趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★小物導入シリーズ【PORSCHE Macan GTS】XIV スノーワイパー導入【PIAA シリコートスノー FSSY】

PORSCHE Macan

にゃんぱす~(^^♪

あけおめ!

大寒だってのにまだ言ってますね。
そんなことより、やってきましたよ、スキーシーズン!

いろいろあって先のシーズンはスキーを楽しみそびれましたが、今年はとりあえずイケそうです。
そう、Macanがゲレンデ・エキスプレスとして火を吹く(?)時がやってまいりました。

ん~~。
まあ、実は今までのクルマの中でも最高に不安なんですけどね。(^-^;
だって重いんだもん、Macan3 GTS。
なにしろ2トンを軽く超えちゃってますからねぇ。
前車のXC40やその前のXC60より300kgも重いんです。
スタッドレスタイヤを履いていようがチェーンをつけていようが、滑りだしたらそれこそAWDもクソもなく、あとはただ質量の多寡がダメージに影響を与えるわけで……。

そんな状況に陥らないように慎重に、臆病に。その上でよそ様に迷惑をかけないような運転を心がけようと思う次第です。

重量の不安はおいといて、スキーに行く前にクルマの準備は万全にしなければなりません。
ゲレンデ・エクスプレスといえばスタッドレスタイヤは必須ですよね。
昔はラジエター液を不凍液に入れ替えたりすることもあったようですが、最近のクルマはその辺は問題ないようです。
あと気にしなければいけない点としてはウインドウォッシャー液を寒冷地仕様にする必要があるくらいでしょうか。
さらなる安全性を担保するにはワイパーをいわゆる「スノー・ワイパー」に替えておくと安心といえるでしょう。

◎Macanのワイパーは全天候対応型らしい

らしいです。
が。
「全天候型」という単語にダマされてはいけません。
これは「かなりの低温でも払拭能力があります」程度の意味であって、「雪が降っても払拭能力は低下しません」という意味ではないと考えておくべきです。
なぜならいわゆるスノー・ワイパーと通常のレイン・ワイパーとはそもそも形状が違ってしかるべきであり、Macanのそれはどう見ても降雪時に対応するワイパーの構造をしてはいないからです。

スノー・ワイパーとは、ワイパーアームがフルカバーされているモノと理解するといいと思います。
ワイパーアームはブレードを曲面であるフロントウインドウに密着させるべく、複数の支持金具を稼働させる仕組みになっていますが、その金具の支持部分の隙間に雪や氷が入り込んで密着性をスポイルし、ようは払拭性能が低下してしまうわけですが、スノーワイパーはその支持金具部分を覆ってそもそも雪や氷の影響を受けないようにしたものなのです。
細かいところではワイパーブレードの成分が違うとか、厚みがあるとかいろいろあるようですが、大事なのはブレードをフルカバーしているかどうかだと思います。

◎スノー・ワイパーのメリットとデメリット

〇メリット

降雪時の視界確保がノーマル・ワイパーより優れているという一点でゆるぎないメリットを持っています。異論は認めません。(^-^;
視界確保、ひいては命の危険を低下させてくれるアイテムなので、降雪の見込みがある時にはできるだけ導入したいところです。

〇デメリット

ノーマル・ワイパーに比べて圧倒的に高価であるという一点こそが最大のデメリットであろうと思います。

一度スノーワイパーの恩恵に浴したら、二度とノーマルワイパーで雪国に行こうなんて思いません。
高価だといってもそれは相対的なものであって、絶対的な価格なんてたかが知れてます。というか、メリットを考えると悩むこと自体がおろかだと断言しておきましょう。

◎とはいえ輸入車にはいろいろ制限がありまして……

簡単にいうと「国産車に比べると選択肢が少ない」という事でしょうか。
言い換えると「あまり悩む必要がない」のがいいところかもしれませんが、さてさて。

〇購入したのはPIAAのFSSY60BW/FSSY50AW

選んだのは上記製品。
PIAAのスノー・ワイパーシリーズでは最上級品となります(たぶん)。
600mmと500mmを購入しました。

なんと、撥水効果もあるんですってよ、奥様。

輸入車用のワイパーの値段が高いのは「最高クラスの製品」しか用意されていないから、というのがからくりです。
実情としては「普通に取り付けられるけど、対応するとは書いていない」ものが多いと思います。輸入車用とうたっている製品はスポイラーなどの空力を考えていたり軽量化してあってモーター負担を軽減している的なモノが多いですね。

私も「取り付け可能だよね?」と思いつつも、そこはチキンなハートの持ち主ですから、結局メーカーの対応表にMacanという名が記載されていたものにしました。

ちなみにそのまま取り換えればいい、というわけではなく、車種にあったアタッチメントを介して装着する必要があります。
Macan用のアタッチメント(クリップ)は「FYH-B」というこれ。

ワイパーは1本売りですが、アタッチメントはさすがに2個ワンセットでした。

◎取り換えてみる

まずはワイパーを「立てる」作業です。
最近の多くの欧州車がそうであるように、Macanもそのまま手動でワイパーを立てようとするとボンネットの端っこに干渉して塗装を「ガリッ」とやっちゃいます。
なので立てる前にワイパーを「メンテナンスポジション」ってやつに移動する必要があります。

〇スノー・ワイパーの準備

まずはアタッチメントをスノー・ワイパーに取り付けます。
PIAAのそれはあまりエレガントな方式がとられておらず、「ままよ」とばかりに力任せに押し込んではめ込みます。

スノーワイパー側の準備はこれで終了。

〇Macanのワイパーアームを操作できる位置に動かす

ワイパーを「メンテナンスポジション」にするには、これまた私が知る限りほとんどの欧州車が同じやり方です。
手順は次の通り。

1.エンジンをかけた状態にする(イグニッションのみONではダメなクルマが多い。ちなみにMacanはダメ)
2.イグニッションをオフにする(エンジンを切る)
3.6-10秒以内にワイパーレーバーを下に下げる

これだけです。


カーナビでいろいろとクルマの設定がいじれる最近のクルマの中にはディスプレイ上で「メンテナンスポジション」を選べる場合があります。XC40なんかはそうでしたっけ。

〇ワイパー・ブレードをアームから取り外す

Macanの場合はアームとブレードの取付位置に四角いボタン状のものがあり、それを押しながらスライドさせるとブレードごと取り外せます。


そのあとは、フロントウインドウが傷つかないようにワイパーアームは立てておきましょう。

取り外した純正(ノーマル)とPIAAのスノー・ワイパーを並べてみるとこんな感じ。それぞれ上がPIAAのスノー・ワイパー(アタッチメントを取り付ける前)。

〇スノー・ワイパーを取り付ける

ワイパーアームへの取付は取り外しとは逆の手順で、スライドさせてカチッと音がしたら完了です。
念のために引っ張っても抜けないことを確認したら作業完了でございます。

作業が終了したらエンジンをかければ、ワイパーアームは通常のポジションに引っ込むはずです。

以上、簡単ではございますがスノー・ワイパー導入及び取付方法にかんする記事でございました。

インプレッション?
いや、まだ雪道どころか交換してから雨の中も走ってないので未稼働なんですよ。
スキーにいっても雪が降らないと使いませんし、使用感についてはとりあえず後程ということで。

そうそう、見た目についてはちょっと違和感があります。アタッチメントをつける関係で、どうしても純正よりアームが出っ張る感じになるんですよ。それでも窪みにはちゃんと収まっていますし、通常時は空力に影響などでないと思われますが、ワイパー稼働中はそれなりに抵抗が上がるのは間違いないところですね。

でも、それも100km/hくらいでは無視できる程度の影響ではないかと思いますが……。

ちなみにPIAAによると、これでもスノーワイパーとしては従来より38%も高さを抑えてあるそうです。

◎補足:リアワイパーはどうするか?

この場合の「どうするか?」はリアワイパーもスノー・ワイパーに交換するのか?という意味ですが、私はリアは交換しません。
理由は「リアワイパーがノーマルのままでも困った経験がないから」です。
もちろん完璧を期するなら交換すべきですが、ホラ、なんだかんだいって無職ですからね、ケチれるところはケチりたいわけですよ。それだけ。(^^;
ただ、Macanはいわゆる「クーペ」スタイルなので今まで乗っていたSUV群と違って降雪時の影響が大きい可能性はあります。
もし今年雪に降られて「ダメだった」ということになったら、その時は素直にスノー・ブレードに交換する所存です。


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