趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★ハイキング旅行カメラについていい加減に考えてみた

カメラ

(初出:2016/06/22)

旅の空でブログを更新するというのはなかなかビミョウな気分ですが、まあ備忘録というかまさに日記というか。
今朝起きてみると、とてもいい天気でアイガーの上に残月が浮かんでいました。
思わず、持ってきたカメラすべてで撮ってしまい、フト我に返るとアホかもしれないと思ったりした一日でした。
撮影後にチェックしてみると、武藤さんで撮った写真は月のクレーターまで写っていたのでびっくりしました。
ただ、決してSD1のレポート・エントリではありません。念のため。


ちなみに今回持って行ったカメラは

1)武藤さん
2)ミルクス(MILCS=Mirrorless Interchangeable Lens Camera System)代表E-PL2
3)XZ-1
4)P300
5)CX4

交換レンズは合計7本。
ホンマにアホやわあ~。

さらにコレにK-5を持って行こうとしていたのですからアホ過ぎかもしれませんね。
でもまあ、街角旅行系とは違い、今回は登山系ハイキング旅行なので、レンズ選び含めて、毎日いろいろな組み合わせを楽しんでみようと思ったわけです。
結果として、想像通りというか、当たり前の事を再確認しただけに終わったわけですが。
というか、まだ終わってませんけど。

SD1は今回は別格です。
SD1でハイキングスナップを撮ろうと思い立って出かけた旅行ですから、まあ主役なわけで。
手段が目的になっていると言ってもいいくらいです。
なので、二度と持って行かないとは思いますが、コレをメインに考えました。

持って行ったレンズは3本。
8-16mm。
17-50mm F2.8 OS(つまり新型)
70mmマクロ

二日ほどは3本とも持って行きましたが、リュックも重いので、今日からは二本に絞る事にしました。
8-16と70か、17-50と70か、という二本です。
後はミルクスとコンパクトでカバーします。
ミルクスのレンズは軽くてちっちゃいので毎回4本とも持ち出しても何の苦にもなりません。
いいかえるならば、ミルクスをメインにすると、天国的に楽ちん、という事になると思います。
ボディ2台にしても全然平気という感じで、次回は絶対それで行こうと心に決めました。

コンパクトは食事の時、料理を撮ったりするのに役立ちます。
ミルクスでも充分オッケーですが、観光地のテラスレストランなどはテーブルも狭く、場合によっては相席に近い状態になる事もありますので、テーブルには小さいカメラを置くようにした方がいいと思われます(テーブルに置かずにポケットなどに入れておく方がベターなのは言うまでもありません)。
ここではXZ-1とP300が活躍です。
XZ-1はレンズの明るさでシャッター速度が稼げます。
特にテレ端でF2.5というのは素晴らしい性能だと改めて感じました。

P300は広角端番長というか、それだけで使います。
望遠側にすると一気に暗くなるので。
ただし、P300の手ぶれ補正のアルゴリズムと私の手のぶれ具合? の相性が抜群にいいようで、面白いほどビタっと止まってくれます。
SD1と17-50の組み合わせがココまで決まると本当に楽なんですが……。

XZ-1とSIGMA 17-50の手ぶれ補正アルゴリズムは私と相性があまりよくないようで、特にSIGMAのは最悪に近いようです。
色々試しましたが、おそらく一段分も行ってないかと。
XZ-1はせいぜい一段分くらいです。

とまあ、コンパクトはそういうわけでP300を使いたいところなのですが、出てくる画像がなんだかんだいって圧倒的にXZ-1の方がいいので、大きさに目をつぶってXZ-1を使う事が多かったです。
XZ-1はレンズシャッターが内蔵されていないのですが、U.Nの自動開閉カバーをつけたおかげで気楽に使えますし、SD1のサブとして考えるならXZ-1だと思いました。
でも、ミルクスというか今回はE-PL2ですが、こちらをメインにする場合はP300をサブに使うと思います。
ミルクスは守備範囲が広いので、本当にサブでたまにしか登場しないカメラは出来るだけ小さい方がいいからです。
P300はさくさくとした動作が美点で、サブとしては地味ですがいい仕事をしてくれるカメラだと思いました。

CX4は……
P300が壊れた時の予備でしょうか。
リコーは結局色とAWBが全然ダメなので。
機能と操作性では二重丸を与えられるのですが、他の機材と比較してしまうとどうしても最低ランクになってしまいます。
とはいえ、本当に機能と操作性はいいんですよ。

以上、ざっとこんな感じです。
次回、ハイキング旅行に行くとしたら、ミルクスをメインにボディ二台、ちょっといいレンズ(今年は何本か出そうで嬉しい)を中心に、小型軽量な9-18と、あとはマクロを入れて組む感じにしたいと思います。
サブはP300やS95などのポケットにさらっと入るものをチョイス。

という事で、次回の機材選びがほぼ確定した有意義な今回の旅行でした。

扉の画像はようやく出会えたエーデルワイス。
本来は七月上旬からなので今はやや早めですが、ラッキーでした。