趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★SONY SEL50F18 ショートレビュー

(初出:2012/03/09)

来てた。
なので!

第一印象。
近接AF効かないね。(。・ω・。)


いや、効きが悪いね。
手近においてたGX1を撮ってみたけど、MFじゃないと全然合わないね。
これくらい、E-P3もGX1もF1.4の25mmを使ったってバシバシ合うんだけどなあ……。

◆SONY SEL50F18 ショートレビュー その2

私がレンズのスペックで一番気にしているのが最短撮影距離。
実は倍率云々より、どれくらい寄れるかが重要。
SEL50F18はカタログスペック的には39cm。
50mmという焦点距離を考えるとまあまあかなあ、とは思いますが、昨今の標準ズムが結構寄れる事を考えるともう少し頑張って欲しいところです。

ちなみに最短撮影距離だとこれくらいの倍率です。
林檎なのに「魚」とか「浜」とか(・∀・)

ええ、林檎大好きです。
バラ科の果実大好きです。
バラ科の花や木も大好きです。
「男子高校生の日常」でも、生徒会長のちょっと頭の弱いリンゴちゃんが大好きだったりします。(いや、どうでもいいけど)

という感じ?

◆SONY SEL50F18 ショートレビュー その3

ボケるかボケないか。
明るいレンズを買う人の多くは、ツッコミではなくてボケを求めるわけで。
ボケをコントロールするというのが単焦点の楽しみでもあるわけで。
開放ばかり使う人がおおいわけで。

なので。
とりあえず開放で「さらにプレミアム感アップ」と評判の? マクドのコーヒーカップなどをパシャリ。
ちなみにいくらプレミアム感がアップしようと、ドリップ式なので回転の悪い店だとマズくなるのはもう致し方ないところ。
最後の残りに当たった不幸な時は、いったんそれを捨てて「おかわり」するのが正しいマクドの珈琲の飲み方かと。(お代わり自由なんだし、まずくて体に悪い珈琲を飲む必要はないと考えます)


ちなみに私はボケとかは比較的どうでもいい人間です。
そんな事より開放でもびしっと描写してくれる事が大事。
SEL50F18はこの写真を見る限り、開放でもピントが会っているところはシャープだし、ボケも悪くないと思われます。
まあ、木の枝とかまだ撮ってませんが、なんとなく二線ボケを孕むレンズのようなきがしないでもありませんが……

AFは明るい場所では近接でも充分合います。
ただし、遅いです。
E-P3やGX1のように心の準備をするより先にピントが合ってしまうという、あの速さはありません。

◆SONY SEL50F18 ショートレビュー その3

この焦点距離というか画角のレンズだとあんまり意味は無いと思うけど、一応歪曲チェック。
今回は周辺描写チェックも兼ねて開放で撮ってみました。
等倍ファイルは要注意ですが、全体にかなり繊細な描写をするレンズだと思われます。
ただし、なんというか色々撮っていて思うんですが、パンチがないというか、意味不明な官能評価で申し訳ないですが。
懸念していた二線ボケの傾向は今のところ見受けられないので基本的にボケの綺麗なレンズなのだと思いました。
ただ、中心でも輝度差のあるところではパープルフリンジが出ますね。
欠点らしい欠点といえばこれくらいなので、まさに重箱の隅をつつかないとネガは出ないといっていいのかも。
周辺でもワイヤーはちゃんと描写してますし、コレで手振れ補正まで付いていて、2万5千円以下で買えるんですから、私としては文句はありません。
個人的にはインナーフォーカスで鏡胴の長さが変わらないのもスマートで好きですし、軽いのもいい。

ただでかい。
いや、でかくは無いのかも知れないけど、絶対フードをつける私としてはフード込みで考えるので、でかい。でかすぎる。
ここまででかいと実質的にふーどが要らないAマウントの50mmマクロにマウントアダプタ付けた方が守備範囲が圧倒的に広がる事もあってそっちをチョイスしますねえ。
うーん、やっぱり私には要らないレンズでした。
ポートレートを頼まれたら、防湿庫から引っ張り出すかもしれないという感じでしょうか。
ただ、お子さんや猫写真などを室内で撮る人にはとてもいいレンズじゃないかと思います。
NEX-7でもいいですが、そういう用途ならNEX-5Nでもいいかも、ですね。EVFが要らないなら。

梅撮りに持ち出したけど私の腕とセンスでは使い途が見つからず、早々に引き返しました。(T_T)