趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★VOLVO XC60 T5 SE vs. YOKOHAMA GEOLANDAR I/T-S

VOLVO XC60

正確にはvs.ではなくwith でしょう、そうでしょう。(初出:2015/02/25)

 クルマとタイヤは特に対決しませんし。
どっちかというと仲間ですし。
いや、完全に身内ですし。
つか、靴というより足ですし。
なので、足としてのGEOLANDAR I/T-Sの「スキー場近辺の雪国走りまくり後の感想」でございます。

ジオランダーに興味がある方はここでメーカーによる自画自賛の嵐をご確認下さい。

http://www.yokohamatire.jp/geolandar/lineup/its.html

では結論から。
「けっこういい!」
浅学で拙筆なので、どれくらいいいかということをわかりやすく伝える術を持っておりませんので、極めて感覚的な事を書かせていただけるなら、去年のシーズンに雪道を走りまくったRANGE ROVER EVOQUE with MICHELIN X-ICE XI2との比較で表現したいと思います。

★EVOQUEとXI2を100とすると、XC60とI/T-Sは200です。

「そんなバカな!」
そうおっしゃるこの組み合わせのオーナーはかなり多いのではないかと思われます。
いや、その疑問と疑義はごもっともでございます。
だがしかし。
私の評価は覆りません。
「ヨンクのEVOQUEがFFのXC60に負けるわけがががががががが!」
と思われるかもしれません。
いや、そのご意見はごもっともでございます。
だがしかし。
私の評価は微動だにしません。
なのではっきり言いましょう。
「EVOQUEとX-ICEとの組み合わせより、XC60とI/T-Sとの組み合わせの方が安心感がある。しかも断然である」と。

でも2倍という評価はどうなの? と突っ込まれると「官能評価です」「個人の感想です」「いい意味で!」などと言わざるを得ませんのでアレですが、ほれ、アレですよ。
「細けえ事はいいんだよ!」
ではないでしょうか?
「私が思うに~、ざっと二倍の安心感があったっぽいよ?」
これでいいじゃないですか(いいのか?)。

ただし。
比較的急坂の、登り坂だけは除きます。
こちらはXC60を贔屓したい私でさえ、EVOQUEのほうが断然、いや圧倒的な安定感(安心感ではない)があると言わざるを得ません。だってそれは真実だから。
そうです。私ってヤツは嘘がつけない人間なのです(冗談は大好きですが)。

では具体的にどう違うのか、ですが、そもそも制動力が断然違うんです。
あと、下りのカーブで軽くトラクションをかけた時のリアタイヤの感触がなぜかAWDのEVOQUEよりFFのXC60の方がどっしりと安定しているのには驚きました。今回、ここが一番の驚きでした。
念のために書いておくと、去年と全く同じロケーション(場所と積雪量)での比較です。


(こういうアップダウン&ワインディングロードが延々と続く雪国の山道での比較でごわす)

去年もEVOQUEで雪道での特性チェックはそうとうじっくりやらかしたので、感覚的ではありますが違いはよくわかっているつもりです。
ご存じだとは思いますが、雪道の下りカーブでは慣性で抜けるより、アクセル踏んでトラクションかけた方がグリップして安定したコーナリングができる場合が多々あります。そういうシチュエーションでEVOQUEとXI2の組み合わせでは、どうにもリアの感触がが抜けるというか、お尻センサーがリアタイアの接地感を感知しなくなる事が多かったのにの対し、XC60とI-T/Sの組み合わせでは終始しっかり路面の状況を伝えてくれている感覚があるんです。
もちろんオーバースピードになるような下りアクセルオンをするアホな人はどっちに乗って壁に突き刺さる結末がまっているだけだとは思いますが。

というかですね。なんだかんだ言ってもっともわかりやすいのはブレーキ性能です。雪道や凍った路面でブレーキを踏んだ時の制動力とインフォメーションです。
よく、普通の圧雪路だとスタッドレスなんてどれも同じようなものだ、なんてわかったような事を書いてる記事やブログやSNSでの意見などが散見されますが、全然違いますから。もちろん氷上での差よりは少ないのでしょうが、制動力には明確な差があると私は主張いたします。
XI2はもともとゲレンデスキーをするアーバン・ドライバー向けというか、ドライ路面重視のタイヤなので雪道や凍結路を重視したタイヤと比べて制動力に差が出るのは頭ではわかっていましたが、ここまで違うと「効果は二倍」なんて思ってしまうわけですよ。
つまり、雪道ではひいき目なしに普通にI-T/Sの方がXI2より明確なアドバンテージがあるということなのでしょう。

EVOQUEにはテレインレスポンスが載っかってますのでスノーモードってやつを使えばXC60なんて敵じゃないだろ? と思う方もいらっしゃるかもしれません。かく言う私も去年EVOQUEオーナーであった時に、雪道ではテレインレスポンスを各種試しております。なのでそのデバイスを使ってもなお、という結果です。
そもそもスノーモードとかテレインレスポンスって制動力とかは関係ないですからね。
ちなみにXC60 T5 SEにはスノーモードすらありません(たぶん)。

新雪に埋まっちゃって脱出する時はスタッドレスタイヤの違いよりEVOQUEのAWDという駆動方式が絶対的に優位にたつのは間違いないとは思います。そこに異論はまったくありません。
それにクロカンじゃなくても普通に自動車が走れる状況の道路の場合は駆動方式の差やクルマの違いよりもドライバーの腕で8割方優劣が決まるとも思います。
でもまあ、それを言っちゃ終わっちゃうので、同じドライバーである事を前提に話をするわけですよね。
で、同じドライバーで比較してみて、去年より今年の方が雪道ドライブは安心感が断然高かったというお話でございます。


(私は泥よけが嫌いです。なぜって、最低地上高がスポイルされるからです。例えボディが汚れようともスペックダウンは許せませんからねえ)

いや、正直な話をしますと、EVOQUEが初めてのAWDだった私は、けっこうな妄想を膨らませていたわけですよ。FFと比べて、AWDってやつは雪道ではどれだけ安定して走ってくれるんだろうって。
結果、ちゃんとクルマが通れる常識的な状況にある雪道だと、登りで明らかになるトラクション性能以外はあまり「ウッシッシ」感がないんだな、と思いました。
要するにオンデマンドAWDっていうのはその程度なのでしょう。
私が乗っていた2013年モデルのEVOQUEは後輪に常時10%の駆動力が配分されていたので、その後の新しいEVOQUEのように「普段はFFで後輪配分は0」というわけではなかったのですが、それでもそんな感じです。まあ、どちらにしろデフロックがないハルデックスなので口の悪い(私?)輩に「なーんちゃってヨンク」なんて陰口を叩かれるわけですが。

いや、きっとそうじゃないですね。
私がAWDに抱いていた「期待値」が高すぎてEVOQUEの「雪道番長」を勝手に妄想しちゃっただけであって、実際はまあ、やっぱヨンクはいいね、と思うシチュエーションもあるけど、それこそゲレンデスキーをするだけのアーバンドライバーにとってはFFで充分だよね、というお話でしょうか。

あ、誤解の無いように再度書いておきますよ。
「普通に除雪や圧雪されている雪道を走る場合」の話です。OB、すなわちアウトオブバウンドというか、なエクストリーム系のステージでは話は別ですよ。
FRのクラウンやBMWだってスタッドレスタイヤさえ履いていれば、そしてムリをしなければ走れるような状況である限り「アドバンテージが出しにくい」という事です。
私なんか性格がチキンですから、そもそも雪道でスピードなんか出しません。流れをリードする速度なんてムリです。カーブを見たら親の敵のように速度を落としますし、地元のオバチャンの軽四(たぶん雪国最強)に煽られたら即ウインカーを出して道を譲ります。
そういう「走り方」に於いての感覚的な差、でございます。

スキー場近辺によくある、急坂を伴う宿までのアプローチに於いて、勾配のきつい登りはオンデマンドであろうが無かろうが、やはりAWDは他の駆動方式とはトラクションのかかりのレベルが違いますので、登りになると「やっぱAWDが欲しいなあ」とEVOQUEを懐かしく感じましたっけ。

つまりですね、ゲレンデスキーヤーにとってはAWDなんて必要ないっすよってことですね。
でもまあ、できればFFですね。FRでスキーはやめておきたいところです。FRで来るくらいならRRのほうが断然いいと思われます。
8年くらいFRしか所有してなかったので仕方なくそれでスキーに行ってた私がいうのですから言葉にそれなりの重みがあるとお考え下さいませ。
走れますよ、FRでも。
でもマジでトラクションの掛かりは全駆動方式で最低なのがFRですから、そりゃもうFFに乗ってる時の数倍のストレスを感じながら走ってましたっけ。FFに戻った時は「なんて楽ちんなんだ」って思ったものです。
FFが楽だよ~なんていうと、必ずこんな事をおっしゃる方が皆さんの回りにもいるのでは?
いわゆるFR信者です。
「雪道はFFの方がいいって言うけど、都市伝説だよ。FRで全然問題無いよ。事実、オレは普通に走れてるし」
いやいやいや。
そういう狂信者の方と議論しても不毛なのでその方には逆らわずにそう言わせておけばいいと思います。そう言う人との議論は不毛です。
なのでチキンな私はこういう所で陰口書いてしまうわけですが、「物理の法則は変えられない」んですよ。これは譲れません。というか物理の法則なので、たとえ私が譲ってもその法則は変わりませんから。
同じドライバーが運転する場合、FRよりFFの方がストレスがないはずなんです。もちろんFFより4WDの方がさらにさらにストレスがないはず。
FRでも全然オッケーという人は物理の法則を知り、FRの特性を知っていてかつ運転が上手なわけですが「FFと変わらない」というセリフを言う人のクルマに関する蘊蓄はいっさい信用しない方がいいと思いますよ、老婆心ながら。

ということで、EVOQUEで雪面や凍結路をメインステージとしていないスタッドレスタイヤを履いている人は、雪道ではゆめゆめAWDを過信せず「登り以外はFFと一緒」程度に思って慎重にドライブして下さいませ。

高速道路のジオランダー I/T-S?
いや、そりゃEVOQUEとXI2との組み合わせの方が断然いいと思います。
「思います」というのは、高速道路で顕著な差が出るほどの高速走行をしなかったので、「そりゃもう、めっちゃちゃいまっせ」的な感想はない、という感じです。
言い換えると制限速度プラスαで巡航する限りは、I-T/Sは特に不安感を感じることなく走る事ができるタイヤだってことです。
以前履いていたブリジストンのREVOは制限速度以下でも「こりゃダメだ」的な頼りなさに満ちていましたが、I-T/Sはそんな事はありません。ステアリングインフォメーションに多少「ねっとり感」が出るような気はしますが、それくらいでしょうか。高速でレーンチェンジする際にも腰砕け感は皆無ですし、レスポンスも普通でした。

そうそう、ブリジストンのブリザックといえば、番長KがGLA 250 4MATIC Sports

に最新版のVRXとかいうスタッドレスを履いていらっしゃっいました。

さっそく感想をうかがったところ……。
「固いし、ええタイヤやで。○○○km/h出したけど全然オッケー(ドヤ顔)」
「いやいや、番長。そのタイヤ、Qでっしゃろ? その速度やとスピードレンジ越えてますやん?」
「数字とか記号とかスペックとか、小さいなあ。実際にどうなんや、っちゅうことが重要なんやろ(ドヤ顔)」
「はあ、ごもっともで」
「わかればええんや(ドヤ顔)」

ということで、「ブリザック史上、ダントツ性能」らしいvrxは番長Kによると高速道路でも「全然問題あらへん」そうです、ハイ。

もちろんvrxを買われて、たとえ高速でグニャ感があろうとも番長Kも私も関知いたしませんのでそのおつもりで。

ということで、私からはヨコハマのSUV用スタッドレスタイヤ、ジオランダー I-T/Sは結構イケまっせ、と、オススメしておきましょう。
ブリザック?
買いたい方は買えばいいんじゃね?

さて、お次はスタッドレスではなくて雪国ドライブにまつわるお話です。

「昔の常識、今の非常識」なんていう言い回しがありますが、私はここ数年、実体験によってこれを感じております。
ええ、スキードライブで。
それはなにか?
それはフロントウインドウの凍結対処方です。


(ええ、間違いなくこれはリアウィンドウです、ハイ)

早朝。
スキーウェアに身を包み、ゲレンデまで出発しようと思ったら、クルマのフロントガラスが凍り付いていてデフロスターを使ってなんとか溶かすのにえらい時間がかかって出遅れて、ゲレンデに辿り着いたら遠く離れた駐車場に誘導された、なんて経験をした方、いらっしゃいませんか?
まあ実際は、みんなが準備している間にオトーサンが予めエンジンかけておいて、みんなが出てくる頃には出発OKとなっていて問題にはならないはずだと思います。
というか、奥さん。
アナタのダンナがその程度の段取りができないドライバーなら、悪い事は言いません。そのダンナはハズレです。さっさと離婚して違う人を探した方がいいと思いますよ、比較的マジで。
人として最低限の段取りができないような男と長く連れ添ってもいい事はありません。ストレス堪るだけです。

で、本題。
デフロスターを使った解氷って気がひけませんか?
アイドリングで長時間エンジンをかけておくのって、毒性の高い排ガスが出てますし、何よりトータル燃費が悪くなります。
なので急いで運転したい場合、昔はどうしていたかというと、エンジンをかけながら「解氷剤」やスノースクレーパーなんかを使ってデフロスターとの「複合技」で時間短縮を図っていたものです。
ちなみに私は「お湯」派でした。一番速い、というか一発でしたよ、お湯。
最初はぬるめのお湯から試してみたのですが、余りにヌルいとかけている端から凍ってしまって意味がないんですよね。で、どんどん熱くしていってもクルマのフロントガラスって割れないもんだなー、と言う感じで、慣れたらバンバン熱いお湯をかけて氷を強制的に溶かしてレッツゴーという感じでした。
でも、ふんだんにお湯が調達できない場合もありますよね?
その場合は複合技を使うしかなかったんです。


(ウォッシャー液はクルマが汚れるから極力使いたくない、という人もおおいようですが、そもそも雪道走るとクルマは汚れるんですから気にしたら負けでしょう? このようにドアを開ける事すらためらわれるくらい汚れますもん)

でも、今は違うんですよね。
私がその事に気付いたのはここ数年の事です。
ここでまたちょっと昔話をさせていただきますが、去年が一番楽ちんでした。
EVOQUEではフロントガラスの凍結なんて、全く恐るるに足らず、だったからです。
というのもEVOQUEのフロントガラスには、日本で販売しているクルマとしては希有な装置がついているんです。
それが「熱線入りフロントウインドウ」です。
どのクルマにもリアウインドウには普通に熱線が入ってますが、フロントウインドウの全面に熱線が入っているクルマって他にありますかね????
EVOQUEに乗って「なんて素晴らしい装備なんだ」と思ったのが、これとステアリングヒーターでした。
ステアリングヒーターはそこそこのグレードのクルマには標準あるいはオプションで付けられますが、フロントウィンドウの熱線デフロスターはなかなか見つかりません。
EVOQUEすげー! EVOQUEサイコー! EVOQUE愛している! 抱いてっEVOQUE!
みたいなヤッホーな装備で、スイッチを入れてほんの1分程度でもうワイパーが使えるくらいの破壊力(解氷力?)があるんです。

だがしかし。XC60にはそんなブラボーでワンダフルでラリホーなギミックはありません。
UKのメーカーが付けているのに、さらに北のスウェーデンのメーカーが付けてないってどゆこと? とディーラーの営業マンに詰め寄った私はわるくない。(・∀・)

まあ、無いモノは仕方ないので、去年までの天国的な楽ちんさからまたぞろ地獄に落ちた私は、以前の方法を採るしかありませんでした。
知っている人はずっと以前からやってるんじゃ無いかと思うんですが、その方法とは?
そうです。「ウインドウォッシャー液」を遣う事です。
もちろんガラスに傷を付けないゴムなどのスクレーパーで最小限の除去をした後の方がベターです。
ここで大事なのは「水じゃあきまへん」ということです。
アタリマエですが、水だと架けた端から凍ります。
間違いなく「何やってんねん!(ドヤ顔)」と番長Kにケツを蹴られます。

幸いな事にある程度以上のグレードのクルマにはウォッシャーノズルヒーターが装備されていて、エンジンをかけるとノズル部分が例え凍っていてもすぐに溶けてくれるのでタンクないのウォッシャー液自体が凍っていなければウォッシャー液は出るんです。
で、問題はそのウォッシャー液。
もうお気づきかとは思いますが、「低温上等!」タイプのウォッシャー液をジャブジャブ振りかけてワイパーを動かせば驚くほど簡単に氷は溶けるんです。
私がスキー用に使っているのは摂氏-65度でもOK、というタイプです。
(ちなみに冬期は通常、℃-20度までイケる! タイプを使用しています)
アルコール度数が高い? このウォッシャー液を使えばEVOQUEの熱線いりフロントウィンドウよりも時間的には早く視界確保が可能です。
まあ、問題があるとすればウォッシャー液の消費がハンパじゃないということでしょうか。

XC60のウォッシャー液のタンクは6.7リットル。もちろん出発前にこれを満タンにした上で、4リットルのリザーブをラゲッジに積んで出かけています。
経験上、ざっとですが、二泊三日のスキードライブで、4リットルほど消費しますので、4リットル(2リットルボトルを2個)をリザーブしておけば充分だという判断です。
-65度対応だと、最悪、ある程度水で薄めても問題ありませんし、現地で購入も出来ますし4リッターの予備で全く不安はありません。
今回も雪を払った後にウォッシャー一発で視界確保OKでございました。
お隣に止まっていたドイツメーカーの某SUVのオトーサンは長い間ずーっとアイドリングをされておいででしたっけ。
「すいません、排気ガスが超ウザいんですけど」
とは思いましたが、チキンなので言いませんでした。
私の横でラッキーでしたね。その某SUVのオーナーがもし番長の横で同じ事をやっていたら、たぶん白い路面が朱に染まり、番長の伝説がまた1ページ増えた事でしょう。

という事で、やっぱりスキードライブは楽しいなあ、というお話でした。

そうそう私、今年からヘルメットを付けてスキーをする事にしました。
おととしあたりから「そろそろヘルメット付けようかなあ」と考えはじめたのですが面倒くさいなと思っていた所、去年八方のゲレンデでバイザー一体型のヘルメットを付けているスキーヤーを発見して「あれだ!」という感じで今年に臨みました。
欧米のスキー場ではヘルメット着用率は間違いなく50%を越えてます。というか八割がた?
ボーダー野放しの現状を見ればわかりますが、日本はその辺の安全意識がかなり欧米スキー場とは乖離していて
「ヘルメットを被っているスキーヤー=上級者」的な目で見ているフシがあります。
言い換えると
「ヘルメットを被って下手くそなスキーをするのはかっこ悪い(だから被らない)」という感じでしょうか。
なので私が被ろう、と。
「ほら、全然上手じゃないけどヘルメットをちゃんとつけてますよ。皆さんも是非」
という啓蒙活動です。
とは言え去年に比べると、日本のゲレンデでもヘルメット着用率は大幅にアップしていると実感しました。

戸隠スキー場比ですが、去年はまだ数えるほどで、要するにGO-PROのような動画カメラを取り付ける台として必要だから被ってます、みたいな人が多かったんですが、今年の戸隠では30%くらいの装着率だったような気がします。
「ものすごく増えてない?」と思うほどでしたからね。
皆さんもぜひヘルメット被って滑りましょう。安全性もそうですけど、快適性も高いです。


(戸隠スキー場のスキー学校前にあるゲレ食のチョコケーキ。意外においしい)


(同上のチーズケーキ。けっこうおいしい)

去年はウェア。今年は件のヘルメットと去年の最後のスキーで曲げてしまったポール(ストック)を新調しました。
来年は修理や補修を繰り返しながら長くお世話になった板を新調する時が来たな、と思った今年最後のスキーでございました。