ヘッドランプについては、安全面から考えると二個付けたいところです。
一つは普通に前照灯。
もう一つはフラッシュライト。(初出:2014/01/22)
これ、勘違いしているライダーが多くて、フラッシュライト「だけ」付けて夜間走っているバイクが多すぎです。
フラッシュライトはあくまでも補助灯であって前照灯ではありませんぜ?
まあ、関東の一部の県(興味ないので調べてません)では点滅でも前照灯と認めてるなんてところもありますが、なんで同じ日本で統一していないのか不明です。おかしな国ですな、日本。
ともあれそういうのは例外であって県内から一歩も出ずに生きていくならともかく一般的には×だと思うべきでしょう。
周りがいくら明るかろうと「自分はのんびり走るから目立たさせる為のフラッシュライトだけでいいや。別に前照灯とかいらないし」なんて思っているんだろうけど、それは「俺様ルール」以外の何ものでもありません。
基本的に違反だと認識して欲しいっスね。
トンネルでヘッドランプを点灯せず走行しているアホでバカでゴミでクソのようなドライバー(最近、特に多い!)と全く同じです、はい。
取りあえず前照灯はゲットしたのでその補助灯選びですが、これはヒジョーに悩みます。
そもそも物理的な問題があります。
BROMPTONって、そういうのを取り付ける場所がマジで確保しにくいんですよ。
何と言っても「折り畳み」バイクですからね。折りたたむことが前提です。折りたたまない人もたくさんいると思いますが、使わない時には折りたたんでおいておくわけです、私の場合。
マンション住まいですから、さすがに大事なBROMPTONを駐輪場に駐める勇気はありません。賭けてもいいですが間違いなく一ヶ月以内に盗まれます。
つまり座敷犬ならぬ座敷自転車にならざるを得ないわけですが、そこはBROMPTON。折りたたんで小さくなるからこその我が家のチョイスです。
つまり「家に居る時は折りたたまれている」わけです。
展開した自転車を二台も三台も置いとける場所などないのです。
いえ、実のところ場所はあるんですが、そうやって置いておきたくないわけです。何も無いスペースは広い方が視覚的に快適でしょ?
つまり言い換えると「折りたたまれるのが前提」なので、折りたたまれる時に干渉するようなパーツは基本的に御法度です。
どうしようもない場合は折り畳み時にさっと取り外せるモノである事、です。
で「楽な脱着式」となるとイチイチクランプで締め上げるタイプではアレで、基本的には台座を残す方式となるわけですが、この台座をつける場所がBROMPTONのPハンドルにはほとんど無いというお話です。
いや、その気になればけっこうあるのですが、そうするとせっかくマルチなポジションが取れるPハンドルの特徴をスポイルすることになるわけです。
ざっと3ポジションがちゃんと取れて邪魔にならない場所しか認められません。
取りあえずBROMPTON納車前に、つまり実車をチェックする先に購入ていたCATEYEのVOLT1200はギリな場所に取り付けました。
アンダーバー部分を握る際にちょっとだけ意識的なもので存在が気になりますが、実際の操作には問題ありません。
じゃあ、反対側にももう一つ同じ場所があるじゃないかという話ですが、なんかツーマッチじゃないスか?
あんまりごてごてしたくないわけですよ。
本来ならリフレクタがついている場所にヘッドランプを取り付けたいところなんです。
でもここってダイナモ式のランプならステーとかリプレイス用ランプとかが簡単に手に入るのですが、私の場合それは「アリエナイ」選択肢。
バッテリ式LEDランプを取り付けたいわけです。
色々探しましたが私が望むステーは売っておらず、ワンオフで作ってもらう必要がありそうです。
それも悪くないのですが「そこまでやりたくはない」というのが正直な気持ちです。
さらに言えば自動式ならいざしらず、LEDランプのようなスイッチ操作が必要な場合、バッグを取り付けたりすると異常にやりにくいし、そもそもイチイチ降りてからしか脱着も操作もできない場所なのでリフレクタのある一等地の事は今は考えないようにするしかありません。
そういうわけで補助灯は結構悩みました。
納車までには結論が出ず、納車された後も一週間ほど考えに考えた結果……ここは開き直って「補助」なのでヘルメットマウントタイプでいいか、という事に。
たまたまですが、私のヘルメットはBELLのモデルでして、調べてみるとそのモデル、BELL純正指定?のランプが存在します。
よく見るとヘルメット側に前後とも予めブラケットが用意されています。
これは利用しない手はないか、と。
そのBELL指定品? はBLACKBURNというブランドのもの。
ランプの会社の名前が「黒い道」って……「ネーミングセンスねえなあ」と思ったのはナイショです。
もちろんバッテリ方式で、VOLT1200と同様にUSBで充電するタイプ。
USB充電かあ……。いいんですけどね。
メインのランプ意外にも、別途購入済みのサイクルコンピュータもUSB充電なんですよね。
まあ、こうなったら一人殺すも二人殺すも同じ、というか……。
なんかでもね、USB充電するもの多すぎると忘れちゃいそうなんスよね。
iPhoneとAndroid携帯、iPadの3つは必ずいつも携行しています。これで3つ。
サイクルコンピュータ入れると4つ。
所有しているコンパクトカメラの中にはUSB充電のものがあるのでうっかりそれを持ち出したらそれで5つ(いや、デジカメのバッテリを本体充電とか私はしませんけどね)。
コレにさらにUSB充電ものを追加かよ? ですよ?
しかもこれがざっと二人分ッスよ?
USB対応ACアダプタ、いくつ必要なのか、と。
まあ、移動中なら自動車にUSB端子2個ありますけどね。さらにトランクとリアシートとセンターコンソールにそれぞれシガーライターソケットがあるのでそれを利用して充電しておくことは可能ですが……。
うーん。
ええい、ままよ。
ということで、補助灯を前後ゲットしました。
純正指定だけあって、ピッタリというか、差し込むだけのイージーフィッティング。
補助灯としての役割は充分だと思います。
問題はバッテリの保ちがあまりよくなさそうなこと。
一回使ったら必ず充電、というくせを付けないといけない感じです。