(初出:2011/04/09)
(XZ1/換装後の光学ドライブベイ。右が取り外したDVDスーパードライブ)
ポチ翌日着という、素晴らしい日本のロジスティクスに乾杯しつつ、MacBook Pro 17インチをテーブルに広げた時の第一印象は……
「でかっ!」
いやいやいや。
これは裏返すとMacBook Proの15インチもでかいという事です。
でも、それでも全然平気な私です。
でかいけど、それは普段使っているVAIO Zが横に並んでいるからです。
相対的にでかいだけで、絶対的にでかいわけでは……
いやいやいやいや。
あのですね。
実は私は17インチ超の、18.4インチというサイズのノートPCを使っていた時期があるんですよ。
その名もVAIO Type A。
こういうヤツです。
★サイズおよび重量(カッコ内はMacBook Pro 17インチ)
高さ:3.97 cm(2.50)
幅:43.7 cm(39.3)
奥行き:28.9 cm(26.7)
重量:3.95 kg(2.99)
それも誤差だろって?
いやいやいやいや。
アレはすごかったです。
入るバッグがなくて、純正の専用バッグまで買う羽目になりましたっけ。
で、アレを持って(いや、クルマに詰んで)異動先で快適電脳書斎を……(ってもうええ)。
旅先で18.4インチの大画面を使って何をしていたかというと、フルハイビジョン解像度の画面を生かし? ブルーレイビデオを楽しんでいたわけです。
ええ、もちろんPhoto Editionの名前通り、旅先で撮影した画像も楽しんでいましたけど……。
でも、さすがにすごすぎて手放しましたねえ。
片手で持つと(そもそも重いので片手であまり持たないんですが)筐体がしなるのがわかります。ギシって言うんです。
こわ!
おまけにバッテリなんて五〇分も保ちません。
つか、バッテリで使うなよ、というPCなんですがね。
「だったらデスクトップでいいじゃん!」
とキレたワケで。
要するにあの刷り込みがあったので「17インチ?くわばらくわばら」という目で見ていたというわけですね。
でもMacBook Pro 17インチモデルのスマートな事。
なんというか、Type Aと比べるものではありませんが、あっちがフルメタルジェケットなら、MBP17は引き締まったアスリート、みたいな?
解像度なんて、Type Aより上なんですよ?
液晶自体はType Aの方がだいぶ良かった気がしますが……。
アルミユニボディは片手で持ってもミシリともいいません。剛性感があります。
というか、VAIO Zよりしっかりしてます、いやマジでマジで。
で、早速やったことは……
◆起動してみる
アタリマエですが、重要です。
だって、初期不良で立ち上がらない、とかあるんですよ(昔PowerBookで一度あった)。
起動した。
次にやることは、即終了。(^_^;
そして、
◆FIREWIRE800ポートに、ポータブルHDDケースをつなぐ
ポータブルHDDケースの中には、手持ちのintelの120GBのSSDをセット
◆電源オン
◆即、インストール用DVDをスロットに挿入
◆間髪入れずに、Cボタンを押下
これ、ちょっとタイミングがズレるとアレですが、成功するとDVDからインストーラが立ち上がります。
初代PowerBook Duo230からの筋金入りに近いMacのLaptopユーザーでもある私は、その辺のさじ加減がちゃんとわかってますから、エッヘン。(。・ω・。)
で。
HDDから立ち上がりました。(-_-;)
しかし、初代Duo230(以下略)は慌てない。
◆挿入したインストーラが立ち上がるので、インストーラを起動
これです。
で、再起動選べばOKでっさかい。
◆インストーラが立ち上がったら、いったんメニューからディスクユーティリティを起動。
◆FW800に繋がったSSDを消去(起動ディスクとして使う為にGUIDフォーマットを必ずチョイス)
◆ディスクの複製を選び、HDDの内容をそっくりSSDにコピー
ここでDVDから直接クリーンインストールをしてもいいですし、その方が好きだという人もいるでしょうが、私はめんどくさがりなのと、購入即クリーンインストールしない派なので、複製を選びました。
こっちの方が断然速いですからね。もう一度セットアップ画面見なくてすむし。
で、ものの数分で作業終了。
このあとは、
◆裏蓋を外す
◆HDDとSSDを換装(楽勝)
◆光学ドライブを外す(組み立て作業員がタコで、無線の配線をドライブユニットで噛んでたので、外すコネクタが一つ増えてムッとしました。が、楽勝です)
◆あらかじめ用意していたこれ ↓ に元々の内蔵HDDを取り付け
◆内蔵HDDを取り付けたユニットを、光学ドライブを取っ払ったスペースに装着
◆外した基板から出ているケーブル類のコネクタをつける(2カ所。ちゃんと組み立てられていたら1カ所で済むはず)
◆メモリを4GB→8GBに(2GBを2枚外して、4GBを2枚付ける)
◆蓋、装着
そして、
◆起動ボタンを押す
あ、言っておきますが、光学ドライブに入っているインストール用DVDはあらかじめ取り出しておきましょう。まあ、アタリマエですけど。
で、立ち上がるのは実はHDDでした。(光学ドライブ側のSATAから)
まあ、光学ドライブエリアにいれたHDDもちゃんと認識されている、という事ですからオッケーです。
起動ディスクをSSDにして、再起動。
じゃーん!
普通に立ち上がりました。
起動、速い!
Airほどの速さはないけど、SSD入りのVAIO Zの半分以下でしょう。
ええ、体感です。
面倒だから計測してません。
起動したあと、一通りファインダを動かしたりコピーしたり、Safariを立ち上げたりして問題が無いようなので、システムのアップデートをサクっとやって、あとは珈琲を飲みつつ、音楽聞きつつ必要なアプリケーションなどをインストールして、基本的な設定は終了でした。
今回チョイスしたのは、いわゆる「吊し」のモデルです。
カスタマイズは選びませんでした。
グレアかノングレアかでちょっとだけ悩みましたが、私の場合はもうノングレアでなくてもオッケーなので。ノングレア必須な体質でなくて良かったです。
メモリも手持ちのメモリが使えそうだったんですが、相性を懸念してMac系のショップで動作確認したものをポチっていましたので、それを付け替えました。
CTOよりも相当安いのもポイントですね。
ということで、つづく