趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★小物導入シリーズ【PORSCHE Macan GTS】Ⅺ オールウェザーフロアマット

PORSCHE Macan

やっはろー(^^)/

MacanはSUVなんだから、フロアマットは当然ゴム製だよね

なーんてことは私、全く思ってませんよ。
でもゴムマットは買いました。
なぜなら「フロアマットの掃除がめんどくさい」って思う人間だからです。

◎スキーやハイキングなんかには必需品

SUVなんだからフロアマットは当然ゴム製、という「だから当然」論には賛成できませんが、「SUVにはゴム製フロアマットがよく似合う」とは思います。
いや、ちょっと言い換えましょう。
「SUVはフロアマットがゴム製でも違和感がない」
こういう感じ?
見てくれ的なお話では、ですけどね。

私なんか実はゴムにはこだわりませんが、どんな車であれフロアマットはヘヴィ・デューティーであってほしいと考える派です。
なので2シーターミドシップスポーツカーだろうがフォーマルな4ドアセダンだろうがフロアマットはオールウェザータイプを敷いちゃったりするんです。
が、ドアを開けたらやっぱり「うーん、カッコよくない」って思うことがあるわけですよ。
その点、SUVだと逆に「正装感」が出てまったく違和感がないというか、そういう感じなんですよ。
私は、ですけど。

そのゴムマットをMacanにも導入すべく、いろいろと探していたんです。
気に入っている製品があるので日本でも買えないかとメーカーや代理店に問い合わせをしたりしましたが、主に値段の問題で諦めました。正確には送料が加わると現実的な値段とは思えなかったので諦めたという感じです。
なので消去法で純正品をチョイスしました。
これも海外だと半額くらいでお得なんですが、モノが大きい、重いということで送料がハンパないんです。
数人でまとめ買いしないとかえって高くついちゃいます。
なのでここはディーラーから購入しました。

こちらは標準添付(?)のフロアマット。運転席側の面積が妙に狭いのが特徴です。

※オールウェザーフロアマットは奥のほう(ペダル側)が2段階波打っているのが特徴です。これが滑り止めのつもりなのかもしれません。

このオールウェザーフロアマットは購入時に同時発注する人も多いかと思いますが、ポルシェは新車を買うと納車後3か月間は「Tequiment Package」という名前のサービスがあり、この手のアクセサリ類が全部割引になります。なのでその間に買うのがいいと思います。
もしくは発注時にあらかじめ割引してもらうとか。
私はそういう値引き交渉ができない性格なのでムリですけど……。

この割引制度、バカにできません。
私が買った「オールウェザーフロアマット」は定価28,600円がたかだか23,738円になるだけ(それでも5,000円の割引)ですが、注文した後で「やっぱホイールは21インチにしたかったなあ」なんて人は、130万円のエクスクルーシブデザインスポーツホイール(タイヤ付き)が107万円で変えちゃうので、23万円もオトクなんです?

私のような庶民は「ゴムマットに3万円も払うのか」から「ゴムマットに2万円以上払うのか」に変わった程度なので「クソ高ぇな、おい!」感はぬぐえませんが……。
まあこのご時世、どのメーカーでも専用品はそこそこの値段がしますのでPorscheが特に高いということはありません。むしろもっと高いメーカーのほうが多いです。

で、この製品ですが、ゴムというか「ゴム」で想像するようなゴム感はなく(何言ってんだ?(^^;)、なんというかエラストマーですかね。
純正のMacan専用品なので当然ながらぴったりフィット。Macanのプロフィールをあしらったイラスト?とロゴが入っていて純正感があるのは〇。
全席は固定用のスタッドのおかげでズレの心配もなし。
形状もただフロアマットの素材をゴム系にした、というだけではなく、機能を考えてフチがあるのも〇です。
スキーなんかで雪道を走ったりすると靴についた雪が溶けて水になっても、多少なら車内には影響がないようになっています。
もちろんキャンプやハイキング行なんかでも泥汚れを気にする必要もありません。

べつにキャンプやハイキングなんかじゃなくても普通に観光する際でも、駐車場が未舗装で雨が降ったら路面が泥状になっている、なんてことも多々ありますしね。

ファブリック系と違って繊維の奥に汚れがこびりつくこともなく、簡単に水で丸洗いできれいになるのがいいところですよね。
水を含むことはないので冬でもあっという間に乾くのも美点。

機能的には言うことなし、なんじゃないでしょうか。

そんなわけでゴム製マットにはお世話になっております。
じゃあなんでゴム製マットがそんなに好きかといいますと……って、私がごちゃごちゃ語らずとも「ンなこたぁ、わかっているよ」といわれそうですが、まあそういわずに。

◎ゴム(系)フロアマットの問題点

「見てくれ」以外の問題点としては素材の特性によるものがあります。
それは「滑る」んです。靴のヒールが。
ゴム系の新品にはよくある話で、使い込んで表面がこなれて?くるとマシになっていくわけですが、最初は滑ります。
Macanのこのマットも同じで、乾燥状態で乗り込んだんですが、スニーカーの同じくゴム系素材のかかと部分はリンク上のスケートシューズよろしくツルーっという感じで滑ってくれました。
滑り具合は靴のヒール形状やゴムの素材によって変わると思います。

使用する前に中性洗剤でごしごしして表面の油分を洗い流そうかな、とも思ったのですが、表面に油分があるような手触りでもなかったのと、あとめんどくさかったので(^^;、そのまま使ってみることにしました。

まあこれも経験上、ヒールが滑ろうが、シートに座ってしまえばガスペダルとブレーキペダルを踏むという右足の作業的には特に問題はい、つまり運転するのに支障はないんですが、乗降時には多少の注意が必要です。

あとは「滑る」ということに対する違和感。こちらも経験上すぐに慣れると思いますが、嫌な人は嫌かもしれませんね。
まあ、この手のアイテムは嫌な人とファンとがきっぱり分かれるので、そうそう問題はないと思いますが。

◎満足度

100点満点中、70点です。

いい値段なんだし、ロゴ入れるだけじゃなくて滑らない工夫があってもよかったんじゃないかと思います。