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☆【TREK MADONE SLR】視点の「サイクルラック考」

自転車

にゃんぱす~(^^♪

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今まで気にしていなかったことが、超気になる

なんてこと、ありませんか?

私はMADONE SLRに乗り始めてから、最近あることに対してかなり神経質になってしまいました。
それは我らがロードバイクの味方? サイクルラックの材質についてです。

◎MADONE SLR vs. サイクルラック

えっと。
この記事でいう「サイクルラック」というのはこういうものです。

木製サイクルラック | ふじのくに福産品WEBカタログ
平成28年度静岡県授産製品コンクール ≪静岡県社会福祉協議会会長賞≫受賞 沼津市サイクリストフレンドリーエリア

最近はコンビニの店先などにも設置されていることがあったりして、見かける機会が増えたのではないでしょうか。

ちなみに鉄棒でも(高さによっては)流用可能ですが、時と場合を考えましょう。

「サイクルラック」以外にも「自転車スタンド」とか「バイクハンガー」とかいろんな呼称があると思われますが、法律で定められた名称は特に無いようなので、この記事では「サイクルラック」で通そうと思います。

で。
サイクルラックの材質については拙ブログでも、時折り意見を述べておりました。
「ロードバイクには木製スタンドが優しくてありがたいのだ」と。

とはいえ、多くのパーツがコンベンショナルなもので構成されているORBEAに乗っている時には、身に染みる実感としてではなく、単に理屈として理解していたに過ぎません。
つまり「木製の方がいいよ」というのは一般論というか、その時は他人事成分のほうが多かったのです。

だがしかし。
MADONE SLRのオーナーになった私は身をもって思い知りました。
頭で理解していた事を、実感として認識できたのです。
なんというか、この「手が届く感じ」は何に例えたら……。

というか、声を大にして叫びたい。

「金属のラックだと、バイクの塗装が剝げちゃいます!」

なのですよ。
このブログを見て「そうなのか」とご理解いただいたその筋(どの筋?)の方にお願いです。
これからラックを用意する場合はぜひ木製のラックをお願いします。

コストの問題もあるでしょう。
でもこれ、該当するオーナーにとっては切実な問題なんです。

◎自分のシートピラー(シートマスト)をチェックしてみよう

ORBEAで使っていたシートピラーはありふれたマットな仕上げのカーボン製でした。
なので、あまり深く考えずにサイクルラックにひっかけていたのです。

ご存じない方の為に少し説明すると、サイクルラックとは、基本的にサドルの前部をひっかけることにより、バイクをぶら下げて駐輪させる器具です。
とはいえ完全にぶら下げるわけではありません。
前輪は地面に接地させたまま、サドルをバーにひっかけて後輪を持ち上げ、半吊り下げ状態で保持します。

つまりぶら下げられたロードバイクは、強固に固定などされておらず、結構ぶらぶらっとしているものなのです。
また、一つのラックに数台がぶら下げられるようになっていますので、後から来た方が自分の自転車をひっかけたりする際に、自転車同士が接触したりすることは当たり前のように起こります。

さすがにそのショックでフレームの塗装がはがれた、とかそこまでの衝撃にはならないはずですが、中には「スペース空けろや!」とばかりに結構乱暴にバイクを押して詰める人もいますけれど。

まあ、乱暴にしなくてもバイクをひっかけるだけでも振動はあります。
何が言いたいかと申しますと、

1.ひっかける時
2.誰かによって、あるいは風邪などの何かによってバイクが揺れる時

シートポストの前方とサイクルラックのバーが当たったり、擦れたりするのです。
その結果として、接触部分が塗装されている場合、塗装が擦れて傷がついたり、はがれたりしてしまうのです。

実は私、MADONE SLRを買って、数回までは何の頓着もなく今まで通りサイクルラックにひっかけておりました。
が、何回目かの時、シートピラーと鉄のバーが当たる「カツン」という音が比較的大きく響いて、我に返った、というか気付いてしまったのです。
「ああああああああああああああ! しまったああああああああああああああああああああ! そうだったああああああああ!」

こういう状況を「後の祭り」と申します。
ええ、こういう状況です。

写真ではわかりにくいですけど、金属製のサイクルラックにひっかけた回数分、小さな傷や剥がれができていました。
orz……でございます。
せっかくの新車なのに……今までとは違って、シートピラーが塗装されていることをちゃんと認識して、もう少し気を遣うべきだったのです。
すべては私の不注意。

◎対策を練る

そもそも金属製のサイクルラックは利用しないのが一番ですが、実際問題としてそうもいっていられない場合があります。
なので対策を考えました。

〇対策その1:シートピラーに当てない(空間を作ってひっかける)

推奨度は5段階評価で3。
これはシート前部とピラーまでの距離(スペース)や、シート前部の形状によって、できない場合もあります。
また、サイクルラックのバー部分が太いパイプだったりするとそもそも物理的に不可能です。
また、前述の通り、後からきた方が動かしたりすると、その反動でガツっと当たっちゃうことも考えられます。

つまり対策としては不十分といえるでしょう。

〇対策その2:緩衝材をあてる

推奨度は5段階で5。
直接固い金属と当たるから塗装がやられるわけですから、間に柔らかいクッションを挟めば解決です。
では何を挟むか?
ふすまやドアの隙間テープやゴムシートなどをシートポストの前部に貼る、なんてことはちょっと、いやかなりカッコ悪いので却下です。
ではどうするか?
私はお手軽にタオルハンカチを挟むことにしています。
荷物がほんの少し増えますが、極小型のタオルハンカチを予備ハンカチとしてジャージの背中ポケットに忍ばせて、バーに巻いた上にサドルを置くようにして対策しております。

別に要らないウエスでミニ雑巾などを縫って専用品としてもいいかもしれませんが、予備のハンカチの方が「つぶし」がきくというか使い道があるというか、そんな感じではないでしょうか。

というわけで、MADONE SLRを買ったら、ハンカチ一枚余分に持つことになっちゃった、というお話でした。


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