苦節十数年。
ようやく当初の目標だった135判フルフレーム発売ですか。(初出:2016/02/18)
社名もリコーに変わって、なんというか「思えば遠くにきたもんだ」感がありますね。別に社員じゃないですけど。
PENTAXらしく、フルフレームで機能満載なのに「安い」と思わせる値付け。
いえ、ちょっと感覚狂ってるかもしれませんが、SONYのアルファ7系とかRX1R Mk2の値段とか見るとね。(・∀・)
それから何と言っても期待できそうなのが手振れ補正機能。
SONYのα7Ⅱ系を所有して使っている立場から言わせれて貰うとあれは「詐欺。ジャロに訴えてもいいレベル」の出来です。
その点、PENTAXは実績がありますし、期待できそう。
SONYのようなチャラい連中がアリモノをアレンジして「ほい、いっちょ上がり」で作っているのとは違って(個人の感想です)、PENTAXはオタクなハカセ達がけっこうゴリゴリとトンチと叡智を捻って真面目につくってますので、少なくともα7Ⅱ系のような事はなさそうです。
しかし、このカメラの最大の特徴は、サイズでもフォーマットでも値段でも手振れ補正機能でも画質でもデザインでもない。
唯一無二のセールスポイントがあるんです。
何と言ってもこの液晶。
SONYもα900なんかでバリアングル液晶のネガをなんとか払拭しようとした機構を組み込んでますが、PENTAXに比べると甘いと言わざるを得ないほどのトンチ振りです。
チルトだバリアングルだの言っているPEN-F論争(?)に決着か?
というか、狂信者が多いバリアングル派もこれで一掃できそうですな。
つか、変態感がすごいよね。
私はもう一眼「レフ」には興味がまったくないのでK-1は買わないけど、この液晶は今すぐにでも操作してみたい。
ちなみにこれで防塵防滴。(゜Д゜)