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★【VOLVO XC40】決めた経緯の補足と契約後のあれやこれや

VOLVO XC40

やっはろー(^^)

 

すでに気持ちは納車待ちの態勢にはいっております

 

もっとも納車日は決まっておりませんが。

 

◎XC40がいきなり浮上したわけ

 

さて、XC60から突然意識がXC40に向いたのにはちょっとしたきっかけがありました。

 

「同じ仕様のXC60 D4がある」と言われて少し離れた倉庫に向かった時です。
その時に乗ったクルマが試乗車のXC40だったのです。

 

助手席に乗ろうとしていると「XC40には試乗されたことはありますか?」と営業氏がたずねるので「いや、ないですね」と答えたのが、今思えばきっかけと言えるでしょうか。

 

「せっかくですから、ちょっと試乗しませんか?」
「あー、じゃあ」

 

そんな感じで運転席に座ったのが運の尽き?だったのでしょう。
運転席のドアを開けるとモダンで清潔なイメージの内装が目に入って来ました。
直感的に「いいな、これ」と思ったのは、私もボルボのテイストにすっかり慣らされているということなのでしょう。

 

私のXC60は旧型で、その時のボルボのデザイン手法に則った造形でしたが、XC90から始まった新しいデザイン手法のそれであっても、根底に流れているテイストはまさにボルボなのだな、と感じます。

 

シートに座った時になぜかホッとする、あの独特のVOLVOの雰囲気がXC40にもちゃんと脈打っていました。
木目張りのXC60とアルミパネルのXC40 R-designとではフレーバーがかなり違うのですが、それでも「自分の居場所感」のあるデザインは普遍です。

私はドアを開けた瞬間からXC40に取り込まれていたのかもしれません。

 

いつもの、ディーラーの近所を大回りする程度の試乗コースでしたが、シートの感触、ステアリングのフィードバック、乗り心地、それらすべてが愛車であるXC60の1クラス上のクルマのように感じました。

そして脳内でXC40を買うべき理論武装が構築されていったのです。

 

こうして私の「ロードバイク脳」は、XC40に乗ることによって解呪されたのです。
ありがとう、XC40。^^;

 

そして私は思い出したのですよ。

 

◎そもそも私はコンパクトカーが好きだった

 

自分でもしばらく忘れてましたが、そうなんですよ。^^;
道を踏み外したのは、レンジローバー・イヴォークの度重なるトラブルとディーラーの対応の悪さに血が上って、勢いに任せてXC60を買っちゃったからですね。

 

「あ、これならロードバイク2台を楽に載せられるな」

なんて。

VOLVOにはコンパクトなV40を買いに行ったっていうのに。^^;

ちなみにその時V40の対抗馬は出たばかりのMercedes-BenzのGLA(旧型の方ね)でした。

 

イヴォークは「SUVにも乗ってみたい」と思っていた私にとって、「めちゃカッコいいコンパクトなSUVが出た!」ってんで一目惚れして買った感じなのですが、ここでもコンパクトさは大事だったのです。

 

そう考えると、XC60からXC40に買い換えるのは「元の道に戻ってきた」と言えるでしょう。
言い換えるなら、XC60は私にとって「外道」だったのです。
とっても素晴らしい外道でしたけど。^^;

そしてここでもちょっと感慨深いものがあります。
XC40って、正しくイヴォークのライバルじゃないのかな、なんてこと思いついたのですよ。
XC60を挟んで、イヴォーククラスに戻ってきた、と。

 

◎XC40のライバルはEVOQUE?

 

ここでちょっとイヴォークとXC40のディメンションを比較してみましょう。

 

・イヴォーク(現行車)は次の通り

 

全長:4380mm
全高:1650mm
全幅:1905mm
WB:2680mm
最低地上高:212mm
ラゲッジ容量:472L

 

・XC40

 

全長:4425mm
全高:1660mm
全幅:1875mm
WB:2700mm
最低地上高:210mm
ラゲッジ容量:460L

 

ね?けっこう似たサイズ感でしょ?
違うのは値段かな。イヴォークの方が価格帯が1ランク上の帯域にありますね。

 

イヴォークはベースグレードだと500万円を切りますが、だからといって飛びついてはいけません。アレは「素っぴん」の状態です。
なので必要な装備(オプション)を色々つけるわけですが、XC40 R-designと同じ装備をつけるとなると、総額がざっと720万円くらいになります。
オプションで200万円とか、ととんでもないですよね。^^;

 

まあ、LANDROVER車は一部のスーパーカー並にオプションが多岐にわたっていて細かく設定ができるので「自分だけのオーダー車」という満足度は高いです。
「これもオプションかよ!」ってイラッとすることも多々ありますが……。
まあ、基本的にお金持ちが悩みつつも選ぶのを楽しむクルマですね。

 

翻ってXC40なんてR-designかInscriptionを選ぶと、他メーカーでいう「オプションてんこ盛り」状態ですし、あとはサンルーフくらいしかオプションがないという、吊るし商品。
ナビどころかETC(2.0)も込みの値段ですから。

それを考えると、XC40ってかなりお買い得なのではないかと。

 

ETCで思い出しました。

そういえば、ETC 2.0のチップを作っている工場が先日火事で焼けちゃいました。
なので、ETC 2.0をつけようと思っても在庫が払底していて「取り付けはいつになるかわかりません」という状態になっていて、業界は悲鳴を上げているとかいないとか。

 

ETCはアレですが、できれば外装色と内装色の組み合わせは好きに選ばせて欲しいところ。R-designの内装色が黒しかない、というのもちょっとね。
もっともVOLVOのR-designというのは「黒入ってます」系ですから、白内装なんて用意したら自己矛盾みたいになってしまうのでしょうね。そのへんの美学?はVOLVOは頑固ですからね。

 

そうそう、R-designの話が出たのでついでに書いておきますと、R-designの「R」はRaceのRじゃないのですよ。
VOLVOのオーナーでも勘違いしている人が多いのですが、あれは「Refinement」のRです。「洗練」ですね。
VOLVO的な「洗練」って黒ベースなんですかね。かなり疑問です。

 

あと、VOLVOのR-designはどうみても歴代「硬派」系ばかりです。エレガント系はない。「洗練」という言葉の解釈について、中の人と色々議論したいところです。

 

◎支払について

 

今回、私はXC40の購入に当たってローンを組みました。

 

我が家はクルマに関しては現金で全額払って買う主義です。
理由は「金利手数料を払いたくないから」です。
最近はローンで買う方がディーラーは歓迎らしくて、「少しでもいいのでローン組みませんか?」なんて言われたこともあります。そうしたらもう少し値引くぜ、とかも

 

でも今回はローンです。
なぜか?
それは、VOLVOには(も?)「金利0%の残価設定ローン」があるからです。
ただし、期限など適用条件が限られているPEUGEOTやCITROËNのそれとは違って、VOLVOの「金利0%の残価設定ローン」は常設なのです。
つまり「今年中に登録することが条件」なんていう決まりはありません。
まあ結果として今年中に登録することになったわけですけど(できるのか?)、1年中オッケーなローンなのですよ。

 

これはものすごく素晴らしいローンだと言えるでしょう。^^;
私のように現金で買う予定の人はもちろん、全額はムリでも頭金は用意できる人なら使わない手はないんじゃないでしょうかね。

名称は「SUMA WARI50」というプランです。

 

具体的には、オプションなどを抜いた車両本体価格の税込み定価(つまり値引きが合っても反映しない)の半額を3年後に支払う、というものです。

 

私の場合だと、XC40 B4 AWD R-designなので、定価は539万円です。実際はメタリック塗装とかパール塗装代金が10万円ほどオプションとして上乗せされるのですが、それは計上されません。したがって269万5千円が「残価」となり、これを3年後に支払う感じです。
頭金に相当するのは、諸費用やオプションなどを入れた総合から、この269万5千円を引いた額ということになります。
なので、ざっくり300万円くらいを用意できるのなら、このローンを検討スべきではないかと思います。

 

スマ割の詳細はwebサイトを御覧ください。

 

Access Denied

 

あ、もちろんVOLVOにも一般的な残価設定ローンはあります。

 

◎私のXC40の居所

 

担当の営業氏によると、契約をした日曜日のまさにその日に「船が港に到着した」そうです。
そうなんです。
私のクルマは日本にある在庫というわけではなく、正確には「日本に向かっている船の中にある在庫」でした。

 

VOLVOジャパンのようなインポーターは予めこういうのがこれくらい売れるだろう、という感じでグレードやカラーなどを適当に選んで?「見込み発注」をするわけです。
その見込発注分に好みのモデルがないなく、こだわりが強い人は妥協せずオーダーするわけですが、早く乗りたい人はある程度の妥協をして「見込み発注」のリストから選ぶという感じになります。

 

昔からそうですが、VOLVOはサンルーフ付きのモデルを発注しなさすぎです。
R-designということもあり、我が家的な妥協点はサンルーフだけだったので、運良くまだオーナーが着いていなかった何台かの中から選ぶことができたのです。

 

そんな事情はさておき、12/13に日本上陸となると、年内納車はかなりタイトな気がします。
入港 → PDIセンター → ディーラーという経路を通るわけですが、PDIでの補修作業が少なければ早めにとうちゃくするのでしょうが、それでもたぶん普通は10日くらいはかかるでしょうし、一般的には2週間くらい。

 

すると、26日……って、ディーラー的に年内最終日じゃん。^^;
ディーラーでも最終チェックとかワックスがけなど一通りの作業に時間がかかるでしょうし、到着したその日に納車なんてマズむりですからね。

 

あ、登録については大丈夫でしょう。書類(完成検査書)は別便で先に送って滑り込み登録する、なんてことはディーラーの常套手段ですしね。
こっちとしては納車が年内に間に合わないのなら、登録も2021年にしてほしいところなんですけどね。

 

◎マイナンバーカードが火を吹くぜ!(^^)

 

さて、契約をした後にやらねばならないことがいくつかあります。
登録に必要な書類の準備ですね。

 

具体的には「印鑑証明」と「自動車保管場所証明書」です。
前者はナンバー登録の際に、後者はそのナンバー登録をするために必要な「車庫証明」を発行するために必要なものです。

「自動車保管場所証明書」はガレージのある戸建てなら自分ですぐ作成可能ですが、賃貸の駐車場に置く場合は駐車場の持ち主(もしくは警察に届けている管理者)から発行してもらう必要があります。

 

賃貸駐車場によっては「自動車保管場所証明書」を発行してもらうにはそれなりの手数料が必要なところもありますし、申請してから発行してもらうのに結構な時間を要する場合もありますので早めに行動しておくに越したことはありません。

 

我が家の場合はマンションなので管理組合が発行します。
申請は初めてなので、契約したその足で申請しておきました。
結果、翌日の月曜日には発行されておりました。なおウチのマンションは発行手数料はありません(無料)でした。

 

引っ越しする前の賃貸駐車場は「手数料は来月から4万円になるんですよ。ラッキーでしたね」とかホザいてましたっけ。縁が切れて何よりです。

 

そうそう、戸建てや平面の賃貸駐車場の人は関係ないと思いますが、マンションでも機械式はもちろん、自走式でも複数の階がある駐車場の場合、注意が必要です。
自走式駐車場の多くは2階以上は2000kg、1階でも2500kgが上限のところが多いはずです。
残念ながらXC40は車両総重量が2000kgを越えてしまいますので、2階には止められません。故に管理組合から保管場所証明証は発行してもらえません。
私のマンションも複数階の自走式駐車場なのですが、XC60がそもそも2000kg超で私は1階を確保済み。
なのでセーフです。
今回、申請書をお願いする時にもまっさきにそこ(2500kg越えてませんか?と)を確認されちゃいました。

 

お次は印鑑証明ですが、これはマイナンバーカードさえあれば思い立った時にいつでもコンビニで発行可能です。今年作ったマイナンバーカードがその真の実力を発揮するときが来たのです。^^;

 

今回はセブン・イレブンの端末を使いました。
1通200円でした。
超簡単、即発行でまさに「コンビニエンス」です。

 

問題は、発行端末はコインとナナコカードしか受け付けない事です。紙幣には対応しておりませんでした。
まあナナコを持っている人は便利でしょうね。

 

私の場合はXC40に加えて下取り車のXC60の譲渡用の書類に印鑑証明が必要になりますので、合計2枚、。
さらにXC60の車検証上の住所が引越し前のものなので、つながりを証明する為に別途住民票が必要です。住民票には現住所の直前の住所が記載されていますので。
一回ではなく複数回引っ越しをしている場合は住民票では紐付けが不可能なので、戸籍の附票が必要になります。念の為。

 

というわけで、契約した翌日の月曜日にはすべての書類は揃っており、火曜日には頭金の支払いも済んでおりました(口座振り込み)。

 

「カネは支払ったぞ。書類は揃っている。ついては取りに来い」

 

とメールを担当氏に送ったのが火曜日。

 

「おおきに。書類取りに行きまっせ」

 

と返事があったのは木曜日でございました。
連休だったそうな。^^;

いいことですな。
働き方改革で年末であってもディーラーマンはちゃんと休める世の中になってきたってことですから。

 

さて、私のXC40の納車はいったいいつになるのでしょうかね。