趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★XPERIA mini Pro ロングロング プリフェイス!

PC IT系

(初出:2012/09/13)

前振りという意味で!

携帯電話サイズの端末におけるタッチパネル方式のキーボードなど、使おうという気にならない私にとって、スマートフォンは文字を打つ端末ではあり得ません。
iPadサイズになってようやく短いメモ程度ならば打つ気になったものの、今度はその日本語変換エンジンのアホさ加減が許せず、本当に短文程度しか書く気にならない現状、私にとってメモ=PC(最小デバイスが11インチのMacBook Air)という図式になっているわけです。
そこに、ビミョーだとは理解しつつ、SONYのTablet Pという二つ折りタブレットというヘンタイデバイスを導入したのですが、やはりビミョーだという予感はそのまま実感となり、ビュアデバイス以外の用途に使う気にはなりません。

そんな中にGoogle+に流れた、とあるストリーム。
それが「物理キーボード付きのスマートフォン」であり、XPERIA mini Proというプロダクトだったわけです。
物理キーボードがあるスマートフォンについては以前ホンのちょっとだけ「む?」と思ったモデルがあります。
auから発売されたAndroid搭載スマートフォン、REGZA Phone IS11T。
ケータイキーボードのinfoBarと違って、REGZA Phoneはqwertyキーボード。
しかもスライドキーボード。
クラムシェルも悪くないのですが、ワンタッチでキーボードを出せるのはやっぱりスライドタイプ。
でも、しかし。
要するにケータイ電話なので、契約その他、所有回線をこれ以上増やしたくない、そもそも価格が(私の価値観と照らしてみて)高すぎるなどの理由でスルーした記憶があります。

そうそう、スライドキーボードと言えば、iPhone4/4S用のこういうヤツも考えた事がありました。

 

iPhone 4S/iPhone 4両対応 コンパクトキーボード ケース一体型 バックライト搭載
キーボード BSKBB12シリーズの商品情報サイト。バッファロー公式情報です。

 

でも、友人がこの手のを使ってみての感想を聞いていたことと、そもそもiPhoneの日本語変換はキーボードがあっても変わらない、という理由から興味はあったもののスルーしていたのです。

で。
件のGoogle+のストリームで紹介されていたXPERIA mini Proというモデルを見て、忘れていた「ちっちゃいメモマシン欲しい欲しい症候群」が発症。
見たことも聞いたこともないモデルだったので、さっそくネットで調べてみました。
誤解の無いように拭きしておきますと、私はケータイ事情にはとんと疎いので、iPhoneを覗くほとんどのモデルが「見たことも聞いたこともない」とカテゴライズされております、はい。

調べて見ると、病気の治療にはかなり良さそうなスペックです。

1)スライド式qwertyハードウェアキーボード搭載
2)Android端末だけど、デフォルトのGBからICSに既にアップグレード可能になっている
3)輸入盤しかなく、基本的にSIMフリー
4)面倒な設定をせずに、日本語が使える
5)テザリング対応
6)意外に安く新品が買える(SIMフリーのiPhoneなどと比べて)
7)特筆すべきものは何も無いかわりに嫌味の無いデザインで嫌悪感がない
8)白と黒のカラバリがあった
9)XPERIAなので、nasneの録画を視聴するソフトが配布される可能性がある

など。
特にSIMフリー端末で、かつテザリング対応だということが決め手。
丁度海外旅行に行く予定があるため、モバイルルータ代わりにiPhoneのSIMフリー版でも買おうかと思っていたところだったのである意味よいタイミングでした。

長い長い前振りですが、まあそういうわけでXPERIA mini Proが手元にやってきました。
色は白にしました。
黒でもよかったのですが、iPhoneなどを見ても指紋などの汚れが目立たないのは黒より白だろうという単純な理由です。あと、直射日光下で使っても白の方が熱を持たないんじゃなイカ、というどうでも良い理由もちょっとありです。

あまりサイズの確認をしていなかった事もあったのですが、実物を見てその小ささに驚きました。
同時に「これでqwertyキーボードだと、タイピングに無理があるんじゃ?」とも思いましたが、結局それは杞憂でした。
むしろこの小ささこそXMP(XPERIA mini Proの略)の美点名のだと思うようになりました。

という事で、写真はミルクス最小のQとキーボード付き最小PC的なXMPの2ショット。
白つながりで (。・ω・。)