☆ゲーム用ハンドヘルドPCを物色する
ちゃろー
突然ですが、職人を極めてみました(^o^)
FF14で。
◎「極める」とは?
言葉の意味するところについては色々解釈があると思われますが、まあ私基準では実のところ「極めた」なんておこがましくて使っちゃいけないきはしております。
ええ、FF14のクラフター全職を単にカンスト(カウント上限までレベルを上げること)しただけで、「極めた」なんてとてもとても……。
クラフター系は「自分の装備は自分で作りたい」という目的があるので「カンストありき」でレベル上げを行いましたが、ギャザラーはまあ、なんというか素材調達役として真面目に仕事をしていたらこのレベルになっています、的なポジションです。
こんな感じ。
ギャザクラを上げやすいように「紅蓮編」までは冒険録でクリア。
同様にレベル70の戦闘系ジョブがないと「漆黒編」エリアの開放とかいろいろと面倒なので冒険録で白魔道士を購入。
白魔道士を選んだのは前回のメインジョブだったというだけで、特に意味はありません。
今回はメインにするつもりは今の所ありませんし。
というか、ちょっといじってみましたがすっかり忘れてますね。
ひたすら「ストンジャ」を連発することしかできないキャラになっております。^^;
今回、戦闘系ジョブはもともと黒魔道士を考えておりました。
が。
グリダニアスタートだったので黒魔道士やる前に弓術士ギルドのクエスト受けちゃって。
同じ遠隔攻撃系だし、「ま、いっか」とそちらを少し遊んだのですが、その後黒魔道士には手を付けておりません。
だって私って以前もそうでしたが戦闘職には興味が持てない系プレイヤーですし。^^;
サブクエストでマイチョコボをゲットしたあたりから一切手を付けていません。
FF14のゲームシステムにおける欠陥は戦闘系ジョブじゃないとメインストーリーが進められないところですよね。
開発陣は国民皆兵制思想から脱却してほしいものです。
という感じで、「ENDWALKER」の導入前にクラフターをレベル80まで挙げておく、という当初の目的は達成した私でございます。
で、そうなると次にやることはやっぱり「コンプリートあそび」ですかね。
「制作手帳」にリストアップされているアイテムをすべて作り尽くす、というアレです。
素材調達などの問題でそれなりに難易度が高いので、こちらはまあ急がずぼちぼちやっていくつもりです。
◎で、
という感じで「一息」ついた私です。
一息つくといろいろと見えてくることがあります。
ここまではそれなりに「前のめり」でプレイしてきたんだなあ、と俯瞰することができてきました。
Ver.6の「ENDWALKER」導入までにはしばらくありますし、導入されてもしばらくの間は私のようなぼんやり系プレイヤーにとってニューワールドやニューストーリーは蚊帳の外。なのでここはひとつ「のんびりプレイ」に移行しようと考えたと思ってください。
のんびりプレイとは?
もともといわゆる「ギャザクラ」プレイで遊んでいるのでずっとソロです。
ソロということは焦る必要がないわけです。
テキトーでいいのです。
完全なマイペースです。
デスクの据え置きディスプレイに向かって姿勢を正してプレイする必要などありません。
ソファでくつろぎながら、なんなら寝転びながらプレイしたって誰に迷惑をかけるわけでもない。
つまり「ダラダラ遊びたい」のです。
◎そしてひらめいた
「そうだ、ミニノートでプレイしよう」
という経緯でたどり着いたのがこの結論でございます。
思えば前回FF14で遊んでいた時にもミニノートでプレイをしていましたっけ。
その時は「ソファで寝転がってダラダラプレイしたい」という要求ではなく「長い通勤時間をFF14的な意味で有効に使いたい」という目的のために手持ちのミニノートPCにゲームをインストールしたのでした。
「あの時使っていたのは、たしか……」
そう、あの時通勤電車でFF14をプレイしたのは「GPD WIN2」という、コントローラーをビルトインした小型のノート?PCでした。
でもGPD WIN2は殆どのユーザーとは全い、ゲームとは別の目的でつかておりました。
「通勤電車用執筆マシーン」として使っていたのです。ゲーマーではない私は「たまたま目的に合致したミニノートにゲームパッド機能が突いていただけ、という感じだったのです。
でも同じ頃に始めたFF14にハマり、ギャザラーの単純採集作業くらいならコイツを使えば通勤時間でもできるだろうと思って導入したのです。
予定通りギャザラーの採集作業用途に使っていましたが、その用途であればそこそこ使えるシロモノでございました。
そのへんは過去記事にチラっと記載しております。
「そうそう、ああいうのがいいんじゃない?」
そうひらめいた私でした。
◎今どきのゲーム用ハンドヘルドPC事情
あれ(GPD WIN2購入)から2年位たちます。
つまり「そっち方面」も2年分の進化が期待できます。
「今はどんなのがあるのかなあ」
久しぶりに湧き上がるデジタルガジェット系物欲が誘うままに情報を集めた私がまず見つけたのはコレ。
○GPD WIN3
私が使っていたGPD WIN2の後継機。
後継機ですが、コンセプトからして全く違うシロモノになっておりました。
でも「あ、そういえばこういうのが出るっているニュースは見たなあ」と。
そう、「現代に蘇る? VAIO U」だな、と。
そのニュースを見て「ちょっと欲しい」と思ったのは、単に私がそのSONY VAIO Uのユーザーだったからです。その頃の私は特にゲーム用小型PCなどこれっぽっちも欲してはいなかったのでゲームに使うというよりは実用的なVAIO Uで遊んでみたいとただ思ったのでした。
が、今は違います。
「ソファーでギャザクラ」用途に、果たしてコイツは使い物になるのか? というちょっと、いやけっこう厳しい目でまず見てしまいます。
・GPD WIN3の「ここが気になる」
実際の遊び心地は実際に遊んでみないとわかりません。
とはいえユーチューバーでも人気ブロガーでもない一般人の私に、メーカーやインポーターが試用機をおいそれと貸してくれるわけもありません。
なのでスペックから謎解き?をする必要があります。
結構高額な商品を無職の定年退職社が自腹切って買うわけですからね、そこはシビアにチェックです。
言い換えると「GPD WIN3を買わない理由」を考えて見る必要があるわけです。
・画面解像度(1280×720)
・タッチ式キーボード
GPD WIN2を使っていたときにイラっとしたのが縦の解像度。今どき?720だと色々と支障をきたすことがありました。ゲーム時というよりも普通のノートPCとして使用する際にそのネガがでてくるのです。ダイアログやポップアップメニューの一部が見切れてチェックできないアプリやウエブサイトがでてくるともういけません。なんども叩き壊したくなりましたっけ。^^;
GPD WIN3ではそのあたりの改善が図られているかな、と期待したのですが、同じ解像度のパネルをえんえん使い続けているようでがっかりました。
キーボードも押下式ではなくタッチ式。
これも私にとってはポチる手を止めるのに充分なマイナス要素でした。
GPD WIN2は通常の独立キーではなくシートボタン方式でしたが、物理的な押下を必要としていて、あれはまあアレで妥協点としては悪くないと思っていました。しかしタッチ式となると私は怖気づきます。
なんというか、物理キーとの反応の違いによる操作ミスが頻発してイラっとして「叩き壊したい」と思っている自分が鮮明にイメージできるのです。
もっとも実際には使ってはいないのでこの部分については「杞憂」「勝手な思い込み」の可能性もありますが……。
○GPD WIN MAX
次に、同じGPD正規代理店のサイトで気になったのがこのモデル。
変態?ギミックのGPD WIN3と違って、こちらは普通の、いわゆるクラムシェルスタイルのノートPCにゲームパッドをビルトインしたもので、むしろこちらのほうがGPD WIN2の正当な後継機(あるいは同じラインの上位機)という印象です。
「あ、これがいいかも」
変態ギミックを搭載したWIN3に心を鷲掴みにされていた私ですが、ネガティブ要素のハードルの存在にやや腰が引けていましたので「こちらの方がベター」という理性の心にたちまち支配されました。
しかし、即ポチというワケにはいきません。
そう、チェックが必要です。^^;
・GPD WIN MAXの「ここが気になる」
GPD WIN MAX をチェックすると、やはり「手放し」にポチることはできませんでした。
・スペックが上のCPUを採用した最新型が発表されているが、まだ発売されていない(要するにポチれない)
・上記に関係して……新型の価格差が小さすぎて、今すぐポチる気にならない
こちらはまあ、納期に関する問題です。
私としてはGPD WIN2クラスで遊んでいたわけですから、現行型を使っても動作に不満はないどころか、進歩を感じて感動すると思われます。要するに新型に拘る必要はないのですが、それでもすぐにスペックアップした新型が出るのがわかっているのに同じ(ような)値段の現行型を購入するのは業腹なのです。
例えばこれが1万円くらいのデバイスならまだ妥協の余地はありますが、10万円を軽く超えるプライスタグをぶら下げている商品なので。
いやはや「大人のおもちゃ」ってお高いですね。^^;
そんなわけでサクっとポチろうと思っていた私はGPDでは決めきれず「うーん」とうなりながら「GPD以外の選択肢」を求めてネットをさまようことにしました。
で、早速目に止まったのがこれ。
○ONEXPLAYER
ONE-NETBOOK Technologyが世に問う?「ハンドヘルドなゲーミングPCの決定版」的なモノがこれ。
ONE-NETBOOK Technology社の製品は私もミニノートを数台購入しているので馴染みがあるメーカーですが、知らぬ間にこんな尖ったモノを作っていたのですね。
GPD WIN3が物理キーボードにこだわったのに対して、ONEXPLAYERは「あんなの飾りです。偉い人にはわからんのですよ」的な、まさにハンドヘルドゲームPC業界(??)のジオングといえるでしょう。
つまりGPDがSONYのVAIO Uをパクったのに対して、こちらは「NINTENDO SWITCH」を倣ったということです。
こんなことを言うのはアレですが、GPD WIN3にはロマンがありますが、ONEXPLAYERには合理性という正義を感じます。
で、私は思いましたね。
「これこそがイマドキのハンドヘルドPCゲーム機@ソファじゃね?」と。
SWITCHに比べると多少(日本ではなく中国的な使用法というか意味で)大きいものの、それはディスプレイサイズによる必然。
というか、ONEXPLAYERを見るとディスプレイサイズがでっかいのはやはり正義だと思います。
NINTENDO SWITCHユーザーの私ですが、SWITCH単体では使う気になりません。というか使ってません。画面が小さすぎて。
なのでSWITCHなのに私的には据え置き型ゲーム機なのです。
ちなみに「あつまれ、どうぶつの森」は結局いくらやっても何が面白いのかわからなかったので、飽きてもう何ヶ月もやってません。^^;
・ONEXPLAYERの「ここが気になる」
というわけでONEXPLAYER、かなり気に入りました。
別売りですが画面保護プレート?としても使える??外付けキーボードもありますので、ミニノートPCとしても収まりよく使えそうですし「いいんじゃない?」と思えてきます。
しかし、冷静になりましょう。^^;
・価格が高い
GPD WIN MAXと違って、こちらは同じインテルの最新版CPUを搭載した新型がすでに発売されていますので納期の問題はありません。もっとも在庫の問題はありますが。
しかしですね。
「キーボードもないくせに、この値段はさすがに高くね?」
同じようなスペックのGPD WIN3やGPD WIN MAXと比べても2割以上高い価格におののきます。
NINTENDO SWITCHが5台、SONYのPLAYSTATION 5が3台も買えちゃいます。
ゲーミングPCというのはノートブックPCであれデスクトップPCであれお高いのは当然なのですが、ONEXPLAYERの20万円に迫ろうかという価格を当たり前のように受け入れるだけの度量というか経済力がない私でございます。
こちらも新型CPUに世代交代したばかりで、旧型というか従来型のほうがお安いので「そちらでも……」とおもったのですが、こちらもなんというか私が勝手に考える「型落ち的お買い得感」とは程遠いプライスタグを維持しているようで手が出せません。
○AYA NEO
ONEXPLAYERのジオング的合理精神に共感した私は当然ながらこの製品にも気持ちを揺さぶられました。
このデバイスをざっくり説明すると「色んな意味で?一回り小型化したONEXPLAYER」という感じ。
ディスプレイが小型化しているのもそうですが、いわゆる処理能力的な部分でもONEXPLAYERより少し控えめとなっています。
ですが、私はそれほど処理能力の差に頓着しません。もちろん3倍も4倍も違うというのならアレですが、性能差よりも「私の使い方で問題がないかどうか」であって、むしろ余剰パワーにカネを払うのはムダだと考えております。
その点、ネットのレビューなどでFF14のベンチマークスコアなどチェックしてもAYA NEOで問題はささそうです。
いや、むしろそのCPUこそが私の興味を引きました。
PCのCPU(ややこしいな)といえばintel製が鉄板ですが、ここにきてAMDのRyzenが話題になっているのは知っております。AYA NEOはそのRyzenを搭載しているので、新しもの好きな私としてはかなり興味深いデバイスなのです。
あ、GPD WIN MAXの新型はRyzenモデルも存在していまして、GPD WIN MAXを買う場合はRyzenという選択肢もありです、念の為。
・AYA NEOの「ここが気になる」
・まだ発売されていない
コレ。^^;
GPD WIN MAX 2021年モデルと同じパターンでした、というオチでございます。
◎とはいえ、実は納期はさほど問題ではい
さも大問題かのように書いちゃいましたが、実はそうなんです
未発売といっても発売予定日はどれも1ヶ月以内。
「すぐ欲しい、今日欲しい、今欲しい」という「妖怪ブツヨク」に取り憑かれていた頃の私ではありません。
何しろ定年退職で無職ですから通勤しない日常です。
社畜時代の私にとってのこの手のデバイスは「通勤の苦痛を和らげる麻薬」的な役割を担っていたわけですが、今はそんな苦痛からは開放されて極楽状態です。
「ソファでダラダラやりたい」程度の欲求ですから、苦痛を和らげる薬的な強い欲求がないのです。
すなわち、GPD WIN MAXとAYA NEOについては今の私にとってのネガなどないと言ってもいいでしょう。
◎さて、どれを選ぶ?
というわけでまずは消去法で候補を絞ります。
・GPD WIN3 ×
・GPD WIN MAX ○
・ONEXPLAYER ○
・AYA NEO ○
という感じでまずはGPD WIN3が脱落です。
あの変態的ギミックには心惹かれます。とはいえディスプレイのあの狭さに耐えられないだろうと判断しました。
以前使っていたGPD WIN2で感じたイライラが少し蘇ってきたことも一因です。
残るは3台です。
どれもネガはないので魅力度的加点評価みたいな感じで比較してみます。
すると脱落するのはGPD WIN MAXということになります。
なぜか?
それはGPD WIN MAXがクラムシェルタイプだからです。
それなりのピッチを確保した物理的キーボードの存在をどう評価するかで判断がガラっとかわるわけですが、今回の私にとって「キーボードは無用の長物」といった気分なのです。
そう、私は「偉い人」ではないのです。ジオングに足はいらない派と言い換えてもいいでしょう。
別な評価軸であればGPD WIN MAXで決まりでした。
つまり社畜としてまだ通勤を続けている状態であれば迷わずGPD WIN MAXを選んでいたでしょう。
なぜなら通勤途中ではゲームだけでなく文字が打ちたい私ですから、むしろミニノートPCであってくれたほうがハンドリングがいいからです。
もちろんONEXPLAYERやAYA NEOでも別途ハンディなBluetoothキーボードなどを使えばミニPCとして文字打ち用途にも充分つかえるのですがキーボード一体型とは使い勝手の面で圧倒的な差があることはわかりきっているからです。
とまあ生活環境というかライフスタイルの大変化により私の好みも変化しているわけでございます。
残るは2台。
すぐに手に入るが値段が高いONEXPLAYER。
サイズと価格のバランス感が良さそうだけどRyzenという未知数に一抹の不安を感じるAYA NEO。
うーん。
今日のところはこの2台でもう少し悩んでみるとしましょうかね。^^;