趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★スタッドレスタイヤの耐用年数を「見える化」してみる

VOLVO XC40

にゃんぱす~\(o ̄∇ ̄o)/

非降雪地帯の都市部在住に皆さーん!

スタッドレスタイヤに履き替えてますか?
って、きっとほとんどの人はまだ履き替えてませんよね。^^;

そんなみなさんに朗報です!
的な?

今日はそんな記事(になる予定)かも。

◎【非降雪地帯≠非積雪地帯】ドライバーにとってのスタッドレスタイヤ

「非降雪地帯」という言葉を使いましたが「非積雪地帯」と評したほうがより実際に近いような気がしますので、これから先は「非積雪地帯」と呼称することにいたしましょう。

で、非積雪地帯ですが、この呼称もざっくりしすぎですよね。
というか雪は降るけどほとんど積もらない、すなわち「非」積雪地帯ならそもそもスタッドレスタイヤとかいりません。
なのでここでいう「非積雪地帯」はホノルルとかシンガポールのような「マジで【全く】降らない地域」とかいうわけじゃなくて、「あんまり降らないし、ほぼ積もらない」という意味に捉えていただくことが肝要です。つまり「非」という文字の意味するところに寛容になっていただけることが前提でございます。

つまり大阪とか広島とか岡山とか福岡とか、雪がちらつくことがあっても積もるのは多くても年に二回か三回。そんでもって積もるといっても北国の積雪地帯の人にしたら鼻で笑われるレベル……そんな感じの都市部とその周辺地域あたりをイメージしていただければ幸いです。
「でもさ、積もったらクルマを使わなければいいので、無理してクルマに乗らなければいいだけの話。つまりスタッドレスタイヤを履く必要などはない」という人が大多数の地域とでもいいましょうか。

とはいえ、です。
私が住んでいる北摂の山付近などがまさにそうなのですが、寒波などがくると平地は平気でも早朝とか道路が凍結する「時もある」し、平地がうっすら積雪などしようものなら路線バスはチェーン装着でやってくる「時もある」わけです。
そもそも山裾から上の住宅地はどこに行くにも坂というか道路には傾斜が付いていますから下手にサマータイヤで出勤しようものなら「でかけて数分で事故」みたいなこともなきにしもあらずなのでございます。そもそもアイスバーン走行や雪道走行にはなれてませんからね。

つまり「非積雪地域」にとってのスタッドレスタイヤってけっこう「悩ましいシロモノ」なのでございます。
少なくとも私にとってはそうです。

私の住んでいる北摂の山付近で暮らす場合、オールシーズンタイヤが最適解なのかもしれません。
まあスポーツカーとか、いや……スポーツカーでなくても「走り」を重視するドライバーにとっては×でしょうけどそうではない人にとっては多分、性能が上がったと言われている最新のオールシーズンタイヤは最適解にかなり近いものになっているのではないかと愚考する次第です。

が。
渡しの場合は更に悩ましいことに「積雪地域」「豪雪地域」に出向くことがあるのですよね。
ええ、レジャーで。主にスキーですが。
そうなるとハードウェア、つまりタイヤには積雪地域と同等の性能を求めることになってします。
つまりスタッドレスタイヤの必要性が非常に高い、と。

とまあ、そんなわけで先日、シーズンを前にスタッドレスタイヤをリプレイスしたわけですが、今回の記事はそのスタッドレスタイヤがどうのこうのという内容ではありません。
もっとこう、上っ面というか表層的というか「うわべ」に関する内容になっています。

というわけで、まいどまいど導入部が長いブログで申し訳ありません。
芸風なので。^^;

◎スタッドレスタイヤは「上っ面」がキモ?

ご存知のとおり……
えっと、ご存知……ですよね?
スタッドレスタイヤの踏面がサマータイヤより柔らかいということを。
というか一般的にはそういう認識であろうと思われます。

では、どれだけ柔らかいのでしょう?
………。
…。

私はここでフト思い至りしました。
「どれくらい」とはどういう意味だろうか、と。
つまり「何と比較するのか」というお話になりますよね。
そして私レベルの相対比較なんて極めて狭い、というかあまたあるタイヤ銘柄を見渡せば、いかにレアな比較になるのかは自明の理です。
そもそもサマータイヤとの相対比較にはあまり意味がないような気がします。

とはいえ「柔らかさ」はスタッドレスタイヤのもつ性能の要素としてはそれなりに大きなものではないかとも思われます。
そこでちょっと考え方を変える事にしました。
それは「定点観測」です。
厳密には「定点観測」ではありません。何をするかというと「経年変化」をチェックということです。
要するに年に一回、タイヤの表面(踏面)の硬さをチェックして、どれだけ変化するかを「見える化」しておこうと考えた次第です。

前回のスタッドレスタイヤは7シーズン使いました。というか使えました。
今年も使える可能性は高かったのですが「念の為」に交換しました。たぶん環境にはかなり悪い行いでしょう。「あの」グレタ嬢には叱られそうな行為ですが、そもそも私は環境保護団体というモノにはシンパシィを感じないというか「胡散臭っ」と思ってしまう系の人間なので別に平気です。

閑話休題。
そういうわけで買いましたよ、硬度計。

◎中華硬度計の信憑性

そういうわけで買いました、硬度計。
先シーズン、同じように「都市部在住、でも冬にはスキーに行く」系ドライバーであり私と同様に長いシーズン(多分私より長くて8シーズン目だったような……)スタッドレスを履き続けている友人、「番長K」が「心の安寧を求めて」買ったのがBRIDGESTONEの純正?硬度計でした。
まあ、彼のメルセデスが履いていたのはBRIDGESTONEなので、極めて正しいチョイスであろうと思われます。
一応、私の東洋タイヤ・ジオランダーもそのBRIDGESTONE謹製?硬度計で計ってもらったところ、彼のBLIZZAKとトントンの値を示したのでした(具体的な数値は忘れました。^^;)。

で、私が硬度計を買おうと思って真っ先にチェックしたのが、「ガジェットには一家言のある」番長Kも使っているそのBRIDGESTONE純正品でした。
が。
私は開いたページをそっと閉じました。
ええ、私は買いませんでした。
いや、見栄を張りました。
正しくは「買えませんでした」です。
だって「べりーえくすぺんしぶ」なんですもん。
私の価値観的にはたかが(失礼)硬度計に1万5千円はさすがに出せません。
BRIDGESTONEさんとはご縁がなかったということでございます。

ちなみにこのBRIDGESTONE純正の硬度計、筐体デザインと機能的なモノから推測するに、ムラテックというメーカーのOEM製品のようです(たぶん、ですが)が、そのムラテックの硬度計はBRIDGESTONEモノの2倍以上のお値段なので、もっと無理。

でも、アレです。後述しますがBRIDGESTONEの硬度計ですが、財布に余裕がある方には基本的にはおすすめです。

で、結局私が買ったのはこれ。

そしてコレ。

硬度計は計るものによってモノに当てる部分、つまり「針」の形状が違い、用途別に別れていますが、タイヤ踏面のチェック用としては「Type A」をチョイスするといいようです。

これらはいわゆる「中華製」というやつです。
なぜ2個も購入したのかというと、信憑性の担保のためです。
「中華製」が全部悪いとは思いませんが、あまりに安いとさすがに不安じゃないですか?
具体的ににいうと、使うたびに「でもこの測定結果は正しいのか?」という疑問というか疑いを持ってしまうことになるのですよ、私の場合は。
それを回避するためには冗長化です。
つまり2個買って両方で計るのです。そうすれば「変化」という意味としては役に立つであろうという考えからでございます。

で、どうせ2個買うのだから、というわけで機械式のアナログ表示と、デジタル式からそれぞれ選びました。
2個合わせてもBRIDGESTONE純正品の半額ですからね。

○計測結果

結論からいいますと、この二個の硬度計は同じ数値を示しました。
つまり「どちらも正確だった」と言い換えてもいいのではないでしょうか。

もちろん全く同じ数値を示すわけでありません。
タイヤの踏面を十数箇所チェックして、そのばらつきを見る感じです。

できるだけ同じところをチェックするようにした結果、そのばらつきの幅がほぼ同じだったので、どちらも信用に足るな、と思った次第です。

私のスタッドレスタイヤはほぼ製造したてなので「新品時の踏面の硬さ」としてマークしておき、あとは毎年同じようにチェックすれば「どれだけ硬くなっていくか」がわかるという寸法です。
私は走行距離が短いドライバーなので、いわゆる「山」というかウェアインジケーターを目安にすると20年くらい使えちゃうんじゃないの?という感じなので、踏面の硬さを交換の目安にしたいと思います。

○使い勝手について

実際に使ってみないとわからないことなのですが、「なるほどな」と思わされました。
タイヤの空気圧を図るプレッシャーゲージもそうですが、個人的にはデジタル方式よりアナログと言うか機械式の方が好みなんです。
理由は「電池」の存在です。
この手のものってめったに使わないので「使おうと思ったら電池切れ」みたいなことになりがちです。
機械式であればその心配はありません。
なので今回もまずはアナログのものを購入しようと考えました。

で、両方使ってみた結果ですが、私が購入したアナログ式の製品に関してはやや使いにくいと言わざるを得ませんでした。
理由は「押している間しか(結果を)表示できない」からです。つまり計測結果を「ホールド」しないのです。同じ機械式でも空気圧ゲージはホールドしてくれるものが多いので、てっきり同じ使い勝手だろうと思っていたので最初は「壊れてるのかな?」と思ってしまいました。
その点、デジタル式にはホールド機能がついていますので、タイヤから外してチェックすることが可能です。

BRIDGESTONE純正品は機械式ですが、2針式で1つの針が計測結果をホールドしてくれる方式のようです。これが最初にわかっていたら、もう少し購入を前向きに検討したかもしれません(でも貧乏性の私の場合はやっぱり買わないと思いますが^^;)。

というわけで、非積雪地帯のドライバーの皆さんにもタイヤの硬度計、おすすめしておきますというお話でした。


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