趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★【Mercedes-Benz GLC Coupe 220 d 4MATIC(C254)】小カスタム(その2)

GLC Coupe

ちゃろー(‘ω’)

うっかりばかりの人生です……

基本アホなんで、ずっとそんな感じで生きてまいりました。
今回はそんな自嘲混じりのプチカスタムネタでございます。

◎忘れていた

GLC Coupeを購入するにあたり、想定外の結果を2件ほど突き付けられました。
一つは「ドラレコ内蔵デジタルインナーミラー」です。

以前に少し書きましたがMercedes-Benzは欧州車では(その他でもかな)珍しくデジタルインナーミラーの設定があります。
他にもあるのかもしれませんがデジタルインナーミラーを標準装備しているモデルがあるLAND ROVER車を例外とすると欧州車では珍しいのではないかと思います。
ただしLAND ROVER車と違いMercedes-Benzはディーラーオプション扱いですけど。

当初は「デジタルインナーミラーも選べる」という事でGLC Coupeの株はさらに上がったていたわけです。
加えてMercedes-Benzの場合は前後ドラレコ機能もセットになっているのでフロントガラスがすっきりする利点もあるんです。
だがしかし。
これには落とし穴がありました。

それは……ライン(メーカー)オプションではなく、ディーラーオプションであるということ。
要するに「用品」なのです。

どういうことかというと「保証期間は1年」なんですよ。
それ以降は故障したら保証なし。実費で修理という事になります。

営業氏は多くを語りませんでしたがドラレコ機能まで付いているデジタルインナーミラーですから、そりゃあ壊れる時は壊れてるんでしょうね。
というか顔に「やめとけ」という文字がほのかに……いやかなりくっきり浮かんでいるのが見えてしまいました。

うーん。

GLC CoupeはCoupeスタイルなのでリアの視界が薄いというか悪いんですよね。
なのでデジタルインナーミラーはマストだと思っていた私はちょっと迷いました。

そんな私の迷いを「ここだ!」と思ったのか、営業氏が畳みかけるようにこう言いました。

「それにGLCと違ってCoupeはリアワイパーがないじゃないですか」
「あー……」

リアウインドウが後端にあり、かつ立ち気味に設置されている普通のハッチバックやSUVタイプのような形状の場合、リアタイやが路面から巻き上げた水分がリアウインドウを汚しやすくワイパーはほぼ標準装備になっています。
しかしGLC Coupeくらいなだらかに寝ていて、ちょっとだけノッチバック的な部分もあったりするとメーカー的には

「ワイパーなんていらないでしょ?だってCoupeにリアワイパーって不格好じゃん。あと空力にも影響するし。それからこれは大きな声では言えないけどコストダウンとガラスが大きくなった分重くなっているからワイパーの分軽量化もできるしね」

という感じで割愛しがちです。
というかGLC Coupeでは割愛されています。

私はその時になって「あ、そうか。GLC Coupeはリアワイパーがないんだ」と認識した次第です。お恥ずかしい。

ワイパーがないとリアウインドウが汚れていてもクリアな視界が確保できない事があります。ワイパーがあれば作動させればいいだけですが、無いとどうしようもありません。
「coupeはリアウインドウが汚れにくい」と書きましたが「ンなこたぁーない!」と私は思います。
しばらくリアワイパーがないクルマに乗ってなかったのでリアワイパーがないクルマの事など考えたこともなかったのですが、リアワイパーがないノッチバック系のクルマに乗っていた時「なんで付けないんだYO!」といつも思っていたくらいです。

私は10秒ほど悩んだ末、デジタルインナーミラーをつけることはやめました。

思惑が外れたその1:はドラレコ付きデジタルインナーミラーを付けられなかった事でございます。

◎油断していた

デジタルインナーミラーがつけられなかった(つけなかった)事はまあ納得していますしそもそも発注してませんから実質的なネガはありません。
問題は2つ目です。
こちらはこちらの要望で取り付けたものの納車後に失敗であることに気づいたので「後の祭り」となるモノです。

それは私的にいうと「防水マット」、一般的には(たぶん)「ラバーフロアマット」です。
Mercedes-Benz的には「オールシーズンフロアマット」というそうです。去年までは「オールウェザーフロアマット」という名称だったそうですが今年から変わったそうな。

あと、今チェックしたところMercedes-Benzの公式サイトではこのオプション、発見できませんでした。オミットされたのかもしれません……。

とまあ枝葉の話題はどうでもいいので「なぜ失敗だったか」を説明しましょう。
それは「リアはフチのあるアウトドア用デザインであるにもかかわらず、フロント用のマットはただの平たいラバーマットだった」です。
そう、フロント用にはサイド部分が(ほぼ)ないんです。
私はラバーマット=靴についた雪や、ゲレンデの駐車場でよくある雪混じりの泥水が車内に入ってきても水がマット内でとどまってくれるようなカップ型になったマットだと「勝手に」思い込んでいました。
というのもMacan GTS用もDELICA MINI用もDEFENDER用もそしてSQ5用のものも私の想定する形状だったのでGLC Coupeの注文時に

「ファブリックじゃなくてラバーマットがいいんですが」
「純正でラバーマットありますよ」
「あ、じゃあそれで」

そんな感じで形状をまったく確認もせずに純正ラバーマット=安心という根拠のない……いや、以前乗っていた4モデルがすべて私が考えるラバーマット機能を満たしていたという事例が根拠として定着してしまっていたので、何の疑問も抱かずに納車日を迎えたのでした。

そして実車で操作説明をする際、営業氏はリアドアを開けてラバーマットを示し「ご注文のラバーマットはこういう感じです」と言い、私も「うん、しっかりしたラバーマットですね。こうでなくては」なんて言って満足してしまっていたのです。


その後ももちろん運転席に座って操作説明が続いたのですが、実はその時、フロントのフロアには例の「汚れ防止紙シート」が敷かれていて件のペラいラバーマットが視界に入っていなかったのです。

説明も終わり出発する直前に紙シートを取ってもらったのですが、その時はラバーマットの事などすっかり意識の外だったので自宅の駐車場についてクルマから降り、フロアマットシートを確認した時に初めて「あれぇ?」となったのでした。

いや、フロントとリアと形状が違い過ぎない?
コンセプトというか、別物感がハンパなくない?
まるでAパートとBパートで制作会社が違うアニメみたいじゃね?

「ああああああ、確認しておくんだったぁぁぁぁぁ」

とまあこんな感じで納車直後に頭を抱えてその場に座り込む私でございました。

フロアマットに関しては返品なんてできませんから完全にドブにカネを捨てた恰好です。
痛い……。
無職の年金生活高齢者にはマジで痛い出来事でした。

部屋に戻った私は「アレのGLC用があるかな?」とAmazon.comで検索。お目当ての「アレのGLC用」はすぐに発見できたので迷わずポチりました。

XC40に装着して大変お気に入りだった車種専用の防水……というかオールウェザー(オールシーズン?)マットです。ちなみにこの製品は「ラバー」ではなく発泡系マテリアルをプラっぽい素材でサンドイッチ状態にした軽量&硬質素材です。
詳細はこちらの記事をご覧いただけると幸いです。箱や中身などもほぼ同一なので気になった方は是非。

★【VOLVO XC40 B4 AWD R-Design】の防水マットを考える
やっはろー(^o^)スキーを買ったついでに、XC40の防水マットも買ってみたスキー場の駐車場はまだまだ未舗装のところも多いので、足元がドロっどろになりますからね。◎防水マットの必要性は?まあ、人それぞれですよね、こういうのは。VOLVO車は...

GLC/GLC Coupe用(X254/C254共通)のモノはこれ。

3D MAXpider メルセデス ベンツ GLC Class SUV X254 Coupe C254 2023-2026 専用 フロアマット

リアは純正のままでオッケーだったのでフロントだけでよかったのですが、フロントとリアのセット販売しかしていないとのことで。

なんとポチった次の日には届くという素晴らしさで、純正ラバーマットを使ったのはたった数時間でございました。

届いたマットは車種専用と謳うだけあってぴったり。

純正ラバーマットを取り外していて初めて気づきましたが、GLCって助手席側には固定用の凸がないんですね。なんか意外でした。


というか助手席に凸がないクルマって個人的にはかなり珍しい気が……。

不要だと思っていたリアですが、純正はリアが2ピース構造に対しこちらはセンタートンネルのでっぱり部分も丸っと覆う5ピースなので上位種に変更したのだと思えば多少気分も晴れるというもの。

さっそく交換してみると……XC40の時にも思ったのですが、あまりに「ぴったしカンカン(古い?)」ではめ込む際に快感を覚えるほど(言い過ぎかもしれませんが私はそうなんです)。

ちなみに後席用なんてこんなに奥までカバーしてくれていて、足先をシート下の奥まで突っ込んでも先に届かないくらい。

XC40は1年半くらいしか乗っていないので耐久性などを語れるほど使い込んだわけではありませんが、通年で満足のいく機能性を発揮してくれておりました。なのでGLC Coupe用のこれについてもそのあたりの不安は全くありません。

思惑が外れたその2:は「ラバーマット」が思っていたのと違い過ぎたというお話でございました。

というわけで今回は失敗したもののリカバリーを行った系(?)ただし確認を忘れてムダなコストをかけてしまったぜorzという感じのプチ・カスタマイズでございました。

 

コメント