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☆ロードバイク初心者に贈る無責任アドバイスシリーズ【お勧め冬用ウェア】(前編)

自転車

トゥットゥルー(^o^)

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はじめに書いておきます。

ロードバイク用の冬用ギア選びは「沼」である

と。^^;
かくいう私もまだ「沼の途中」でございます。
とりあえず、その途中の視点からアドバイスと共におすすめのものをご紹介します。

◎頭・耳・首・顔

キモは耳と首周りだと思います。
耳だけでいい場合は、例えばモンベルのサイクルワッチキャップみたいなヘルメット下にかぶるヤツが手軽でいいと思います。

これだと頭もいっしょに多少の防寒になりますね。
https://bit.ly/2ON97F2

似た製品は各メーカーから色々と出ていますが、ストレッチ性があるものを選びましょう。

首周りについては、いわゆる土管型のネックウォーマーでもいいと思いますが、素材には気をつけましょう。汗を吸収してしまう綿製品はもってのほかです。
あと、できるだけ薄手のほうがいいと思います。

とはいえ私は首周りが変にゴワゴワしてジャケットのジッパーが上まで上げられない土管型は「ないわ~」と考える派でして、やはりここは自転車用に考えられたこういうのをお勧めします。

パールイズミ:インナー ウォーマ
https://bit.ly/2rPxusy

これのいいところはストレッチ素材で首だけでなく顔の下半分、鼻から下まで覆える事。
加えて前身頃に一枚着込む効果があります。
バストまで覆う系のビブタイツだと不要かもしれませんが、夏用と対して変わらない、つまりバストまで覆っていないビブタイツと組み合わせるといい感じではないかと思います。
脱着に上着を完全に脱ぐ必要がないのも○。必要がない場合は丸めるとかなり小さくなってジャケットのリアポケットに突っ込んでおけます。

ネックウォーマー系とイヤーウォーマー系はこんな感じですが、実は私のイチオシはバラクラバ、つまり「目出し帽」です。
これだと頭・耳・顔・首が一つでカバーできるからです。

バラクラバは各社から色々出ているのでよりどりみどりですが、ロードバイク用は素材をちゃんとチェックしておきましょう。
合言葉は「ストレッチ性」「通気性」「発汗性」です。
関西の北摂スチャラカライド用途では保温性をメインに考える必要はないと思います。
なので、お勧めはまたしてもモンベルのかな。
モンベルのバラクラバは素材別に何種類かありますが、ロードバイク用にお勧めなのはやっぱりジオライン。ジオラインL.W.なのでいらない時は小さくなりますし、何よりお安い。(^^)
肌触りなどのお好みでメリノウールもありかもしれませんね。

モンベル:ジオラインL.W.バラクラバ
https://bit.ly/2rappyw

ちなみに「目出し帽」的なものをなぜ「バラクラバ」と呼ぶかですが、その昔、イギリスに銀行強盗をやりまくっていた組織があって、その組織が拠点としていた地名が「バラクラバ」なので、そこからついたものです。

ウソです。^^;
地名なのは本当ですが、戦争に関係するのちょっと心温まりつつも悲しいお話由来です。Wikipediaで検索してみてください。

◎上半身

○インナーウェア

最初に書いておきましょう。
ユニクロのヒートテックを着てはいけません。
勘違いしている人が多いようですが、あれは運動をしない時に着るものです。あんなの着て冬場にヒルクライムとかしたらびちゃびちゃになって凍え死にますよ?
まあ北摂サイクリングくらいだと死ぬ前に家に帰れると思いますけど、登山とかはマジで止めたほうがいいと思います。

ユニクロのヒートテックの話ではありませんが、冬ライドの場合、上半身のキモはインナーウェアなのです。
ヒートテックでなければもうなんでもいいですよ。
というのはもちろんウソで、徹底的に素材に拘りましょう。
キーワードはここでも「汗を吸収して放出する」事です。
基本的に山用インナーの流用でもオッケーに思えるのですが、できればサイクリング用と銘打ったものを選ぶべきです。
理由はなんだかんだ言って冬季山用インナーはまるごと同じ素材で作られているのに対して、サイクリング用は前身頃と後ろ身頃で素材を変えて発汗性を重視しているからです。
加えて型紙というか、裁断が違います。
前傾姿勢を考慮したサイクリング用と前傾姿勢とかあんまり関係ない山用とでは違うでしょ? と書くと納得ていただけるかと。具体的には後ろ身頃が長めで、腕周りが突っ張ったりしないよう縫製が工夫されています。
個人的なお勧めはまたしてもモンベル。
というか、冬も走るサイクリスト的にはたぶんガチガチの定番ではないかと思われます。

モンベル:ジオライン M.W. サイクルアンダーシャツ
https://bit.ly/2Rj9tVm

同じような名称のL.W.もありますが、あちらは春~秋用と考えていいと思います。冬用アンダーを考えているならこちらのほうがお勧めです。
アウターとの組み合わせにもよりますが、モンベルの場合は前面に防風処理を施したインナーもあります(ウインドテクト サイクルアンダーシャツ)。

定番といえば、忘れてはならないのがクラフトのActive Extreme。


クラフトは私にはやや寒いのが気になります。あとお値段の関係もあってモンベルのジオラインM.W.派ですが、暑がりの人はクラフトの方がいいかもしれません。
ちなみにモンベルよりクラフトの方がタイトフィットだと思いますので、メタボな方は試着したほうがいいかも。

Craft:Active Extreme 2.0 CN 長袖ベースレイヤー

Get Your Wiggle On | Cycle, Run & Outdoor Shop | Wiggle
Prepare to get your Wiggle on. We have the awesome gear you need to cycle, run, hike & swim from the world's leading spo...

日本で買うよりWiggleの方が安いのですが、海外通販は注文しても届くのに2,3週間かかるのが普通ですから、すぐには間に合わない事を念頭に置いておきましょう。
速く欲しい人は送料を追加することになってお得感がスポイルされるのが難点ですね。

○アウターウェア

いわゆる秋冬用のアウターは「ジャージ」でOKですが、冬用は「ジャケット」と名がついたものにしましょう。
ジャージ+ウインドブレーカーやジレ(ベスト)の組み合わせで冬でもオッケーな人もいると思いますが、蒸れを考えた場合はウインドブレーカーを常時着るのはちょっと無いじゃないかな、と思います。
シチュエーションごとに脱いだり着たりをして調整すればいいのかもしれませんが、面倒くさいじゃないですか。特に冬場は。^^;
なので、お勧めは冬用の「ジャケット」です。

選ぶポイントは「防風」と「発汗性」です。
具体的には袖や前面に防風素材を備えて、かつ背面から熱が逃げる設計がなされている事が大事です。
あとはフィット感やデザインで選ぶといいと思いますが、一つ条件を付け加えるなら「バックポケットがちゃんとある」ことでしょうか。
メーカーや製品によってはこのバックポケットがなかったり、あっても実質一つだけ、なんていうのもありますので、個人的にはバックポケットがどうなっているのかは重要なチェックポイントです。
それから、デザインというか、色。
なぜか冬用のウェアって黒とかが多いんですよね。
最近も北摂を走っていると上下真っ黒なサイクリストによく出会います。
本人はクールでかっこいい、と思っているのかもしれませんが、これはできれば避けたほうがいいと思います。
理由は「自転車は目立ってナンボ」ですから。
カッコよさよりも目立つ事のほうが何倍も重要で尊いと思います。
もちろん悪目立ちしろといっているわけではないので、その辺後回のなきよう。^^;
冬は夏に比べると曇天率も高く、そもそも日差しも弱い、かつ日照時間も短いですから、自分の身の安全を確保するためにも視認性の良いものにするべきだと思います。

私は「品質で選ぶならアソス」派ですが、実際には買ったことはありません。
値段もさることながら、アソスの各製品はマジ系、つまり競技を目的に設計されています。つまりタイトフィットが基本です。
試着してみるとどうにも腕が細すぎ。二の腕が細いのに肘までが太い私のようなポパイ体型には合いませんでした。^^;
なのでアソスのウェアは腕が細くて長い人向きかな、と勝手に決めつけてますが、皆さんも試着したほうがベターです。
そう言えばアソス製品で持っているのはシャモア・クリームだけ。^^;
でも、このジャケットはお勧め。
冬用サイクリング・ギアの予算に余裕がある方はどうぞ。

ASSOS:MILLE GT WINTER JACKET
https://bit.ly/2Yf0QMZ

ちなみに普通の庶民のサラリーマンである私が使ってるジャケットはこれ。
モンベル:ウインターサイクルトレーナー ジャケット
https://bit.ly/2LmhmWt

またもやモンベルで恐縮です。だって機能バッチリなのに私の体型で全く問題なし。なにより安いんですもん。^^;
色使いなどがダサいのはモンベルならではですが、アソスの1/3で買えちゃいますから、なけなしの予算を他の冬用装備に充てられます。

ちなみにこのジャケットで私が気に入っているのは、豊富なポケットの存在。
後ろにはちゃんとバックポケットが3つ+アソスにはないジッパーポケットがあって、かつ胸ポケットまで付いている事です。
(ちなみにこの胸ポケット、iPhone Xs Maxがギリ入ります)
加えて、首周りにドローコードが入っていて風の侵入を最小限に抑えられるところも地味に気に入ってます。

サイズ感について
身長175cm、普通体型の私の場合、Mです。
アソスで問題になった腕周りの窮屈感は皆無。つまりやや余裕があるモデルです。
もっとももともとアソスのモデルは全体に競技用途、モンベルのこれはコンフォート向けなのでそもそもターゲットが違いますからね。

◎下半身

タイツについては「これしかないでしょ?」という決定版(個人の感想です)を最初にお勧めしておきます。

パールイズミ:ウィンドブレーク クイック ビブ サーモ タイツ
https://bit.ly/2Pa7zUj

おすすめする理由
・前面防風(膝まで)
・汗逃げ考慮
・胸までカバーしていて腹回りが冷えにくい
・トイレが近い冬場にありがたい「クイックビブ」機能

サイズ感について
当然ながらストレッチ素材でカバー範囲がそれなりにありますが、サイズ表を元にすると股下が短めな気がしますので1サイズ上にするか、やはり試着してから買うほうがベターだと思います。
ちなみに私は175cmでLを購入しましたが、股下がやや下側に引っ張られ気味、つまり股間より下側にタイツの股が存在する感じで、すなわち股下が短いのです。
これはフトモモはそれなりなのにふくらはぎが太い私の体型の問題かもしれませんが。
「サイズ、失敗しちゃったな」と思いつつ3年履いてますが買い替える理由がそれ意外ありません。
つまり丈夫で長持ちします。

これ以外の選択肢は個人的に考えられません。
タイツは圧倒的にビブタイプをお勧めします。
冬場のスポーツでは、極力腹回りを締めないほうがいいからです。

・締めることにより結構が悪くなる=冷える(温まらない)
・締めることにより蒸れて汗がたまる=冷える(汗冷え)

あと、夏冬関係なくビブタイプは圧倒的に楽ですから、基本的にお勧めです。

ビブタイプを忌避する方は「トイレ問題」が頭の片隅にあるのではないかと思いますが、私がイチオシしているクイックビブだとその心配はありません。
腹当て効果もあり、現状これ以上の機能を有するサイクルタイツは存在しないと言っても過言ではないのではないでしょうか。
特許の問題があるので他のメーカーからは似たような製品が出ていないのが残念なところですが、そのうちパールイズミの特許も切れるでしょう。^^;

ちなみに圧倒的母数の少なさの問題で、女性用のクイックビブはすでに廃盤となっていて流通在庫のみとなっているようです。
勝手な事を言わせてもらえば、こんな素晴らしい機能の権利を有しているからにはパールイズミは製品を提供し続ける義務があると思うんですけどね。
自社が出さないなら女性用だけパテント料なしで他社に販売許可するとかして欲しいところです。

高品質サイクルウェアといえば、アソス。
なのでアソスのラインナップからも一つピックアップしておきます。
ASSOS:LL.HABU TIGHTS S7
https://bit.ly/2P9KscK

アソスは「着心地重視」の観点からタイツには防風フィルムを使わないポリシーを通していますが、その考えもアリでしょう。私は防風フィルム付きを選びます。
で、このタイツはそのポリシーをやや緩め?股から腹にかけてフィルムを使って寒さを防いでいます。
防風フィルムの分高くなってますが。^^;

ちなみにこのタイツ、背中側にポケットが有るのがチャームポイントです。
レース用ウェアのアソスなので、このポケットの本来の用途は「無線機を入れておくもの」らしいのですが、もちろん無線機意外のものも入れられます。
使う、使わないに限らずポケットは合って困るものではないので、他のメーカーも見習って欲しいところです。

※ワールドサイクルからこういうビブタイツも出ています。こちらはフトモモ脇にポケットを設置。より実用的です。

http://www.worldcycle.co.jp/item/r25-n-wshieldbibtp.html

残念ながら我ら庶民の味方モンベルはこのカテゴリはお寒い限り(冬用だけに)。
在庫が相当残っているのか、製品の更新もありません。
もっと真面目にやってほしいところです。

後半に続く。(^^)


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