その1:バーエンドミラー(初出:2015/07/27)
ちゃろー(・∀・)
ロードレーサーを買ったら買ったでそれだけでは収まらないのが趣味という名の泥沼の奥深さ。
もちろんそれだけで収まる人もいるでしょうけど、いやいや、そうじゃないでしょ? と思う私です。
だってホラ、自転車乗るのに最低でもヘルメットいるじゃないスか?
あとグラブ。
それからちゃんと乗ろうとするとそれなりのウェアがいるわけですよ。
あと、ちょっと深目だとシューズとか、サングラスとか。
そうそう、灯火類も重要ですよね。
それから、ベルとか。つけてない人おおいですよね、ベル。
灯火類とか間違った使い方している人ばっかりですよね。
夜間、テールランプとかヘッドランプつけずに、ただどっちも点滅させてる人が半分以上でびっくりします。
まあ、ロードレーサー買って、ノーヘルで別にいいよ、という人とは私、コミュニケーションとれる自信が無いので割愛するとして、ヘルメット一つとっても選択肢が∞っぽいわけですよ。
グラブにしても「夏は指切り(指だし)派」と「夏でもフルカバー派」なんて派閥もあるし(あるのか?)、シューズなんて私ですらいまだに悩んでるくらいですから。
いや、悩んだ挙げ句、結論出したんですけど、それはまた別の機会に。
あとサングラス。なんかロードレーサーとか乗っている人の間では小洒落た言い方でアイウェアとか言うそうですが、何言ってんだか。要するにサングラスですよ。だってアイウェアとかだと安眠マスクだってアイウェアじゃん。ねえ?
というわけで、そういう周辺機器的なものをあれこれ考えるのも趣味のうち。いや、大きな楽しみだったりするわけです。
もっとも私の場合はロードレーサーははじめて買いましたが、去年の正月にミニサイクルを買った時にベーシックなものは一通り揃えていましたので、基本的には新たにヘルメットとかグラブとかウェアを買う必要はないわけです。
だってライドイベントとかだとBROMPTONにレーパン、サイクルジャージで走ってますからね、私。
なので取りあえずはそういう必需品には悩みませんが、それ以外の「ロードレーサーでツーリング」的なアイテムで日々、色々と深く楽しんでいるわけです。
で。
来たるびわ湖1/3周ツーリングに向けて輪行袋とかの準備をしている時に、同行の親友Aが
「コレを着けたよ」
と紹介されたのが、バーエンドミラー。要するに自転車用のサイドミラーですね。
キッズバイクなんかには最初からついているものも多々あります。モーターサイクル的なアレですね。
でもロードレーサーには付いてません。
あると絶対便利なのですが、なかなか付け所がないのと、空気抵抗が増して嫌だ、とか少しでも車重を軽くしたいから嫌だとか、そんなのあるの? とか、まあ色々な理由で殆どのロードレーサーにはサイドミラーなんて装着されていないわけです。
でもあると便利なのは確かなので、紹介されたモノをチェックすると良さそうだったので私もマネして購入して、さっそく装着してみました。
が。
これ、許容出来る人とそうでない人がはっきりと分かれるアイテムだという事がわかりました。
まず、ロードレーサーのハンドルバーのエンド部分に装着すると、ミラーを見るのにはほぼ真下を向く必要がありますから。
買う前にシミュレーションしておけば良かったんですが、買う時は「おお、よさそうじゃん。ポチ」でしたから。
ということで、まずは視認性にちょっと疑問が。
それでも首を横に振るよりは姿勢移動が少ないのでふらつかない可能性が高いという意見にも納得出来ますし、チラ見的にはアリかな、と思えなくもありませんでした。
要するに「ちょっと様子を見てどんなものかチェックしてみよう」という感じですね。
で、試走です。
いや、試用というべきか。
そういうわけで二日間使ってみましたが、視認性以外の問題が浮上して私には剥いていないアイテムだということがわかりました。
それは
「右脚(膝とか)に干渉しまくる」んです。
もちろんペダリングの時にはあたりません。
問題は停止と発進の時ですね。
右のバーエンドにミラーがある、という意識をして停止すると問題はないのですが、ハンドルを切るとあたっちゃうのです。少しあたるだけでも角度が変わりますのでミラーの役を果たしません。なので手でグニっと角度を変えるわけですが、これがどうしても人間って横着なので走りながらやっちゃうんですよね。私だけ?
そんな感じで危ないったらありゃしません。
でもわかっていても先に手が伸びてしまうというか、そんな感じです。
停止時に忘れていた場合は停止中に元に戻せるのでまだマシです。
でも、結局バーエンドミラーという存在を気にする事自体がストレスなんです。なのでハゲそうになった私は泣く泣く装着を諦めました。
モノじたいはギリギリの大きさで鏡面もクリアでよい製品だと思います。
あとは許容できるかどうか。
もともと後方は目視で確認する事が体に染みついているので、下を向いてミラーを確認するよりもチラっと後方確認する方がスタイルとして合っているな、と認識できた一品でした。
実はヘルメットに装着するサイドミラー(ヘルメットの純正オプション)を使っていたのですが、これがまた全然ダメなんですよね。
小さすぎるというのもありますが、そのミラーに焦点を合わせると前方が見えなくなる、というか。
結局これもチラっと後方確認する方がよほど目が疲れないということで畳んだまま今では使ってません。
ここまでテクノロジが進んでいるので、ヘルメット後方に小型カメラを装着して、アイウェア(笑)に映し出すような仕組みを考えて欲しいな、と思います。
もしくはHUDですね。フロントガラスなんてありませんが、空間にホログラム的に映しだしてくれているとアイウェア(笑)を高度化する必要もありませんし。
という事で、バーエンドミラーは人による。私にはちょっとムリでした、というお話でございました。
次回は「小物入れをどうするか?」篇にしようかな、とか考え中。