の、気合いがあまり入っていない感がプンプンにおうレビュー(初出:2013/10/21)
箇条書きで。
1)まだセッティングを試行錯誤中だけど、先にこれだけは言っておきたい。 「E-M1を使うと、E-M5には戻れない」
2)相変わらず、Eye-Fi対応とうたいつつ、箱にマークまで印刷しつつ、それでも不具合連発
→アップしたりしなかったり
→フリーズ多発
→電源オンから撮影可能までにやっぱり時間がかかる
3)E-M5と比べても、サイズがさほど大きくなった感はなく、むしろグリップの存在が寄りコンパクトに感じさせることも。
E-M5にバッテリグリップを外したグリップをつけた状態よりもかなりいい
4)相変わらずボタン類の感触はブニョっとしているものの、大きさや配置によりE-M5より圧倒的に操作しやすい
5)背面ディスプレイの描写が美しい
画質には関係しませんが、きれいな事はいいことです。
6)4/3レンズとの相性は素晴らしい
私の感覚では、もはや周回遅れの感のある4/3ボディを使う意味があるのかなあ? としか思えません。日常スナップやテーブルフォトが主な使用範囲である私のようなユーザーにはオリンパスは良い仕事をしたとしか思えません。
7)12-40の方が、12-60よりもいい
12-40と12-60を三脚に据えて同じ条件で色々と撮り比べてみましたが、広角端、40mm近辺での描写は、中央部はさほど差がないものの、端に行くほど12-40の高性能ぶりが際立つ結果となりました。
解放から「もはや画質改善の為に絞る必要はないかも」と思わせる12-40の広角端に比べると12-60は「2絞りほど絞りたい」感が。
40mmだとその差は縮まりますが、解放値がかなり違ってきます。
12-40のは当然2.8
12-60の40mmは3.8 となります。
大きさ・重さがさほど気にならず、アダプタを使う必要があるのを面倒だとも精度大丈夫? などと思わず、かつ120mm相当という望遠端がどうしても欲しい という事でなければもはや12-60mmは過去の遺物だと思いました。
あと、めちゃくちゃ寄れます。12-40。
なので私はもう12-60を使う事は無いでしょう。
さようなら、12-60。長い間ありがとう、12-60。
以上は個体差もあると思われるので私が所有する二本での比較の話、としてお考えくださいませ。
なんというか、端が全部あの素晴らしい描写なので、私の12-40は間違いなく当たり玉です。
なお、私はズームレンズで「ボケ味がどうの」などということはほとんど気にしませんのでシャープネスのみを評価します。
もっとも40mmでのclose-upなどを見るとボケ味も嫌なところはないですけれど。
望遠端でデジタルテレコン使うとブログ用途の簡易マクロレンズとして大活躍が期待されます。
・総評
すげえいい。