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★Fidlock twist bottleユーザーに朗報【Fidlock TWIST UNI CONNECTOR】

自転車

「Fidlockでお気に入りのサイクルボトルが使えるようになったよ!」

バナナも運べる、汎用拘束具?「UNI CONNECTOR」が登場

◎そもそもFidlockとは?

ここで言うFidlockとは、Fidlock TWIST BOTTLEの事。
この記事を読んで「へえ~」と感心? するためには、その画期的なマグネットマウント・ドリンクボトルシステムについての前知識が必要。
なので、ご存じない方は、過去の拙記事をお読みいただけると幸いです。

★小サイズフレームに朗報? 【Fidlock BOTTLE TWISTボトルセット】
たかがサイクルボトル。だがしかし…… というわけで、少し前に発表されたにもかかわらず、なかなか入手できなかった便利なサイクルボトルをご紹介します。 ◎最近のロードレーサーはシートチューブが短くなっている? 身長が低いサイクリストは自分にあっ...

◎そしてTWIST UNI CONNECTORとは?

つまり、
「Fidlockのマグネットマウントボトル、超クールで使い勝手最高!なんだけど、専用ボトルしかつかえないし、その専用ボトル、サイクルボトルとしては底辺の品質だよね」
「好きなボトルがこのシステムで使えたら言うことなしなんだけど」
という意見(主に私^^;)をドイツ人は聞いていた!
かどうかは知らんけど!
そもそもこれを考えたのがドイツ人かどうかも知らんけど!

とにかく「夢はかなった」のです。
BOAの助けを借りて。
その名もTWIST UNI CONNECTOR。

UNIとはUNIVERSALの略。
TWIST UNI CONNECTORとはすなわち、その名が表すとおり「汎用ひねり連結装置」の事。
はい。日本語にしたほうが意味がわからなくなる、という「あるある」に陥りました。^^;
ちなみにグーグル先生に「CONNECTOR」を日本語に訳してもらおうと思ったんですが、日本語は「コネクタ」でした。
間違ってないんだけど納得いかないのは私だけ?
Televisionの翻訳が「テレビ」なのは、まあ納得できます。むしろこの令和の時代に「受像装置」なんて訳されたらビビりますけどね。

……話をもとに戻しましょう。

TWIST UNI CONNECTOR(以下、TUC=タック)についてくどくどと言葉で説明するよりも、写真を見てもらったほうが話は早そうです。
こういうものです。

Fidlockのマグネットマウントに装着したいものをワイヤーで拘束するアタッチメント付きの「拘束具」です。
そしてその拘束には、あの「BOA」のクロージャーシステムを使用。細いワイヤーでセンシティブかつガッチリと締め付けができ、さっくりリリースが可能な、あの「BOA」です。
サイクルシューズなんかにも使われてますので、サイクリストにはおなじみだと思います。
私のサイクルシューズも靴紐の代わりにBOAクロージャーが採用されています。そして「もうBOAじゃない靴は買わないぞ」なんて思うほど支持してます。
そんなBOAクロージャーシステムとFidlockのTWIST BOTTLEが出会ったことによって誕生したものがTUCなのです。

この製品の発表記事を読んだ私は思わず膝を叩きました。というか、実際には膝は叩いてませんが感動しました。
「その手があったか」と。
さすがドイツ人……かどうかは知らんけど。^^;

写真だとわかりにくいと思いますが、バナナとペットボトル?を模したプラスチックを抱え込んでいるような感じのパッケージでその機能をアピールしています。


バナナはサイクルジャージのポケットに入れとけばいいんじゃないかと思いますが、まあようするに「ペットボトルをサイクルボトルにしちゃう用」の器具と考えるといいと思います。

環境派を中心に「ペットボトル撲滅運動」が巻き起こりつつあるこの微妙な時代に「ペットボトル・ラブ!」的なプロダクトってどうよ? なんて思わなくもありませんが、そこはそれ、解釈の違いでどうとでもなります。

「ん? 基本的には一般的なサイクルボトル用だよ。まあ、ペットボトルっていうの? なんかしらんけどコンビニとかで飲み物入れて売っているボトルとか、ゴミ問題とかで話題になっているヤツ? もちろん使いたければああいうの【も】使えるけよ。推奨はしないけどね。何しろTUCは汎用拘束具だから」

まあ、環境問題とかゴミ問題とかをここで語るつもりはないのでそういうめんどくさいのは置いといて、ペットボトルって、実は最軽量のサイクルボトルでもあります。
つまり水はペットボトルで賄うようにすれば、軽量化には最適です。
もっとも、ペットボトルの蓋はそのままだとツイストタイプなので、走行中には飲めなくなります(飲める人は飲めるでしょうが)。
なのでこういうのをポケットに忍ばせておけばサイクルボトルに早変わりです。

もともとこれはランナー用だと思いますが、
「わざわざバカ高くていちいち洗って乾かしたりとかめんどくさいサイクルボトルより、使い捨てのペットボトルの方が便利でしょ?」
というユーザーにとっては便利な品ですよね。
でも、多くのボトルケージは直径が74mmの丸型という暗黙の了解?的なサイクルボトル規格に沿って設計されていますから、ペットボトルだときちんと保持できない事が多いのです。
もっともそんなペットボトル派の為に、「ペットボトル対応」を謳ったボトルケージがちゃんとあります。

FidlockのTUCは、つまり「そんなダサい(個人の感想です)ペットボトル用のサイクルケージなんて捨てて、TUCを使ってクールに装着しようぜ」というものなのです。

ペットボトルで行く場合、TUCだけ持っといて、コンビニでボトルを買い替えながら走る、みたいな運用も可能ですね。

ちなみに本体の重量はこれくらいです。


飲み口を変えて、TUCに装着するだけ。
「その都度サイクルボトルに詰め替える」という概念がなくなります。
もちろん、飲み物だけじゃなくてバナナを取り付けてもOKです。

……。
ペットボトルはいいんですが「いろはす」みたいなペラッペラなヤツはムリかもしれませんね。
BOAのワイヤー、拘束力が強力だから柔らかいと潰れちゃう気がする。
それを考えるとバナナとか切れちゃうんじゃないのかな?

ちなみにTUCで拘束出来るものは直径80mm以下ということになっています。
なのでEVIANの750mlのあの太いボトルはダメですね。残念。

とはいえ私はペットボトルを使うつもりは今のところなく、気に入ったボトルをTwistボトル化しようと思っております。

◎落ちないのか?

どうなんでしょう?(←おいおい ^^;)

BOAダイヤルをグイっと締め付けた感覚としてはしっかりと拘束されていて落ちなさそうではあります。
ボトルもただの丸い寸胴型というわけではなく、持ちやすいようにくぼみがあったりしますのでそこにワイヤーが引っかかて外れにくいという感触もあります。

でも実際に私のホームコースである、北摂の山間のあの荒れたガタガタの路面の衝撃に耐えられる程の拘束力があるのかどうか……。
それはもう、実際に試してみなければなんとも言えないと思います。
この週末にでも試してみたいと思っているのですが……。
週間予報を見るとずっと雨……。
とはいえ、実際の使用感については続報という形でまた後日かならず。

それにしてもこういう製品を本当に作って売っちゃうっていうのがすごいよね、海外メーカー。
さすがドイツ人……かどうかは(以下略)。
日本の会社だったら、アイディア自体はあったとしても、実際には製品として売り出されることはなさそうです。
「それって絶対はずれない? 大丈夫なの?」
「もし落ちたとして、後を走っているライダーがぶつかって転倒して、最悪死んだりしたらどうするの? お前、責任とれるの? 俺はヤだよ」
なーんて感じで保身しか考えてないような「上」に潰されるのがオチでしょう。

というか、正直に言って私も「これ、大丈夫なの?」って思ってます。
脊髄反射で買いましたが、実物を手にとってもなお、一抹の不安は拭い去れません。


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