（初出：2012/09/20）
もしくは「とてもいい。でも、まだあと少し」
・デザインはLUMIXデザインというものを確立してきているように思います。
GX1しかり、LXしかり。
ある意味ノーデザインのようでいて、Panasonicはシンプル系を目指しているのだな、というのはわかります。
その上でなお、もう少し頑張って欲しいという気持ちもあります。
Rollei 35 Sと並べてみました。
半世紀近い時を経てなお「かわいい！」と思うエバーグリーンを、Panasonicは模索して欲しい。
・サイズも持ちやすさや使いやすさを確保しつつ、コンパクトであれ、という気持ちがあります。
LX7は使いやすいです。
でも、レンズバリアがないなど、コンテンポラリなコンパクトカメラとしてまだ真摯とはいえないと私は思います。
・コンテンポラリという言葉が出たので、機能についての要望。
1) WiFi
2) GPS
3) タッチパネル
4) プログラマブルなファンクションボタン（録画ボタンを要望）
5) 可動液晶
などなど順不同で機能アップを求めたいところです。
ただし、5)は大きさとのトレードオフが明らかですし（XZ-2を見れば……）
GPSはカメラ搭載のものはオモチャレベルで使い物にならないので、だったらむしろまだいらないかと言う機もあります。
WiFiはソフト連携でEye-Fiの機能をカバーするものであって欲しいですし、タッチパネルはタッチパネル嫌いの人、あるいはオフにしたい場面でもカメラとしての使い勝手をスポイルしないようにユーザーインタフェイスとの兼ね合いをもっと煮詰めつつ、当たり前の機能としてほしいところです。
色々と要望はあるにせよ、LXシリーズを全部使ってきた私的な感想は、過去最高の完成度のLXだと思います。
RX100は画質や機能がとても魅力的ですが、捨て去った物もまた多く、コンパクトに私が求めているものを考えるとLX7の方が「上」だと感じました。
ということで、とってもお気に入りです。
