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★【GLC Coupe 220 d 4MATIC(C254)】長期レポート:第二回

GLC Coupe

ちゃろー(*’▽’)

GLCは日本で一番売れているメルセデス!

もっとも売れているのはGLCであってCoupe少数派ですけどね。
とはいえ後部デザインを除くとGLC Coupeもメカ部分はすべてGLC。

すなわち最も売れているという事実はGLC Coupeにもデザイン以外は当てはまるということ。
そしてセールスの実績がGLCがいいクルマなんだってことを雄弁に物語っている訳でして、今更私が語るべき事があるのかどうかですが……でも当然ながら語るわけです。
「いいクルマ」の基準なんて100人いれば100通りですからね。

というわけでGLC Coupeレポート、第二回です。

◎どこがどういいのか?

総論は前回書いた通り。
今回は私がGLC Coupeの「どこを」「どれだけ」気に入ったのかを語りたいと思います。

○内装に「いいもの感」がある

エクステリアについては置いといて、とりあえずは内装からいきましょう。
ただし最初にお断りしておりますが、私のGLC Coupeはシャーシ系と内外装を合わせて計約250万円のフルオプションを付けた個体なので同じ220dでもほとんどオプションが選べないcoreやそもそもフルオプションではない220dには当てはまらない感想やコメントが多々あると思いますのでその点ご了承を。
もっともこれはGLC Coupeに限らず、オプションでガラッと印象が変わる車ならどれにだって当てはまる但し書きだと思います。

なのでいちおう確認のために私が選んだオプションを記載しておきます。

◆ヴェルデシルバーメタリック

◆パノラミックスライディングルーフ

◆AMGラインパッケージ
・AMGラインエクステリア
・20インチAMGアルミホイール(RRN)
・ボディ同色ホイールアーチ
・AMGラインインテリア
・スポーツシート
・本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)
・シートヒーター[後席左右]
・スポーティエンジンサウンド

◆AMGレザーエクスクリーシブパッケージ
・本革シート
・ブラックオープンポアウッドインテリアトリム
・シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)[運転席・助手席]
・ヘッドアップディスプレイ
・Burmester 3Dサラウンドサウンドシステム
・ステアリングヒーター
・エアバランスパッケージ
・サウンドパーソナライゼーション機能

◆ドライバーズパッケージ
・リア アクスルステアリング
・AIRMATICサスペンション

まず気に入っているのが内装の「いいもの感」です。
GLC Coupeはドアを開けた時からわかりやすくこういう気分に浸れます。
敢えて引き合いに出しますが、これは直前まで?乗っていた新型SQ5では全く味わえなかった感覚です。
「ドア開けインプレッション」的なSQ5の評価は
「え、諸費用込み1300万円のクルマの内装ってこんなものなんスか?」
というものでした。
しかしGLC Coupeはそれなりの満足感が得られます。

もちろん「それなり」であって「うわ、超高級車じゃん!」というほどのパンチ力はありません。
「高級車」感はありますが「超高級車」感はない、ということ。

そもそもこういう官能評価は極めて個人的であやふやです。高級車と超高級車の違いは何だ?という前提の話もありますし、普通のクルマと高級車の違いだって人によっていろいろですし。

私の場合は総支払額が1000万円を超えたら内装には「高級車」としてのそれなりの矜持を求めます。
ただし私は「超高級車」には一生縁がないと考えておりますので高級車と超高級車の違いは肌感覚としてあんまりイメージができませんがドアを開けた瞬間「これは参りましたな」と思える内装が超高級車なのだろうと思います。

誤解してほしくないのですが、私はGLC Coupeを「高級車」だとは全く思っていません。少なくとも高級車を買おうとしてGLC coupeを選んではいないのです。
「高価なクルマ」だとは思いますが「高級車」とは思っていない。そうはいいつつも値段なりの納得がいく内装であってほしいというのが、まあ我ながらワガママな注文ではあります。

閑話休題、GLC Coupeの内装の話にうつりましょう。
「わかりやすい」高級感があると書きましたが、この「わかりやすい」というところがミソでしょう。
ここでいう「いいもの感」はもともとその車が持っている……というか演出している高級感がベースにある系?のものです。言い換えるなら必要なオプションを選ぶと軽く4桁万円を超えちゃうクルマに見合った佇まいがある事は前提で、それに加えて(オプションで選べる)内装のマテリアルや色などに支払ったオプション代が要求水準以上であることが重要です。
つまりGLC Coupeの内装に支払った対価に見合うモノを私は得たということになります。そりゃあ満足するでしょうよ、という話ですね。

具体的な満足ポイントを上げておきましょう。

○内装のデザイン言語

まずは内装テーマ、みたいなところ。全体のレイアウトというか造形に対するデザイン言語みたいな部分だとお考え下さい。
コンフィギュレーターをいじっていた時にはGLC Coupeの内装、とくにダッシュボードからドアに広がる現行メルセデスに使われている基本デザインに関しては演出過多だと感じていました。

正直に言いますと初見の際は「うーん」というか「これはちょっとやりすぎかなあ」でした。しかし実車が納車されて自分のものになり日々接しているうちに当初感じていた演出過多な造形がだんだんクセになってしまいました。そして今では「確かにこれはいいものだな」と思ってしまうくらいには洗脳されています。

デザイン言語というかテーマに入れていいのかは微妙なところですが、この造形は最近はやりの「アンビエントライト」を含めたデザインだと思うのです。これも当初は「場末のキャバレーのようだなぁ」と思っていたのですが、慣れてくるとこれもクセになるというか無いクルマに乗るとちょっと物足りないというか、そんな感じで今ではウェルカムなサイドに回りました。ちなみに私は単色ではなく時間経過で上下別々に色が変化していくモードがお気に入りです。

そんな感じで日々接しているうちにだんだん内装のトータルデザインに対する理解度が深まっていくんですよね。やりすぎだと思っていた造形やライトアップは演出のためのただの演出などではないこと、それは全体としての大きなデザインであり、それをウインドウやテールゲートスイッチの造形で彩るという、言うなればスキのないデザインにちゃんと仕上がっていることが理解できてしまうともうダメです。

見た目だけでなくタッチにもこだわりが感じられます。タッチのフィーリングに関して好きか嫌いかは評価が分かれるところでしょうが、例えばエアコンダクトの方向を変えるつまみの「カチッ」と小気味よいクリック感などはゾクっとします。

決してメルセデスファンでも何でもない私ですがこういうのを理解してしまうと「さすがメルセデス。サスメルだ」と素直に脱帽するしかありません。

○マテリアルとデザイン

わからない人には全く響かない総論はここまでにして、わかりやすいというかイメージが容易な各論に移りましょう。

まずはいわゆるインパネ周り。
ここはわかりやすい「いいもの感」が物理的に存在していますのでつまり目で確認できます。

残念ながらベースグレードだとただのハードプラスチックですが、オプション(AMGレザーエクスクリーシブパッケージ)を選ぶことによってアッパー部分は総レザー張りになります。厳密にはARTICOという合皮ですが最近の高額車に使われる人口レザーは本革と比べてもそん色のない見た目と手触りなんです。少なくとも私には違いは見抜けません。


耐光性、対候性に加えてメンテナンス性もレザーより上ですから長く乗る人にはむしろレザーより上等なマテリアルだと思っていいのではないでしょうか。
そしてそのARTICOのレザー張りに加え、ステッチが入っているという豪華さです。

このレザー張りはドアの上部にも連続されています。靴が当たる下回りはプラですが、手で触ることのある上部はすべてステッチいりのARTICO張りでしつらえられているのです。

そして、ここが個人的な好みのキモなのですが、レザー部分に縁どられたステッチの色はシートと同じなのです。
具体的にはメルセデス的にはシエナ・ブラウンと呼ぶオレンジがかったブラウン系の色が黒いレザーのフチを彩っています。
シートもサイドとヘッドレストがブラックで背面・座面がシエナブラウンのコントラストなので内装全体がコンビネーションカラーで統一されているのです。私の「いいもの感」センサーにビンビン来るわけですね。

ちなみにコンビじゃなくて黒シートを選ぶと内装はただの黒一色です。

次に私がこだわったのはダッシュボードのフェイシア。
全面ブラック系の本木目パネルで、そこにピンストライプ風にアルミのインレイが入っているという豪華さです。木もポリッシュ系じゃなくてざらざらした表面仕上げになっているのも反射などが少なくて◎。

私は内装全体のデザインよりも、このアルミインレイが入った黒木目ダッシュボードに一目ぼれしてGLCを候補に入れたと言っても過言ではありません。
言い換えると在庫にこのオプションダッシュボードがなければGLCは買わなかったと思います。いや、絶対買ってませんね。これの有無だけで「内装見た目価格」が500万円くらい違うクルマに思えるほどです(私の目では、です)。

それくらい気に入っております。
記述のようりにこれはオプション(同じくAMGレザーエクスクリーシブパッケージ)なのでcoreでは選べずベースモデル系にはないものです。

これらのオプションは走る・曲がる・止まるというGLC Coupeの基本性能には全く関係ないものなの。機能面のみでクルマを選ぶ人には意味不明な感想かもしれませんが、クルマというのは走行中ほとんどの時間は内装を視界にとらえているわけで、そこに満足感があるクルマとそうでないクルマを比べると距離や時間を重ねるほど愛着やそれこそ「満足感」が深まっていくことは必定でしょう。

ついでに記述のシートの色についても少し。
前述のとおりAMGレザーエクスクルーシブパッケージで選べる黒とオレンジっぽい茶色のツートーンの前後席でして、これも非常に気に入っております。
他には黒一色と黒赤が選べますが、圧倒的に黒一色だそうです。たまに赤黒。
完全に好みの世界ですが、私はドアをあえた時にそこが黒一色の内装だと気分が上がりませんが、日本人(の特に老人)の多くは黒が高級感があっていいという評価をされるようで(ヤナセ調べ)。
私と同じ茶黒コンビのGLCは100台に1台あるかどうかレベルで結構レアだそうです。これはすなわち言い換えると(日本では)不人気内装ってことなのでしょうね。

実はこれらは日本特有の問題というか訳があって、日本でメルセデスを買う人の90%以上の人は黒・白・銀の3色のボディーカラーから選ぶんだだそうです(なので廉価量販グレードの「GLC core」はその3色しか設定されていない)。そしてそれらの外装色にシート色を合わせると無難な黒が大半。たまに冒険する人が赤をチョイス、というロジックなのでしょう。茶色は中途半端というか黒白銀には合わないと判断されているのでしょう。

試しにメルセデスジャパンのサイトの「オンラインショールーム」をチェックしてみたのですが確かに茶黒コンビ内装は1%以下でした。黒白銀のボディーカラーも同様に1%以下でした。もっとも国内在庫の90%は「core」グレードなので。

そういえば自分で運転した試乗車を除くと、私と同じ色のGLC/Coupeを路上で見かけたことは一度もないですね。

長く目にする内装にこそカネをかけるべし(ただしスポーツカーは除く)」

これが今回の主旨&私の座右の銘でございます。

続く

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