趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★SONY NEX-5の様子を見る七つの理由

カメラ

(初出:2010/05/12)

出ても居ない製品について今まではほとんど何も書きませんでした。
私にとっては手元にある製品だけが全てだったからですが、ここはグチを書く場所? なので、ちょっと思った事を書いちゃおうと思います。

結論から言うと、予約しましたヨ、NEX-5。
もちろん、ダブルズーム付き。

世の中にはいろんな「様子の見方」があると思いますが、今回発表されたNEX-3とNEX-5を見て、私はこう思いました。
「これは様子見だなあ。ただし、買って、使って、様子を見よう」
超訳すると、
「思いっきり残念だ。でも、いろいろと気になる」

当初はガッカリしたので買うつもりはなかったのですが、それでもSONYのサイトをざっと見て、欲しいと思わせる理由を(ムリヤリ)七つ見付け出す事に成功したんです。

1)APS-Cサイズのレンズ交換式カメラはこれしかない(注:リコーのGXRとか何とかいうカメラは、「レンズ付きカメラ交換式カメラ」なので、一部APS-Cサイズのものがあってもカウントできない)

2)レンズがアルミ鏡胴で、「μ4/3とは違うのだよ、μ4/3とは」という台詞が聞こえたような気がした

3)μ4/3よりボディが薄く軽量で、ある意味SONYの執念を感じた。だったら執念には私流の様子見で答えるべきだと思った

4)液晶が可動式だった。いや、マジで上下に稼働してくれるチルトディスプレイは便利

5)SONYはセンサのゴミ取り機構が詐欺のようなメーカーだったけど、新機構に変わった らしいので、様子を見たいと思った

6)インタフェイスの簡略化に於ける操作性への新しい提案があると思った。ならば「様子を見る」必要があると判断した

7)手持ちのμ4/3レンズを始め、FマウントやKマウントのレンズもマウントアダプタで使える18mmというフランジバックの短さにに、少し(そしていろいろと)期待した

とまあ、こんな感じ。

デザインは最初見た時「うっ……」と思って、じっくりみたら「むっ……」となり、今では「ふっ……」という感じ。
ちなみにNEX-3はひどい。「お前、もう帰れ」と言いたい(来てないけど)。
NEX-5の黒。今のところこれしかないぜ。(・∀・)

あとはパンケーキレンズと言わず薄型広角レンズという苦しい名称を使っている所に意地っ張りというかツンデレ属性を感じてなんだかちょっと萌えた。
たぶん「パンケーキ」って書くと「薄くないじゃん!」と叩かれると思ったんでしょうね。
なんというか苦しさと言い訳がましさがにじみ出てて、いじらしくなった。
「べ、別にアンタを待ってたんじゃないんだからねっ! ちょっと疲れたから休憩していただけよっ! 勘違いしないでよね!」と言いつつ、通学する私を角で待ってくれていたガールフレンドみたいな感じ?

ともかく、SONYがEマウントシステムについて、αの最初の時よりも本気でかかっている気がしたのは確か。
良くも悪くもSONYらしいEマウント。どう考えてもSONYらしくないαの船出。
そういう意味でもSONYのカメラ、というものがようやく出来たんじゃないかな、と思いました。

ライバルのPanasonicがμ4/3で行くなら、その二倍の面積があるAPS-Cという素子を使って、茨の道を歩んでやるよ。首を洗って待ってろよ! みたいなメッセージがNEX-5からは感じられます。
ちなみにNEX-3からは感じられない。

そんなところ、でしょうか。

次回は「買って使う前からもうNEX-5はハズレだな、と思える108個の理由」……とかを書こうかな、と思いつつ、今回はこれまで。

さてさて、これから朝食だけど、朝はやっぱり薔薇花びらのケーキから、だよねえ?