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☆シーズンスタート! 極私的虹が期待する2020秋アニメ3選+α

アニメ・マンガ

ちゅぱかぶらー!\(^o^)/

10月に入り、ようやく涼しくなってまいりました今日このごろですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
みたいな?

そんなわけで10月といえば秋アニメのスタート

というわけで、今回は私が個人的に期待している秋アニメを5つほど紹介させていただきます。
基本的に新作ですが、「ついで」に2期、3期のものもいくつか。

なお、今回は「期待」するアニメであって感想ではありません。
感想については数回見たあとで「2020秋アニメ オススメ ベスト○」みたいな感じの記事を後日投稿させていただきます。

未視聴で「期待」しているということはつまり期待しちゃう理由があるということです。
キャラデザインが可愛いとか、応援している制作会社の作品だとか、贔屓の声優が出るとか、言ってみればそんな理由ですね。

ですが今回取り上げる3つの作品のうち、2つは小説原作で1つはマンガ原作です。
でも推薦理由はすべて同一。
それは「コミカライズ(マンガ)が面白かったから」です。
小説原作のアニメは多いですが、私はそれらの原作小説はまったく読んでいません。かつては手当り次第なんでも読んでいたのですが、今は小説はまったく読まないのですよ。
なので原作の「小説」が面白かったわけではなく、あくまでも「マンガ」が面白かった作品だから、という理由です。
しかしアニメは基本的にコミカライズ作品の動画版ではなく原作を下敷きにして作成されるのが普通ですから、マンガとは別ジャンルの作品となります。なので実際のお話が面白いのか、作画がどうなのか、キャラが思っていたのとかなり違うとか、そういった楽しみもありますよね。

そうそう、最初に書いておきますが私は以下のジャンルのアニメは見ません(その手のジャンルだとわかった次点で停止ボタンを押すくらいまったく興味がわかない)ので、ある意味偏ったチョイスです。
そちら系を期待されている方には申し訳ありません。
・アイドル系
・BL系
・百合系
・バトルロワイヤル系

というわけで、早速紹介していきましょう。
なお、順番は期待値ではなく単純に50音順です。

◎神達に拾われた男

公式サイト
https://kamihiro-anime.com/onair/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

異世界「転生」というテンプレートに沿ったファンタジー。
主人公の主な属性はテイマー(従魔術士)

ブラック企業の社畜だったゴリラ体型のオッサンが自宅で不慮の事故死を遂げ、神様に魂を救われて異世界に幼児(♂)として転生し、神様達からもらった能力(主な武器はスライム)を駆使して魔物や盗賊がいる森の中で3年間サバイバル生活をするところから物語は始まります。
転生して3年後、主人公は怪我をしたパーティを助けます。
助けたパーティには主人公の森がある一帯を治める公爵家の当主でした。
主人公は超善人の公爵一家に気に入られ、森を出て世界をしる旅にでることになります。

私が好きな声優、早見沙織が公爵夫人のCVなのですが、けっこうはまり役だと思うので放映が楽しみです。公爵役が小野大輔ということもあり、公爵夫婦に存在感を持っていかれそうでやや心配ではあります。

あとどうでもいいことですが……。
キャラクターデザインでは公式サイトにある初期のヒロイン、公爵家長女のエリアリアのイメージがなんかちょっと違ってて違和感がありましたが、どちらにしろ楽しみです。

ちなみに主人公の主要武器はスライムです。

◎くま クマ 熊 ベアー

公式サイト
https://kumakumakumabear.com/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

テンプレートはVRMMORPG系異世界「転移」
主人公の主な属性はクマ(強いて言えば全方位最強系)

まず、タイトルが素晴らしい。
なんというかすごい。
わかりやすいというか、むしろまったくわからないというか。
もっとも「クマの話なんだろうな」ということがわかればほぼオッケーと言っても過言ではありません。
なんというか、コミックス第1巻の表1が世界観をすべて表現しつくしているなあという感じです。
ちなみに原作小説の作者のペンネームが「くまなの」なので、「ああ、なんかもうクマ推しの話なんだろうな」と想像しちゃうかもしれませんが、マジでそんな感じのお話です。
いやあ、明治の文豪時代にこの小説が発刊されていたら日本は今とはかなり違う国になっていたのではないかな、いやむしろ森鴎外あたりが書いた書評を読んでみたいな、なんて感慨に浸ってしまったほど、個人的にインパクトを感じた作品名とペンネームでございます。

引きこもりながら株で億万長者となって豪華タワーマンションに暮らす15歳の少女が主人公。
どっぷりハマっているVRMMORPGがアップデートされ、早速ログインするとクマの着ぐるみというビミョウなボーナス装備をゲット。その後アンケートに答えたところ「当選」して異世界に転移することになってしまう。
ゲーム世界系の異世界ものの場合、ゲームキャラの姿になることが多いのですが、この物語は「転移」系なので本人そのものが異世界に登場するところからスタートします。
廃人プレイをしていたのですべてのステータスをカンスト(カウントストップ。要するに上限まで極めていること)していた主人公ですが、異世界ではレベル1からやり直し。
ただし初期装備のクマセット(というのかどうかはしらない)がいわゆるとんでもないシロモノで、最初から強い、というのもまあこの手のお話ではよくあるパターン。
そしてそのクマ装備はモンスターを倒すたびにとんでもない機能が付加されていくという感じで、主人公がその力を使って色々やらかしつつも、善行を施すというストーリーです。
なお、異世界ものでは無一文同然からスタートします。そして序盤で反則的な能力をつかってどんどんお金を稼いで、あれよあれよというまにちょっとした大金持ちになってしまう、なんていう段が面白いのですが、このお話では現世?でトレーダーだった億万長者の主人公は、神様のはからいでその財産?も転移されます。もちろん異世界通過に両替済みの常態で。つまりこの話では主人公は異世界でも最初から億万長者としてスタートしますので序盤のお金稼ぎイベントはあまりないのが残念です(それもでもちろん稼ぐわけですけど)。

このマンガがお気に入りなのは、とりあえずラッキョ型のクマの着ぐるみを着た主人公の佇まいが可愛らしいから。
そして主人公の召喚獣(当然クマ)もリアル感皆無でぬいぐるみ的に可愛らしいから。
また、特筆するほどでもないのかもしれませんが、クマ装備は黒と白のリバーシブルになっていて、ざっくり言うと黒側は主に戦闘用、白側は主に回復用という設定です。これには私、膝をポンと打ちました。トンチ風味のクールな設定といえるでしょう。このアイディアは我が作品でもパクりたくなりました。
また、人間不信で引きこもりだった主人公がコミュニケーションを通じて意識が変化していくという「成長譚」的なフレーバーがあることで、ちょっといいお話な厚みもあると感じております。
原作者のクマ愛にどっぷり使って楽んでみてはいかがでしょう?

このアニメは私が好きな声優は特にいません。
また、公式サイトのキャラクターデザインを見る限りでは、コミックスとはかなり違います。コミカライズの絵が好きなので、正直に言うとちょっと不安を覚えています。
強いていうと女の子のかき分けがほぼ髪型や髪や目くらいで、あまり個性が出ていないように思います。
あと主人公の髪型。トレードマークである横ハネが少なすぎてクマフードを下ろすと誰かわからないきがしたりしなかったり。

◎100万の命の上に俺は立っている

公式サイト
http://1000000-lives.com/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

テンプレートとしては「現代」を基軸とした異世界を舞台としたいわゆるデスゲームと言ったところ。
主人公の属性というか身分は中学生。あとゲーム内では農民(強いて言えば軍師としての素質が求められている)

既出の2作品と違い、これは一言で説明するのは難しい作品です。
でもはっきり言えるのは前2作がほのぼの系であるのに対して、こちらはシリアス系です。
主人公は何者かによって突然異世界に転移させられます。
そこにはゲームマスターのような存在がいて、出題するクエストをクリアしないと元いた世界には帰れないと告げられます。
そこに転移したのは主人公だけではありませんでした。パーティによるクリアが必要なゲームなのです。
異世界では死んでも一定時間後に生き返りますが、パーティメンバー全員が死んでしまうとメンバーは現実世界でも本当に死ぬことになります。
一つの出題をクリアすると現実世界に戻れますが、一定の時間がたつとまた転移させられ、同じようなクエストをクリアする必要が出てきます。
もちろん、クエストの難易度はどんどん上がっていく……といった展開のお話です。
この設定のポイントは「生き返るのに一定の時間がかかる」ところ。
瞬時に生き返るのであれば、同時に全員が死なない限り何度でもチャレンジができそうですが、生き返るのに時間がかかる場合は、問題がでます。
敵があまりに強いと最初に殺されたメンバーが生き返る前に全滅してしまいますから、誰か一人でも生きている時間を捻出する為にはそれなりの作戦が必要になります。逃げるなどの選択肢も含めて。つまり好むと好まざるとにかかわらず、主人公は他人だけではなく自分の命すら「駒」として使う事を強要されるわけです。そのあたりの葛藤が見どころの一つともいえますね。

私は基本的にいわゆるデスゲーム系は好まないのですが、これは例外の一つです。
現実の「死」が絡むお話ですからシリアスで本質的には結構暗めなストーリーなのですが、コミカライズの絵(キャラクターデザイン)がそのあたりを希薄化していて、読んでいる間はいい意味でベースに流れる悲壮感を忘れさせてくれます。
群像劇という側面も持ちつつ、主人公自信の心理の変化などもテーマになっているようでなかなか深みを感じさせてくれる作品です。
ゲームの「お題」も単純に該当モンスターを倒す、というだけではなく社会現象を変化させるといった物もあり、単純な強さだけでなく戦略そのものが重要であったりしますので、ほのぼの系とは違った読み応えがあります。

この作品にも特に贔屓にしている声優は出ていないようです。
キャラクターはコミックスよりシリアス色が強めでちょっと別の作品っぽい感じがします。

以上、3本が今季の「期待大」アニメです。

おまけといってはアレですが、次点の「期待中」アニメが一本。

◎トニカクカワイイ

公式サイト
http://tonikawa.com/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

テンプレートとしてはボーイミーツガール系ラブコメといったところ。

「ハヤテのごとく」の作者(漫画家)による「竹取物語のその後」系ファンタジー。
ボーイミーツガール系の多くが「出会って色々ありつつも愛を育んでいく過程」がストーリーなのですが、このお話では「出会い、即、結婚」というところからスタートするのがやや斬新。
とはいえ、基本設定が「夫婦」ってだけで、内容は「色々ありながら愛を育んでいく過程」がストーリーの普通のラブコメ以外の何物でもありません。
まあ、ぶっちゃけ「ああもう、じれったいなお前ら!」系ラブコメがお好きな人はこれもどうぞ、という感じです。

個人的には「じれったい系カップルコメディ」は特に好物ではありませんが、この漫画は成り行きで全巻買っちゃっているのでアニメ化されたらまあ見るよね、みたいな感じです。
ちなみにヒロインはタイトルをみてわかるように「トニカクカワイイ」という設定なのですが、個人的には、このヒロインに限らず、この漫画家さんのキャラ自体がさほどかわいいとも美人とも思わないので、その辺はピンときておりません。

◎期待している2期や3期系アニメ

今季も続編系はたくさんあります。
以前のシリーズが面白かったので、続編があるとそりゃみたいし期待しちゃうよね、という系の私的推薦アニメは次の4本。

○ゴールデンカムイ

公式サイト
https://kamuy-anime.com/

「可愛らしい少女に卑猥な台詞を喋らせる」系のトレジャーハンター群像劇。
アイヌの衣装や文化などを勉強するのにも適している……かもしれない。
3期では北海道から離れて舞台は樺太に。
暴力や殺傷シーンが多めなのが個人的にはアレですが、コミカルなシーンもけっこうあるのでバランスが取れている……かもしれない。

出番が少なくなってしまった感のある能登麻美子の声が聞けるのも個人的な楽しみです。

○ご注文はうさぎですか? BLOOM

公式サイト
https://gochiusa.com/bloom/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

複数の少女による異世界日常系。
タイトルは意味不明。

○ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll

公式サイト
http://danmachi.com/danmachi3/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

転生でも転移でもない異世界完結型ファンタジー。
実は私、主人公の性格が好きになれないんです。イラっとします。
ガンダムでいうとアムロみたいな感じですかね。アムロほどひどくはありませんが。
でも周りのキャラクターが濃くて、十分楽しめています。

また、好きな声優では早見沙織がでていますの。

○魔法科高校の劣等生 来訪者編

公式サイト
https://mahouka.jp/

Amazonプライムビデオでも配信されます。

「お兄ちゃん最強」系妹属性異世界ファンタジー

これはよくあるタイトル詐欺作品です。
「劣等生」のはずのお兄ちゃんなのですが、「どこが?」と言わざるを得ません。
むしろそういうツッコミ待ちのタイトルであろうと思います。
お兄ちゃんは最強で、何もかもお見通しで、周りの女の子にモテモテで、とにかく強すぎてなんかもうシリアス系なのにわらっちゃうよね、という作品。

この作品は声優陣が豪華だと思います。
個人的にもファンである早見沙織、花澤香菜、中村悠一などが共演しています。
ヒロイン役が早見沙織ですから、お兄ちゃんが強すぎてもうどうでもいいやなんて文句を言いつつも見ないわけにはイカない感じです。

◎最後に

これ以外にもたくさんあります。
「ノーマークだったけど、これはめっちゃおもろい」と思える作品に出会えるのを楽しみにしております。