趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★憧憬のシンセミア【SIGMA SD1】XII

カメラ

(初出:2011/06/19)


(SD1/17-50 OS)

天気が悪い。
天気が悪いととてもじゃないですがSD1を使う気にはなれません。
色?
いえいえいえ。
SD1の色がおかしいのはもうわかっていますから。
というか、晴れてても雨でも色はおかしいので、もはやOKです。

一番の問題はブレです。
ブレにシビアというか、ほんの少しのブレが等倍チェックで画像を緩ませてしまうからなんです。
ラリれないんです。
醒めちゃうんです。

わかってはいましたが、手持ち撮影だと(私の場合)大半がボツショットになります。
つまり、天気が悪い=暗い=シャッター速度が稼げない=手ぶれ量産。
こんな感じです。

それから、一つ気付いた事が。
いろんなシチュエーションで一日パシャパシャやってみたんですが、SIGMAの「もうコレしかない」系のSD1用標準ズーム、17-50mm F2.8 HSM OSの、主にOSが怪しいんです。
今日は一日ほぼ17-50mm OSをつけっぱなしで撮ったんですが「手ぶれ補正、効いてんの?」と思えるほど手ぶれしてました。
50mmのテレ端、シャッター速度1/125 でもぶれまくり。
ISO800上等! なISOAUTOも恐れず使い、かなりブレに気を遣って構えつつ、の状況でダメなので、ひょっとしたらOSの誤作動かも知れないと思いはじめました。
この点はもうちょっと検証してみます。おかしいようなら調整に出さねばなりますまい。

SD15で使っている時には気にならなかったので、SD1の高画素がブレを顕在化させたのか、はたまはSD1との相性か、そもそもSD1がおかしいか……。
なかなか切り分けは難しそうですが、三番目が正解だとヤだな、と思っております。

それから、しばらく使ってからボディーブローのように効いてきたのが、視野率の低さ。
撮った画像をチェックしていると端にビミョウにいらないものが写っているショットがちらほらあって、「あ、そうか。100%じゃないんだ、コイツ」となるんです。
最近はもう視野率100%のカメラしか使っていなかったので、98%とかだと「ふざけんなよ、昭和か!」と思っちゃいます。
実写すればわかりますが、K-5はあの値段で本当にほとんと100%を達成しています。NikonのD2xでも100%はウソだな、と思う視野率だったことを考えると、実は驚異的な出来だと思います。
あとはミルクス(MILCS=Mirrorless Interchangeable Lens Camera System)はじめコンパクトカメラはみんな視野率100%なのでシャッター押す前のファインダチェックで写っていなかったらほとんどOKです。

でも、SD1になってそれが通用しないと、なんとなく「もうどうでもいいや。どうせ100%じゃないんだから」と、気持ちが後ろ向きになってしまう自分を発見して愕然としたりしています。

扉の写真も「98%だったあああ」とがっかりしたショットなんですが、まあ写真自体がどうでもいいのでどうでもいいですね、はい。
なお、これは「まどマギ」の悪魔? みたいな? ものがぶら下がっていたのでISO800でとりあえず撮ってみたものです。
ブレてましたけど。

でも、アレです。
そんな事より何よりアレなんです。
SD1、やっぱり変かもしれません。
なので備忘録を書いておきたいと思います。

「SD1観察日記」
今日のSD1。
今日はSD1に17-50mmというレンズをつけて色々撮りました。
とっても大きくてかさばるし、かなり重かったけどせっかく買ったのだから、買ってすぐくらいはちゃんと使いなさい、と母上がおっしゃるのでがまんして色々撮りました。

途中でシャッターが押せなくなりました。
いえ、嘘です。
シャッターは押せますが、シャッターが下りなくなりました。
電源はちゃんと入っています。

地面に叩きつけてやろうかと思いましたが、母上からせっかんされるのがこわいので思いとどまりました。
私はSD1から電池を抜いて、10数えてまた入れました。
SD1はなんともなかったかのように普通にシャッターが切れるようになりました。

ホテルについて、MacでSD1の写真を見ました。
AdobeのBridge CS5でJpegをチェックして、イマイチな写真は捨てました。
すると、十数枚に一枚くらいの割合で「この画像は壊れています。それでもムリヤリ表示しますか?」と聞かれました。
私は怖くなりましたが、怖いもの見たさで「はい」と答えました。
Bridge CS5はムリヤリ画像を表示したのでしょう。一部が真っ黒な画像や同じ画像をコピーして並べたような画像を見せてくれました。

Bridge CS5で粗よりしたファイルのうち、残しておこうと思うファイルをチェックする為に、SPPでX3Fを見ようとフォルダを開きました。

SPPは画像を読み込もうとしていました。
でも、なんか画面がくろくなって文字が出ました。
MacBook Proがカーネルパニックを起こしていたのです。

私は最初(∵)でしたが、エラーファイルを見た時は(´д`)になりました。
カーネルパニックが起きてMacを強制終了させた時は(。・ω・。)の感じで頭が真っ白で、なんだかパトラッシュに「眠くなったね」と言いたくなりました。
私のMacBook Proは買ってからはじめてカーネルパニックを起こしたので、とてもかわいそうでした。

よーし、明日はホームランだ!