にゃんにゃんぷー!(^^)
突然ですが(いや、そうでもないですが)、SodaStreamを使ってみました
グダグダ言ってないでとりあえず使ってみろや!
という内なる声に促され、重い腰を上げたわけです。
◎家電大好きな私がなぜ開封するのをめんどくさがっているのか?
いやあ、今回でつくづく思いましたけど、こういう事があると自分がいかにものぐさなのかを思い知りますね。
だって能動的に買ったものって「着、即、開」で、ついでにC&C(試&使ね)な私ですからね。それが受動的に手にしたものになると「うーん、こいつはほんとにお得なの?というか、私に合ってるシロモノなの?」などと行動より先に考えてしまうわけで。
開封前にブログ記事一本書いちゃうとは思いませんでしたけど、それくらい「えー、(開封するの)めんどくせー」な思いがあるわけで。
家電系大好きな私ですが、それは私が「使ってみたい」と思ったもの、そしてそう思って手に入れたものに限る話なのです。
興味があるものにしか興味が持てないという、言葉にすると当たり前のようで、それが結構極端に振れている系、という感じなのでしょう。
これはアレです。一歩間違ったら「やりたいことしかしたくない」なんて言って引きこもっちゃう系の性格でしょう、たぶん。(^-^;
で、ずるずると一か月くらい引き延ばした先週の土曜日は出勤。
Xデイは日曜日となりました。
いい具合に? 日曜日の北摂は雨で、「朝練」という名のロードバイクでのサイクリングはなし。
もし朝練やってたら空き時間がなくてさらに開封は先延ばしになっていた事でしょう。
「空いた時間があるし、じゃあ開けるか」
ということでようやく開封しましたよ、SodaStream。
◎開封してみなければわからないことがある
開封してわかりましたけど、想定外でした、このSodaStream。というか私がいただいたOne Touchというモデル。
想定外というか、勘違い。
いや、勘違いというか思い込み。
というのも……。
いや、まずはパッケージの中身を紹介しましょう。
私がもらったのは「One Touch」というモデル(スターターキットではない)。
ニューモデルのようです。
この手の懸賞の商品って、一番低グレードだったり旧モデルの放出品だったりするんじゃないの? というのが私の想定でしたから、ニューモデルの、それも一番安い奴でもないという事にちょっとびっくりです。
パッケージを開封すると、出てきたは次のようなもの。
ソーダメーカー本体 x 1
電源アダプター x 1
ガスシリンダー60L用 x 1
専用1Lヒューズボトル(キャップ付き) x1
取扱説明書 x 1
ユーザーライセンス x 1
ソーダメーカー保証書 x 1
「え?」
電源アダプター!?
SodaStreamって電源要らないんじゃ????
ここで慌ててSodaStreamのwebサイトを(細かく)チェック。
そして私がいただいた「One Touch」というニューモデルの立ち位置を理解しました。
「自動充てんモデルの安い奴」
なのです。
でもって「自動充てん」は「自動」の部分に電力を要する、と。
えっと、私は電源がいらない手動モデルの方がよかったんですけど……。orz
そう。
想定外。
「電気を使わないので設置場所はフリー」と思っていた私の想定を根本から打ち砕く「ACアダプター」の存在でした。
ACアダプターを発見した私は、しばらく思考停止してしまったことを白状しましょう。
というかそのまま箱に戻して「ヤフオク送り」することを真剣に考えました。今なら未使用品として売れるはずですから。
「……定価の半額くらいで売れるかなあ……どちらにしろそのお金でペットボトルの炭酸水を買えるだけ買おう、そうしよう……」
そう。いったんはそう決心したのです。
◎(オークション売却は)出品作業がめんどくさい
いやあ、しばらく使ってませんからね、ヤフオク。
なぜってめんどくさいから。
写真とって、編集して、商品説明文作って……梱包して、発送して……。
落札者によってはめんどくさい事言ってくる奴いますからね。
「佐川は使うな、ゆうパックにしろ」なんて業者を指定してくる奴とか、
「梱包はプチプチに包んだあと、段ボールで。隙間はきっちりプチプチで埋めるように。あと包むプチプチは二十巻き以上にしろ」なんて梱包方法まで指定してくる奴とか、
品物を発送した後に「領収書書いて送れ」とか言い出す奴とか、
「手渡しで取引したいので、双方都合のいい場所で落ち合おうぜ、俺は夜中でも大丈夫だから」とか、
「結構な値段になったので、端数は切り捨てでいいよね?」なんて言ってくる奴とか。
そんなことを考えていると「ヤフオクに出す方がめんどくさい」と考え直したわけです。
「これはもう、付属のガスカートリッジがなくなるまでは使ってみるか」という感じで折り合いをつけたわけでございます。
◎セットアップは簡単
簡単ですね。
見ればわかる程度のシンプルな製品なのですが、一応ボンベを使うので念のためにスタートアップガイドをきちんと読みました。なおこれは私にしては珍しい行為です。
それくらい、ボンベは怖いので。
・本体の底面にACアダプターのジャックを取り付ける
・本体の背面をパカっと開いてボンベを取り付ける(ねじ回し的に)
・ACアダプターをコンセントにつなぐ
本体側の準備はこれだけです。
ノズルをエチルアルコールで洗浄したあと、いよいよ炭酸ガスの充てんです。
これも簡単。
・あらかじめ冷やしておいた水を付属の充填用ペットボトルに入れる(適量があり、ボトルに最低ラインと上限ラインが記されている)
・充填用ボトルにノズルを入れ、斜め刺ししたあと、グイっと押し込んで固定する(押し込む事で密閉される)
・本体上部にある3種類の充填ボタンの一つを押す(スタンバイモードになる)
・微・普通・強と3つのボタンがあるので、好みのボタンを押す
・充填される(10秒もかからない)
・充填用ペットボトルを手前に引いて、取り外す
とまあ、文字にするとアレですが、やってみると極めてイージー。
あらかじめ充填用ボトルで水を冷やしておけば、冷蔵庫から取り出して炭酸水にするのにマジで30秒もかかりません。
ん……?
んんん……これって大した手間でもないかも……。
◎肝心の炭酸の「強度」は?
三段階あるうち、とりあえず最初は二番目の「普通」ボタンで炭酸水を作りました。
飲んでみると……うん、確かに普通ですね。
強炭酸に慣れていると、少しもの足りません。
なので我が家ではやはり「強」ボタンが標準になりそうです。
あとは、ガスカートリッジ1本で実際に何リットルの「強」炭酸水が作れるか、ですね。
◎初めて使ってみてわかったこと
○炭酸水を作ること自体は思ったより断然手軽だった(〇)
記述の通り、時間もかからず簡単です。
一連の操作自体はむしろ楽しいと思えます
○電動タイプなので電源があるところに常設することにならざるをえない(×)
誤算でした。
結局キッチンに常設することになりました。
○フットプリント自体はティーポットより小さい(△)
「不幸中の幸い」という言葉を使っていいのかどうかは微妙ですが、見た目の存在感に反して、さほど設置面積が必要なかったのは幸いでした。
○ボディが真っ黒でほこりが目立つ(×)
懸賞で当たったものが自動的に?送られてきたのでこちらの選択肢はないのでこれはもう仕方のない話ですね。
キッチンに設置したことにより日常的にほこりは払っていますが、黒いとちょっとしたほこりも目立って気になってしまうもの。
なので我が家はこの手のキッチン周りに設置する家電は白系統のものをチョイスしているわけですが……まあこれはあきらめるしかないですね。
○ノズルが常にむき出し状態(×)
使用前にアルコールでひと拭きするのが手間ですね。
実際に炭酸水を作る作業よりもこちらの洗浄作業の方が時間がかかります。
○「好きな量」は作れない(×)
これも使ってみて「なるほど、そうだよね」と納得する仕様です。
1.専用ボトルしか使えない
2.ガス充填するための水の量が決められている(下限と上限の差はあまりない)
これから付属している1リットル用ボトルを使う限り、一回に作るのは1リットルです。
250mlしか要らなくても、500mlしかいらなくても、1リットル作らないとダメなんです。
つまりSodaStreamを日常的に運用するには、本体に付属するボトル1本では賄えず、予備のボトルが必要だということです。
予備のボトルは2本で2000円です。
2000円あれば、500mlの強炭酸ペットボトルが40本買えます。
まあ、グダグダ言ってても仕方がないので予備のボトル、ポチりましたけどね。(^-^;
◎交換用ガスカートリッジの入手について~その後判明した事実
前回のSodastream開封前のモラトリアム記事で懸念項目としていた「交換用ガスカートリッジ入手にかかる手間の話」ですが、実は驚愕の事実が判明しました。
炭酸水入のペットボトルは「近所のスーパー」で替えますが、交換用ガスカートリッジは近所のスーパーではうってません
と書いていたわけですが、実は私、webサイトのチェックがいい加減、つまり見落としておりました。(^-^;
なんと「近所のスーパー」すなわち我が家のパントリーである「車で1分のスーパー」で購入可能でした!(*^_^*)
これだと交換の手間は基本的に皆無です。
しいて言えば空のカートリッジを持参する手間がかかります。
が。
ペットボトルを箱買いする場合はたとえ1分でも車を出動させる手間があったわけですが、カートリッジの場合は徒歩で可能です。
つまり大きなデメリットだったこの懸案事項が、大逆転でメリットになってしまいました。
これにより徒歩で3分くらいの劇近なスーパーに、わざわざクルマで行く必要が全くなくなったのです。
いざというとき?の為にペットボトルもある程度備蓄するにしても、冷蔵庫に入るくらいの本数で事足りそうです。
時々会社帰りに2,3本買えばいいだけですから……つまり我が家から強炭酸水の段ボール箱が完全に消え去ります。
こ、これは……ライフスタイルとしては結構大きなパラダイムシフトかもしれません。
◎再度まとめてみよう
○SodaStream導入のメリット
メリットは増えました。
1.500mlあたりのコストがペットボトルに比べてかなり安い
2.空ペットボトルというゴミが出ない
3.500mlのペットボトルという状態のモノを冷蔵庫に複数保存する必要がない
4.必要な時に必要な量の、必要な強度?の炭酸水が作れる
→ 改め、「飲む直前に新鮮な炭酸水?がさっと作れる。ただし500mlか1リットル単位」
5.在庫ペットボトル(の段ボール箱)を持たなくていい
6.ガスカートリッジの交換が容易(これは住環境など、当然人により評価が変わります)
→「デメリット」の項目に入れていましたが、ご近所のスーパーで取り扱っていることが判明したことにより「メリット」に昇格。(^-^;
○SodaStream導入のデメリット
デメリットに関しては個人的に納得や妥協できる点がわかりました。
1.本体の置き場所が必要
→ 加えて、「電源が必要な機種もある」
これは我が家の場合は結果論として問題になりませんでした。
フットプリントが小さく、見た目の存在感に反して意外に場所を取りません。あと我が家の場合はキッチンにおあつらえ向きのスペースが見つかったことが大きいです。
2.自分で炭酸水を作らなければならない
文字にするといろいろと手間に感じていましたが、実際に作って飲み始めると作る作業がちょっとしたエンタテインメント。つまり楽しめる事がわかり、かつ「作りたてを飲んでいる」という効果がどうのこうのではなく「ちょっとした自己満足感」も得られるので私にとってこの項目はもはやデメリットにはなりえません
3.衛生上の問題が発生する
これも多分実際にはさほどもんだいではなさそう。
4.装置の手入れという手間が発生する
そもそも本体自体は洗浄できない仕組みですし、ノズル消毒くらいなので。
◎現時点での概算ランニングコストと結論
ご近所スーパーで交換用ボトルが買えることが判明したことにより、予備ボトルは基本的に不要になりました。
「あ、ガス切れた」
「じゃあ、今日はペットボトルで」
もしくは
「じゃあ、今日はストックしていた作り置きの奴で」
で、当日もしくは翌日には予備ボトルが入手可能だからです。
つまりランニングコストが交換用ボトル代金のみで行けることが判明しました。
となると……。
2200円(予備ボトル:税込)/60(強炭酸にした場合の500mlペットボトルの概算本数)=36.666666666……
つまり、500mlペットボトルに換算して、約37円(水道代やもろもろ原価含む)で運用可能ということになります。
そして裏技「ミドボン」(*^^*)の存在……ですがこれについてはそのうちまたれぽーとさせていただきましょう(多分)。
SodaStream、いいかも……。