趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★SONY CyberShot DSC-RX1

カメラ

(初出:2012/11/18)

のボタンやアイコンのお話し。
写真だとわかりにくいかもしれませんが、すべてプリントではありません。
ちゃんと型をとってあって、そこに墨を流して処理しています(墨というかホワイトですが)。

SONYとしてはRX1は「マジ」なのでしょう。
何がマジなのかというと、「ちゃんとしていよう」という美意識にマジなのだと思うのですよ。
よく、カメラは写りがナンボで、マテリアルやディテールの仕上げなどどうでもいいという声を聞くわけですが、私に言わせればそれはもう価値観戦争みたいなもので、断固戦いたいと思うわけです。
ええ、いろんなカメラがあっていいし、いろんな意見があっていいと思いますが、少なくとも私と、RX1の仕上げに責任を持つと言った肩の気持ちは、かなり重なりました。
問題は電源レバーを代表とするタッチ。
実際問題としてマテリアルよりは人間に「近い」性能がその操作感になるわけで。

つまりはっきり言ってRX1のボタン類は「押のがキモチイイ」類のボタンやレバーではないのは確かです。
こう、なんというか「コクっ」としたフィーリングが欲しいんデスが、RX1のそれは「ペチっ」という感じです。
このあたりはボディをミクロン単位でシュリンク設計していった事により生まれた驚くべき小型軽量さとのトレードなのでしょうね。

ええ、我慢できるレベルです。
なので。
小型軽量最高!

とはいえ、ちゃんとしたモノとしての重さと密度をもった「イイモノ感」あるプロダクトだと私は思います。

ああ、早く外に連れ出して思う存分撮りたいぞ、と。