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★【DEFENDER 110 MY25.5】1st.インプレッション

DEFENDER 110

にゃんぱす~(‘ω’)ノ

書かせてもらおうか、1st.インプレッションとやらを!

走行距離も5000kmを超え6000kmに近づいております。
ゆえにそれなりにDEFENDERへの理解も深まり、ある程度の評価も固まりました。なのでいわゆるひとつの「1st.インプレッション」なるものをしたためておこうと思います。

◎デカイ・重い・煩わしい

5000km以上走らせてきた現時点でDEFENDER 110を一言で評価するならこうなりますね。
あ、一言じゃなくて三言か。

そうです。
・予想していたとおりデカイし、
・予想していたとおり重いし、
・予想していたとおり小回りがきかず取り回しが煩わしい

それがMY25.5のDEFENDER 110 X D350に対する偽らざる正直な感想です。
それに続く感想、いや魂の声を絞り出すとするならば
「もうヤダ、買い替えたい」
でしょうか。
知らんけど(知らんのかい!)。

いや。
ちょっとウソを書きました。
納車されて4か月も経っていませんが、どうやらDEFENDERに上が湧いてしまったようです。
ですがここは心を鬼にして(?)正直に書きましょう。

・予想して以上にデカイし、
・予想して以上に重いし、
・予想して以上に小回りがきかず取り回しが「どチクショウ」

「予想していたとおり」ではなく、つまりは「想定の範囲内」に収まらず、ため息とともに出てくるのは弱音だけ。
とはいえDEFENDERは全然悪くありません。
しっかりと覚悟していたつもりなのにその覚悟が全く足りていなかった私が悪いということの証左でしょう。
我ながら自分が情けないです。

以上、1st.インプレッション終了。
と行きたいところですが、それではあんまりなので?このまま勢いに任せて?もう少しクダを巻いておきたいともいます。
我が人生の備忘録として。

○デカい

クルマはデカければいいという人は一定数いるのを承知の上で敢えて言わせてもらうなら「デカいクルマははた迷惑」でございます。少なくとも私の行動半径(ほぼ日本全国を網羅しておりますが)では。DEFENDERではまだ日本全国を網羅しておりませんが、6000km弱走った網羅度(?)ですでに結論は出てしまっております。
行動半径を妨げる、もしくは躊躇させるくらいデカいクルマであることは間違いありません。
だいたい日本と同じ島国なのになんでこんな車作っているのか理解に苦しみます。
ああ、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(以下イギリス)の人口って日本の半分強くらいだったと思うので、人口密度=クルマ密度が低いから……なんてことはないよね。
おそらく階級社会のイギリスだと「デカさ=偉さ」みたいな価値観があるんでしょうかね。

まあ現在のLAND ROVER社の紀元というか元ネタの軍用車をベースにクルマ作りをスタートしたらそりゃ小型化へは向かわないよね、という話でしょうね。
ゴルフだってサイズに関しては初代の面影なんて皆無ですもんね。
ミニに至っては……あれはBMW車だからただのブランドでもう別物だから比べる方がアホですかね。
「ぜんぜんミニちゃうやん!」というツッコミ待ちの為に敢えてやっているのかもしれませんね。

というわけで、DEFENDERはでかいです。
運転席もトラックっぽい高さにあります。
でもサイドステップを付けたおかげで実は乗降性はけっこういいんですけどね。

デカさにデメリットがあるのはなんとなくお判りいただけると思います。
ではデカさにメリットはあるのか?
うーん。
ちょっと考えますね。
つまり考えないといけないくらいすぐには思いつかないんです。

強いていえば衝突した時には小さなクルマと比べると相対的に生存空間確保の可能性が高い、くらいでしょうか。
「そのために乗ってるんだ」と言い張る?人もいそうなくらい

うん。
それ以外はないですね。デカさにはデメリットしかありません。
最初からわかってましたけどね。

じゃあ、なんでお前はそんなデカいクルマを買ったんだ?って言われそうですけど、それにはちゃんと反論を用意しています。
私はデカいクルマを買ったのではないんです。DEFENDERが欲しくて買ったらめっちゃデカかったんです。
そんなシンプルな話でございます。

○重い

DEFENDERに乗っていると、常にカタログデータ的、つまり物理的な重さを感じます。
どんな時に感じるか?
走り出す時と、カーブを曲がる時と、ブレーキを踏んだ時でしょうか。

まず出足ですけど、ぶっちゃけ「どっこいしょ」感がすごいです。
マイルドハイブリッドがついていてモーターの補助があるそうなんですけど、全く、これっぽっちも、すがすがしいほどその存在を感じません。
モーターのアシストがあってこれということはないともっとすごいんでしょうねぇ。

ただ誤解のないように、そしてDEFENDER D350名誉の為に言っておきますと「その気でガスペダルを踏み込めばめっちゃ速い」です。
ええ、めっちゃ。
何せ700Nmありますからね。車体の物理的な重さを物理的なトルクで蹴り倒して走り出しますので。

ただそんな運転は「乱暴な運転」にしか見えないでしょうね。というか前に車がいたらそんなことしたら追突事故です。
なので市街地で普通に走り出そうとすると、毎回「ああ、出足が重いなあ」と感じるわけでございます。

カーブはさらに物理の法則というか重量由来の大きなイナーシャをもろに感じます。
ちょっと速い速度でカーブをこなそうとすると上体が、アタマが、外側にこう、グイーンと持っていかれる感じがすごいです。
ええ、ロール感は私が今まで乗って来たクルマでも最上位でしょう。

誤解のないように書き添えますと、実はDEFENDER自体は結構ロールしないセッティングがされていると思います。つまり外から見たらカーブで大して傾かないんです。
エアサス+電子制御ダンパーが高速演算で車体を制御しているおかげです。
でも人間はめっちゃロールしている感があります。
それはなぜか?
ロールセンターが高いのと、そもそも着座位置が高いからロール感が強いのだと思います。
同じ会社の同じような巨体のRANGE ROVER Sportsと乗り比べをする機会があったのですが、あちらは基本的にロードゴーイングカーとして設計されているのでロールセンターが極めて低く、DEFENDERのロール度10だとすると半分以下の4くらいに感じました。まあ、その時乗せていただいたのはプラグインハイブリッドモデルだったので、ロールセンターだけでなく物理的な重心がかなり低かったのも功を奏しているのでしょうけど。

そんな感じでロール「感」が大きいのでスピードを出してカーブを楽しむ、なんていうクルマではないと思います。特にS時の切り返しとか全然楽しくありません。
いや、そこそこ走れてしまうんですよ?
だってタイヤはそれなりにでかくて太いし、そもそも耐荷重値が高いので結構踏ん張ってくれるんです。
でも限界が来た時は恐ろしいと思いますね。冬山の下りの道とか想像するだけでも恐怖しかありません。

○小回りが利かない

ホイールベースが3mを超えているというだけで「アカンやろ?」って思いますよね。
カタログデータ的には最小回転半径は6.1mだそうです。「アカンやろ?」って思いますよね。
ええ、「アカン」のですわ。

DEFENDERを運転していて一番しんどいのがコレ。
毎回毎回駐車時に身構えるんですよね。「さあ、駐車するぞ」って。無意識に。
これがじわじわと精神を蝕んでくるんですよ。
日本の駐車場はあまり(ほとんど?)DEFENDERが楽に止められる設計やサイズになっていないのだなということがよくわかりました。
いや、わかってたんですけど「思い知りました」という感じ。

自宅マンションの自分の駐車場に停めるのも毎回「うわあ、ヤだなあ」と思いながらやってるんですよね……。

というわけで、でかくて重くて取り回しが悪いクルマは、私のマインドを徐々に黒いモヤモヤで蝕んでいくのでありました。

◎DEFENDERのいいところ

さて、文句ばっかり書いてきたのでここいらでDEFENDERほめちぎり大会を行いましょう。

○ぶっといトルク

700Nmですからね。Macan GTSの550をはるかに凌駕してますからね。
なので動的加速感は「もりもりもりもり」という感じで実に頼もしく、そしてラクチンです。
0発進は苦手ですけど常陽域での中間加速はラクチンそのもの。これを「大船に乗ったつもり」というのか?なんてアホなことを考えるほどラクチンでございます。

○燃費

市街地だけだと8.5km/L。2.5トンの巨体が幾億回(言い過ぎ)もゴーストップしても8km/Lを切らないのはすごいと思っています。
高速道路だけだと私ののんびり運転なら13km/h以上は余裕。高低差にもよりますが、長距離だとたぶん14km/Lはかたいと思います。
これは「軽油だから燃料代がありがたい」ということよりも私としては燃料タンクが85リットルもあるので「給油回数が少なくて済む」という点でものすごくありがたいと思ってます。
航続距離に関して、DELICA MINIとは対極にある感じです。
長距離ドライブだと1000kmは最低ラインで、1200kmくらいまで足が伸びるかもしれません。
まあ、そうはいっても私はチキンなので燃料系が半分を切ったら給油して心の安寧を保つ派ですけどね。それでもその半分に至るまでの走行距離が長いのはストレス低減に大いに役に立つってもんです。

○静粛性

個々での静粛性というのは車内での話。
車外だとDEFENDERのディーゼルエンジンのアイドリング音はかなりうるさい部類に入ります。
つまり遮音性が高いということですね。
デカくて重くて値段が高いので静音ガラスとか吸音材なんかもふんだんにおごられているのでしょうからそりゃ静かじゃないとウソだよね、といえなくもありませんが、静かなのはいいことです。
高速道路の100km/h以下のクルージングだとエンジン音は意識しないとわからない程度。上り坂になると少し音が変わるのがわかるという感じです。

○収納力

いやあ、前席まわりの収納力はすごい。
いわゆる「ポケッテリア」が充実しています。素晴らしいです。
「ボディがでかいんだから収納スペースくらい、いくらでもつくれるわな」とは言いっこなしで。
GLEとかX5とかもDEFENDER並みにでかいですけどDEFENDER並みのポケッテリアはありませんからね。

○冷蔵庫

これって最初は「こんなの使わないよな」って思ってたんですが、使ってみると「素晴らしい」としか言いようがありません。急速冷蔵機能がついているおかげで常温から冷え冷えになるのもけっこうすぐですし、きわめて実用的な装備だと思いました。
特に夏場の日本では。
サイズは500mlのペットボトルがピッタリ4本入る感じ。たぶんそれを狙ったサイズにしていると思われます。
もうね「冷蔵庫がついてないクルマなんて買いたくない」って思いました。

○空気清浄性

ある程度の価格帯以上のヨーロッパ車って車内の空気が結構きれいじゃないですか?
以前はふとした時に思う程度だったんですけど、DEFENDERでは乗るたびに「空気がおいしい気がする」と思うようになりました。

国産車に乗った後でDEFENDERに乗り換えたりすると「なんて清浄な車内環境なんだろう」って思ったのがきっかけです。
フィルターの性能が高いというかカネをかけているんでしょうね。日本車も良くなってますけど、車内の清浄性にまで気を(コストを)使っているのはほんの一部じゃないでしょうかね。
ちなみにDELICA MINIもかなり清浄性が高いんですよ。
なぜだろう?と考えたんですけど「プラズマクラスター」が原因ですかね?
ちなみにDEFENDERはオプションで空清装備を選ぶとナノイー付きらしいですけど。ええ、私は選んでます。花粉症持ちだからこの手の装備は選ばない手はないのです。

◎ここが残念、DEFENDER

○デジタルインナーミラー

機能に関してはウェルカム派なんですけど、まだまだ発展途上だな、というのが正直な感想です。
DELICA MINIにもついているので基本的ん同じことが言えるんですけどね。

まず、昼間は反射で見えづらいことが多くて結構ストレスが溜まります。アンチグレア性能が良いものにすべきでしょう。

また老人の目(老眼ともいう)には合わないことが多いんじゃないでしょうか。
これは人によって事情が違うと思いますのであくまでの私の例ですが……。
私は老眼のメガネっ子なので運転時に使う眼鏡は遠近両用で「近」の方はメーターとナビ画面がくっきり見えるようなレンズ調整をしています。
で、そのメガネでデジタルインナーミラーを見ると近すぎるんですよね。
光学ミラーだと「遠」で焦点が合うんですが、デジタルミラーはディスプレイなのでミラーの地点に焦点が合わないと見えないんですが、これが近すぎて……。
でも「近」をミラーに合わせると今度はメーター類がピント外になるわけで。

光学ミラーと同じ位置にピントが合うホログラム式のデジタルインナーミラーが登場するのが早いか、シームレスな遠近両用レンズが登場するのが早いか、はたまた私の免許返納の方が早いのか。
神のみぞ知る。

○横開きリアドア

これは「デカい」にも含まれますけど、ショッピングモールの自走式駐車場とかで後ろ側に余裕がない駐車スペースが結構あるんですよ。その場合リアドアが開きません。背面にタイヤがあるのでマジでムリって感じ。
なので荷物をラゲッジに積み込みにくい事例が多々あるんです。
ええ、後部座席やその足元スペースを使うわけですね。
で、あまりに煩わしいので最近は基本的に後部座席に荷物を置くような使い方になりました。

○ACC

世代が古いというより制御が前時代レベル。
ちゃんと追随するし普通に使えるんですけど、前に車がいなくなると急加速しちゃうタイプなので「まだそれかよ」と思っちゃいます。
ただ、いいところもあるんですよ。
停止から再発進までの「待ち」時間が結構長いんです。30秒くらいある感じです。
今までのクルマはすべて3秒程度だったのでこれは本当にありがたいです。
それからクルーズコントロールへの移行がワンタッチなのもラクチンと言えばラクチンですね。

○レーンキープアシスト

このお値段のお車なのにレーンキープアシストは付いてないんですって。
車線逸脱防止機能は付いているので、放っておくと車線内をジグザグに動くような感じになります。
残念です。

○ステアリングのギア比

クロカン車なのでDEFENDERは悪くない。むしろちゃんとしているというべきでしょう。
でもクロカン車をクロカン的な場所で使わない人にとってはステアリングのギア比が低すぎると思います。というかMacanから乗り換えるて一番アレ(アレって?)だったのはこのステアリングのギア比でした。
もう慣れたけどね。
それに直進時におけるステアリングの不感帯が大きいわけではなくけっこうナチュラルなフィーリングだし、実はあんまり文句はでないかもしれません。

以上、DEFENDER 110 X D350の1st.インプレッションでございました。
これ以外にも思いついたらまた書きたいと思います。

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