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【TREK MADONE SLR】vs.【Continental GP5000 TL 28C】

自転車

やっはろー

亀裂は怖い

今年の梅雨は長く多く強い。
すなわち土砂災害が頻発。
裏山に亀裂がある地域では雨が降るとおちおち寝てもいられないのではないでしょうか?
それは私も同様。
ロードバイクのタイヤに亀裂があると、おちおち寝てもいられないのであります。
いや、普通に爆睡していますが……走り出す前に「大丈夫かなあ」と一抹の不安が頭を過るのは確か。

亀裂の発生については以前記事を書きました。
購入して1年足らずなのに主にサイド部分に多数の亀裂が発生した、というお話です。

★TREK MADONE SLRのタイヤがひび割れてきたので次のタイヤを考える
ちゃろー(^o^) 1年もたたないのにヒビだらけなんですけど? 「いや、1年も使ってんの?」 というツッコみはナシで。^^; いやマジなアスリートは一ヶ月で1セット履きつぶすそうですけど、私のような非アスリート兼(兼?)スチャラカサ...

今回はその続きというか、完結編です。

◎Continental GP5000 TLを選んだ理由

おさらいしておきますと、前回候補に挙げていたタイヤは次の通り。

・IRC Formula Pro Tubeless RBCC
・Vittoria CORSA Control TLR
・CONTINENTAL GRAND PRIX 5000TL
・Panaracer RACE A EVO4 TLC

この4つの中でも本命としていたのがパナレーサー。
理由は圧倒的な「軽さ」です。
次点がヴィットリア。理由は「もちもち」を味わってみたいというもの。

本命と対抗を差し置いて穴馬であるGP5000TLに決めたのにはもちろん理由があります。
まず本命のパナレーサーですが、前記の記事を書いた次点で私は知らなかったんですが、このタイヤ、やっぱりちょっとムリがあったようでして、どうやら構造的な欠陥があったようなのです。
もちろんメーカーはそんな事は発表していません。「一部に弊社の基準を下回る製品が出荷された」という言い回しです。まあ、そう言わざるを得ないのでしょうね。
何の基準がしたまわっているのかというと、それは「エア漏れ」です。

https://panaracer.co.jp/lacne/news/upload/PIF19-001.pdf

妙に軽いと思ったら、結果としては「やっぱりな」みたいな顛末です。
その後再販されていないようで、本日(2020年7月28日)現在、Panaracerの直販サイトでも件のタイヤは販売されておりません。
※旧型は売っている

値段も安いしかなり軽いしで、期待していたのですがあっさりボツでございました。

さて本命が消えた。では対抗馬が繰り上がって本命になるかというとそうでもないのが人の感情というやつでして。

◎踏面に亀裂を発見

今まではサイド部分の亀裂だけでしたが、ついに踏面に亀裂が発生しました。
サイドだけであればホノルル・センチュリーライド前くらいに交換……というスケジュールでしたが、踏面に亀裂が発生するとちょっと気持が悪くなってきました。
「朝練の途中で裂けたらヤだなあ」という感じです。
こういう微妙なストレスを残したままだと走っていてもたのしくありません。
ただでさえ朝練コースは荒れたアスファルトばかり、かつ山岳地帯ですから登るか下るかしかないのです。
これが河川敷のサイクリングコース主体だと「パンクしてから考える」的に悠長に構えられるのですが、私のホームコースは50km/h以上で結構な距離を下るコースです。荒れた路面を。
なので「どうせ替えるつもりなのだし、ここは【転ばぬ先の杖】で」という決断をしました。
で、早いほうがいいわけです。
取り寄せに時間がかかると現状のままで朝練を行うことにもなりかねません。
なので、私のチョイスは「残る3つの候補のうち、最も早く入手可能なもの」という事になりました。

すみません、色々書いていたのに結局納期でモデルを決めることになりました。
とはいえ納期が同じならヴィットリアを、という考えではありました。
あとは、ショップの意見ですね。
というのもホイールとタイヤの相性問題というのがつきまといます。特にチューブレス(レディ)タイヤでは。
私が最初に導入したチューブレスはMAVICのUSTリムとMAVICのUSTタイヤの組み合わせ、というかMAVICは最初からタイヤ付きなので問題などナッシング。
次に導入したのが現在使っているBONTRAGERのR3チューブレスレディですが、これもホイールがBONTRAGER。
MAVICのUSTほどの親和性はないのかもしれませんが、自社ホイールに合わない自社タイヤを用意するわけが有りませんし、オーダー時の候補タイヤにラインナップされていたものなので間違いはありません。

で、今回はBONTRAGERのホイールに他メーカーのタイヤという組み合わせですから、ここは私のようなド素人の好みだけでなく、BONTRAGERのホイールに知見を持つTREKのショップスタッフさんの意見が参考にならないはずがありません。


もちろん「やったことはない」組み合わせもあるかもしれませんが、そうなればそうなった時。「面白そうだし、試してみますか?」みたいな流れは個人的に大好物です。
というわけでショップに向かった私でした。

◎ショップに在庫があった

いやもう、コレです。
GP5000 TLの28Cが「お待ちしておりました」的にぶら下がっていたのでした。
MADONEを預けて15分も絶たないうちにまっさらなタイヤに換装されておりました。

というわけで店頭在庫があったのがGP5000 TLのみ。
これはもうGP5000 TLにしろ、という神の思し召し、運命の絆、必然としての邂逅、みたいな?

実はここだけの話、GP5000 TLはプライオリティが一番下だったんですよ。
なぜって、一番高いから。^^;
タイヤの換装工賃も上乗せされますから、タイヤ自体は安いに越したことは有りません。
「タイヤくらい、自分で入れ替えろよ」
なーんてご指導くださる方もいらっしゃるでしょうが、私はハナからそんな考えはありません。

いえ、チューブド・クリンチャータイヤであれば、ネットで海外通販含めて安いところを見つけて自分で入れ替えます。
が、チューブレスの場合は「お断りだ!」でございます。
まあ、そこまで強くはないまでも「やりたくない」のです。
なぜって、チューブレスタイヤの入れ替えって面倒くさいじゃないですか?

・タイヤを取り外す
・リムを洗浄する
・場合によってはリムテープなどのシール部材を交換する(カンパホイールなど、部材が不要なホイールもあります)
・新しいタイヤを取り付ける
・ビードを上げる(高圧空気を入れる)
・シーラントを入れる

どうです?面倒じゃないですか?
チューブレス系についてまわるのがシーラントの処理です。
古いシーラントがホイールにこびりついている場合はホイール洗浄にくわえ、こびりつきの除去作業もあります。これらが結構めんどうです。
汚れるし、臭いし。
自宅マンションでやる場合は裸になって風呂場に籠もってやる作業です。
つまり、手順が多いだけでなく、作業自体が面倒で汚く臭い。
ようするに手間と時間がかかるのです。

そういうわけですから出先でのパンクなど、不測の事態でない限り、チューブレスタイヤのメンテナンスはショップに丸投げするのが私の正義なのです。
自分でやったら、順調に行っても多分前後2輪で1時間くらいかかるのではないでしょうか?
リムテープなどの必要部材が判明した場合、別途取り寄せたりしていたらバラした状態で1週間とか2週間が過ぎてしまいます。
いや、むしろリムテープなどの必要部材の交換が不要な必要かなどの判断が付かないことのほうが多いでしょうからそのまま使って空気が漏れる→作業のやり直しといった具合に作業時間が増えていくことも容易に想像できます。
要するに、私は時間をカネで買う事をチョイスしたのです。
というか、自分で交換する手間と時間を考えると工賃は激安じゃないかと思います。申し訳ないくらいです。

◎28Cにした理由

現在使っている(いた)のが26C。
一般的な25Cじゃなくて26CってところがBONTRAGERの妙なところですが、間違わないようにしたのかもしれませんね。25Cはチューブド、26Cはチューブレス(レディ)というかんじで。ちなみにBONTRAGERのリムブレーキ用のチューブレスレディタイヤは(当時)26Cしか存在しておりませんでした。
なので26Cといえばロード用チューブレスレディなのでしょう。
閑話休題。
現在が26Cなので、次は28C以上にしよう、というのは私の中では既定路線でした。
今更23Cとか有りえません。
というか、最初は23Cだったんですが、よくそんなタイヤ履いてたなあ、なんて今ではおもっております。

と、ここで私のタイヤに対する好みというか傾向と対策というか、なぜ28Cなのかというと、もちろん太いタイヤの方が合目的的だからです。

・レースなどしない
・上りのタイム短縮にまったく興味がない
・そもそも飛ばさない(飛ばせない)
・のんびり楽しいサイクリング派
・乗り心地こそが最重要項目
・ロングライフであることも(経済的に)重要

という流れでいくと、太いほうがいいに決まっているのです。
もちろんタイムがどうのこうのではなく、軽いほうが登りが多少なりとも楽なのはたしかでしょうから、重いよりは軽いほうがいいのは確かですが。

太ければいいのなら、32Cにすればいいじゃん? と思うところですが、実は我が愛車のMADONE SLRはカタログの仕様としては「28Cが上限」となっているのです。
もちろんリムブレーキなどと違ってディスクブレーキの場合はクリアランスには余裕があるので32Cとはいわないけど、30Cくらいなら問題ないんじゃない? という思いはありましたが、いきなり30Cにチャレンジするよりはまずは28Cを、という「守り」の姿勢で望むことにいたしました。
あと、30Cというサイズを用意しているメーカーが少ないことも理由の一つです。

で、実際にGP5000 TLの28Cを取り付けてみたところ、28Cが上限というMADONE SLRのフレームとのクリアランスは予想以上に余裕がありました。


銘柄によって32Cはムリかもしれませんが、30Cならば問題なさそうです。


というか、32Cを導入する場合はホイールの内径がもう少し広い21mmくらいのものにしたほうが空力が良さそうです。
とはいえ「タイヤを換えるから、ついでにホイールも交換」なんてお大尽なことはさすがにできません。
現在のホイール(BONTRAGER アイオロス Pro 3)の内径は19.5mmなので28Cはベストマッチといっていいのではないでしょうか。
「次のホイール」についてはまあ、ぼちぼち考えてはおりますが、それはまた別の話にいたしましょう。

ということで、GP5000 TL 28Cを導入いたしました。
ちなみに、一応私の体重とMADONEの車重、用途などを加味して導き出した前後の空気圧ですが、前輪:67psi(4.6bar)、後輪:70psi(4.8bar)という感じです。
なお、メーカー側が規定したこのタイヤ(28C)の最大空気圧は94psi(6.5bar)です。


これをベースにいくつか試してみる予定ですが、基本的に「空気圧は下げられるだけ下げる」というのが私のモットーでございますので多分これ以上圧を上げることはないと思います。
問題はエア漏れがどれくらいか、によりますね。
朝練の場合は規定通りに入れますが、エアのヘリがそこそこ速い場合、ロングライドなどではあまり下がらないように走り出しは高めに設定しなければなりませんし、このあたりは今後しばらく様子を見てからになりそうです。
ちなみに今まで使っていたBONTRAGER R3 TLR 26Cは1日程度ではほとんどエア漏れがありませんでしたので、ホノルル・センチュリーライドでも走り出しから規定値でOKでした。
チューブレス・レディのR3と違い、GP5000 TLは「チューブレス」ですから期待はしていますが……。

しかし23Cのタイヤに8barとか9bar入れて走っていた時代が嘘のようです。
タイヤ幅は5mm増えただけなのに、空気圧は当時の半分しかないじゃないですか。^^;
時代の変遷と自らのスタイルの確立ってヤツでしょうか。

など、その暫定空気圧にした状態でタイヤ幅をチェックすると、ぴったり29mmでした。
ちなみにメイド・イン・ジャーマニー。


そうか、Continentalのタイヤってドイツ製でしたっけね。
てっきり中国製だと勘違いしておりました。
回転方向の指定もあります。
MAVICと違って「後輪は指定方向でいいけど、前輪は逆向きにとりつけてね」というようなトリックはなさそうです。

◎GP5000 TL 28Cは意外に軽かった????

というか、BONTRAGER R3 TLR 26Cとの重量差の方が問題ですね。
ちなみにどちらも自分で取り付けてはいませんので、単体重量は測っていませんので不明です。
問題は相対的な重さ。

GP5000 TL 28Cはカタログデータによると、一本が345g。けっこうな重量級です。
ですが、もともとついていたR3 TLRも設計が古いし決して軽いタイヤではないと思っております。
ともあれ、図ってみました。
タイヤ交換後の私のMADONE SLR 7の重さは9.30kgです。
「重っ」と思われるかもしれませんが、9.30kgは次のパーツを含んだ、いわゆる現実的な装備重量です。まあ、MADONE SLR7って決して軽いバイクではないのは確かですが。

・ペダル
・ボトルケージ×2
・フロントライト
・リアライト
・リアビューレーダー
・サイクルコンピューター
・ベル
・ハンドルバーエンドミラー
・シーラント(前後30mlずつ)
合計約800~850g)

この9.30kgという数字がどういう意味を持つのかというと……。
軽くなったんですよ。^^;
R3 TLR 26C×2、より。
納車直後くらい、つまり新品状態のBONTRAGER R3の26Cの時の装備重量が9.35kgでした。
なので50gの軽量化が出来ています。
細かいことをいいますと、9.35kgの時はバーエンドミラーが違います。大した違いはありませんが、少し重いものに変わっています。
つまりタイヤ同士で比べた場合はBONTRAGER R3 TLR 26CよりContinental GP5000 TL 28Cの方が軽いのです。
多分R3 TLR 26Cは一本あたり360~365gあったのでしょう。
なんというか、これは嬉しい誤算と言っていいでしょう。
「重いからちょっとアレだな」と思っていたタイヤを付けたら、車重はむしろ軽くなった、というなんとも微妙な結果でございました。

ま、どんだけ重いんだよBONTRAGERのチューブレスレディタイヤ、というお話です。
廃盤になったのも無理からぬところ。

そうそう、前回のタイヤのひび割れの時に私が推理していた「こんなに早くひび割れが発生するのは、在庫品でもともとが古いタイヤだったから」というのもあながち間違いではないことが判明しました。
というのも、ショップに「タイヤ交換することにしました」と言った時、最初に帰ってきた言葉が「実は今お使いのタイヤは廃盤になってまして、同じものは用意できないんですよ」というもの。
あー、やっぱりな、と。

さて、ではGP5000 TL 28Cの肝心のロード・インプレッションは……というと、もちろん(?)次回につづく、でございます。

だって、雨の休日に替えたばかりで、実際にはまだ1cmも乗ってませんからね。
今週末は梅雨も明けそうですし、本当に久しぶりに朝練ができそうなので、今からワクワクしております。

なので。(^o^)