趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

☆Living in Eorzea ~初心者に捧げるヒーラー視点からのFF XIV~【XIX:叩きのめされた「流砂迷宮カッターズクライ」】

FF14
Copyright (C) 2010 - 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

少し前の話になります。 未予習初見のダンジョンに迷い込んだ時の事です。 6回くらい(それ以上かも)死んで、私は思い知ったのです。

「私って、本当にゲームセンス無いよな!」

ってことに。
今までまがりなりにもなんとかやってこれたのは下調べをしていたから。
それでも全く働きとしては十分ではないわけですから、ギミック(必殺技)が多い相手を前にすると、もう全くダメダメでございました。

そういう場合でもセンスがある人はすぐに対応できてしまうのでしょうけど、私の場合は「とりあえず噛み砕いて咀嚼しないとそもそも理解できない」タイプは、この対応に時間がかかります。

◎ダンジョンの名は「流砂迷宮カッターズクライ」

コンテンツルーレット:レベリングで「当たる」IDです(開放していないとマッチングしませんが)。
この「カッターズクライ」はメインクエストでクリアする必要のないサブクエストダンジョンなので私的には開放したものの「必要ないからいらんわ、怖いし!」的なマインドでスルーしていたもの。

それが先日鼻歌交じりで「今日もとりあえずサクっと経験値稼ぎ♪」的な極めて軽いノリで申請したところ、いつものように瞬時に「シャキーン」とマッチング終了。
画面が明るくなったところで「ここどこ?」となった次第。

コンテンツルーレットはどのダンジョンに行くかわからないところがミソなのですが、それは「一度行ったところ」ではなく「開放したところ」であれば対象になるのです。
画面に表示されるダンジョン名は「カッターズクライ」
「聞いてないよぉぉぉぉ!?」
頭では理解していましたが、まさか本当に「その日」が訪れるとは……。

◎未予習のぶっつけ本番に戦慄する

そういうわけでダンジョン名を見た瞬間に、それまでのルンルン気分(死語?)は消え去りました。
代わりに脂汗が出てコントローラーを持つ手がガチガチになりました。
何しろ全く予習していませんからね。
しかもサスタシャ三兄弟(???)のような初期ダンジョンと違い、レベル44くらいで開放されるダンジョンですから、それなりに難易度が高いのは容易に想像がつきます。

どんなダンジョンで、どんな敵がいるのか全く未知数。
それがこれほど恐ろしいとは……。

しかしながら基本的な組成が「現実を見ない」系の物質で構成されている私です。
すぐにこう考えることにしました。
「きっと他のパーティ仲間がしっかりしてるから、ヒーラーの私はイージーモードに違いない!」と。
そう。とりあえずついていって、ケアルだけやっていればなんとかなるだろう……。

そんな感じでなんとか恐怖に打ち克った? 私は「よろしくおねがいします」と同時に「初見です」と立場を表明?して臨んだのでした。
が。
とんでもない難易度でした(当社?比)。

◎中ボス(1)戦

最初のボスはアリ。
蟻です。
英語でアント。
アイルランド語でフリス。
ノルウェー語でミイル。
ドイツ語でアメイゼ。
キルギス後でクルムススカ。
日本語でありんこ……。
ボクサーの方ではありません、念の為。

その蟻ボスですが、いわゆる状態異常を使ってきます。
そちらはとりあえずアイコンをチェックしながら、覚悟もしていましたのでエスナを使って回復しました。
が。
後でわかったのですが、これは魔法詠唱ができなくなる「サイレス」という状態異常(デバフ)で、要するに私などこれをやられるとその場で存在意義がゼロになります。
つまり私がこれをやられていたらこの時点、最初のボス戦でパーティ崩壊でした。
様子見で極力おとなしくしていた? 為、私にヘイト(敵視)が飛んでこなかったので助かっていたようです。

もっともこの「サイレス」ですが、自然に消えるのを待つ前にアイテム(クスリ)を使って治す事で元に戻ることができます。
具体的には「やまびこ草」というアイテムを「使う」事でエスナの効果が得られます。私も「やまびこ草」はクエストだかなんだかでもらったものを装備品として持っていましたので使うことは可能なのですが、XHBにマクロ登録しているわけでもなく、装備品からほじくって探して、って事をしないといけませんし、そんな事をしているうちにタンクのHPはどんどん減ってくるでしょうし、実際問題としてパニックになってまともに使えなかったに違いありません。

蟻ボスはHPが減ると応援を呼びます。
この辺はボス戦の定番なのですが、パーティの皆さんは増援は無視してひたすらボスを攻撃してこの場面をクリアしました。
いわゆる「殺られる前に殺れ」系の力押し戦法ってやつですね。
このダンジョンに限らず結構このスタイルが主流のような気がします。

「なんだ。これなら行けそうだな」

最初の中ボスをクリアしただけで、脳天気スキルが発動する私は、そんな事をつぶやきながら次のボスへと続く道を走っていったのでした。
もちろんみんなの後を追って。

◎中ボス(2)戦で散る

サンドワームというか、芋虫っぽい蟻地獄というか。
フィールドは砂場でした。
蟻の次は蟻地獄かよ……。
蟻地獄は英語でアント・ヘル……じゃなくてアント・ライアン。
ライオンアリ? アリ獅子?
フィンランド語で……ってもうええっちゅうねん。^^;

「ここはなんというか、足腰が鍛えられそうだな」
なんて平和な事を考えていた私はその一分後に死にました。
範囲攻撃の種類や特徴がわからず、つまりは避け方がわかっていないのでワラワラと逃げ惑っているうちにHPが0に。

コイツ、潜るんですよ。
さすがは蟻地獄。
で、ブハッと出てきて範囲攻撃。
これが痛い。
それとは別にいわゆる蟻地獄を作成します。
吸い込まれますね。
あと砂柱攻撃。
これもぼやぼやしていると結構なダメージが……。
トドメはなにかわからないうちにどんどんHPが削られるデバフがかけられて……。
そんな感じで何が何だかわからないうちに死亡。
ヒーラーが真っ先に死んでどうする……。
※「汚泥」とかいうデバフでした。

○そしてリスタート

二度目は「潜ったらとりあえず外側に逃げて待機」作戦をとったところ、これが功を奏してクリア。
汚泥のデバフは私自身がかからなければ焦らずエスナ対応ができますので問題ありませんでした。

「ふう~」
立ちふさがった蟻地獄を二度目できちんと? クリアできたことでなんとか対面を保てた……かどうかはわかりませんが、その後はラスボスのところまで、我らのパーティは危なげなく殲滅作戦を遂行できたのでありました。

◎ラスボスはキマイラ。そして「山羊が来る」

「この調子で力押しすればラスボスも楽勝じゃね?」

そう考えていた時もありました。
そしてそう考えていた私にハリセンをブチ込みたい。
全然ダメでした。主に私だけが。

このキマイラというラスボスは二種類の範囲攻撃を使ってきます。
一つはキマイラを中心にした円形(つまり全方向)の氷系範囲攻撃。
もう一つはキマイラから離れた場所に展開される全方向雷系範囲攻撃。

キマイラなので頭が2つあり、それぞれの必殺技が違う、ということのようですが、実はわたしはこれがさっぱりわかりませんでした。
実は初見は私だけではなくもうひとりいたようでして、その二人が揃ってこの逃げ惑うしかない範囲攻撃に右往左往して、結果として範囲攻撃を避ける行動ができずに死亡。

○リスタート

リスタートはまたイチから(最初から)ダンジョン攻略をする必要はなく、ショートカットが用意されていて、それをたどっていくと最終ボス戦に臨めます。
実に親切です。
できればワープゾーンまでの移動もなくして直接ボスの
つまりここからはひたすらラスボスに挑んでは散っていったスカタン冒険者の戦いの記録……というほどのものではありませんが……。

結局この後二回とも同じように範囲攻撃のパターンが理解できずに喰らう、ケアルしている途中、逃げずにケアルを決行する、などが重なって死亡。

この時点で見かねた先輩がアドバイスをくれました。
「山羊が来たら外側に逃げて」

私は思いました。
「何言ってんの、この人?」

山羊?
山羊が来る?
羊はよく食べるけど山羊はまだ食べたことがないなあ……。
じゃなくて、山羊=外側ってどういう事?
「じゃあ、張り切ってもう一回」

前向きな人だ。
というか、初見の私をなんとかクリアさせてあげようと思ってアドバイスをくれたわけです。
だがしかし。
そのアドバイスの内容が理解できないんですけど!

そして理解できない私は当然対処などできず、またもや死亡。
「ちゃんとやれよ、バカ白魔道士!」
そんな罵声を浴びせられる方がむしろ気が楽でした。
しかし、このパーティは優しでできていました。
「みんなまだ時間ある?」
そっか、そろそろタイムリミットかも……。
うん、ここはもう解散してもいいシチュエーションだよね。
ちょうどいいや。私も今度は予習しておきます。
あと山羊の謎も解いておきますね。
とにかくみんな、ヘボでごめんねぇ。

だがしかし。
「なんとかクリアさせてあげようよ」

ええ?
……。
まずい。むしろ逃げ出したい。

Copyright (C) 2010 – 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

山羊が理解できていない私は、もう一度やっても同じことを繰り返すのは目に見えている。
ここは断ったほうが……と思っているうちに皆さんリスタート。

○そしてほろ苦いクリア

ええ、死にました。
何しろ山羊がわかってませんからね。
でも、他の3人が頑張った。
最後はベテランが二人残って、ギリギリで勝利。
ナイトさんとか、多分ポーション(HPを回復するクスリ)を使ってHP回復していたのでしょうね。
しかも高い方のポーションで。

ポーションを使うのには魔法と同じで一定の時間がかかるので、自分で薬を使いながら戦うのはタンクとしては極めて効率が悪いのですが、ヒーラーがいないのですから背に腹は変えられませんよね。
ほんとすみません……。

という感じで寝たままクリア。

◎どちくしょー!

そういうわけで、最初に挑んだイフリートの時同様、「死んだままクリア」と相成りました。
イフリートの時も範囲を避けるのが下手くそで死んだわけですが、今度は下手以前の問題です。
何しろ「山羊」がわからないんですからね。

私はその後すぐにこのカッタークライのダンジョン攻略法をチェックして復習しました。
なので今は理解しております。
山羊とは……。
山羊です。
このキマイラは要するに山羊と竜でできていて、記述の通りそれぞれが必殺技を持っています。
そしてその必殺技を使う前に、メッセージが流れるのですよ。

「キマイラの山羊頭は、眼に禍々しい光を宿した」

的な。
つまり、あらかじめ教えてくれていたのですね。
なんて親切な。
「山羊が出たら」というのはつまりこのメッセージが出たら、という意味だったわけです。

でもね。
いっぱいいっぱいのダメ白魔道士だと実際問題としてメッセージなんか追えないんですよ。
だってほとんどパーティメンバーのHPゲージを注視していますからね。
低レベル帯のダンジョンだと慣れてきたのもあってようやく周りを見渡せるようになりましたけど、ダメージがきつめのダンジョンで、初見だと私はまず無理。
無理無理無理!
「敵の動きをよく見て」とか無理。

無理なやつでホントすみません。
そういうわけで、こういうところにセンスというか特性というか、そういうバッファの違いが出てくるのだな、と思い知った次第です。

「よし、ギミックのメカニズムは理解した。次こそは死なず、誰も死なせずクリアしてやる」

とまあ、そう思うのが普通以上の方々でしょう。
私は何を思ったかと言うと……。

「こんなダンジョン、うっかり開放しなければ良かった……」

みなさんも「開放は計画的に」^^;

というか、コンテンツルーレット:レベリングでもう一つメインクエストに関係ないから放置していた開放未予習ダンジョンがあったのを思い出しましたよ。
その名は「掃討作戦 ゼーメル要塞」

このままではヤバイ。

N.A.
N.A.

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。


Warning: Trying to access array offset on value of type null in /home/kuukausi/mono-ludens.com/public_html/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 637