ちゃろ~
昨日、一昨日と週末二日間は久しぶりに朝練が出来ました。
多分1ヶ月ぶりくらいではないでしょうか
今年は梅雨前線停滞が長期に渡り、かつかなり頑張っていた(頑張りすぎ?)ため、7月はほぼすべての週末が雨で、ロードバイクの出番がありませんでした。
「いや、大阪でも雨が降ってない週末も結構あったよね?」
そうお思いの方も多いと思います。
しかし、我が家はいわゆる山沿い住居、かつ走るのは更に山奥。
平地に雨が降っていなかろうと、こっちは思いっきり雨模様なわけでございます。
◎我が家の「走る」「走らない」のボーダーラインについて
週末の朝、起き抜けに行う私のいわゆる「ルーティン」は、「ベランダのパトロール」です。
まあ、パトロールというか外の景色をチェックしているわけです。
我が家はマンションなので外をチェックするのは庭ではなくベランダです。
ベランダは三方向、つまりコの字型につながっていて、だいたいの方角が見通せるようになっています。
朝の空気を深呼吸しつつ、山あいや空の雲の厚さなどをみて「走るか走らざるべきか」を考えるわけです。
で、この7月の週末、早朝は雨が降っているか、降っていない時は雨模様でした。
雨が降っている場合は、その時点で朝練の中止は決定です。
問題はまだ雨が降っていない、いわゆる「雨模様」の時。
山が雲に厚い掛かっていてもすぐに晴れることもあるし、曇りなだけで雨はふらない場合もあります。
逆に結構青空が見えていても、山に入ると雨、なんてことも普通にあります。
そのへんを私のような一般人が起き抜けの空を見ただけで的確に判断できるわけもないわけです。
じゃあ、なんでベランダパトロールをしているのかというと、空以外もチェック項目があるからなんですね、これが。
一般人が空を見ただけで、朝練コースのピンポイントな天気予報を正確にできるわけがありません。
なので「走るか走らないか」を決める為に客観的な要素を取り入れる事にしております。
我が家の場合、ロードバイクで走るには、次の3項目をすべてクリアしていることと決めているのです。
・朝起きた時に路面が濡れていないこと
・走る予定のエリアの降水確率が40%以上でないこと
・出発が10時を超えないこと
◎朝起きた時に路面が濡れていないこと
これまでの経験上、たとえすでに雨がやんでいたとしても、朝起きた次点で我が家の周りがまだ濡れている場合、朝練コースのほぼ全域で路面が乾ききらないのは確実です。
濡れていても走れないわけではありませんが、山間なのでコースは登りと下りしかありません。
上りはまだしも、下りではリスクがたかまりますので、路面が濡れているのをわかっていて走るのは辞めておこうという考えです。
あと、バイクがドロドロになるので洗車も大変ですしね。
◎走る予定のエリアの降水確率が40%以上でないこと
我が家の朝練エリアは基本的に北摂・豊能あたりなので、朝起きた時にその地域の降水確率をチェックします。
我が家の場合、40%以上だとその時点でアウトと判断します。
これは私が以前から採用していたボーダーラインです。当然ながら全く降らないことも多々ありますが、「多分大丈夫だろう」と思って降られるよりはよほどいいと判断します。
だったらそのボーダーは50%でも30%でもいいわけですが、そこは個人の考え方というか経験則というか過去に痛い目にあったトラウマによる判断というか、そのへんは好きに決めればいいとおもいます。
私の場合は40%がボーダーだと自身をもって決めつけているだけの話です。
◎出発が10時を超えないこと
実は我が家の朝練の出発時間はその日によってかなりまちまちなのです。
理由は同居人の起床時間が休日の場合はまちまちだからです。
私は平日でも休日でも体内時計のアラームが超優秀で、基本的に同じ時間に目が覚めます。そしてありがたいことに寝起きが超ごきげんなので、目が覚めたらお目々ぱっちり状態ですぐに活動が始められます。
私は毎朝「あーよく寝た」とスッキリ起きられるので二度欲求などないのです。なので「休日だからゆっくり朝寝をしよう」という感覚が未だに一切わかりません。
一方、同居人は朝が弱い方です。下手すると昼過ぎまで起きてきません。
平日は目覚ましがあるので同居人はなんとか定時にちゃんと起きてきますが(いや、時々目覚まし止めてから二度寝して寝過ごしています)、休日はアラームをかけていません。
そして休日の朝くらいはゆっくり眠っていてほしいので私も休日の朝はいっさい同居人を起こす事はしません。
つまり、同居人が惰眠を貪る時間が伸びると、いくら天気が良くてもその日は朝練なし、と言うことになります。
言い換えると同居人の気が向かなければ起きてこなければいいという話でもありますが、基本的に同居人は朝練大好きなので、ロードバイクに乗るようになってからはよほどのことがない限りは遅くなっても10時を超えるスタートになることはめったにありません。
ではなぜ10時をスタートがダメなのか。
まず、クルマの交通量が増えます。
というか、実際は9時を過ぎるとかなり増えますが、9時をボーダーにすると同居人にイラぬストレスを与えますので10時をボーダーとしました。
我が家は買い物など休日の外出は基本的に午後に指定しています。同居人の習い事なども午後にあります。
来客なども特別な事情がないかぎり午前中は朝練にあてたいので午後にお願いしています。
そういうわけなので、サイクリングは午前中に終えて、帰宅してシャワーを浴びてスッキリしておくというのが基本線なのです。
10時を超えると走る時間自体も短くなりますし、距離があまり短いと消化不良感もでてきますので、タイムリミットも設けるようにしたのです。
◎途中で降り出してきた場合
これは単純です。
ライドイベント中などの場合を除き、最短時間のルートで帰宅します。
「すぐ止みそうだな」
「適当なところで雨宿りして様子を見よう」
なんて会話は我が家の場合ありません。
たとえポツポツで、空が明るくても「降り出したら帰る」が我が家の基本ルールです。
私の持論は「ロードバイクは絶対に雨の中を走るべきではない」です。降ってしまったものはしょうがありませんから、その場合は雨中走行が最短時間となる行動を取る事にしています。
問題は「土砂降りになってしまった時」です。
目的地が自宅であることは変わりませんが、走行はやめて雨脚が弱まるまで雨宿りします。
まあ、アタリマエですね。
夏場などはずぶ濡れでも別に気にならないので走り続ける事は可能です。
安全を見越してゆっくり走れば危険もすくないですが、走っているのは一般道路。つまり相手が存在するだけにもらい事故のリスクが跳ね上がります。
たとえフロントライトやリアライトを点灯していても、マトが小さいロードバイクは最大限の保身行動をとるべきでしょう。
なお「土砂降り」かどうかの判断はいい加減です。私が「これは土砂降りだな」と思った時です。^^;
ただし、私はかなり臆病なので判断は厳し目だと思います。
具体的にはロードバイクで走っていて「ああ、これはワイパーは高速にしたいな」と感じたら土砂降り判定にしています。