっとりとした乗り心地
・ちょっとした上り坂くらいなら平坦路に感じられるほど楽ちんなトルクを生み出すよくできた実用ディーゼルターボエンジン
・快適な高速クルージングができるのは防音ガラスとふんだんに奢られた防音材のおかげか
・センターキープ機能を含めたACCの出来栄えは過去に所有した車の中でもダントツにいい
◎曲がる
次は動的なフィーリングについて。
SUVという車形を考慮した評価になりますが、2トンを超える車重が体感できないほどクルクルとよく曲がってくれます。
最小回転半径は20インチの幅広タイヤを履くDセグメントのSUVとしては極めて小さい5.1mですから小さい車、例えばヤリス並みの小回り能力があるという事です。
ただし「軽快に曲がる」とか「鼻先が軽い」などという表現とは遠い位置にあります。
ステアリングはあくまでも重厚なフィーリングを保った上で4WDと4WSというシステムが「よく曲がる」と感じさせてくれます。
GLC Coupeのリアアクスルステアリングといういわゆる後輪操舵システムは切れ角が最大4.5°と比較的大きいこともあって、普通に交差点を曲がるだけでも「あ、リアステアが効いているな」とわかるくらい、独特の小回り感をフィードバックしてくれます。
ちなみに舵角はディスプレイでこのようにリアルタイムに表示されます。もちろんこれを見ながら運転はしませんが、助手席に座っているときにはこういう表示で「この曲がり方だとリアはこれくらい動くのか」なんて楽しめます。サスペンションも4輪それぞれの動きがタイムライン的グラフのように表示されてこちらも楽しめます。
山道のタイトコーナーなどでは「こんなに曲がっちゃうの?」とびっくりするほど。
あまり現実的ではありませんが、高速道路で急なレーンチェンジをしたとしても恐ろしくビタっと安定した挙動を示してくれるので人によっては「オレって運転がうまくなったんじゃね?」と錯覚してしまうことでしょう。
ステアリング自体のフィーリングを一言で表すなら実に落ち着いていてしっとり(あ、二言だった)。
直進性はビシっとした安定感がありながらも舵角を与えればベアリングを回すかのようなスムーズななめらかさが快感になってきます。
静から動への移行に妙なツッパリ感などがないステアリングフィールは、地味な要素かもしれませんがメルセデスが標榜する「安楽な運転体験」の為の縁の下の力持ち的な「性能」なのだと思います。
これらは「メルセデス」というよりも「縦置きフロントエンジン+リア駆動」という車自体の基本的なディメンションがあってこそだといえるのかもしれません。
同じ4WDであってもFFベースとFRベースでは超えられない壁のような違いがありますからね。
とはいえ物理の法則にはあらがえません。
2トンを超えている車のイナーシャは2トンを超えている物体の慣性力を持っているわけです。
それを担保するためか前後のタイヤ幅が大きくなってます。
大きなイナーシャをグリップさせるために幅広タイヤをはいているわけで、よく曲がるからといって調子に乗って限界を超えると2トンという質量のしっぺ返しを食らうことになりますので、このサイズの車、特に車高の高いSUVに乗る人はいつもそのあたりを念頭に置いた慎重な運転を心掛ける必要がありますね。
ロール「感」は少ないほうだと思います。
というかSQ5と比べても「ロールが少ないなあ」と感じています。
おそらくこれもリアアクスルステアリングの恩恵が大きいのでは?と考えております。
◎止まる
最後になりましたが、ある意味車でもっとも重要な項目はブレーキだと私は思っています。
GLC Coupeのブレーキはヨーロッパ社のスタンダードである鋳鉄ローターをアルミブロックのキャリパーで挟むタイプです。
GLC Coupeがちょっとイケてるな、と思うのはフロントブレーキのキャリパーに対向ピストンを奢っていることです。
スポーツモデルでもパフォーマンスモデルでもない2リッターのディーゼルを積むGLC/GLC Coupeでも「効けばいい」だけじゃなくてそこにちゃんと「見栄え」という要素を忘れていないところに好感が持てるというかありがとうというか……。
まあ2トンを超える質量を「ちゃんと」止めるためにはブレーキにコストはかけまっせ、もちろんコストをかけたところは「ちゃんとええもんを使ってますねん」アピールさせてもらいまっせというメーカーの姿勢ととらえてもいいかもしれません。
GLC Coupeの前に乗っていたAUDIの新型(現行)SQ5って普通の片押しキャリパーだったんですよね。
旧型はちゃんと?対抗キャリパーを使っていたのにコストダウンの為に軽自動車と同じ見た目の片押しキャリパーを使うとか、終わってるんじゃね?と思いましたっけ。「赤く塗ってごまかしてんじゃねーよ!」と言いたい。
自分の車に乗り込むとき、フロントホイールの中身を見るたびにがっかりしたものでした。
腐っても(腐ってないけど)SQ5は0-100km/h加速が4秒台を誇るパフォーマンスモデル。そのモデルの足元が見栄え無視の片押しキャリパーはないでしょ、と思うんです。
もちろんメカ的には「十分な効きを担保しているのでまったく問題ありません」なのでしょうが、パフォーマンスモデルとかってそうじゃないんですよね。価格が高い分、それに見合った視覚的な満足感が欲しいと思うのがオーナー心理。そもそもパフォーマンスモデルは高額で、購入者はそれをわかってサイフのひもを緩めているわけですからその辺のコストを価格に乗せるのは正義といってもいいんじゃないかとおもうんですが……AUDIはそこのところをはき違えてるように思います。
えっと、GLC Coupeのブレーキの話でした。
2トンを軽く超えているGLC Coupeですが、踏めば普通に効きます。なんの不満もありません。Macan GTSで感じためっちゃ効くんだけどフィーリングはオーバーサーボ……みたいな違和感もなくこれと言って嫌なところがない素直なフィーリングです。
マイルドハイブリッドなので回生ブレーキも入っているわけですが、このあたりのフィーリングについては口うるさい老人ドライバーを多く顧客に持っているメルセデスならではの気遣いがあるのだろうなと感心しました。
毎回引き合いに出して恐縮ですが、ここもAUDI SQ5より「こなれている」と感じる部分です。
BMWやAUDIなどのライバルに比べて同じグレードだと割高なメルセデスが、こういうところにちゃんとコストをかけているのだと理解すると「お値段以上」じゃないですが、値段差に納得してしまうんですよね。
さすがメルセデス、「さすメル」と言っていい部分だと思います。
◎日常使いという切り口から見るGLC Coupe
お次はいよいよ?各論的な部分に入りたいと思います。
○マイルドハイブリッドシステム
まず素晴らしいのはISGというマイルドハイブリッドシステム。
GLC Coupeに乗って目からうろこが落ちたのが同じマイルドハイブリッドシステムでも、他社や他車との埋められないレベルで素晴らしいと思えるその快適性です。
他社や他車の多くはエンジンの始動にスターターモーターを使います。
他社や他車の多くはアイドリングストップしているとエアコンが切れます(もしくは強度の弱体化)。
他社や他車の多くは補器類の多くをベルトで駆動しています。
これらのネガをすべて解決するのがメルセデスのISGというシステム。メルセデスにはBSGというシステムもありますが、それは他社の他車と同レベルのハイブリッドシステムであって、ISGとは別物です。
夏に市街地を走る際、アイドリングストップするとエアコンが切れたりエンジンが始動するたびにスターターが回ってムダに何度も初期回転が上がったりするストレスが存在するわけですが、ISGにはそれがありません。
エアコンのコンプレッサーはベルトを介さず直接ハイブリッドシステム用バッテリーが駆動しますし、スターターモーターではなくクランクシャフトに直結した部分をモーターで回してエンジンを始動するのでエンジンは始動時でも必要な回転数にしかなりません。
つまりISG搭載車は普通のマイルドハイブリッド車と違って、アイドリングストップ機能をオフにする合理性がなくなっているのです。
エンジン始動時のストレスよりハイブリッド用のバッテリーの劣化で交換コストがかさむから環境にも財布にもエコじゃないしアイドリングストップ機能は使わないんだという人は「それらのネガが存在しないマイルドハイブリッドがある」と認識してほしいですね。
エンジン始動やエアコン駆動に使っているバッテリーは走っていれば回生機構のおかげで常に充電されていますからエンジン始動によるバッテリー劣化とかそもそも心配することが人生のムダでしょう。
エアコンについても永遠に作動し続けるわけではありません。バッテリーの電力残量に依存するのは当たり前です。
つまり停止時間が長くなればエアコン駆動のためにエンジンがかかるのは普通のマイルドハイブリッドと同じです。が、通常の信号待ちなどではエンジンがかからずにエアコンは作動してくれるわけですからメリットが大きいのは間違いないところです。
何が言いたいのかというと、アイドリングストップによるネガはないので単純に燃料の節約になるからISG搭載車に乗っている人はアイドリングストップをストップするのは意味がありませんよ?ということです。
そういう感じでGLC クーペに慣れてしまったことでもう二度とベルト駆動方式のマイルドハイブリッド車には乗りたくない気分になってしまっております。
あ、ネガといえばそれがネガかもしれませんね。
○オーディオシステム
私のGLC CoupeにはBurmesterという英国ブランドのオーディオシステムが搭載されています。
BurmesterといえばMacan GTSで70万円くらいの値札がぶら下がっていたオプションですが、GLC Coupeのソレは【AMGレザーエクスクリーシブパッケージ】という861,000円(私が購入した時点の価格)のセットオプションの中に入っていて単体の値段はわかりません。
このセットオプションの中身はこんな感じ。
・本革シート
・ブラックオープンポアウッドインテリアトリム
・シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)[運転席・助手席]
・ヘッドアップディスプレイ
・Burmester 3Dサラウンドサウンドシステム
・ステアリングヒーター
・エアバランスパッケージ
あくまでも個人的な感想ですが、これだけのオプションが込みでこの値段というのは相当に割安だと思います。
と同時に「Macan GTSのオプションのBurmesterと比べると(値段が安いわけだから)グレードが落ちるんだろうな」とも。
とまあこんな感じで納車されたGLC Coupeのオーディオの音はどうだったかというと……。
「……普通?」
ええ、なんというか期待がちょっと大きかったのかもしれませんが、完全に期待を下回る音質でした。GLC Coupeに乗っていて感じる数少ないイマイチな項目といえるかもしれません。
ただ誤解のないように申し添えておきますとGLC CoupeのBurmesterの音質は決して悪いわけではありません。何と比較するかにもよりますが、例えばほとんどのDセグ以下のSUVの標準オーディオよりはいい音といえるのではないでしょうか。オプションだしね。
また初期よりもバーニングというかエージングが進み、10,000kmを超えてきた今では納車直後と比べてはっきりとヌケがよくなってきましたし、そもそも基本的には「それなりにいい音」なのです。
サラウンド効果やイコライザーも当然ながら用意されていますし、各項目を対話形式で選んでいけば好みの音にお任せカスタマイズできるなんてことも可能です。つまりオプションのプレミアムブランドオーディオならではの満足度はそれなりに得られるのは間違いありません。
それなのにあえて「期待外れ」だと書いたのは個人的な都合も大いに影響しているのではないかと思います。
というのも原因は直前?まで乗っていたAUDIのSQ5にあるように思うんです。
SQ5にオプション装着されていた【Bang & Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステム (16スピーカー)】がバーンインもまだ行われていない段階、つまり聴き始めた瞬間から「あ、いい音じゃん」という感じでつまり相当良かったわけでして、それと比較すると第一印象として「イマイチだなあ」と思ってしまったのでしょう。
またまた誤解のないように申し添えておきますと音質なんて人それぞれ好みが違いますので絶対的な評価だとはとらえないようにしてください。
そのうえであえて個人的に評価点数をつけるなら、AUDI SQ5のBang & Olufsenを10点だとするとGLC CoupeのBurmesterは6点といったところでしょうか。
ただし、スピーカーの「見た目」ではBurmesterが圧倒的な勝利を収めていると思います。
あのギラついた見た目はGLC Coupeの内装によく合っていて、いわゆる「高級感」が味わえます。
この項目に評価点数をつけるとして、GLC CoupeのBurmesterが10点だとしたらSQ5のBang & Olufsenの見た目は3点……いや4点くらいでしょうか(個人の感想です)。
つづく。











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