趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

☆Living in Eorzea ~初心者に捧げるFFXIV~ その2 【エレコム ワイヤレス ゲームパッド JC-U4113SBK 】

FF14

「初心者向けに親切丁寧に解説しているサイトは他にたくさんあるのでここはあまり役に立たないよ」シリーズその2です

前回はキャラクター作成までの説明でしたが、今回はごくごく序盤のムービーパート~エオルゼアに転生するまでをくどくどと記述していきましょう。

あと、キャラクターを動かすメソッドの変遷「キーボードからコントローラーへ」の巻です。
なお「その1」はこちらをご参照下さい。

☆Living in Eorzea ~初心者に捧げるFF14~ その1
週末も少し遊んで、気がついたらレベル36になりました もちろん園芸師が!(^_^; ファイナルファンタジー XIV(以下FF14)をはじめて二週間。 社会人ですから平日はほぼ所持品整理。 じっくりできるのは週末、それも一日数時間程度というか...

◎まずは夢を見る

キャラを作成し、その後FF14にログインすると転生イベント(というかムービー)が発生します。
それが終わり目覚めると、「チョコボキャリッジ」という、要するに「乗り合い馬車的な乗り物」のキャビンにいて、森の中の街道(選んだクラスが幻術士の場合)を走っている、という流れです。

その「乗合馬車的な乗り物」のキャビンの中で、まずは乗り合わせた人間に話しかけられます。
これもムービーです。
なのでいろいろとその人にツッコミを入れたいのにそれができません。実に残念です。

冒頭部分の風景?は選んだクラスによって変わります。
行き先の国(都市)が違うので当然ですね。
前回の記事で書いたように、選んだクラスによってスタートする都市が違うのです。
私は森の都市「グリダニア」でしたが、別に「海の都市」と「砂の都市」があります。
私は泳げないし、埃っぽいとこも大嫌いなのでフィトンチッドであふれた? 森の都市でスタートしたのはラッキーでした。

◎とりあえずは流されるしかない

キャラクターの制御権を自分のものにできるのは、チョコボ・キャリッジ(馬車的なもの)から街に降り立った時点からです。
でも、しばらくは敷かれたレール、すなわちNPCの言うとおりに進めましょう。
抵抗しても時間のムダです。

たぶんここで「何いってんだよ、とりあえずバトルだよ、モンスターと戦うのが冒険者の本分だろ?」とばかりフィールドに打って出てバトルをやり始めようとする人がけっこうな割合でいるのではないかと想像します。
まあ、そういうゲームですからそう思う人が多いのは仕方がないとは思います。
が。
異世界に転生した、と考えてみましょう。
するとそういう行為に及ぶ人って、ちょっと怖くないですかね?
なんというか、好戦的にもホドがあるんじゃないかと。
私など、できたらモンスターなどと戦うことなく、ずっと街に引きこもっていたいと考えてしまう方なんですが……。

まあでも、大丈夫です。
そんな心配? はいりません。
残ねんながらあなたは「無法者の殺戮者」にはなりません。
なぜなら!
「まだ街から出られない仕様になっているから」です。

実はまだこの時点では「冒険者」ではありません。
つまり最初にやることは「冒険者」として登録してもらうこと、です。
「まずはギルドで登録」というのは異世界転生ものや異世界召喚もののアニメでは「お約束」ですよね。
それを実際にやらねばなりません。
お約束は大事なのです。

なので馬車のおせっかいな人? の言葉を思い出して、まずは冒険者になるべく「すぐ眼の前」にいる人に話しかけましょう。すると「すぐ目の前」にある冒険者ギルドに迷わず行くことができます。
そしてサクっと冒険者として登録をしてもらいましょう。
ここで抵抗してもいいことありませんので素直に。

というところで件の冒険者ギルドに行くとそれらしいアイコンがついている、つまり他のキャラクターとはちょっと違い人がいます。
それが「とりあえず話すべき人」です。
「ほほう。このゲームはちょっと親切かも?」と騙される……思う瞬間です。

話しかけるといよいよメインストーリーが始まり、晴れて冒険者になります。
これでいよいよモンスターを殺戮する準備が整いました。
血の気の多い人はこの時点ですぐに出て戦ってもいいでしょう。
その戦いはもう「虐殺」ではないのです。
冒険者として登録されるということはすなわち「殺しのライセンス」が与えられたということですからね。
いやあ、なんて殺伐として血なまぐさい世界なんでしょうか……。

まあ、よく考えるとリアルの世界でも同じですよね。
普通の人が人を殺すと犯罪になりますが、兵士になれば戦争相手の兵士をいくら殺しても罪になりません。むしろ殺せば殺すほど褒められます。

すなわち!
冒険者になるということは、兵士になること。そしてその時点でモンスターは概念的な「敵兵」となります。
むしろゲームの世界は恐ろしいことに敵だらけです。

閑話休題。
いきなりモンスター狩りもいいでしょうけど、ギルドの人に言われた事=クエスト(やるべきこと)なので、序盤は新人らしく謙虚に素直に挨拶回りをしておきましょう。

さて私の場合ですが、最初はそのギルドにたどり着くのも一苦労でした。
なぜって、「キャラクターが動かない」から。
いえ。
表現を間違えました。
「キャラクターを動かすすべがわからなかった」
これです。

書き忘れましたが、私は何も考えずにソフト(トライアル版)をインストールし、そのままの流れでゲームを始めてしまったこともあり、まだMacにコントローラー(ゲームパッド)を接続していませんでした。
いえ。
表現を間違えました。
「コントローラーがいるだろうな、とわかっていたにもかかわらず、どこにあるのか不明……というか開梱していないダンボール箱のどれかに入っていることが容易に想像できたし、探し出してもそもそもPS4用のコントローラーがMacで使えるのかさっぱりわからないのでムダなことはしたくないなあ、という感じで接続を先延ばしにしていた」
これです。
まあ、わかっていた事です。
確信犯というやつです。

◎MacにPS4のDUALSHOCK4(コントローラー)を接続

さて。
我が分身、いやさ転生体はさっぱり動きません。
マウスを動かすと画面がぐるぐる回って吐きそうになります。
では、と十字キーを押してみるとこれまたキャラクターの向きが変わるだけ。
「うーむ」
さっそく検索しましたね。
「FF14 マウス キーボード 動かし方」
異世界に降り立って最初にやることがネット検索とか、もうね。
私は異世界に転生してもスキルや知識をつかってサクサクと成功をおさめるようなタイプではなさそうです。
とても残念です。
やはり異世界転生は廃人ゲーマーが最強なのでしょうね。
妬ましいながらも、どの分野でも「極めたヤツ」がすごいのは変わらないということですね。
で、サクっと「操作方法」という公式ガイドページを見つけました。

ゲームマニュアル| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ゲームマニュアルでは、ゲームのセットアップ方法から操作方法、画面の見方など、冒険を進めるために必要な基本情報についてご紹介しています。ゲームの操作方法や遊び方はこちらをご覧ください。

◎左右ボタン両押し

いろいろやっているうちにキャラクターが動いたのであれ? と思って更にいろいろやって理解しました。
マウスの左右ボタンを両押しにした状態で動かすと動きます。
な、なるほど!
これはアレですな。
「クルマのサイドミラーを強制的に畳む、もしくは畳んでいるのを強制的に戻す時はRボタンとLボタンを同時に押す」というごく一般的なロジックがありますが、アレと同じ。
普段はドアロックに連動して自動収納・自動展開しているのでほとんど使わないロジックなのですが、点検から帰ってきた時とかディーラーのサービスの人が強制収納してたりするとそちらが優先して、ドアロックを解除してもサイドミラーが展開しなくて焦るんですよね。「ええっと、どうやるんだっけ?」みたいな。

閑話休題。
というわけでさっそく冒険者ギルドへ。
そこの受付にいる冒険者の世話役だという男前のお姉さんに話を聞くことで、いよいよ本格的に私のエオルゼア生活が始まったのでした。

◎ということで、コントローラーの話

マウスの左右ボタン両押しでキャラを動かせることはわかりました。
が。
操作し辛ぇえええええ!

しばらくそれでやっていたのですが、なんというかこのままだと既にFF14なんてやってられるか! という気持ちになってきました。
でもめんどくさい。
でもやってられない。
というわけで、重い腰を上げてPS4のコントローラーを探す旅に出ることにしました。

ま、何のことはない。すぐに見つかったんですけどね。
なんと、本体をセットした時に充電台と共に一緒にコントローラーもスタンバイしていたのでした。
正面からは見えないところに充電台をセットしていたのですっかり忘れておりました。

「ねえねえ、PS4のコントローラーってどの段ボールに入っているかわかる?」
探す前にまずは同居人にそう訪ねた私の機転を褒めてあげたい。
有能な同居人は言いました。
「本体と一緒に出してたでしょ?」
「え、マジ?」
マジでしたよ。

自分がやったことを自分で覚えてなくても、その場にいた誰かが覚えている、なんてことはけっこうありますよね。
そんな時って得した気分になりませんか?
だって自分のデータを外部ストレージに保存しているようなものじゃないですか。
自分のリソースを使わず記憶できるなんて実に便利じゃないですか。
ありがとう、生体外部ストレージ。

さて、PS4のコントローラーですが、ずっと充電台に乗っていたおかげで「バッテリーはビンビンだぜ」状態。「まずは充電」じゃなくてよかった。
こういう事もあろうかと、とりあえず充電台に載せた自分を褒めてあげたい。
さっぱり覚えてないけど。

さっそくMac(iMac 27inch 5K Retina display Late2015)とBluetooth接続します。
拍子抜けするほどあっという間に認識。
そのままFF14を立ち上げて、設定画面でコントローラーのレバーやスイッチをキャリブレーションをしたところ……素直にそのまんますべてのボタンが動いてくれました。
Macなのにこの手のものがちゃんと動くとは……。
正直に言うと「ダメもと」。話の種にしようと思っていたので、これはある意味で拍子抜け。嬉しい話なんですが古の時代からのMacユーザー的には多少物足りないものを感じたり……。

ということでさっそくキャラを動かしてみます。
おお!
左のスティックでグリグリ動く。
こうでなくては!

というわけで、ここからが本当に私のエオルゼア生活が始まったと言えるでしょう。

◎PS4コントローラー 実はその後……

本当にしばらく使っていなかったPS4コントローラー。
使ったコントローラーは本体に付属しているのとは別に、予備というか追加で買ったもの。
本体付属のものはブラックだったので間違わないように敢えて色付きのものにしたのです。
要するに本体付属と同時代のもの……つまりどっちも古い。

とはいえさすがはSONYの純正品。レバーやボタンの操作に嫌な引っかかりやボタンやレバーによってフィーリングが違うなどという違和感などもなく、実に高い製品精度だと改めて感心しました。
そんなわけでPS4コントローラー、DUALSHOCK4は実に快適に使えておりました。

だがしかし。
ある日ある時、突然反応しなくなったんですよ。
MacのBluetoothのインジケーターを見ると、接続が切れています(正確には接続している機器がないという状態を表している)。
仕方がないので再度ペアリングボタン(PS+option)を押すとすぐに繋がるのですが、またすぐに切れる。この繰り返しです。
「ああ」
これはアレですな、バッテリ切れ。

なので「実はちゃんと充電できていなかったんだな」と思って、しばらく充電した上で使ってみたのですが、どうやら稼働時間がかなり短い模様。
せいぜい2時間くらいです。
バッテリが弱っているのでしょうね。
もともとPS4コントローラーってバッテリの持ちが悪い気がしていましたし、これはもう寿命なのでしょう。

でも、いつノーコントロールになるかがわからないのは恐ろしいです。
最初にバッテリ切れがわかったのも、オートランを止めようとしても止まらなかったからなんですよね。
街中だったのでアレですが、これがフィールドだったらアクティブモンスターに絡まれても戦いようがありません。
そのまま走って逃げ切れればいいのですあ、何かにぶつかったらそれで終わりです。

なのでどうしたかと言うと、モバイルバッテリーに繋いだままで操作することにしました。
せっかくのワイヤレスコントローラーなのに!
というか、どうせ繋ぐならUSBケーブルでしょ、と自分に突っ込む私。

なんというか、せっかくのワイヤレスコントローラーなのに、USBコントローラーとして使うと「なんか負けた気がする」んですよ(誰に?)。
バッテリは「ノーカン」です。

「これはいかんな」
しばらく考えた末に、私はコントローラーをリプレイスすることにしました。
なお、バッテリ切れした時点で最初に試したのは予備のコントローラー、つまり本体同梱品のブラックのヤツですが、これはそもそもBluetooth接続自体ができませんでした。チップかボタンか……とりあえず何かが既に死んでいるようです。

◎Mac版FF14で使えるコントローラーを探してみた

そういうわけで検索です。
PC版であれば、コントローラーなど星の数ほどあって好きなのを選べばいいのでしょうが、Macで使うとなるとたぶんいろいろ制約があるはず……。

というか、素直にPS4コントローラーにすればいいじゃん、と思うでしょ?
でも、同じものが3つもあるのも「なんか負けた気がする」じゃないですか。
まあ、私も意味不明ですが。人間のメンタルなんてそういうもんなんですよ。
※その後、現行版のDUALSHOCK4はMac版FF14では使えないことが判明しました。我が慧眼に? プロージット!

「FF14 Mac用 ワイヤレスコントローラー」
追加要件としては、「電池式(エネループ単3が使える)」です。充電式はイザという時にどうしようもなくなりますからね。

実は個人的には検索してXbox用のコントローラーが使えるという情報があったらいいなあって思っていました。
PS4用のDUALSHOCK4もそうですが、あの手のメジャーメーカーの純正品はなんと言っても品質に安心感がありますからね。過去の経験でサードパーティ製のコントローラーは十字キーとか左スティックとかよく使う部分がすぐにダメになるイメージです。
この手のゲームって少しでも操作に違和感が生じるとすごいストレスになりますからね。
でも残念ながらXbox用はちょっとムリみたいで。

代わりに検索で引っかかったのがエレコムのワイヤレスコントローラー【エレコム ワイヤレス ゲームパッド JC-U4113SBK 】でした。
売り文句は……

・超高性能プロスペック
・高耐久性
・握り心地抜群のグリップ
・速度切替連射機能

だそうで。プロスペックって……。

「うむ。エレコムか」
こことサンワサプライなら、迷わず試してみてもいいと思いました。日本企業なので。
もっとも、どちらもSONYはMicrosoft純正品のレベルを求めてはイケない、というのも過去の経験で理解してはいます。

モノをネットでざっとチェックしたところ、開封、即ガッカリということもなさそうな作りです。
もっとも、公式にはMac対応はしていません。

◆対応機種 USBインターフェイスを装備したWindowsパソコン

なのですが、こういうのはユーザーの生の声を信じるという自己責任行動なので個人的に問題はありませんしね。

◆十字ボタン、メインボタンには日本メーカー製の高性能ゴム材料を使用し、300万回の耐久試験をクリアした高耐久ボタンを採用しています。アナログスティックには、高い技術力を誇るアルプス電気社製のスイッチを採用しています。

アナログスティックだけはメーカー名を出してまで宣伝してます。
そしてアルプス電気といえば、この方面のパーツ的にはブランドなので安心感アップです。
期待度アップ。

◆手にフィットするよう厚みをもたせた3Dグリップを採用しています。グリップ部分には、握りやすく滑りにくい、ラバー素材を使用しています。

PS4コントローラーは私にはちょっと滑りやすい感触なのでラバー仕上げは歓迎です。
期待度アップ。

◆ケーブルにとらわれることなく快適にゲームを楽しむことができるワイヤレスモデルです。2.4GHzワイヤレスを採用し、通信距離最大約10mを実現しています。

Bluetoothなんていう「小難しいもの」を使わず、ピア・ツー・ピアのドングル無線方式。
なんという男前。
こういうのが面倒がなくていいんですよ。
USBスロットを一つ塞ぐので昔は嫌っていたのですが、今は個人的にはこちらの方が好みです。
不具合が生じても本体可レシーバーかのどちらかですが、Bluetooth方式だとツボにハマることがありますからね。
マジで面倒がありません。
好感度アップ

◆グリップには空洞を設けることで通気性を高めたドライホールを採用し、長時間のプレイでも快適性を保ちます。

これはどうなんでしょう?
この部分って通気性とか関係あるんでしょうかね?
デザイン上シャープに見えるというのがホンネなんじゃ?
個人的にこの手の肉抜き作業は評価しますが、「ドライホール」とか名前を点けちゃって通気性を謳っている点についてはダウト。

◆省エネ電源OFF機能を搭載し、10分以上操作されない場合、スリープモードとなり無駄な電池の消耗を防ぎます。

うん。これは嬉しいというか、普通に当然というかなかったらヤだな、という感じの機能ですね。
普通に○でしょう。

連射ボタンについては主に私の問題でクリティカルなミスをしてしまう懸念が拭えませんが、概ね期待できる製品だと思いました。
なにより「単三電池×2本」仕様です。
(ちなみに動作時間は振動機能を使わなければアルカリ乾電池で322時間。ぶっ続けで二週間ゲームし続けることが可能です)
この仕様が決め手になり、ポチる事にしました。
だいたい値段も実売価格が3000円以下ですし、これはSONYやMicrosoftの純正コントローラーのざっと半額です。これでボタンやレバー類が1年ちゃんと動けばラッキーだと思えます。

ポチった翌日には手元に届く日本の狂気のロジスティクスに心から感謝。
実売は安いけど定価は7000円以上する製品なので、そこそこのパッケージです。

入っているのは本体と動作チェック用のアルカリ単3型乾電池×2、無線用USBドングル、そしてマニュアルというシンプルな構成です。

第一印象ですが、持ち上げた瞬間に「あ、重い」と思うくらい、PS4コントローラとは重量差が気になりました。
電池を装着しない状態で重いのですから、電池を入れると更に重さが際立ちます。
両者の違いはご覧の通り。

次に感触ですが、グリップ部分がラバーで覆われている事に重さも重なってPS4のコントローラーよりも重厚感があります。高級感がある、と言っていいかもしれません。
実際、感触だけでなく見た目的にもPS4のコントローラーよりも高価に見えます(まあ、低価だとエレコムのほうが高いので)。
高級感というと語弊があるかもしれませんので「安っぽくない」と表現しておきましょう。

あとはサイズ。
PS4コントローラーと比べると微妙に大きいと感じます。
実際、微妙に大きいと思います。
個人的にはむしろ歓迎です。
重さについても問題は絶対値よりも重量バランスだと思いますのであまりネガとは感じませんでした。
動作チェック用の電池が切れたらあとはエネループで運用しようと思っていますので、少しだけ軽量化もできますしね。

◎インプレッション

まず、Macで使えるかですが、答えはイエス。
少なくともFF14で使う分には問題なく認識しますので、私としてはOKです。
FF14の仕様として2つのコントローラーの同時接続を許していないようで、最初は無反応でしたが、PS4コントローラーの接続を切る事で認識できました。

あとはコントローラーのレバーとボタンのキャリブレーションをやり直せばOKです。

○全体的なフィーリング

全体的な感触は「硬質」です。
ボタンの押下やレバーの動きがどれもすべてPS4コントローラに比べると「硬い」あるいは「重い」感触になります。
触感も含めて「重厚感」が漂いますね。
いいか悪いかは別問題ですが。
私はPS4のコントローラーの操作感は常々「軽すぎる」と感じていましたので、むしろJC-U4113Sのフィーリングの方が好みです。
もっとも物理的な重量についてはもう少し軽い方がいいかな、とは思いますが。

○ボタンやレバーの操作性

ボタンやレバーの位置関係は特に問題がありません。
多少の違和感があるとすれば、JC-U4113Sの場合、しょっちゅう使うL2とR2のボタンが小さめで当初は違和感があったことくらいです。
もっともすぐに慣れて、PS4コントローラーと同じように何も考えずに直感的に操作できるようになりましたので問題ではないと思います。

最大の懸念材料だったL1とR2の上にある連射などに使う固有のボタン(レバー)ですが、「敢えて触ろうと思わない限り、人差し指で触れることはない位置にある」ので全く気になりませんでした。


ご動作でイザという時にパーティの面々に迷惑をかけてしまうんじゃないだろうか、という懸念は現時点では杞憂であろうと考えます。
実は最悪の場合、この部分は接着剤で固定しちゃおうと考えていました。
FF14以外のゲームはやりませんからね。


まあ、FF14上で何かのマクロを割り当てることができるとそれはそれで使いでがあるのかもしれませんが、残念ながらFF14側のコントローラー設定画面にはそういう機能がありません(連射ボタンからの信号は無視される)し、そもそも本体側がプログラマブルではないので考えないほうがいいでしょうね。

そうそう、エレコムJC-U4113Sは振動機能も搭載しています。ですがこれはPS4コントローラー同様、Mac版FF14との組み合わせでは無視されているようです。反応すると楽しそうですけどね。

というわけで、PS4コントローラーから持ち替えて5分も動かせば体に馴染みました。
ホールド感やボタン、レバーのフィーリングなどの官能評価は個人的に高いので、全体としてPS4コントローラーより使いやすいと思います。
物理的にPS4コントローラーよりも20%以上重いという事実ですが、一日10時間以上どっぷりプレイするなんて場合は地味に効いてくるかもしれませんが、私のようなライトプレイヤーにはあんまり気にならないのではないでしょうか。
今のところは問題ありません。もちろんこの辺は個人差があると思います。

○ここが今ひとつ

ここまで褒めてますが、もちろん完璧ではありません。
というものの、実は全体的にとてもいい出来だと感じています。
PS4のコントローラーが100点だとすると、130点あげたいな、と。
もちろん肝心の耐久性についてはまだまだわかりませんので、なにかあればまた記事にしようと思います。

強いて文句をつけるとすれば電池室のフタ。
の建て付け。

ちょっとゆるいですね。
指で強めにコンコンって叩くと外れてしまうくらいの緩さです。
個体差の問題でしょうね。
もちろん「コンコン」程度で電池自体は落ちませんので使用を続けることは可能です。
しょっちゅう落ちるようなら何かをカマすか、透明の養生テープあたりで貼り付けてもいいかな、と考えております。
だって私の使い方だと電池交換は数ヶ月に一度くらいでしょうしね。

◎まとめ

・特にドライバのインストールなど必要なく、Macで認識する
・Windows用にはドライバとカスタマイズ用ソフトがダウンロード可能
・FF14 Mac版で問題なく使える(FF14上でマッピング要)
・なかなかしっかりとして安っぽくない作り
・DUALSHOCK4に比べてちょっぴり大ぶりでチョット重め
・乾電池仕様(単3形×2)
・無線はUSBドングル方式
・グリップなどは感触よし
・ボタンやレバーのフィーリングはDUALSHOCK4より硬質
・連射ボタンと速度調整スイッチ(レバー)の位置は通常の構えで触ることがないので使わない人にとっても全く問題なし
・耐久性は未知数
・この内容で実売3000円以下はバーゲンプライス

というところで、長くなりましたし本日はこの辺で。

N.A.
N.A.

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。