ちゃろ~(^^)
結果、1日半くらい使い物になりませんでした
私が。
◎1回目接種のその後
前回の記事では接種した事だけを書きましたが、実はその後副反応が出ました。ぴったり1週間後です。
症状としては、
・発赤
・疼痛
・腫脹
・硬結
・熱感
・かゆみ
といったところ。
これらはすべて「接種部位反応」で、接種部を中心とした右上腕部まわりでの「できごと」でございました。
これらはいわゆる「モデルナアーム(旧呼称:コヴィッドアーム)」と呼ばれる副反応のようで、「ああ、そうですか」的によくある反応のようです。
ちなみに私の場合は大したことはありませんでした。
裸になって鏡を見ると、左右の上腕部分の太さ(と色)が明らかに違っていて「ちょっと笑えてくる」くらいものでした。されば患部?の熱は感じますが普通にしていれば気になりませんし、痒みも問題なく我慢できるレベルでした。
◎2回目接種後
前回も書きましたが、私のワクチン接種権?は職域接種なので基本的にモデルナ製でございます。
脳天気な自治体から、ようやくクーポンが送られてきましたが2回目接種の数日前のことでした。あまつさえ自治体的には「お前みたいなやつがファイザー製ワクチン接種の予約入れられるようになるのは10月以降だから」みたいな予定が書かれておりました。
私はその予定表を見て思わずつぶやきましたね
「残念だったな!」
というわけでこの日曜日(2021年7月25日)に2回めの武田/モデルナ製ワクチン接種をうけてきました。
その後の感想です。
が、その前に。
1回目に注射してくれたのは美人の看護師さんで、過去最高(最低?)に痛くなかったわけですが、2回目はいわゆる十人並みで、立ち去ったら3秒後にはもう思い出せないくらい……すなわち極めて普通の看護師さんにあたり、なぜだか前回よりもちょっとだけ痛かったです。
私の好みと神経注射の痛さの相関関係は不明です。
ちなみに前回の美人の看護師さんの顔を覚えているのか?と問われると「もはや全く思い出せません」です。^^;
まあ、人間なんてそんなものですよね?
さて、2回目接種後はどうだったのか?
「副反応は2回目接種後のほうが強い」とは言われていますが、1回目に大したことがなかった私は「副反応、なにそれ美味しいの? くすくす」なんてファイザーワクチンで38℃以上の熱が出た母上にドヤ顔でそう言っていたのでした。
今から考えるとあれはいわゆる「フラグ」だったのかもしれません。
接種後、アナフィラキシーショックに備えて15分タイマーを普通に乗り切った私は、同居人に「楽勝だったぜ」的な発言をしつつ帰宅しました。
で。
その日の夕方頃に、前回1回目の1週間後に出た副反応、いわゆるモデルナアーム状態になりました。
前回と違うのは接種部分の痛みがちょっと強いこと。逆に痒みはないことくらいです。
その時は「ああ、(1回目で)ちゃんと免疫ができてたんだな、だから今回は反応が早んだ。偉いぞ、私」とかニヤついていたのです。
が、私の同じタイミングで1回目2回目を接種している同居人の様子がややおかしい。
「(接種したところが)なんか痛い」
「手足が寒い」
「なんかだるい」
「ちょっと気分が悪い」
「もう寝る」
的な?
そうそう、私が受けている「職域接種」は同居人の会社のもので、家族もOKということで便乗させていただいたもの。
私はもう退職してますし、そもそもあの会社は職域接種とかやらなそうです。
とまあ、そんな同居人を心配しつつ就寝した私でした。
◎かなりしんどかった^^;
夜中に目が冷めました。
ガーミンのライフログ系スマートウォッチをチェックすると午前2時。
いわゆるトイレに行きたくなって目が冷めたわけですが、通常そんな時間に目が覚めることはありません。
なので「変なの」と思いましたが、すぐに異変に気づきました。
「なんかだるい」のです。
あと「足先が寒い」ことにも気づきました。エアコンはいつもの設定温度で、裸で寝ても足先が寒く感じることはありません。
「ちょっとおかしいな」と思いつつ起き上がろうとしたのですが、これが……しんどい。^^;
「だるさ」に加えて「体に力が入らない」系の脱力感があります。いつものように踏ん張れないというか。
まあ、なんとか起き上がってトイレには行ったのですが、その頃には自分が熱っぽいことにも気づいていました。
水分補給をしようとキッチンに行き、霊蔵庫の麦茶を飲んだのですが、この段階で喉が痛くなっていることにも気づきました。
「これはやばいかも」
そう思った私はだるさと脱力感でゾンビのような動きをしつつ寝室に戻り、睡眠をとることにしたのでした。
接種後半日経過するくらいでかなりの副反応がでていたことになりますね。
朝はいつもの時間に起き出しましたが、だるさは強くなっています。加えて頭痛も……。
体温を計ると37,8℃。
「うわっ」
なんという高温! 立っているのが不思議なほどです。
あ、私は一般の人より発熱耐性が低いんです。
というのも、体内サーモスタットが異様に高性能でして、通常時はどこの体温測定でも半で押したように「36.5℃」を指し示します。
最近多いでしょ?入場時に体温図る機械。あれ、ほぼ100%36.5℃でして、いつも「壊れてるんじゃないの?」と思うくらい。
去年の春頃から、会社でも起床時の体温報告義務ってのをやってたんですが、私は毎日36.5℃と記入するものだから、総務のボスに「真面目に書いてくださいよ」とか要らぬ疑惑をもたれる始末。
「いや、信じられないかもしれないけど、マジで毎朝その温度なんだって」
「だったらその温度計壊れてますから、買い替えたほうがいいっすよ」
「いやいやいやいや、同居人も一緒に毎朝図ってるけど、そっちは毎朝微妙に違ってるから壊れてないよ」
という感じ。
あいつ、絶対信じてないんだろうなあ……。
あ、横道にそれましたね。
二日目の朝、自覚した副反応は次の通り。
・発赤
・疼痛
・腫脹
・硬結
・熱感
・かゆみ
ここまでは1回目の1週間後の反応と同じ。
今回追加された反応項目は以下。
・発熱:(最高38.5℃)
・倦怠感(なんかだるい)
・頭痛
・喉の痛み
・手先足先の冷え感
・関節の痛み(主に手指)
という感じで、前回が「接種部位反応」だったわけですが、今回はそれに「全身症状」が追加された形です。
何しろ全身のだるさ・倦怠感がハンパなく「何もやる気が起きない」「何も考えたくない」という状況で、月曜日はベッドでほぼ寝て過ごしました。
食欲もなくて、水分以外はほとんど口にしたくない気分だったのですが、発熱してることもあり、ささやかな抵抗というか体力維持のために? 補給食(井村屋のミニ羊羹・ビタミンCタブレット・塩飴)を接種。そんなものばかりではまずいということで、夕食は玄米ベース(我が家は玄米しかないので)のお粥と茹でた豆2種を胃に放り込んで、早々にベッドに逃げ込みました。
症状の推移ですが、発熱は正午すぎにピークの38.54℃を記録し、徐々に下がっていきましたが、結局38℃を切ったのは翌日、すなわち接種日の翌々日の朝でございました。
※扉写真の体温は午前11時過ぎのもの。最高値を記録した時は写真をとる気力すらありませんでした。^^;
倦怠感は翌日の月曜日、ほぼ丸一日続きました。
火曜日、つまり2日目の朝になるとベッドから起きるのがあれほど大変だった倦怠感はほぼなくなり、手足の先の冷えは消え、喉の痛みもおさまっていました。
熱っぽさも大したことがないので体温を計ると37.5℃。私的にはまだかなりの高温ではありますが、1日以上38℃以上だったので楽に感じておりました。
あと残ったのは頭痛でしょうか。とはいえ、こちらも軽くなっていました。
私とほぼ同じ副反応(喉の痛みはなかった模様)が私より早くそして強くでた同居人は、結局体温は39℃を少し超えるくらいまで行っちゃいました。
が、回復は私よりも早く、火曜日の朝にはほぼ平熱+α程度まで回復し、その日は通常通り出勤しました。
体温含め、私が完全復活したのは火曜日の正午。
それをすぎると今までの状態がウソのようにもとに戻っておりました。
あ、「接種部位」はこの記事を書いている3日目の午前中でもまだ残ってます。痛みはかなり和らぎましたし、かゆみはほとんど感じませんが、赤くなった部分は触ると軽く熱を帯びていますし、硬さがなくなったものの、まだ少し腫れています。
とまあこんな感じです。
モデルナ製ワクチンの2度目の副反応のケーススタディとして参考になれば幸いです。
◎ファイザー製とモデルナ製の違い
高齢者から順番に接種が進んでいるいわゆる一般接種で使われているのがファイザー製で、職域接種に供されているのがモデルナ製になります。
職域接種がチョイスできる人は、ある意味でファイザー製とモデルナ製を選べる立場にあるわけで、どちらがいいのかな、なんて考えている人も多いと思います。
そこで、両者の違いについて私がネットを表層的になぞってみた評判?的なことを書いておこうと思います。
私のこの記事を参考にしていただくのはいいのですが、鵜呑みにせずご自身でも調べた上でどちらにするか決めることをおすすめします。
最初に結論というか、私の持論を書いておきます。
「両者に劇的な違いなどない。なので早く接種できる方を選べ」です。
○副反応はモデルナ製の方が発生率?が高い
ネットを探すと、これまでの摂取状況をまとめた資料が複数見つかりますが、だいたいモデルナ製の方が発生率が高いという状況になっているようです。
副反応の項目はいろいろありますが、2回目の副反応としてはほぼすべての項目でモデルナ製の数値がたかくなっていて、特に目立つのが発熱で、なんと2回目接種後は、3/4の人が発熱するという驚くべき結果が報告されています。
ただし、高熱が出る割合はむしろファイザー製の方が高く、モデルナ製は熱は出るけど高くはならない傾向にあるようです。ちなみに「高熱」とは38℃以上のようで、我が家は二人ともモデルナ製としては少数派に属する模様。
また、いわゆるモデルナアームはファイザー製ではほぼ見られず、モデルナワクチン特有のものだそうです。
同じ設計方式のワクチンなのに、なぜそんな違いがあるかというと……よくわかっていないようです。^^;
モデルナアームになるのはほぼ女性で、その発生率は3-4%なんて記載されている記事がありますが「ほんまかいな」と思います。
我が家的には1回目も2回目も発生しましたので、100%ですし、同居人が職場で聞いた話だと半数以上がモデルナアーム状態になっているそうです。
どちらのワクチンを接種しても副反応がでる可能性があるわけですが、共通しているデータとしては、
1.発生するのは女性の方が多い
2.女性の方が副反応が強い
3.発生するのは年齢が若い方が多い
4.年齢が若い方が副反応が強い
という感じです。
あと、副反応が強い人の方が免疫力が高いという説もあります。
○インフルエンザワクチンとの違い(あるいは違わないこと)
ここまで新型コロナワクチンの副反応について書いてきましたが、私をはじめとして毎年受けているっていう人も多いであろうインフルエンザワクチンとの副反応的な部分での違いはどうなの? と思う人もいるでしょう。
私もそこが気になったのでちょっと調べてみました。
すると、ざっくり言っちゃうと「なんか似たようなものじゃない?」という感じです。
一番の違いは「発熱」率です。
ここは新型コロナウイルスのワクチンが圧倒的に発生率が高い。
でも、それ以外は目くじらを立てるほどの違いはありませんでした(それでも多少は新型コロナワクチンの方が高いですが)。
強いていうと腫れ部分が硬くなる、いわゆる「硬結」はインフルエンザワクチンではほぼ見られない事くらいでしょう。
というわけで、新型コロナウイルスのワクチンはファイザー製だろうがモデルナ製であろうが、インフルエンザワクチンと比べても副反応は大した違いはないのだから、早く接種できるほうを選んだほうがいい、というのが私の考えです。
あと、ワクチン接種拒否運動というのがそれなりに広がっているようですが、私の意見を述べさせていただけるなら「自分のためではなく、自分と関わる多くの人のために摂取しろ」です。
もちろん疾患などでワクチン接種が難しい人は無理して摂取する必要はありません。
「インフルエンザワクチンだって任意じゃん、新型コロナだからって特別扱いすんな」という意見もあるでしょうが、そういう人は算数的な見方で事実を俯瞰しましょう。
新型コロナでの死亡率は、インフルエンザのそれと比べて10倍も高いのです。
これもネットを探せばいくらでも転がっていますので、嘘だとおもうなら調べてみましょう。
少し古いデータですが、世界レベルにおいて、いわゆる季節性インフルエンザの死亡率(致死率)は0.1%。くらべて新型コロナウイルスの致死率は2.2%で、その差22倍です。
日本国内の数値だと同0.02%:1.4%でその差は70倍なんですよ。
○ちなみに副反応と副作用の違い
文章にすると少しややこしいので、私レベルで理解できるようなざっくりした説明だとこんな感じです。
薬:副作用
ワクチン:副反応
説明を色々と読んでみたのですが、個人的には「どっちでもいいじゃん」としか思えませんでした。偉い人には偉い人の理屈があるのでしょうけど、もっと単純化したほうがいいんじゃね?と思う今日このごろでございます。
◎まとめ
2回めの接種、震えて待て。^^;
コメント
> 霊蔵庫の麦茶を飲んだ
あぁ〜〜これは相当やばいですね。お祓いをしてもらうといいのでは^^)
私も38.4だったので似たような感じですね。職場の同僚たちの間では、副反応の発生率は男女とも2/3程度で大差はありませんでした。「年齢差はともかく、なんで男女差があるんだ?」と議論になったのですけれど、結論はこうでした。「男は強がって平気なふりをして、女は弱々しさをアピールするから」だと。きっとこれが真相です。
ですから、私は「副反応はありませんでした!」。
大兄、暑中お見舞申し上げます。って、多分こっちのほうが暑いとは思いますが。
確かに冷蔵子はヤバめですね。^^;
見つかってしまうと社会的な死を迎えるでしょう。
男女差についてはそもそも論としてもともと生物学的な見地から男性に比べれば女性の方が免疫は高いので、つまりそういうことなのでしょう。
で、結局回復して結果的に命に別状がなかったから言えるのですが、個人的には副反応最高!とおもっております。
なぜなら、将来的に「いや~、モデルナワクチンの副反応にはまいったぜーわっはっは」的に飲み会などで武勇伝の末席に加えてもらえるネタが出来たからに他なりません。
病気自慢、持病自慢、重篤度自慢系の自虐ネタではありますが、私のようなつまらない人間にはそれくらいしか飲みの場のネタがないのでございますよ。
なんにせよ、こんなご時世ですから、無事に過ごしてくださいませ。
いや、Amagase様ほどおもしろい方を私は知りません。
実はいま東京です。いやぁ〜暑いですね。とは言え、エアコンのないドイツに比べればここはパラダイスです。食べ物も美味しいですし。
おたがいこの狂った時代を生き抜きましょう^^
お、帰国されておりましたか。
ドイツは場所にもよるでしょうが、なるほど言われてみればエアコンはまだ普及してないところもありそうですね。
昔、フィヨルド観光でノルウェイを訪れた際、とあるフィヨルド奥のホテルで熱中症で死にかけた記憶があります。
死にかけた、は盛過ぎかもしれませんが、部屋には当然のようにエアコンはなく、しかもベランダが西向き。冗談抜きで「部屋にいたら死ぬ」と思って日が沈むまで涼しい日陰を求めて外をウロウロしておりましたっけ。
地元の人に聞くと、「こんな暑い日、オラ記憶にねえだ」っていうほどの記録的な暑い日で、街でも今日は何人もお年寄りが病院送りになったのだとか。
あのホテル、エアコンつけたのかなあ……。
ツアー旅行だったのですが、スタッフが暑さにやられたのか、翌早朝、移動用に回収された我々のスーツケース×2に出会えたのは、帰国後2週間ほど経ってからでした。
なので余計に鮮明に覚えているんですよね。
ドイツやノルウェイはまだしも東京や大阪はエアコンがないと「マジ」でヤバイ日が多いですからね。
お互い「適切に」使って生き延びましょう。