やっはろー(‘◇’)ゞ
どうしたメルセデス!?
というわけで、今回の小ネタはいわゆる「GLC Coupe(C254)の○と×」でいうところの「×」の話。
◎ドリンクホルダーの闇
GLC Coupeにはドア部分を除いて、前後席に2つずつドリンクホルダーが存在します。
後席はまあ私が使うことは無いし、買い替えるまでに一体使うことがあるのだろうか?というくらい我が家的には興味すらないくらいの存在感なのですが、さすがに前席のドリンクホルダーは使う……というか使いまくることになると思われます。いや「思う」じゃなくて使ってるんですけどね。
しかし我がMercedes-Benz GLC Coupe 220d 4MATICのドリンクホルダーは我がクルマ遍歴に於いて「最低の出来」であることが判明しました。
判明したのでC254 GLC Coupe(X254 GLCも同様)の購入を検討されている方に向けて報告せねばなるまい、と強く思った次第です。
はっきり言いましょう。
クルマ選びに於ける「譲れない項目」の一番目に「ドリンクホルダーの出来栄え」をリストアップしている方は254系GLCクラスは選ぶべきではありません(そんな人がいるかどうかは知りませんけど)。
なぜか?
それはホールド力が弱すぎるから。
どれくらい弱いのか?
普通の500mlのペットボトルを入れておくと、カーブを曲がるたびに倒れます。
ちなみに中身を飲み干したペットボトルであれば大丈夫です。
つまりこういう表現が適切かもしれません。
X254系GLCクラスの前席のドリンクホルダーは、空のペットボトル用のホルダーである、と。
いや、マジで「これはないわ~」と思いますよ。
なぜ倒れるのかというと、500mlのようなホルダー部分より細い系のペットボトルを保持するため、GLCクラスのそれは内部にバネでちょっと出っ張った羽根(アーム?)があって、そこにグイっとボトルを入れるとボトルをバネの力で羽根が抑えて固定するというもなのですが、そのバネがヨワヨワで抑える力がないことが原因。
救いがあるとすればペットボトルがたとえ倒れてたとしてもそこから飛び出すなんてことはなく、ただカーブのたびに違う方向にガタガタ倒れこむ音と気配?で気が散るだけ……で実質的な被害はまあないといえることでしょうか。
とはいえキャップをきちんと締めて差し込んでおかないといけないのは言うまでもありません。
ちなみに前席に2つあるドリンクホルダーのうち手前(後ろ側というべきか)は説明したホールドロジックなのですが、前方にあるもう一つの方はまた違うロジックでして、こちらは通常?ではドリンクホルダーとしては機能していません。半分くらい囲われている感じであとはフリー。
使うときはボトルなどを差し込むと、その重さで底にあるバネが押され、シャッと囲いが出てくるというギミックが内蔵されているんです。
使わないときは飛び出してきた囲いを(手で押して)元に戻すことになります。つまり使うときは自動だけど、元の状態に戻すときは手動ということです。
なぜそんなギミックになっているかというと、非接触充電スペースがドリンクホルダーのさらに前(奥というべきか?)にあって、ここが囲い込まれていると普通の大人ではまず手が入らないんです。
言い換えると前側のドリンクホルダーを使用中は充電スペースにおいたスマートフォンを取り出したり入れたりできないという事です。幼児の手を借りればできるかもしれませんが、普通の人はペットボトルを引き抜いてから出し入れするしかないでしょう。
「コストのかけ方を間違っている」
そう思うのは私だけでしょうか?
◎ワンモアシング
小ネタをもう一つ。
独立して紹介するほどでもない……というか3行くらいで終わってしまうので+1ということで「次いで」にご紹介。
それは「ダミーマフラー(カッター)」の存在です。
いやあ、一時は流行ってましたよね。
最近はまた「リアル排気口」に回帰していっている気がしますが、3年前に発売された254系GLCクラスのお尻にあるのは「穴」ではなく「凹み」です。
こんな偽物を造作するより何もない方が256億倍すっきり美しいと思うのは私だけでしょうか?
なんでこういうこけおどし系の偽物が流行ったのかというと、それは「中国向け」のマーケティングのたまもの(?)です。
立派な?マフラーカッターがある方が「(中国では)かっこいい」という価値観に迎合した結果、このような黒歴史が誕生したのです。
何しろメルセデスの売り上げの半分近くはかの国ですし、そもそもかの国はメルセデス(というかダイムラー?)社の結構な割合の株式を保有してますからね。基本的に「言いなり」なのでしょう。
とはいえかの国のモータリゼーションもガンガン進化、洗練されてきていてそろそろ「ダミーマフラーとかめっちゃダサいわ」という風潮になりつつあるそうで、次期GLCクラスあたりはダミーマフラーが廃されることでしょう。
個人的には何もないよりきちんとしたマフラーカッターがある方が好みです。
是非Audiの新型Q5シリーズなどを見習ってほしいと思います。






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