クルマを12ヶ月点検に出しました。(初出:2016/09/01)
去年もそうでしたが、「色々交換しても全部無料」という清々しい伝票に満足しきりでございます。
この伝票でびっくりするべきは、我が愛車のオイルは20リットルも必要なのだな、という点でございましょうか?
まあ、新車価格に入っているといえばそれまでですが、個人的な経験では消耗品のオイルも含めて全部タダ、というのはVOLVOが初めてです。
メルセデスもBMWもVWもLAND ROVERもオイルなど一部消耗品は実費がかかっておりました。
メルセデスとBMWはワイパーも有料でしたっけ。
あ、でもメルセデスとVWは
「チェックしたところワイパーにちょっと不具合があり、払拭不良でした。なので不具合品として交換しましたので、今回はお代は結構です」
ということで、ワイパー代を取られることはなかったわけですが。
この辺はディーラー側のさじ加減(相手によって対応が違う)なのでしょうね。
BMWはバッチリ有料だったので「自分でBOSCHのと交換するのでいりません」と拒否しておりました。
前車RANGE ROVERのLAND ROVERディーラーではそのオイル交換も「サービス期間はなんと50%オフ。つまり半額でオトク」というサービスだったんですが、12ヶ月点検の伝票には3万円を楽に越える請求金額があって愕然としましたっけ?
「半額でしょ?」
「ええ。半額になってます」
「?」
そう。半額に割り引いた後の金額が3万円台だった、というオチでございました。
全てにおいて「むしゃくしゃ」した? LAND ROVERに比べ、VOLVOは「全部込み込みで0円っす」という伝票なのでございます。
購入してから早2年。
以前のクルマは何だったんだろうと思う程、手間のかからない良い子でございます。
とは言え、点検前になって急にメディアセンターとiPhone&iPodとの接続が不安定になりましたので、あわせてチェックしてもらいました。
特にiPodの操作不具合は「時々」ではなく「いつも」でございました。
ディーラーへ向かう途上でもダメだったので安心? していたのですが「カーディーラーあるある」の例に洩れず、点検してもらうと「問題無し」でした。
まさに「あるある」ですね。
ただし、昔のクルマと違って最近のクルマは「コンピュータ・カー」と言ってもいいものでして、いわゆるCPUに当たるものが複数搭載され、それが車内ネットワークで繋がっているわけです。
そしてさらにさらに、メーカーのメンテナンスコンピュータとネットで接続し、ファームウェアやミドルウェア等、ソフトウェアをいじる事ができるようになってます。
つまり
「念のためにソフトを最新のものにアップデートしておきました」
という事で手渡された点検後の我が愛車ですが、上記の不具合がウソのように解決されておりました。
まあ、狐につままれたような気分とはまさにこういう事を言うのでしょうかね。
そう言えば、最近のクルマは色々と「おねだり」をしてきます。
私の車も、12ヶ月点検の期日が迫ってくると「サービス工場に点検のアポイントをとってね!」というメッセージが毎日のようにメーターコンソールに表示されておりました。
「まだ早すぎっしょ?」
としばらく無視しておりましたが、ひょっとしてそれを無視し続けたので「どうしても点検に出さざるを得ない状況を作った」のかもしれないな、と思うとちょっと不気味でございますね。
工場に点検入庫したので、安心して(サービス工場にはわからないように)こっそり自己修復したのかもしれません。
ううむ。
これは自動運転どころの話じゃなくて、近い将来「KITT(ナイト2000)」が現実のものになるのかも。
車と会話できると楽しいなあ、と思うのは私だけ?