趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★【三菱 DELICA MINI】エレキな小物たち(カスタマイズ:その5)

DELICA MINI

ちゃろー(#^^#)

エレキ系、行ってみましょう!

そうです。ついに禁断の?電装系に手を出したというお話に突入するわけでございます。
複数ありますので一気にまいりましょう。

◎光りモノ

まずは多くの人が手を染めてしまう?ランプのLED化。
定番ですね。

DELICA MINIは最新の装備を備えているにも関わらず「え、まだソレ?」みたいなものもあって世界観に統一がありません。
軽スーパーハイトワゴンとしては設計がもっとも古いようなので仕方がないところがあるのかもしれませんが、室内灯なんかも例に漏れず?「電球」なのでございます。
電球が織りなすペーソスを感じるあの茶色い色合いを「暖かい」なんて言って良しとする好事家?も多いようですが私は「照明は照明なんだから明るくあってほしい」「車内で照明をつける行為はモノを確認する為なので、できるだけ正確な色で見たい」派なので「白くて余裕のある光量」を求めるとLED照明しか選択肢がないわけです。

だがしかし。
車歴が長い人ならわかると思いますけれど、LED化って単純に豆玉をLEDに取り換えればOKというものではないんですね。特にクルマの場合。そしてそれは新しいクルマになればなるほど。
そう、単純に入れ替えるとエラーが出る(場合がある)ンです。

なので私にできることは情報収集です。
そしてまたもや実感します。
「いい時代になったなあ」と。
この手の情報収集に関してはインターネットという世界があるのと無いのとでは大違いです。
かつてはディーラーのメカニックかオートバックスのような店か「その道」に詳しいショップに電話したり足を運んだりする必要がありました。
総じてディーラーのメカニックは「ボンクラ」でしたしオートバックスのような店は「ウソつき」で、肝心の「その道」に詳しいショップは「変な信仰」があって戸惑ったりしたものでした。

それが今は営業時間などを気にすることなく「ほぼ正解」と思える結果を簡単にたどり着けるのですから。
しかもその情報収集が結構楽しいわけで。

その結果、DELICA MINIの場合は

・室内灯
・フロントウインカー
・ナンバー灯
・リバース灯(バックアップランプ)

に関しては問題なく交換できることがわかりました。
あとは「よさげ」なショップの製品を購入して付け替えればいいだけです。

実はDELICA MINIの場合、これらのLED化に関しては純正オプションとして用意されています。
つまり「最初からそっちを選ぶ」事をしておけばLED化された状態で納車してもらえたわけです。
勿論それは発注前から知っていました。
ではなぜそうしなかったのか?
ええ、ご想像通りです。
「純正品はバカ高い」
理由はこれしかありません。

そうそう、上記の項目に「リアウインカー」が無いのはDELICA MINIはリアウインカーだけLED化されているというわけではなく、DELICA MINIの電装状況下ではリアウインカーをLEDするとエラーが出るからです。
そう。最初からLED化されている状態なら別ですが、標準が電球状態だと「そういうこと」は普通にあるんです。
今後エラーが出ない製品が出てくる可能性もありますが、そもそも「純正アクセサリのリストにリアウインカー用のLEDが存在していない」という事実が可能性の低さを雄弁に物語っていると思います。
現にDELICA MINI(ekスペース)が出て相当な年数が経っていますが解決品がない(たぶん)のがそれを裏付けていると言っていいでしょう。

誤解のないように言っておきますけど「DELICA MINIのリアウインカー用」として販売されているLEDはあるかもしれませんが「リアウインカーに装着してもエラーは出ません」と保証している製品は無い、という意味です。
「エラー回避」みたいな事を謳っている製品はありますけど、それらの意味する「エラー」というのは「高速点滅」いわゆるハイフラッシャー状態は回避できますよ、という意味であって「それ以外のことは知らぬ存ぜぬ」であることを理解しましょう。

ちなみにDELICA MINIのリアウインカーをLED化することによって生じるエラーというのは「リバース時に近接センサーが誤作動する(主に機能しなくなる)」というものが有名です。

ネットを探すとDELICA MINIのリアウインカーをLEDに交換したといってはしゃいでいる記事や動画を散見しますが、私は君子なので?この手の危うきには近寄らないことにしております。

話を戻しましょう。
私が交換したのはリバースランプを除く3か所(室内灯は2か所あるけど1つとしてカウント)。
リバースランプを交換しなかった理由は実際に照明がないような場所で夜にリバースに入れてみましたが標準状態で充分。LED化の必要性を全く感じなかったからです。
こう書くと「ウインカーもLED化の必要性はないだろ?」と言われるかもしれませんが、取り付けを見送った理由をもう一つ加えることでその問いに対する回答とさせていただきましょう。それは「労力対費用効果」です。いわゆる「ローパ」ってやつでしょうか?
ええ、交換作業が簡単なら交換してもいいけど、リバースランプはちょっとめんどくさいみたいなんですよ。具体的には必要なパネルを剥がす際、クリップがめっちゃ硬くて破損の恐れもあったりして難儀しそうだから。
この手の作業に慣れているもしくは好きな人ならいいんでしょうけど、私は洗車すらやりたくないくらいのめんどくさがりですからね、交換動画なんかをチェックしてみて「うわ、めんどくさ」と即停止しました。

それでも「うわ、このクルマのリバースライト、まじで暗いわ」と思ったなら「仕方ない」と思って慎重に作業してなんとか交換するつもりでしけど、試してみると「全然オッケー。というか全く不満ナッシング」だったので「不要」と判断した次第です。
年金暮らしの老人に無駄なカネは払えないんですよ。(^^;

○室内灯のLED化

室内灯はキャビン側に一か所(電球は3個)とラゲッジ用にリアゲートに一か所、都合2か所あります。
互換LEDは何種類か発売されていますが、私が選んだのはOPPLIGHTというストアの製品。
2か所4個がセットにっています。

これを選んだ理由は「LEDが多くて安いから」です。これより安いものもあったのですが、LEDの個数が少ないので「これはたぶん多い方が明るいんだろうな」と考えて「多い系」で安いものを選んだというわけです。
同じ機能なら安い方がいいに決まってますからね(そしてこれが罠だったことは後述)。

取り付け方は極めて簡単です。
私がやるんですからめんどくさいはずがありません。
室内灯のスイッチを確実にオフにして、カバーを剥がして電球を取り出し、LEDの裏面にある両面テープを使って嵌め込みつつ角度が変わらないように固定するだけです。

交換に関してはYoutubeに作業動画がたくさん上がっていますので予習しておけばそれぞれ2,3分で作業は完了します。
私が簡単だって言ってるんですからマジでめっちゃ簡単です。

結果としては問題なく交換でき、白くて明るい照明になり大満足です。LEDは透けて見えますが、まあこの辺は良しとしましょう。


ただし、この製品にはラゲッジ灯の方にちょっとした問題がありました。
他は全部楕円(正確には長円)形ですけどラゲッジ用は「コ」の字を逆時計回りに90度傾けたような形状をしています。なぜその形状なのかは交換してみるとわかりますけど、こういう形にするときっちりハマるわけです。
で、実際の製品は写真に写っているような完璧な形をしているわけではなくて切り欠き部が斜めになっていてキッチリハマら無かったんですよ。
仕方がないのでヤスリで少し削る必要があったため、リアの交換にはヤスリを取りに帰ったりしたので15分ほど要しました。

私の個体がハズレだっただけで他は大丈夫だと思いますし、私と同じ状態だったとしてもヤスリで少し削れば問題なくハマりますけど、安全パイを好む皆さんは多少値段が張っても日本のメーカーのものを選んだほうがビルドクオリティは担保されるのではないかと思います。

○フロントウインカーのLED化

フロントウインカーは純正オプションとしても用意されいるので問題なくLED化が可能です。
ウインカーを電球ではなくLED化する意味は光量アップによる視認性向上が期待できるからです。光量アップといっても限度はありますけどね。
個人的に以前から「ストップランプやウインカーはLEDの方が視認性がいい」と思っている派なのでLEDにできるなら交換することにやぶさかではないどころか絶対交換する派でございます。

室内灯の件があったのでウインカーのLEDは日本の企業のものをチョイスすることにしました。
HID屋という「その道?」ではそこそこ名が通った会社のようですし、排熱には静音ファンを搭載しているとわざわざ記載しているので実際に静音かどうかはさておき「気を遣っている」アピールをするくらいには気を遣っているのだなと判断できたのでチョイス。

交換作業ですが、室内灯も簡単でしたがこちらはさらに簡単です。
学生時代からヘッドランプやウインカーランプは何度も交換してきましたが、交換のしやすさではDELICA MINIはトップクラスに入りますね。
手を入れやすい場所にバルブがあるので本当にラクチンでした。左右それぞれ1分もあれば終了です。


交換前と交換後で「光り方」をチェックしてみましたが確実に視認性は上がります。使用頻度を考えると室内灯より満足度は高いと言っても過言ではないでしょう。
とはいえ自分ではまず見えないんですけど。

○ナンバー灯のLED化

トラックなんかで多いですけど、ナンバープレートを隠したがる人が多い昨今、敢えてナンバープレートの視認性を上げる私は「体制側にべったり」です。
というかここは本当に自己満足の世界ですね。
自分のクルマのナンバーが、夜間に黄色っぽい光で「ボンヤリ」照らされているよりはくっきり白く照らされているほうが「美しい」と考える、つまりは「美学」の領域に入る問題だと考えております。
ちなみに私の美学ではクルマはドロドロでもOKですけどナンバーだけは気が付けばこまめに汚れをおとしています。そのために水が入った噴霧器とウェスは歴代のどのクルマにも必ず積んであるくらいです。
「ナンバープレートはドライバーの顔」というのが私の美学です。顔はちゃんといつもきれいにしておきたいですよね。
クルマのボディ? クルマなんて走れば、いや走らなくても汚れるもんですからね。抗ってもムダです。
ええ、洗車嫌いのいいわけですとも。(^^;

こちらも複数ありますが、私が選んだのはYOURSの製品。

交換作業は室内灯やフロントウィンカーと比べるとやや時間がかかりました。といっても5分くらいでしょうか。
カバーの外し方にコツがいるといっても、これもやり方がわかっていれば一瞬です。
問題は電球を交換するのに本体を引っ張り出す必要があって、これがまさに「コツ」が求められる系のものでした。

Youtube動画で予習していなければ相当な時間がかかったと思われます。
交換される方はこれに関しては予習することを強く推奨します。

○その他のLED化について

LED化は以上で終了。
ミッションコンプリートです。
強いて上げればこの先純正のLEDリアウインカーが出たら交換するかもしれません。まあ値段次第ですけどね。あとそんなのが出る前にDELICA MINIがフルモデルチェンジされて標準でLEDになると思われます。基本が古いですし来年あたりがフルモデルチェンジですかねぇ。

リアウインカーの話はそれくらいにして、DELICA MINIの電装系でネットをチェックしていると「ブレーキランプの全面点灯化」なるものを発見しました。カプラーオンタイプです
DELICA MINIってブレーキランプが小さいんですよね。なのでブレーキランプを目立たせるために発行面積を広くする的な製品が存在しているのです。

当初は「いいじゃん。コンセプトにも共感した。私も導入するぜ」と思ったんですが、ウラを取ってみると「車検に引っかかる」可能性があるということで断念しました。
必ずしも「車検に引っかかる」とは言えないようですが、ご存じの方はご存じのとおり「車検」なんてその時の担当者によって判断がかなりあいまいです。
「前回の車検はこのままで通った。それから何も変えていない」といっても「ダメなものはダメ」でどうしようもないのが車検の担当者。
なので「ダメ」と言われる「可能性がある」製品なんだそうです。
私はこの手の「車検がダメそう」なヤツには手を出さない主義ですから、機能自体には魅力を感じるけど、あきらめたという次第でございます。ちなみに車検なんてめったに通さないんですけどね。

◎スライドドア使用時の予約ロック化

一連のLED換装が終わったのでその他の「エレキ」関連のカスタマイズをご紹介します。
最初はタイトルの通り。

「なんのこっちゃ?」

そう思われる方も多いのではないでしょうか?
かく言う私もDELICA MINIに実際に乗ってみて、しばらく使ってみて「ああ、なるほど」と理解できたくらいですから。

この機能、私の能力では文字で説明するのが非常に難しいのですが、こんな感じなんです。

・DELICA MINIのスライドドアは電動である
・電動スライドドアの動作は緩慢である
・ゆえにスライドドアが閉まるのには時間がかかる
・DELICA MINIはスライドドアが完全に閉まらないとドアロックができない(仕様です)
・要するにスライドドアを開けたら、クルマから離れるのに時間がかかる

ここまではいいでしょうか?
そこで奥さんに質問です。

「スライドドアが閉まる前にドアロックすればスライドドアが閉まった時点でドアロックが出来ていたらうれしくないですか?」

それを実現してくれるのが「スライドドア使用時の予約ロック化」という作業なわけです。
納車前にDELICA MINIのカスタムパーツをいろいろ漁っていた時にコレをみつけたんですけど、その時はいろんなものがあるんだなあ、つまり「ふーん」って思っていたんですよ。
「なんで数秒が待てないんだ?世の中せっかちなヤツが多いんだなあ」って思ってたんですよ。
「ま、私には不要なモノだな」って思ってたんですよ。
それがですよ。
納車されて実際にDELICA MINIを使い始めて思い知ったんです。
「遅せーよ!早く閉まれよ!早くクルマから離れて―んだよ!!」って。
ええ、この製品は私にこそ必要なモノだったようです。
灯火系と違い車検には関係しない部分ですし、調べてもエラーなどは発生しないもよう。
なので買ってみました。

モノとしては配線上にカプラーを挟む系のよくあるタイプです。
作業も簡単でサイドシルのカバーをえいやっと剥がしてそこにあるカプラーを外し、間に入れて元に戻すだけ。

注意点は左右を間違えないこと。左側には左用のものを右側には右用のものを付けましょう。ちゃんと型番末尾にLとRってかいてありますから。

でもアレなんですよね。クルマの左右ってどっちがどっちなのかをわからない人っているんですよ。最近の研究だと「そういう病気」的な人が一定数いるんだそうです。メーカーは右とか左じゃなくて「運転席側」「助手席側」と記載することが今後は求められてくるんじゃないかと思います。エンラージさんよろしくお願いします。
ちなみにクルマで左や右といったら進行方向を向いた状態での左右でございます。念のため。「そういう病気」じゃなくてもタマーに混乱して話がかみ合わない人がいるので、念のため。

あ、もう一つ注意点を。
この手のパーツは現在はたいてい発売元が交換作業のYoutubeをアップしていますので作業前には必ず予習をしましょう。交換しただけではだめで、事後にやっておくべき手順などがある場合が多いのできちんとメモを取るなりして「その通り」に作業しましょう。説明書を読まない系の人は特に注意です。この手のカプラーオンタイプは取り付けただけじゃダメでキャリブレーションという作業が求められる、あるいはこういう手順をするとエラーが出る系のパーツが多いんです。

効果ですが、いやもう「お値段以上」としか言いようがありませんね。
スライドドアを閉じるスイッチを押した手で運転席ドアのロックボタンを押せば即クルマから離れられるようになりました。
せっかちな人にはオススメです。

◎アイドリングストップメモリー機能化スイッチ

機能説明としてはアイドリングストップキャンセラーと言った方がわかりやすいかもしれませんが、正確には「アイドリングストップをキャンセルするボタンをメモリー機能付きにする機能」と言った方がいいでしょう。

話は変わりますがDELICA MINIにはブレーキホールド機能があります。
ブレーキホールド機能が嫌いな人や不要な人の為にオフにすることもできます。
というか考え方としてはオフがデフォルトで使いたい人がオンにする、というロジックになっています。
そして一度オンやオフにしておけば、エンジンを切ってもそれが保持されます。いわゆるメモリー機能付きというやつですね。

翻ってDELICA MINIのアイドリングストップボタンの話です。
このボタンはエンジンを切るたびにいったんリセットされてデフォルトに戻ります。
DELICA MINIの場合、デフォルトはアインドリングストップを「する」状態のことです。
すなわちアイドリングストップしないようにするためにはエンジンをかけた後に毎度毎度アイドリングストップボタンを押す必要があるんです。

そしてDELICA MINIの場合、そのアイドリングストップボタンが思いついたときにパッと推せない位置に存在しております。ダッシュボード右側の下の方なんです。要するに目視して少しかがまないと届かない位置です。

これが実に面倒なんですよ。
そこで「アイドリングストップボタンにメモリー機能を付ける」というエレキ的な改造?が必要になってくるわけです。

こちらも探すといろいろありました。
そしてアイテム的には大まかに分けると2種類あって1つは上記のドアロック予約装置と同様に配線上にブツをかませる、カプラーオン型。もう一つはアイドリングストップのキャンセルボタン自体に機能を持たせる、すなわちボタン自体を取り換える方法です。

どちらを選んでも当然ながら結果は同じです。
違いとしては前者は装着が簡単だけど有効化する為には一連の手順を要求するタイプ。後者は取り付けの難易度が少し上がるものの有効化にあたって特に手順などは必要がないタイプ。

個人的には有効化や無効化に手順が必要なタイプはできるだけ避けたい派です。だってその手順ってめったに使わないじゃないですか。なので必要になった時に忘れちゃて慌てる姿が目に浮かぶんですよ。その点スイッチ交換タイプは押せば都度オン・オフが切り替わるだけときわめて単純明快。私のようなアホな人間にはピッタリじゃないかと愚考した次第でございます。

選んだのはこれ。上記の予約ロックと同じ日本メーカーのエンラージ商事の製品です。

色々あってver.3.0でスイッチ化したんですね。

Version 1.0.0

当然ながら取り付けを含む取説動画がありますので、そちらをチェック(予習)してから取り付けましょう。
こちらは運転席側のダッシュボードの下部のカバーを外して作業をする事になります。
サイドステップのカバーのように指をひっかけて引っ張ったら外れるという簡単なものではなく、きちんとドライバーを用意してネジを外し、ちゃんと養生してから内張り剥がししのようなモノ(製品に付属しています)を使って丁寧にべりべりと剥がすという作業が生じます。
剥がしたカバーにはスイッチ類が張り付けてありますしETC本体なんか入れもこちらにくっついてます。つまり配線が付いてくるので慎重にやる必要があります。

ちなみに上記の2種類のパーツのうち、どちらを買ってもここまでの手順は同じです。
カプラーオンタイプの場合はこの後アインドリングストップボタンのカプラーを外してその間に挟んでもとに戻せばOKなんですが、スイッチ交換タイプを選んだ場合、当然ながらスイッチをオリジナルのスイッチを取り外す作業が必要になります。これがすこし難易度が高い作業になります。簡単に押したり引っ張ったりしても外れません。どういうロジックでスイッチがパネルに装着されているのかを理解した上で適切な処置をする必要があります。
適当なジグが手元になかったので私は手近にあったマイナスドライバーを使って隙間を開けてスイッチを押しだしましたが、ドライバーのような硬いものを使うよりプラスチック製の細身のヘラなどの方がパネルには優しいと思います。

この作業は多少アクロバティックな態勢も求められますし、真昼間の屋外でないばあいは念のために明かりも必要になります(スマートフォンのLEDライトあたりでも事足るとおもいます)のできちんと準備してから臨みましょう。
ちなみに私はパネル外しに必要以上に慎重な作業を行ったためなかなか外れず、養生作業を含め、作業開始から終了まで15分くらいかかってしまいました。

結果、こちらも大満足です。
一度キャンセル状態にしておけば、ボタンの存在を忘れてしまってもオッケーです。
思い出した時にボタンを目視してボタンにあるオレンジ色の「作動中」ライトが灯っているのを確認するだけでオッケーです。

Version 1.0.0

ちなみにカプラーオン型、スイッチ交換型問わず、この手の製品には共通する注意事項というか「タブー」があるので、最低限それだけは覚えておく必要があるでしょう。
それはエンジン停止後、10秒以内にエンジンを再始動しないこと。
これをやるとスイッチのロジックが「反転」してしまうそうです。
反転するだけで作動はするようなのでオレンジ色の「作動中ボタン」が嫌な人はむしろ反転させて「ボタンが点灯してなければアイドリングはストップしていない」みたいなロジックで運用してもいいのかもしれませんが、ディーラーに点検を出したりする際に面倒なことになるやもしれませんから通常の方法で使う方がいいんじゃないかと思います。
もっともディーラー側で10秒以内にエンジンを再始動したら反転しちゃってそれはそれでめんどくさいことになる可能性もありますけど……。

それから蛇足として少しだけ。
日本の「意識高い系」のドライバーの風潮としては「アイドリングストップ機能は悪」的な流れになっているようですが、私は基本的にアイドリングストップ機能はあってもいい派です。理由は無駄な排気ガスを出さない方がいいからです。ガソリン消費量側からの意見ではないのでその点はご理解いただけると幸いです。
アイドリングストップによるデメリットを挙げて反対を唱える派の意見もよく理解できますし、私のDELICA MINIの運用条件だとアイドリングストップをするメリットよりデメリットの方が圧倒的に大きいと判断しています。

Version 1.0.0

この辺は車の運用方法、環境などを含めて個人の事情や考え方などによって好みは分かれると思います。
例えばですが、Macan GTSの場合、普段はエンジンスタートの流れでアイドリングストップ機能オフするボタンを押しますが、ロングツーリングで高速道路や田舎道を走る時はアインドリングストップをする状態にしています。
重要なのはドライバーがアイドリングストップ機能を使うかキャンセルするかを任意で選べることだと考えています。
なのでメモリ機能はあった方がベターだと思い、今回取り付けることにしました。

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