趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★Nikon D800E ショートレビュー Ⅰ

カメラ

(初出:2012/04/22)

D800Eが発表された時、関西の人はみんなこう思ったにちがない。
「Eって、いーんかいな?」

実物を目の前にして、関西人の私は思う。
「ホンマにいーんかいな?」

いや、ということで、充電中。(/_;)

とゆーかー。
E-M5のISO6400って、マジでこういう用途だと全く問題ないッスね。

◆Nikon D800E ショートレビュー その2

Eye-Fiカード、使えます。
メニューにモードがあってびっくり。(・∀・)

そんな事はまあ、いいとして(いや、個人的に重要なんですが)、これからタッグを組んで戴く先輩のα900と顔合わせ。

どちらも135版フルフレームのセンサなので、カブるわけで。
なので、当初は「補完関係。棲み分けて平和」作戦を考えていました。
すなわち、

★α900はSTFとかSTFとかSTFとかCarlZeissとか専用で。
☆D800Eは、それ以外の、マクロとか標準ズームとか、明るめの単焦点遊び用で。

とかです。
でもね、NIKKORレンズのラインナップとにらめっこしていて考えを改めました。
棲み分けとか考えない方がいいや、と。
どっちも個性があるし、その時その時欲しいレンズがあったら使えばいいじゃん、と。
かぶってもいいじゃん、と。

私はミルクス(MILCS(Mirrorless Interchangeable Lens Camera System) )ブースターだけど、ミルクス以外を否定したり排他するつもりはさらさらないので、欲求に素直に楽しみましょう、と。
コンパクトカメラも面白そうなものはあるし、一眼レフもまだまだ生き残りをかけて「どっこい生きてる」ピョン吉状態なわけですし、面白そうなものは面白がらないといけませんしね。
なので、棲み分けはやめ。
たぶん稼働率が極端に低くなるシステムが出てくるかもだけど、「もう要らないや」と思ったらその時また考えればいいや、と。

で、D800E。
α900と比べると、サイズは小さく感じるけど、重い。
ただし、D700ユーザーだった私はD800Eを持った時に拍子抜けするほど軽いと思った事もまた事実。
1kgはあるだろうな、と思って持ち上げた袋の中身が空っぽだったときの「あれれれ?」感というと言い過ぎで嘘ですが、「あれ、軽いなあ」って思ったのは事実。
ただし、E-M5と持ち比べると「これは錨ですか?」みたいな言葉が口をつくのもまた事実。
外に持ち出すには相当なテンションと義務感と理由付けがないと難しいです。
E-M5にG20を付けたものと、D800Eに50mm F1.4Dを付けたものとはたぶん三倍以上の大きさ・重さがあって、プレッシャーは十倍以上かも。

とまあ、買ったものの大艦巨砲主義にはもう帰依できないのでユルユルと、ヘラヘラと、ダラダラとお気楽に使っていこうかと。
最初に撮ったのは羊羹で、次に撮ったのはマグカップでした。

第一印象は、デフォルトだとD800Eは最近では珍しくアンダーなリターンだなあ、って事です。
D100みたい。
と言っても室内で数十枚撮っただけなのでなんともはや。(。・ω・。)
今日は雨なのでアレですが、GWにちょっとお花畑などに行ってこようかなあ、と。

あ、でもNIKKORのマクロレンズないや。(´д`)
というか、D700用のバッテリと違ってるとか、聞いてませんケド?(調べとけ>私)
なので予備電池も買っておかないと。でも、どこも売り切れってドユコト?

◆Nikon D800E ショートレビュー その3

「Eを選んだ理由」

まあ、そんなのどうでもEんですが、要するに私は「別にモアレや偽色が出てもどうってこと無い」からです。
プロじゃないしね。
だったら尖った方が面白いよね、という軽いノリです。
問題はそっちよりもむしろエクストラフィーを幾ばくか払わないといけないという方かなあ、と。
まあ、それでも「どうせなら尖った方」が楽しそう、じゃなイカ?

で。
雲に合わないですねえ、AF。
E-M5の快適さに比べるとやっぱりオールマイティというわけにはいかない感じ。
雲撮りはMFでやらないといけないので、やっぱり軽やかなE-M5だよね、という事になりそう。
そもそもJpegだとNikonの空の色ってどうよ? みたいなところがありますしね。
もっとも今日は雨なので余計に条件が悪い(AFには)し、空の色はまだわからないわけで。

ベランダから外に出て、遠景を色々と撮ってみたんですが、解像感がすごいのはすぐにわかりました。
α900でも相当な解像感があるのですが、やはり画素数なりの差はあります。
遠くの木木の先っちょをちゃんと分解しているのをピクセル等倍で見るとちょっと嬉しくなりますね。
「ああ、元は取ったな」
と感じる瞬間です。

で。
やはりというかアタリマエというか、想像以上だったというか、手振れにものすごくシビアな気がします。
なのでD800Eとつきあう私なりのテーマが決定しました。
「手振れ補正レンズを極力使おう」
です。
でも、単焦点には105マクロくらいしかない。
DXフォーマット用ならあるんですが……。
とりあえず、16-35mm VRあたりかなあ、と。
まあ、付き合い方がわかれば楽しい相手……かもしれません。

それから、CFカード。
手持ちのカードのうち3割がエラーで使えませんでした。
かなりの美食家のようです。
もっとも撮影する前にだめだってわかるのでまだマシですね。
使える振りをして、途中でダメになるカメラじゃなくてよかったです。


※ちなみに画像は、適当に撮った写真が等倍チェックしたらみんな微妙に手振れしていた事を発見して「ガーン!」となった心象風景風にしてみました。(・∀・)