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★長期レポート【PORSCHE Macan GTS】XIV ロードバイクを2台積んでみた

PORSCHE Macan

ちゃろー(*^^*)

横の次は縦。そして縦2台へ

「縦2台は後日、別記事で」と書いていたものの、すっかり記事にするのを忘れておりました。

すでに何回か縦積みでドライブ&ライドを経験済みです。
というわけで今回は私流のMacan縦2台積載方を画像多めでご紹介します。

◎手順その1:周辺機器の収納

ドライブ&ライドの周辺機器とは?
まあ、基本的にロードバイク用品のことです。
人によっていろいろ違うでしょうが、私の場合は以下の通り。

1.フロア式インフレーター(空気入れ)
2.バイクスタンド×2台分
3.ヘルメット×2人分
4.サイクルシューズ×2人分
5.その他小物(工具等)

空気入れは場所を取らないコンパクトなものがたくさんあります。
また、最近はバッテリー式の電動空気入れなんてものも存在しております(2種類持っております)。
が。
ドライブ&ライドに使うのはフツーのでっかくて重いフロア式のものです。
理由は「一番楽だから」です。
小型軽量の手動式空気入れは死ぬほどしんどいんです。
じゃあ小型の電動式がいいのかというと、差にあらず。
あれ、非常にうるさいんですヨ。マジで。
つまり迷惑なんです。
なのでフロア式です。

バイクスタンドは車から降ろしたロードバイクを文字通り立てておくためのものです。
ご存じの方はご存じかもしれませんが、ロードバイクって基本的にスタンドはついていません。
出先では何かに立てかけるか地面に転がすかのどちらかになります。
最近は道の駅や気が利いたカフェなんかではサドルの前方部分をひっかけて吊るすバイクハンガーなんかをおいてくれているところもあったりますが、あれらはすべてスタンドがない、つまり自立しないロードバイクの為にあります。
時々あのハンガーの下にいわゆるママチャリなんかを(スタンドを使って)とめている人がいますが、無駄に場所をふさぐのは勘弁してください。

積載時に前輪をはずしますので、脱着作業時にこの手のスタンドがあるとないとでは大違いです。
ちなみに前輪か後輪どちらかを挟みこんで立てるタイプで、開閉式の足があって安定度も抜群です。
類似品はいろいろありますが、私が使っているのはTOPEAKのもの。
比較的薄く折りたためます。

8年ほど前に購入してからずっと愛用しております。
2色あって、黒が私用、シルバーが同居人用ということになっております。

というわけで、ロードバイクを積載する前に、まずはこれらを収納します。

空気入れ、ヘルメット、サイクルシューズはラゲッジのフロア下収納部に。

空気入れは一番手前(つまり後ろ)に。グランドシートでくるむようにしております。新聞紙は色々使えて便利なので少し持っていると役に立ちます。

グレーの袋はヘルメットカバーがわり。床下に入れておいても暴れることはありませんが、何かあってもこすれて傷がつかないようにクッション替わりにもなります。シューズの中にあるのは湿気とりです、念のため。

続いて、ロードバイクから取り外したサドル(とシートポスト)を格納。本当はカーボン製のシートポストは頻繁に脱着したくないのですが、外さないと縦積みは不可能なので背に腹は代えられないのです。

そしてグランドシートでくるみます。これで中で暴れることもなくなります。

◎手順その2:ロードバイクの積み込み

ここでラゲッジのフロアを閉じて、ようやく前輪とシートポスト(サドル)を外したロードバイクを積み込みます。

我が家の場合は順番があって、まず私のロードバイクを積み込んでから同居人のバイクを積み込みます。逆の順番だと私のロードバイクは積み込むことができません。
理由はフレームサイズの問題です。
私のロードバイクはシートチューブがトップチューブより上にけっこう突き出ているタイプで、実はMacanに積載するにはマジでギリギリなんです。
ルーフとシートチューブの上端とのクリアランスは1cmもありません。
一つ上のサイズだとつっかえて縦積みは無理でしたので、私はラッキーと言っていいでしょう。
ちなみにTREKのMadone SLR、フレームサイズは54cmです。TREKのフレームサイズは2cm刻みなのでMadoneの56cmサイズだったら後輪も外さないと縦積みはムリということになります。
XC40は2cmくらい隙間があったので、やはりMacanのようなクーペスタイルのルーフはラゲッジ高は厳しいということですね。

そうそう、忘れてましたがロードバイクを積み込む前に、傷防止のためにグランドシートを垂らしておくことが肝要です。

積載が終わったらフロアのリッドを開けて(きれいに開けられます)グランドシートを処理。

ちなみにフロアに敷いているグランドシートは裏向きにしています。

理由は防水処理が行われている方を上にしているためです。グランドシートによっては両面防水とかいろいろありますけど、防水面を上にしておくことをお忘れなく。

グランドシートは後席のヘッドレストのバーを利用してクリップをぶら下げ、それで固定しています。6か所全部利用して応力分散。クリップ自体は百均で購入したものですが、非常に強力でばっちりでございました。

ロードバイクの窓側にある赤い袋は外した前輪を入れてます。持ち手があるのでハンドルあたりで位置決めをして、動かないようにフレーム込みでタイダウンして完了です。

この写真でシートチューブとルーフとのクリアランスのなさがよくわかる……かな?

そうそう、ロードバイクのタイヤよりMacanのタイヤのほうが径が大きいことが判明しました。

横から見るとブラケットが飛び出していますが、ルーフをしめてもリアウインドウに当たったりしません。2㎝くらい隙間があるようです。

最後に件のバイクスタンドを折りたたんで後席、助手席側の足元に。

わかりにくいですが、奥が黒、手前がシルバーです。この手のサッと取りだせないモノを助手席側を使うのは左側通行だから。もっともこれを取り出すのは路駐なんかじゃなくて駐車場なのであんまりかんけいないんだけど。

◎手順のまとめ

わかりにくかったかもしれませんので、手順をまとめておきます。

1.バイクスタンドにバイクを設置
2.シートポストとを外す)
3.空気入れ、シューズ、ヘルメット、サドル(シートポスト)を床下収納
4.グランドシートを傷防止のためにラゲッジ手前に垂らし、ラゲッジのリッドを閉める
5.ラゲッジに汚れ防止のグランドシートを敷く
6.フロントフォーク受けを大体の場所に設置
7.フロントホイールを外したロードバイクを仮積載
8.セパレーターを設置して、所定の位置に置く
9.ラゲッジのアンカーを使ってセパレーターの根元をを前後で挟んで固定(念のため)
10.クッションタイダウンロープでロードバイクの前部を固定
11.フロントホイールを入れたバッグをロードバイクと窓の間に入れて面ファスナーとクッションタイダウンロープで固定
12.傷防止のためにカバーしていたグランドシートを床下に収納
13.バイクスタンドを畳んで、助手席のシート下に収納

以上でございます。
このスタイルで北海道トリップに行ってまいります。
ちなみに上の写真をみていただければお分かりいただけると思いますが、ラゲッジには二人分の荷物くらいは十分に詰め込めるスペースがあります。
クーペとはいえ、さすがDセグメントのSUVです。