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★all about XC60【地味子の燃費 平均時速38km/hの場合】

VOLVO XC60

前回は平均時速101km/hでの燃費が14.8km/lでした(車載CPU表示値)。
今回はその後の平均38km/hの場合はどこまで落ちるのか……という報告です。(初出:2014/10/21)

この後すぐに週末遠征用に満タンにする必要があるのでこの時点で二回目のレポートを、というわけです。
結果はご覧の通りです。

今回のパターンは高速、街中、郊外、駅までの送り迎えなど、複合的なパターンです。高速道路と街中では結構な渋滞に何度も引っかかりましたが、ESS機能(アイドリングストップ)の恩恵がかなり大きいな、と感じます。
EVOQUEだと経験上10km/lは逆立ちしても絶対にムリなシチュエーションで、たぶん良くて7km/l台ギリであろうと思います。
時代の変遷とはいえ、最新のエンジンとトランスミッション、そしてESS機能がもたらす恩恵は思ったよりも大きいな、と感じます。何しろ車重はEVOQUEよりXC60 T5の方が重いわけですからね。

まあ、燃費の差を走行距離を勘案しつつ、金額になおすと実はたいした事は無いのですが、それでも気分的に嬉しいのは確かです。
いやあ、これほど燃費のいい車に乗るのは、たぶんLOTUSのELISE(最初期モデル)以来じゃないかなあ。
XC60、燃費に関しては総じて予想以上の数値を叩き出してくれて、なんだか「可愛いヤツ」感がアップしております。

今回はそういうわけで短めで。

ちなみにメーター表示の説明をすると……。

VOLVOはV40に搭載したフル液晶メーターを2014年モデルから多出るにも順次搭載していて、ご多分に漏れずXC60もこのメーターです。
液晶メーターを嫌う人もいるのでしょうけど、私は大好きです。
特にXC60の場合、フェイスリフト前の2013年モデルまでのクロノグラフ風アナログメーターはちょっと各種インジケータを表示するデバイスとしてはもういっぱいいっぱいというか終わっていると思います。文字がカクカクの昔のワープロで拡大表記したような汚さですし、そもそも様々なInformationを行うには狭い。アナログのスタイラス(針)は反応が遅いし、そもそもスピードメーターよりレブカウンター命の人にとっては反応の遅いアナログの針式より断然液晶表示でしょう。あの日本が生んだ奇形児的(良い意味で。私はLFA好きっす)スーパーカーのLFAのレブカウンターもアナログでは実は追い切れないので、という理由でフル液晶なのですから。

と言うわけで、私のお気に入りのVOLVOの液晶メーターですが、3種類の「テーマ」が選べます。
具体的に名前を挙げると
1)エレンガント(これがVOLVOの考える標準だと思われます)
2)エコ
3)オラオラ(正式名称忘れました)
です。
レブカウンター命の人は「オラオラ」の真っ赤なメーターがいいかと思います。
これはレブカウンターの中に速度が大きなデジタル文字で表示されるもので、高速道路の合流車線のフル加速時などは熱くなれます(たぶん)。
でも私が好きなのは2番のエコです。
この表示がそうですが、色がグリーン系でどのシチュエーションでも落ち着く(ちなみにエレガンスはブルー系)のと、エレガンスと違い、ちゃんとレブカウンターが表示されること、そしてエコチャレンジ的なゲージが出て「今の状態の負荷」がビジュアル化されていて、ガスペダルを踏む足に「その踏み込みは必要なのか?」的な待ったをかけてくれるのがXC60とのちょっとした対話感を体験しているようで楽しいので。
そうそう、オラオラモードもいいんですが、ナビと連動して「あとどのくらいでどっち方向に曲がるか」という指示を表示してくれないので、ナビを使っている時は使いたくない感が漂います。

EVOQUEもマグネライド付きのモデルだと、テレインレスポンスから「ダイナミックモード」を選ぶとインパネの透過光が白色から真っ赤に変化して「おおっ」てな感じでやる気になりますが、フル液晶だともう全然違うモードになるので、違う車に乗り換えたみたい、というと大げさですが、ちょっとした未来の車を体現しているようで嬉しいギミックだと思います。

そうそう、インパネ中央下のアイコンの説明などを。
ECOは文字通りエコモードって、これは以前説明済みですね。
次のランプ表示は例の(?)「オートハイビーム稼働中」のアイコン。コレについてはまた別項で語りたい機能ですが、一番右のワイパーのアイコンは、当然ながらワイパーのモードを示すもので、これは「雨滴感知モードがONです」というものです。XC60のワイパーのロジックも、実は私ははじめて体験するものでして、「これは素晴らしいな」と感じておりますのでこれも改めて別項で。