ネガティブキャンペーン!\(^o^)/
準備編は終了。なので今回から本編? に移行です
時系列に行ってみたいと思います。なのでまずは出発当日から。
あ、そうそう。
けっこうネガティブな内容が続きますので、苦手な方はお読みにならないほうがいいかと思います。
「世界は愛にあふれている」「みんないい人ばかり」「世の中、お互い様の精神で行けば幸せな人生がおくれる」「文句を言う前に行動しろ」
などという言葉に意義を唱えるタイプなので、そのへんはご容赦を。
私の座右の銘は「信じるよりも疑え」なので。(*^^*)
◎出発当日
○JAL便にて
関西国際空港からハワイイのホノルルへ飛ぶ直行便は残念ながらANAにはなく、JALのみ。
もちろんLCCには直行便もあるようですが、自転車輪行を考えるとLCCは使いたくありません。
というか、LCCはサービスが悪そうで多分私のような性格には合わないと思われますし。^^;
そもそもJALはホノルルセンチュリーライドのスポンサー。
エイドステーションの内容の底上げなどに尽力してもらっているようですし、HCR参加者の端くれとしては、ここはJALにお金を落としたいという気持ちも多少あります。
それにJALは特典として参加者は自転車の輸送費がタダになります(というか搭乗料金に入っている)。
サイズも3辺の合計が203cm以内、なんていうケチな枠がかなり緩和されています。
あのまともに計測すると3辺がうすらデカくなってしまうSCICONのエアロコンフォートもサイズ関係なく無条件でOKです。
など、いろいろ考えるとJAL以外には選択肢はないような気がする例年の我が家です。
そういえば、JALといえば飛行機輪行専用BOXの、あのSBCON。
HCRの期間ってアレが使えたりするといいんじゃないかなあ。
というか、SBCONって、今どうなっているのでしょうね。
そう思ったので今ちょっと調べてみました。
すると……なるほど、色々と規制が多すぎて実質的にプロジェクトは頓挫している模様?
うーん、残念。
国内だけでも飛行機輪行が身近になると、遠方のライドイベントなどにも参加しやすくなって活性化すると思うんですが……。
あと、SBCOMですけど、生地などでチェックする限り、私のMADONE SLRのような車輪以外に基本的に何も外せない(跡が面倒なので極力はずしたくない)バイクなどには対応不可っぽいので、さらなる改良をお願いしたいですね。
(特に是非サドルを外さなくていいように)
○18時に自宅を出発
KIX発JALホノルル便は夜間フライトです。
去年と違い今年は正常運行。
すなわち台風被害で連絡橋がダメになっていませんので、当然ながら家からKIXまでいつもどおり直接車で行きました。
駐車場はKIXの駐車場です。
経験上、この時期は予約などなくても問題はないのですが、それでも念の為に予約入れておきました。
なので、自動的にブースは第一駐車場の4Fになります。
○予約ブースには20時前に到着
アホなカーナビに盲目的に従う「思考停止ドライバー」になりつつある私。
アホなカーナビは最も混雑しているルートを選んだようで、渋滞にハマりまくって2時間近くかけてKIXにたどり着きました。
まあ、アホなカーナビに盲目的に従った私がすべて悪いので誰のせいでもないのですが、そんな私はもちろんカーナビ(の設計者)のせいだと思っております。
スマートフォンのヤフーカーナビとかをチェックして、そのルートで行けば、走り慣れない大阪市内の阪神高速で神経をすり減らすこともなく近畿自動車道でリラックスできたものを……。
さて、2年ぶりのKIX駐車場。
びっくりしたのは、身障者用のエリアが激増していたことです。
2倍以上は増えている気がします。
もちろん身障者エリアは空港側に近い位置に設定されていますのでアクセスに便利。
なのでたくさん埋まっていました。
が。
果たして本当に身障者のクルマは何台あるのか……。
いや、別に疑っては……いるんですけどね。^^;
だからどうだという話ではありませんが、もちろん我が愛車はちょっと離れた一般エリアにデポジット。
○KIX駐車場はカートが使いにくい
さて、カーナビに呪いをかけたあとは、KIXの駐車場です。
ここ、カートでの移動がしにくいんです。
ラゲッジから直接カートに積んで移動するのが最も楽ちんなのですが、そのカートを移動させるルートが整備されていないのです。
クルマ優先。クルマが王様。歩行者やカートは思いっきり外側を迂回しろ、という作りになっています。
また歩行者レーンは狭く、積載荷物で横幅がかなりあるカート同士は絶対すれ違えません。段差をつけている関係で避けるのにカートを車道に落とすのも危険が伴います。
バリアフリーというのは身障者だけのものではないのですよ。
身障者エリアを増やすだけでなく、歩行者の導線ももっと考えてほしいところ。
王様あつかいのクルマを止めたら、誰しも歩行者になるのですから。
もちろんスーツケース一つくらいしか荷物のない場合はあまりストレスを感じないのかもしれません。
あくまでもカートにSCICONとスーツケースを横積みして移動するという視点からの文句です。
マイノリティなのは自覚しておりますが、だからといって良しとはしませんぜ。
(って、やってることはこんなブログに文句を書くだけなんですけど)
○自宅から空港まで
話の時系列は少し前後しますがお許しを。
すでに書いたようにフライトは夜。22時過ぎです。
そして家を出発するのは18時。
つまり出発当日はほぼ丸一日余裕があります。
言い換えると丸1日無駄になるんですけどね。
かと言って出勤しちゃうと間に合わない、みたいな絶妙な出発時刻なんですよ。
これが自転車がない普通のホノルル行きなら職場から直行すれば間に合うんですけど、残念ながら年休を1日消化するはめになっています。
18時に家を出発すると、夕方の渋滞時間に引っかかります。
かと言ってそれを外して16時とかに出発すると1時間で空港に着いちゃいますので、5時間以上もKIXで時間を潰さないといけません。
渋滞で多少時間がかかろうが、18時に出れば今回も20時くらいには空港に到着しましたから、むしろ空港で無駄な時間が少なくて済むというものです。
○まずは関西国際空港をディスりたい
話少々ズレますが、まず私は空港という場所が大嫌いです。
特にKIX(関西国際空港)は私が知る限り、設計は最低なんじゃないかと思っています。
なぜか?
それは毎回毎回毎回毎回、あのエレベーターにイライラさせられるからです。
狭い。
なのに数が少ない。
そして超絶遅い。
まず、スペースが時代遅れです。
我が家のようなスーツケースとSCICONを載せたカーゴだと、2でいっぱいです。
誰かが乗っていたら、どちらか一人しかのれませんし、場合によっては一人も乗れません。
乗れる箱、つまりほぼ空の箱がやってくるまで延々待ち続けるしかないのです。
当然ながらエレベーター待ちの人々が全員マナーがいいわけではありませんから、当たり前のようにガンガン横入りされます。
我々は出る人のスペースを確保するためにドアの前には立ちませんが、連中はブロックするようにドアの前にやってきます。
降りてくる人がいたら少しだけズレますが、「オレらが乗るんや」的にほとんどバリケードを崩しません。
そして当たり前のように順番を無視して箱を占拠し、去っていきます。
お行儀の良い我々はそんな連中に数回してやられました。
エレベーターの速度が異様に遅いのも問題です。
一台やりすごすと、次にやってくるのに数分かかりますからね。
なのでタイミングが悪いと本当にフロア替えをするだけで、15分くらいの滞留が発生します。
インバウンド誘致とか言っているならこういうインフラをもっとまともにしてもらいたい。
ドバイ空港のエレベーターくらいでかくして、かつ台数も3倍位に増やしてほしい。
まあ偉い人は自分でカーゴとか押して移動したことがないのでこういう不具合が存在していることを理解できないのでしょうね。
個人的な提案ですが、エレベーターは結局「オラオラ系」の横入りがあってストレスが溜まるので、むしろエスカレーターを全基、外国の空港にあるようなカーゴごと乗れる強靭なヤツに替えてほしいです。
乳母車や車椅子の人もその方が絶対便利のはず。
というわけで、到着して即、駐車場の導線でイライラ、たかがエレベーターで出発ロビーまで上がるだけでイライラで、空港のせいですでにストレスがマックスになる私でございました。
○飛行機(というか、旅客機の存在)もディスってみよう
で、今回はネガティブキャンペーン記事なので(そうなの?)更にグチを書いちゃいます。
実は私、そもそも海外旅行が大嫌いなんです。
嘘じゃありません。ブログでも結構事あるごとに書いていますが、これはマジです。
HCRがなければ海外なんて絶対、一生行きたくありません。
で、その海外旅行が嫌いな理由の一つは空港が嫌いなこと。
でも一番の理由は飛行機(旅客機)の存在です。
そもそも飛行機での移動って無駄な待ち時間が多すぎると思いませんか?
海外航路は出発の2時間前までに荷物預けを終えておけ、とか無駄に早めの時間を強要されるのがまず鬱陶しい。
次に飛行機に乗ってから本当に飛び立つまでもかなり時間があります。
延々と10分以上タキシングを続けたかと思うと、今度はピタっと止まって15分、「現在、滑走路が混雑しており云々」なんてアナウンスが流れることはザラです。
着陸もそう。
ランディングしたぜ、と思ってから、実際に飛行機を降りるまでが長い。
こちらも延々タキシングで空港の端(かどうかはしらんけど)に追いやられた挙句、「前に到着した飛行機でタラップがあいてない」なんていうアナウンスが流れて30分以上も待たされるなんていうのザラです。
今回もダニエル・K・イノウエ空港についたときがこれで、機長がアナウンスで「5分くらいかかります」と言ってから20分くらいしてようやく動き出しました。その間延長のアナウンスなどはなし。
ダイヤ通りに動き、かつ乗降が即完了する電車のほうが何倍も合理的な乗り物だと思います。
○ついでにKIXの保安検査もディスる
加えて毎回毎回イライラさせられるのが保安検査。
なんでアイツら(かかりの人たち)、あんなにブスっとして威圧的でつっけんどんな態度なんでしょう?
特に日本の空港(私の場合は主にKIX)のスタッフの質が悪すぎます。
普通に移動しているのに「さっさといけ」とばかりに背中を押されたりすると「その汚い手で気安く私の体にさわるな、このゴミムシめ!」などと怒鳴りたくなるのを毎回抑えるのに苦労します。
もちろん心の中では呪いの言葉を唱えてますけどね。
というか、普通に移動しているのになぜ急かせる?
そして今回の保安検査のスタッフは過去最悪でした。
スタッフ同士でどうでもいいことをずっとくっちゃべってるんです。
折しもその日の朝、伊丹空港の保安検査員が一度は取り上げたナイフを返して保安検査場を通しちゃって大騒ぎになったっていうニュースが話題になったところですよ?
なのにこの保安検査スタッフ達のだらけぶり……。
オコがゲキオコに変化した瞬間でした。
というわけで保安検査では荷物のチェックがいちいち鬱陶しい。
これも「飛行機大嫌い」の理由の一つ。
「PCやケータイはバッグから出しておけ」「あとポケットの中は空にしろ」「そんでもって靴も脱げ」みたいなことを強要しつつ、その上でとことん急がせる。それも口で言わず手をひらひらさせて「はよせーや」とやる。
できるならハリセンでぶっ叩きたい。^^;
(そういえばハリセンは機内持ち込みOKだよね?)
「うるせー! ちゃっちゃとやっているだろーが!!!」
などと心のなかで叫びつつゲキオコな私は、今回とうとうつまらない反抗心を抑えきれなくなりました。
何をやったかというと、まあ、ささやかな抵抗です。^^;
いつもはきちんとやっていることなのですが、今回に限り、PCもケータイ(2台)もタブレットも全部バッグの中に「入れたまま」通しました。
「ポケットの中も全部出してください」と言われたので「ねーよ!」と答えました。
実はハンカチが入ってましたけど。^^;
確信がありましたけど、PCもケータイもタブレットも普通に通過。
何も言われませんでした。
だって奴ら、ダベっていて画面とか見てないですもん。
文句を言われたら素直に謝って出すつもりでしたが、指摘すらされませんでした。
伊丹ではわかりませんが、あの様子だとKIXでは国際線であっても、ナイフなんて実際は一日に何十本も通過しているのではないでしょうかね。
あ、見てないんですから、拳銃や爆弾も大丈夫そうですね。
閑話休題。
○自転車を預ける
いきなり保安検査の話を書いちゃいましたが、ここはちょっと冷静になって時系列に戻ります。
KIXのエレベーターという難所を通過した我々はJALの荷物預けカウンターでスーツケースとSCICON(バイクというべきか)を預けます。
JAL便にはHCR特典というのがあって、予め「HCRにでるけんね」と申し出ておくことで「サイズがちょっとおっきくても特別に料金上乗せなしでっさかい」という特典が付きます。
特典を得るには9月に入ってから「特典でーす」と送られてくるメールをプリントし、バイクを預ける時にそれを見せる、ということになっていますが、実際は「見せて」と言われたことはありません。
一回目と二回目はこちらから「コレです」と見せながらバイクを預けたのですが「チラ」っとだけ見て「はいはいわかってますよ」という感じで中身は特に見てないようなのです。
なので去年からは準備だけはしておいて「言われたら出す」作戦でいってます。
今年もフリーパスでした。
名前確認をした時に予め許可が出ている、というフラグがあるのでしょうね。だから見るまでもないということなのでしょう。
この時期はHCRのお客が退去して、じゃなくて大挙して押し寄せてくるので、自転車専門の検査員がついていて、自転車が来たらさっそく張り付いて、中を開けてチェックしていきます。
JALの要請では「自転車以外は(ケースに)入れるな」とあります。
我が家は素直にそれに従って、基本的に自転車以外は入れていません。
ヘルメットもシューズも、ウェアもボトルも全部スーツケース側です。
なのでハワイに行くのに大きめのスーツケースを各自一個ずつ転がしているわけです。お土産を死ぬほどたくさん買わないといけない新婚旅行でもないのに……。
まあ、そういうわけなので我が家の場合は自転車のチェックはサクっと終了です。ジッパーを開けたら自転車しかないのが一目瞭然ですしね。
でも「入れるな」って書いてあるのに色々と入れている人はチェックに時間がかかります。自転車以外に、バッグとか箱があったら検査員は内心舌打ちをしているとおもわれます。
せっかく特別枠でサイズを拡大してもらって無料で楽に預けられるのですから、従いましょう。
あと、毎回毎回同じことを思うのですが、JALの荷物受付をしている人ってバカなのか長く続けている人がほとんどいないのか、SCICONのエアロコンフォートにはバゲッジタグをつける場所があるにも関わらず、妙なところに無理やり取り付けようとするんですよ。
なので毎回「タグはここに付けてください」と指示をするわけですが、毎回「まあ、こんな便利なものがついているんですか?」と驚かれるという……。
今回も同じムービーを見返しているような状態でございました。
去年までは「ひょっとして私達が今年始めてのSCICONの客?だから知らないのか?」なんて思ってましたけど、流石にそれはないだろうと思うのですが……。
ご存知かもしれませんが、自転車を預ける際に「壊れてもしらんよ?」という念書をとられます。
預かるけど壊れても知らんってどうよ? って毎回ムっとする瞬間です。
「嫌なら載せるな」と言われたらそれまで。
「嫌ならプライベートジェットでイケよ。ケラケラケラ」と笑われているようでイライラ。
客をバカにするな! とマジで思います。
今回はロハですが、料金を払って自転車を載せて貰う場合もあるでしょう。その場合でも「壊れてても知らんよ。ケラケラケラ」ですからね。
これ、絶対何かがおかしいと思います。
ただし。
JALの日本人スタッフはかなり丁寧に扱ってくれていると思います。
ここは個人的に高評価です。
ハワイイでも検査官以外は丁寧に扱ってくれている印象があります。
でもアメリカ側の検査官(TSA?)はクソです。今年もクソでした。
帰国後の話ですが、自宅に帰りついてSCICONを開けてびっくりです。
そのびっくりぶりについては、別項にて。
さて、自転車を預ける場合の注意事項の一つとして、「空気をある程度抜いておくこと」というものがあります。
検査の時にも係の人に「空気は抜いてますか?」と聞かれます。
少なくとも私は毎回聞かれています。
ただし日本では。
アメリカ側では一度も聞かれたことはありません。
で、これですけど、面倒なので私はいちいち抜きません。
物理的な計算をしても特に空気を抜く必要などがないからです。
だってもともと低圧ですから。
チューブレスですからそもそもチューブが破裂することはありませんしね。
でも私は波風を立てずに生きていきたいタイプですから、にっこり笑ってこう答えます。
「もちろん(抜いてます)。(^o^)」
かつてアホのように空気を入れまくっている人がいて、そしてその人のメンテが悪かったのかタイヤかチューブに傷がはいっていてダメになりかけていたかなどでたまたま破裂したことがあったのかもしれません。
というか、チューブドクリンチャーユーザーで普段からタイヤ記載の上限いっぱいにガチガチに空気を入れている「ガチガチ君」は素直に抜いておきましょう。
もちろんぺちゃんこにする必要はありません。走れる程度に残しておきましょう。
それから、これも常識というかご存知の通りで、リチウムイオンバッテリーは機内持ち込みにする必要があります。
最近のロードバイクってリチウムイオンバッテリ搭載のものがおおいんじゃないでしょうか。
我が家のばあい、電装品は全部リチウムバッテリー仕様です。
サイクルコンピューター、フロントライト、リアライト(リアビューレーダー)など、全部リチウムイオンバッテリー入りですから、バイクっからは外して機内持ち込みにしておきましょう。
で。
去年まではそれで良かったんですが、今年はちょっと困ったことになっております。
同居人は問題ありませんが、私に問題が生じているのです。
何かというと、バイクが電動シフト仕様になったことにより、駆動のためのリチウムイオンバッテリーがフレームに内蔵されているのです。
つまりそれを抜いておかないといけない、ということですね。
……厳密には。
だがしかし。
「電動シフト車ですか?」とも、当然ながら「バッテリーは入ってませんよね?」などとは特に尋ねられませんでした。
そう、私はいつもの感覚でバイクをあずけてしまったのです。
ええ「バッテリーがフレームに内蔵されているなんていうことは【ついうっかり】忘れていた」のです。
私、うっかり者なのですよ。(^^)
なのでそのままお預かりいただきました。
というか、あんなモノ、いちいち着脱してられるかってんだ。^^;
もちろん発火するようなバッテリを作るメーカーが間違っているわけですが、「安全のため」というのなら自転車だけでなく、スーツケースも一つ一つ全部ひっくり返してリチウムイオンバッテリが紛れ込んでいないかを徹底的にチェックするべき。
つまりはそういうモノ。
そこまでやると飛行機飛ばすのに何時間かかるのやら……。
それから更に細かいことを言うと、チューブレス(レディ)タイヤ装着車も厳密には引っかかる可能性があります。
理由はシーラント。
液体です。
私もその辺のただの客なので「厳密」なところを完全に把握しているわけではありませんが、そもそも液体は100ml以下の「容器」に入れ、その容器を更に気密性の袋(ジップロック的な?)に入れておくこと、というくらいは知っています。
ではチューブレス(レディ)タイヤはどうか?
1輪あたり100ml以下なので、量的にはOK。
しかしタイヤ(とリム?)は果たして「容器」なのか?
そしてホイールが入るジップロック的なものはあるのか?(あったとしてもそもそも容量が1リットルこえてますから大きすぎてアウトですが)
もしそこをバカ正直に申告して「それはあかんですな」となったら、その場でタイヤを外してシーラントをぶちまければいいんでしょうかね?
要するに建前だけになっているのが現状ですよね。
ほんと、飛行機って実情とは乖離している「規則」がいろいろありすぎでめんどくさくて大嫌い。
○今回の食のテーマは「麺類」
いや、食のテーマといっても全然大したことはないんですよ?
今回は行きと帰りはラーメンにしましょう、というだけです。
あと、ハワイイでも一食は麺類ね、という、テーマなんていうにはショボすぎる話なんですけどね。
まあショボいテーマではありますが、我が家的にはそうやって楽しんでいると思ってください。
で、夕食は毎回空港でとることにしております。
夜のフライトにもかかわらず、ホノルル線は飛行機に乗ってすぐに機内食出るので基本的には出発前にあまり食べたくはないのですが、そもそも機内食には期待できないし、メニューによっては最悪食べない(食べたくない)可能性もありますので、保険代わりにフライト待ちの時間つぶしも兼ねて出発前に日本で食べるようにしています。
食べる場所ですが……。
荷物を預けたら、あとは保安検査のみ。つまり大きく分けるとその前か先か、という選択肢があるのですが、我々は毎年、「前」に夕食を取ることにしております。
理由は単純で、KIXは出国しちゃうと食事をとるにはろくな店がないからです。
日本側の方が選択肢が豊富ですからね。
でもね……。
これもまたグチなんですけどKIXに入っている店って、ろくな店がないんですよね(個人の感想です)。
いえ、チェーンストアが多いのでチェーンストア全体をディスっているのではなく、KIXの店がダメなんです。
なんというか、スタッフの皆さんは疲れているというか、どの店も黙っていても客がひっきりなしに訪れるのがわかっているのか、愛想がない。むしろ無愛想。日本の接客は地に堕ちたと確認作業をしている気になります。
なので、その辺は期待しないで行くことにしております。
「接客は最低だ。そう覚悟はしておけ」と。
そういう意味では独立した店よりto go(テイクアウト)なフードコート店の方がマシな気がします。
今回はフードコートまで降りるのがめんどくさかった(めんどくさがりなんですよ^^;)ので手近な独立した店のエリアで済ませましたけど。
話は前後しますが、なぜテーマを麺にしたのか?
それは「普段あまり食べないから」です。
そう、HCRツアーは、我が家にとっては「この時期しか口にしないものを楽しむ」ツアーでもあるのです。
その一つが「ラーメン」でございます。
以前は同居人を駅にクルマで迎えに行ったついでに「今日はラーメン食べてく?」って感じで週イチか、2週間に一回くらいの頻度でラーメン屋めぐりみたいなことを楽しんでいたのですが、駅から徒歩5分で帰れるようになると「わざわざでかけてまでラーメンは食べない」状態になってしまったのですよ。
そういう意味で私は小泉さんにはなれそうもありません。
なのでテーマは「麺」ということに。
行きのKIXで食べたラーメンはこれ。
店の名前も知りません。KIXの店などどこでも一緒(個人の感想です)という諦めの境地にある私ですから、適当にあるいて最初に目に入ったラーメン提供店(ラーメン屋?)に入りました。
味はまあ、普通ですね。マズくなくて良かった、という感じ。
味と中身の割には値段が高いのは空港では仕方ないのでしょう。
○乗ったのはアラシ・ジェット
「荒らしジェット」ではありません。
しかし、本人には自覚がなく、帰りがけになって同居人から「えーっ?知らなかったんかい!」とあきれられる始末。
だって特に機内には荒らし……じゃなくて「嵐」的なものはなかったような……。というか嵐を全く知らない私が嵐的なものを認識できるはずもないのでさもありなん、ではありますね。
個人的には中年アイドルグループなんぞより、永遠の17歳(かどうかしらんけど)初音ミク・ジェットとか永遠のピカチュー(意味不明)ポケモン・ジェットの方が気分が上がったんですけどね。
○マシになったJALのエコノミークラス
かつて「奴隷クラス」と揶揄されたエコノミークラスですが、前後と左右の間隔がけっこう広くなったなあ、と感じました。
シート自体は薄っぺらくなってたよりないきがしないでもありませんが、昔のシートのほうがお尻が痛くなっていたのでシートとしの質もあがっているのかもしれません。
加えて特筆しておきたいのが、シートの背もたれが後ろに倒れる角度がかなり制限されていること。
前の人にシートを倒されるとストレスたまりますからね。
今回は往路はシートを倒さない人で問題はなかったのですが、復路は何が何でもシートを倒したい人でございました。
が、その角度が比較的浅いところで止まる仕様に改善されていてストレスは少なくて済みました。
それよりシートを倒す人って、だいたい後ろの人に一言も声はかけないわ、食事提供中や着陸態勢になっても元の位置に戻さないわ、でとことん自己中ですよね。
だいたい、スッチーも注意しないんですよね。
以前はまっさきにその辺はチェックしていたように思いますが、今回の2回の食事は二回とも私がスッチーにお願いして元に戻してもらいました。
本人に直接言え?
嫌ですよ、逆上して殺されたらどうするんです?
一言も声をかけずにいきなりガクンってシート倒すような輩ですからね。こちらも命を守る対策をせねば。
座席のリクライニング事情。これも私が飛行機旅が嫌いな理由の一つです。
○機内食
色々改善されている機内の装備ですが、こと機内食に関しては大した改善は見られない、というのが私の評価です。
もちろん機内食が美味くない、内容がショボい、なんていうのは「個人の感想です」の範囲ですし、楽しんでいいらっしゃる方も多いとおもうのであくまでも「文句いいのグチ」だと思ってスルーしていただければ幸いです。
とはいえ、キンキンに冷えた表面がブヨブヨで中がパサパサの唐揚げとか出されても「エサかよ」「これ、マジで美味しいと思って作ってんの?」「バカにすんな」としか思えないのが私なのです。
「文句言うならビジネスにしろや」と言われればそのとおり。
「LCCと違って食事が出るだけありがたいと思え」と言われればそのとおりなのかもしれません。
とは言え、そんな機内食を全く楽しみにしていないかというとそうでもなかったりするんです。
というのも、食事前とかに「お飲み物」が配給されるタイミングがあるのですが、それがちょっと楽しみだったりします。
私が頼むはいつも「トマトジュース」です。
そして、それが私が1年に飲むトマトジュースのすべてなのです。
そう、私は年に2回、ハワイイの行きと帰りでしかトマトジュースを飲まないのです。
いえ、トマトジュースは好きな方なんですよ。
でも、日常的に常備して、例えば毎朝食のときに飲む、というほどではないのです。
なので「そう言えばトマトジュースって機内でしか飲まなくなったよね」状態になっているという。
あとは、赤ワインのミニボトル。
これも無料提供なので毎回いただくのですが、これがタダ(料金に含まれているので決してタダではない)とは思えないまともなワインでして、まずい機内食を流し込むのに丁度いい軽さなのです。
つまり味わうというよりは食事と一緒にグイグイ飲む系ですが、十分美味しいと思います。
ミニボトルなので本当にグイグイ飲む人は何本も頼む必要があるかもですね。
ちなみに基本的に下戸の私は半分も飲めませんのですけどね。
飲み物ついでに書くと、食後のタイミングで配給されるコーヒー。
JALに限っては、飲めたものではありません。
ただし、それでもスターバックスのコーヒーよりマシだとは思いますが(個人の感想です)。
○シャワートイレが導入されていた!!!
実は今回のHCRツアーで、私が「マジか!!」と大いにびっくりした「3大驚愕の事実」があるのですが、その最初がこれでした。
去年の機材は普通のあの便器でした。
しかし今年はなんとシャワートイレに。
これはもう、パラダイムシフトといっても過言ではないのではないでしょうか?
いやあ、シート間隔といい、昔の奴隷クラスが今ではこんなに立派になったとは……。
そうそう、シートといえば、シートバッグの「物入れ」も進化していて、スマートフォンやタブレット、コンパクトカメラなどを入れておけるポケットが備え付けられていました。
コレは地味ですがとても素晴らしい改善点だと思います。
※エンタテインメントシステムのナンプレは代わり映えしないいつものヤツでした。
○夜中に出会った謎の双巨人?
機内が暗くなる前に目を閉じて浅い眠りを貪っていた私ですが、ふと目を覚まして前方を見て驚愕。
震え上がりましたね。
「巨人が通路に立ちはだかっている!」
一体アレは?
まあ、カーテンなんですが……。
いや、一瞬マジでビビったのは確かです。
ええ、寝ぼけてたんですね、ハイ。^^;
◎ハワイイ初日
ホノルル到着は11時前でした。
往路は非常に順調で、飛行機はほぼ全くと行っていいほど揺れず、快適な旅でした。
そんなわけで予定よりは早めに着陸したのですが、ゲートの空き待ちで30分位ロスしたのでプラスマイナスゼロみたいな感じです。
入国管理はセルフのブースが大量にできていたのですが、時間的にホノルル着の便がおおくて混んでいます。
が。
よく見ると有人の通路はがらっがら。
なので我々は迷わずそちらへ移り、サクっと出国です。
でも後続はさほど現れず。
なぜなのかは不明です。
○毎回荷物の受け取りにイライラさせられる
入国後は荷物受け取りです。
ベルトコンベアで流れてくる自分のスーツケースをピックアップするわけですが、これがまたストレス。
「ここから先に入るな」線を無視してみんなかぶりつきで自分の荷物が出てくるのを待っているおかげで荷物が見えないし、自分の荷物を取ろうとしてもスペースがあるところまで移動しないといけないなど、毎回毎回イライラさせられます。
中にはラインのすぐそばにカートを横付けする輩がいて導線を潰しています。
ラインまで離れておけば、自分の荷物が見やすいし、いざ自分の荷物が出てきたときも取り出しやすいのに。
私はちゃんとラインより外側で待機していますが、必ずと言っていいほど直前に立つヤツがいるのですよね。
仕方なくスーツケースが見えるところに場所を移動するとまた視界を塞ぐように必ずその前に誰かが立つ。
そんなわけで到着直後にストレス爆発でハゲそうです。^^;
○私はOS-500が大嫌いだ
バイクはコンベアとは別で手で(カーゴでまとめて)運ばれて、少し離れたところにまとめて置き去りにされます。
その場所はいつものように、ダンボールやプラダンの箱、そしてマジョリティのSCICONがズラッとならんであるいみ壮観です。
今回、私のスカーレットなカラーのSCICONはここでも目立ち「あそこだな」とひと目で分かります。
やはりこの手の荷物は目立ってなんぼですね。
が。
同居人のSCICONがちょっと面倒な状態になっておりました。
同居人のSCICONも特別版なので同じものは見たことがありませんし、差別化がなされていて比較的すぐに見つかるのですが、今回はすぐに移動できない状態になっておりました。
というのも、あろうことか、同居人のSCICONに、自立できないOS-500が立てかけられているのです。
OS-500というのは、オストリッチの輪行ケースです。
これ。
ざっくりいうと、ウレタンクッション入の輪行袋です。
HCR時期の空港では、少数ですが、OS-500も見ます。
というか、数は少ないものの必ずあると言ったほうがいいかもしれません。
普通の布っきれの輪行袋とは違い、厚手のウレタンに覆われた外皮があるのでプロテクションはそれなりにあります。
収納方法は布っきれの輪行袋とだいたい同じなので、比較的コンパクトにまとまるのが利点です。SCICONと違ってけっこう小さなクルマのラゲッジにも楽に入るでしょう。
かつ使わない時、つまり自宅での収納スペースが(SCICONに比較して)小さく済むのも美点と言っていいでしょう。
それに、キャスターなどの可動部分がどうしてもダメになる(可能性がある)SCICONなどにくらべてただの袋ですから耐久性も高い、つまりは長く使えるといっていいでしょう。
そして極めつけは「安価」なところ。
SCICON一つでOS-500は4つくらい買えます、といえばその差がおわかりいただけるかと。
でも、そんなことは問題ではなく、両者の差、すなわち同じウレタン入り外装のSCICONとOS-500が根本的に違う点は「自立するかしないか」です。
OS-500は自立しません。
布っきれの輪行袋でも自立するのに、です。
で、同居人のSCICONに、OS-500がもたれかかって立っていたわけです。
誰に断りを入れてもたれかかっているんだよ! っていう話です。
私がなんでオコなのかというと、OS-500をピックアップしてもらわないと同居人のSCICONが動かせないからです。
「勝手にもたれるんじゃねーよ」とOS-500を反対側に押しやってもいいんですが、OS-500は自立しませんから向こう側に倒れますよね。
いや、もちろんぼーんと放り投げて倒すんじゃなくて、気をつけてそっと倒しておくことは可能です。
が。
よく考えてください。
そのOS-500の持ち主が「お前が倒したからディレイラーハンガーが曲がってた」とか「フレームが折れていた」とか難癖をつけてくる可能性がないともいえません。
「お前が倒しているのを見たぞ」なんて言われて揉め事に発展するのは避けたいじゃないですか。
なのでOS-500の持ち主が現れて、自分で移動させるのをじっと待つしかないのでした。
OS-500は上述の通り、メリットもありますし、飛行機輪行にも耐えうるケースであることは否定しません。
OS-500だと壊れてSCICONだと壊れない、なんて保証はありませんからね。壊れる時は壊れるのです。
そうじゃなくて、問題はOS-500が自立しないということを、そして今回のように立てかけられて迷惑している人が存在していることをユーザーがどれくらい認識しているかです。
軽くてコンパクトになって、安い。プロテクションも十分。OS-500最高。
そう思うのは勝手ですけど、人の荷物にもたれかかるわ、倒れたら倒れたで無駄に場所を取るわ、OS-500というケースは色々と周りに迷惑をかけていることをお忘れなく。
スーツケースのベルトコンベアに食らいつく前に、誰より先にOS-500を引き取りに来てほしいものです。
というか、飛行機会社は自立しないケースなんか受け付けないようにしてほしいです。
以上、ヤなことがあるとOS-500までディスってしまう私でした。^^;
○ホテルのチェックインまでにやっておくこと
空港からワイキキのホテルまではクルマで送ってもらいます。
ホテルは我が家的ホノルルの定宿となっているアストン・バニヤン。
バニヤンのチェックインは15時からなので、とりあえずスーツケースとSCICONを預けて身軽になります。
そしていつもこのチェックイン待ちの間に「できること」をやってしまうのが我が家流です。
できることといっても大したことではなくて、まずはランチをとって、その後必要なお土産物を買うという「しなければならないこと(義務)」を済ませておくのです。
「土産もの」と縁がない(というか縁を切っている)私ではなく、この時間は、同居人用。
私と違って日本の会社の古き良き(古くて忌まわしい)風習に敢えて逆らわず波風が立たぬよう振る舞うことにしている同居人の職場用の土産ものと、毎回なのですが、知人に頼まれたアロハシャツの購入。
アロハシャツは店と商品が指定されているので、そちらはある意味楽です。日本では手に入らない(このご時世、海外通販はできるはずだけど、送料をケチっている&めんどくさいのでいつも「行くならついでに」で頼まれていると思われる)ブランド・柄のものだそうな。
我が家の到着後の最初の食事であるランチもルーティン?化していて、ここ数年はアサイボウルです。
店はその時によりけり。
有名な店は席があいてなかったりするので、今年は最初から人がいなさそうな寂れた店を選ぶ私達。
とはいえ、基本的には既知の店から選ぶのでハズレを引くことはまずありません。
アサイーボウルをいただき、コーヒーを飲んで
土産物をチェックする合間に、通りすがったアップルストアに顔を出すのも恒例。^^;
あそこはいつでも寒いくらいガンガンに冷えているので涼むのに丁度いいんですよね。
そういえば去年はそのワイキキのアップルストアで発売されたばかりのiPhone XS Maxを手にしてしまったばかりに、帰国後、それを即買っちゃった私です。
しかしながら今回のiPhone 11 Pro Maxを手にしても全く心は動かず。
代わり映えしないというか、iPhoneのカメラなど使わない私にとって、カメラ機能を推されても全くメリットがありませんしね。
ちなみにその時のアップルストアはガラガラでした。iPhone 11がつまらなかったからでしょうかね?
なんというか、そろそろアップルも斜陽かな? なんて思った一時でした。
その後無事に土産物もゲットしつつダラダラとワイキキを散歩していると、ほぼチェックインの時間になりました。
○過去最高にボロかったアストン・バニヤンの部屋
当たり外れが激しいのがアストン・ワイキキ・バニヤン。
ここは一言でいうと「コンドミニアム」です。
ちゃんとしたキッチンと独立したベッドルームがあって、リビング・ダイニングが広いのがメリット。
かつ、HCRのスタート地点の直ぐ側で、エントリーを受け付ける会場なんてすぐ裏(ただし直線道路がないので迂回しないと入れませんが^^;)。
各フロアにランドロマット(「コインランドリー」は日本語)もあって、洗濯も便利。
バイクを部屋置きするHCR参加者にはまさに理想的なホテルといっていいのではないでしょうか?
ただし、部屋の設備には期待するな、でありますが。
我が家の定宿となっているアストン・バニヤンですが、今回あてがわれた部屋はタイトルのとおり過去最高にがっかりさせられました。
具体的ながっかりポイントは次の通り。
・トイレ(と風呂場)のドアの鍵が壊れている
・食器棚やキッチンの引き出しや扉の全てが、なぜか指の引っ掛かりがない作りになっている(マジでなぜ?)
・ウォシュレットでなかった
・カーペットがやや小汚い
・テレビが壊れている(時々映るけど、すぐに消える)
・冷蔵庫のドア側の収納スペースが壊れている
以上、細かいかもしれませんが、今回はがっかりでした。
でも、だからといっていちいち文句をつけて部屋替えを要請することはしませんでした。
というのも今回は特にクリティカルなものはなかったからです。
あと、基本的に英語しか通じないので、コミュニケーションができないからです。
(たまに日本人スタッフがいることもある)
テレビはクリティカルでしょって?
いや、どうせ英語の番組とか見てもわかりませんからね。我が家には不要なのです。
いまはネットさえ繋がっていればニュース系はスマートフォンでチェックできますし、テレビなどもはやオワコンでしょう。
ネットがあれば、その気になれば、そしてネットワークの状態が良ければ家のビデオにアクセスして録画しているアニメを見たりもできますし。
まあ、とはいえ毎日疲れて早めに眠ってしまいますし、正直にいってそこまでして録画を見る時間とかはあまりないんですけどね。
そういえば去年は備え付けのPS3が壊れていたので交換を要求しましたっけ。
でもあれは借りてきたDVDを見る気満々だったので要求した次第。そうでなければ「もういいや」で終わっていたにちがいありません。
今回はそんなこともあろうかと、そもそもDVDとか借りる気もありませんでしたのでPS3がちゃんと動くかどうかの確認はしませんでした。
ただし、部屋のWi-Fiがつながるかどうかは確認しました。
確か去年はWi-Fiが初日しかつながらなかったんだっけ……。
結局交渉が面倒で「レンタルのWi-Fiルータでネットはいけるからもういいや」でしたっけね。
○バイクの組立て
かんたんな部屋のチェックが一通り済んで「この部屋でいいか」となったら、ようやく荷解きです。
ここは手分けして進めます。
同居人は服や生活用品の収納とこれから数日間使用する食器や鍋類、カトラリーなどの消毒(煮沸ともいう)作業。
私はバイクの組立とチェックです。
○いつものスーパーが閉店していてがっかり
一段落ついたあとは、買い出しです。
ここで驚いたことが一つ。
というのも、毎年便利につかわせてもらっていた近所のスーパーマーケットがビルの建て替えのために閉店していたのです。
ホノルルに於ける我が家のパントリーだったのに!
(というか、店の名前自体がパントリーだったような……)
代わりと言ってはなんですが、道を挟んだほぼ向かいにちょっとしたスーパーマーケットを見つけてそこに入ったのですが、相対的にチト質が悪い。
生鮮品は傷んでいるものが多いし、そもそもちょっと高い。
「だったら近所のABCストアでいいんじゃね?」
実のところ買い出しと言っても大したものを買うわけではありません。
生鮮品を扱っているABCマートがホテルの近くに複数ありますので、そちらで事足りるだろうと判断しました。
それにイマイチだと思う店で買う必要はありませんからね。
購入したのは主に朝食の食材とコーヒー、水、そしてビールやおつまみなどなど。
・コーヒー(ライオンコーヒーの安いやつ。ペーパー用に挽いてあるもの)
・ベーコン(ベーコンエッグ用。もちろんスライスしてあるもの)
・卵(ベーコンエッグ用)
・油(ベーコンエッグ用だけど、ベーコンエッグだけするなら油はいらんかも。^^;)
・バナナ(多分ドール^^;)
・ぶどう(シャインマスカット張りに甘いけど小粒のもの。種無し)
・パン(残念ながら甘いやつしかなかった。普段なら絶対買わないものだけど「ハワイイだし、ま、いいか」という謎の妥協をして買いました)
・はちみつ(ジャム代わり。甘いパンにはいらんものですが、二日目からは普通のパンにする予定なので。あとパンケーキ作るかも、と思って)
・ビール(ローカルビールもいいけど、私はハイネケン。ワイキキならどこでも手に入る安定した味のビールはコレしかない)
・おつまみ(チップス系とナッツ系を適当に)
以上はABCストアで。
一番おもいものは直近、すなわちホテルの1Fにあるコンビニでゲット。
・水(1ガロンのペットボトル)
○早めの夕食はロコ系の店で「to go,please」
部屋に帰って買い物を冷蔵庫やキッチンの収納にブチ混んだ我々は、早めの夕食を取ることにしました。
どこに行こうかちょっと迷ったものの、初日の夜は近所のレインボー・ドライブインで買って、部屋でのんびり食べることにしました。
レインボー・ドライブインとか言ってもあんまり馴染みはないかもしれませんが、プレートランチ、要するにロコ用の弁当屋と思っていただければご理解いただけるかと。
メニューは豊富で、ハンバーガーやサンドウィッチ、サイミンなんかもあります。
場所はHCRの受付会場となっているアラ・ワイ・ゴルフコースの東側をざっと南北に走る「カパフル通り」に面したところにあります。
件のゴルフコースの東向いといったところ。
宿であるアストン・ワイキキ・バニヤンから徒歩で5-6分?くらいのところです。
この店は人気店なのか、いつも賑わっております。主にロコの方々に。
同じカパフル通りにあるマラサダで人気のレナーズが日本人ばっかりなのと比べると対照的です。落ち着いているというか、殺気立っていないというか。
そもそもたいした列にはなっていません。
襦袢待ちが2組くらいあるかないかくらいですか。
メニューが多いと迷いますよね。
「うーん、なんにしようか」と同居人と相談していると、我々の前にいた人が振り向いて、いきなり日本語で話しかけられました。
「ここのおすすめはロコモコと醤油チキン」
聞けば現地在住日本人で、ツアーガイドもしているのだとか。
「いやあ、特別うまい、というわけでもないんですが、時々妙に食べたくなるんで、結構足が向いちゃうんですよ」ですと。
実は私、ミックス・プレートにしようと決めたところだったんですが、「そ、そうですか。そいつはどうも」ということで、「醤油チキン」に。
ちなみにロコモコはこの店が元祖だそうで、まあそれが売りなのは当たり前なのですが、個人的にロコモコはハワイイに来始めた時に食べ比べたりしちえけっこう食傷気味なので候補にも入りません。
なので残るは「醤油チキン」ですね。食べたことなかったですし。
そんなわけで優柔不断な私がおすすめされたメニューを選ぶ、という義務? を果たしたので同居人は好きなものを頼むことに。
ハンバーグのグレービーソースがけプレート。
なお、レインボー・ドライブインはドライブインだから? アルコールの提供はない模様です。
あ、店の前にテーブルがあるのでそこで食べることもできます。
我々は持ち帰り用にボックスに入れてもらったものを部屋へ持ち帰りました。
手を洗って、フォークを用意し、準備万端。
まずはビールを開けて乾杯。
そしてボックスを開けて料理にご対面。
お互いのメニューをシェアしつついただきました。
毎回思うのですが、量が多いんですよね。
私の基準では二人分です。
とは言え、「HCRウィークは不健康ウイーク」が合言葉の我々は、なんとかほぼ完食(ライスは少し残した)。
味は……まあまあでした。
次はミック・スプレートにしようっと。
あ、そうそう。
トマトジュースのところで書きましたが、「年間を通じて、HCRの時だけ口にするもの」の一つがビールです。
ええ、我が家はビールをほとんど飲まないのですよ。
ここ数年はほぼワイキキだけで飲んでますね。
まあ、そもそも下戸なんで。
その後は片付けをして、シャワーを浴びて就寝。
あ、意識のあるうちにタイヤに空気を入れておきます。
朝はバタバタするのと、バッテリー式空気入れは結構な音がするので早朝はちょっと迷惑かな、と判断してにぎやかな夜のうちに準備をしておくことにしました。
さあ、明日からはいよいよホノルルでサイクリングです。
私の場合、MADONEで初めて走るホノルルなので、楽しみで楽しみで夜も眠れない……なんてことはなく、あっという間に夢の国へと旅立ったのでした。