(初出:2012/0101)
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
という事で、SONY NEX-5Nで撮る、我が家のお雑煮シリーズ。(シリーズ?)
実家で年越しをする関係で、我が家では基本的にはカジュアル? なお正月になります。
とはいえおせちとお雑煮は適当ながらも用意していたりします。
お雑煮ですが、正しく? 関西風の白味噌仕立て。
日によって変わりますが、本日の具は(お餅でほぼ見えませんが)盛りだくさん。
見えているのは大根とニンジン。
わかりにくいですが、大根を雲、ニンジンを初日の出に見立てています。
持ちの手前は手鞠麩。
緑色のモノはホウレンソウ。
完全に埋没しているのですが、他には
カシワ(関西では鶏肉の事をこう言います)
生麩(梅型や桜型など三種類)
ちなみにお椀は、ケルセン取り扱いのポーリッシュ・ポタリー(ポーランドの陶磁器)で、もともとは蓋付きの焼きリンゴ器。
(価格と)サイズが手頃なのと蓋付きなのでどんぶりや煮物の器に使っています。
お雑煮にもぴったりでオススメ。
是非、ケルセンのwebサイトをごらんあれ。
(お友達のSHOPなので、あからさまに宣伝!)
とうことで。
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その6
ダウトな事。
意外だけど、すでに盲腸のような、つまり普通の人は知らなくてもいい事。
メモリカードへのアクセスランプはこんなところにあります。
光ってるの撮り損ないましたので赤く塗ってみました、すみません。(面倒なので取り直しはしない方向で)
苦肉の策?
というか、ここはどうなんだろーなー。
見えないよねー。相当暗かったら見えるかも、ですが。
知らなくてNEX-5N使っている人も全国には100人くらいはいるかもしれない。
ということで、この場所のアクセスランプはダウト。
で、そのアクセスランプの向こう側に見える○に−の字を組み合わせた記号。
これももはや普通の人には意味不明で、そもそも存在していないカメラも多いし、もっと言えば知らなくても何にも困らないようなモノなので、これはまあここにあろうと無かろうと問題はないかな、と。
ただ、私みたいにフィルムの一眼レフを使っていた人間にとってはアタリマエの記号で、というかこれは本来軍艦部にあってしかるべきもので、ほとんど使った事はないけれど、あれば何となく安心? する記号だったり。
フィルム(面)の位置はここですよーっていうガイドです。
言い換えるならば、NEX-5Nって、かろうじて? カメラでありたがっているのかな、と。
DMC-GX1? こっちはハナからカメラになりたくてしょうが無いオーラを纏っていますから、当然軍艦部にあります。E-P系にも、ね。
以上、新年早々、どうでもいいお話でした。<(_ _)>
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その7
タイトルは「空に合わない」
私のカメラの評価基準の一つに、「空に(雲に、と言い換えるべきでしょうけど)AFがビシバシ合うか?」という項目があります。
結構苦手ですよね、雲。
位相差、コントラスト方式の違いによらず。
で、NEX-5Nがどうかというお話なのです。
今日はNEX-5NとGX1をもって散歩に出かけました。寒かったです。
気温はどうでもいいんですが、どうでもよくない話がNEX-5NのAF。
AFが合わないんです、雲に。
NEX-5もダメだったのでわかってましたけど、正直にいって5Nでセンサも変更になっているし、どうかなあ? ってちょっとは期待してました。
でも、ダメでした。
合っている振りして合わない事もあったりです。
少なくともピンポイント系のAFはお手上げで、ゾーン系AFにすると何回かに一回は合っているかも? という感じ。
これがGX1だとビシバシ合うんです。
ちなみにE-P3も雲にAFが合います。
もっと言うと、PENTAX Qも合います。
さらに言えば、OLYMPUS XZ-1も合います。
GXRとS10は……あんまり合いません。
GRD4白は……合います合います
という感じでございまして、がんばれ、SONY、と。
写真は、残月にも雲にも合わないので木の枝に合わせて撮ったりしたわけで。
あと、電線に合わせて撮ったりしたわけで。
それにしても、日本の住宅地って「見上げれば電線」で実に空が狭い。醜い、鬱陶しいの三部作。
ヨーロッパとかから帰ってくると日本の待ちって本当に小汚く感じちゃうんですが、実際の小綺麗さ云々じゃなくて、電信柱と電線と、景観に対する無頓着さからくるものなのでしょうね。実際には日本の待ちの方がゴミが少ないという点では綺麗だと思いますしね。
でも、アレです。
上ばかり見ていると、下にある犬のフンがヤバいです。
ちゃんとマナー守っている人も多いのですが、子供だけで散歩させている家とか最低です。子供はフンの処理しませんね。(する子も勿論いますが)
大人でも(私たちが見ているのに)平気でそのままにして去って行く人も居ますし、日本はもう本当にモラルや道徳という点ではダメかもなあ、なんて思ってしまいます。
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その8
★変わったもの その1
ピシっとした冬の朝をNEX-5Nはお任せでどう撮ってくれるのかなあ、と思って漫然とシャッターを切る。
で、ようやく気付いた。
私は朝一番が文字通り一番アタマが冴えている。
朝型の極致?
そう、冴えちゃってるから気付いた。
NEX-5N、5Nと全っぜん違う。
シャッターボタン押してから、シャッターが切れるまでのタイムラグが「むっちゃ」短いやーん!
E-P3やE-P2やGX1を持ち出して比べてみる。
体感だけど、μ4/3達とも全然違う感じ。
いわゆる切れ味と言うヤツで。
普及クラスの一眼レフを扱っているのとあんまり変わらない感じ。
で、ネットを調べてみたら「先幕シャッター」らしいですぜ、ダンナ。
なるほど。
スペックとかあんまり見ないで5のマイナーチェンジ、程度に考えていた私はNEX-5Nの変貌っぷりにちょっと驚いた朝でございました。
でもまあ、PENTAXとかオリンパスの方がぼうっと撮っても綺麗な色でるよね、という感想には変わりなし。
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その9
トータルでどっちが薄い? 編
という事で、NEX-5N + SEL16F28とDMC-GX1 + GX14-42の組み合わせだとどっちが薄いの? という疑問で不眠症になっているアナタに贈る(?)GXR+S10の画像。
いやあ、S10ってやっぱりISO400でもザラッザラだね、という作例……じゃなくて、フードを付けた実働サイズ(フードなしでは持ち歩かないので無しのサイズなんて無意味、というのが「個人の感想です」(。・ω・。)
まあ、一目瞭然ですね。
NEX-5Nはマウント部分をボディから飛び出させる手法でボディが薄いように見せかけていますが、それでもGX1より薄いのがわかると思います。
厚い厚いと言われるSEL16F28ですが、レンズ単体どうしではそれほど分厚いわけでもないのもまたわかっていただけるかと。
単焦点同士の比較になるとGX1というかμ4/3勢の勝ちになりますが、フォーマットの差を考えるとNEX、がんばってるんじゃなイカ? という評価をしてあげてもいいような気がしたりしなかったりします。
NEXにこそ、GX14-42のようなレンズが望まれているような気がしますが、μ4/3よりフォーマットが二回り以上大きいので、難しいのでしょうねえ。
これまでの仕事を見ていると、こと小型で高性能なレンズ開発能力はPanasonicの方が一枚上手だと思いますし、どうなんでしょうか。
2012年は、小型で高性能、というのがトレンドになるんじゃなイカというのが「個人の感想です」(すみません、なんか夜中の通販番組を垂れ流していてすり込まれました)
SEL1855にフード付けると、気軽に鞄に放り込むサイズじゃなくなってしまいますが、24mm相当の画角の単焦点でいい、ということならかなりイケているサイズだと思います。
二枚目の写真でわかるとおり、フットプリントは圧倒的にNEX-5Nが小さいですからね。
あと、グリップも断然NEX-5Nの方がホールドしやすいです。
ただ、私は全然オッケーなんですが、NEX-5Nのグリップは高さが短すぎてダメな人もいるかもしれません。
そういう人にはGX1の方がしっくりくるはず。
それから、レンズが大きく重くなるほど、NEX-5Nの中指と薬指の一部で支える形式のNEX-5Nは頼りなく感じてきます。マウントアダプタLA-EA2などを使う場合も同様。
そんな時はちゃんと左手でレンズがわをホールドしてやればいいのですが、右手だけで持とうとする人が多いようなので、そういう評価が定着してしまう可能性もあり、です。
◆SONY NEX-5Nで撮る、我が家のお雑煮シリーズ その2
またもや同じお雑煮。
だけど、埋もれていた生麩達を上に。
隠れているけど手前の黒っぽいのはヨモギ麩
手鞠麩も含め全部生麩。
生麩は関西の産んだ世界遺産!(またいい加減な事を……)
天目の酒器はたぶん我が家で一番高価な器かなあ。
さすがの私も購入するのに店先でかなり悩んだ記憶が……。
おせち類は、我が家ではお重には盛らず、都度大皿に取り出して食べる習慣。
乗り切れない煮染めや数の子や他にもいろいろあるけど割愛。
今年の大失敗は日本酒が偽物だったこと。うっかりして醸造用アルコールで辛口っぽく装った世界に恥ずべきお酒でした。(>_<)
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その10
タイトルは「空の解」
いろいろ試しましたが、結局、NEX-5NのAFが空については使い物にならない事を再認識しただけでした。
ただし、逃げ道はあります。
そう。
ピーキング機能の存在です。
つまり、AFを捨てる、という事ですけれど。
これが他社の場合、AFをMFに切り替えても即幸せな解が得られるわけではないんです。MFの合焦がわかりにくいからです。
背面液晶ではイマイチわかりにくいから、EVFが欲しくなったりするわけです。
でも、NEX-5Nなら、MFにはピーキング機能があります。
これがあれば静物を撮るというシチュエーションに限定しますが、あまり苦になりません。
距離指標などがないモダンレンズでも、ピーキング機能があれば無限遠などは困りません。むしろ距離指標なんかアテになりませんからない方がいいくらいです。
ノーファインダーでパパっと撮る為にあらかじめ距離を合わせておく、という用途で距離指標を使う場合はどうしようもありませんが……。
そんなわけで、NEX-5Nで空(雲)を撮るときはピーキング機能を使う、というのが一番ストレスのないやり方だという結論に至りました。
そこで問題になるのが、AFをMFに切り替えるメソッドというかインタフェイスの設定です。
α900みたいにAF/MF切り替えボタンがあれば一発なのですが、ただでさえボタンが少ないNEX-5Nにそれはありません。
要するにボタンのカスタマイズ機能を使ってアサインする事になるわけですが、どちらにしろ1アクションで切り替わる訳ではなく、最低2アクション必要になります。
私は空をよく撮ります。その日の天気を記録するみたいに毎日一枚以上は撮っています。だから雲にAFが合う、合わないが常にきになるのですが……
で、NEX-5Nで撮るときもササっと合焦させてとりたい。
じゃあ、どのボタンに何を割り振るか……という事になるわけです。
いろいろ考えた末、十字キーの右ボタンに割り当てました。
ボタンを押して切り替えモードに入り(1アクション)、十字キーあるいはホイールでMFを選ぶ(2アクション)。
という方式です。
この辺は触りやすいので気付かないうちにAFがMFになっていたりしそうですが、使ってみておいおい変更するかどうかを考えようと思います。
Cボタンには5つの項目のショートカットを登録出来るようになっていますから、当初はこっちにしようと思っていました。でも、場合によってはこちらだと3アクション必要なので、どうかなーと。
まあ、この辺の割り当てなどを自分の使い勝手に合わせるのも使っていく楽しみの一つなので、いろいろ探りながら楽しもうと思っています。
ちなみに2012年最初にシャッターを切ったカメラはNEX-5Nでした。
かなり気に入っているなあ、と自分でも思います。
惜しむらくはやっぱり標準ズームのでっかさですかね。
標準ズームとして単体で見ると大きいわけではないのですが、フード込みで本体と比べると、ね。
普段使いの標準ズームにほれぼれするような画質などは求めませんから、PanasonicのGX14-42のようなズームが出れば、NEX系はμ4/3を食うかも知れません。
言い換えると普段使いの標準ズームとして、GX14-42以上のズームレンズは今のところないと思います。私は画質的にはあれで充分だと思っていますし。
で、空の写真はNEXのAE(というかDRO)とレンズ(コーティング?)の優秀さを証明する一枚かな、と。プログラムAE。DROはオート、露出補正無し。
向こうに写っているのは残月じゃなくて太陽。
見た目はまぶしくて目も当てていられないほどの状態でしたが、シャッターを押してみると私の思惑通りの出来に、1ショットで終了。
他のカメラだと露出補正などいろいろ考えるところです。
◆SONY NEX-5N ショトーレビュー その11
タイトルは「ISO3200が常用感度になった世界」
世界は大げさだけど、一つの世界が変わったから、あるいは生まれたから新しい世界がまた生まれる、という程度の意味。
もしくは、勿論NEX-5Nだけの話じゃないけどね、という感じ?
写真は、マイホームタウン 小野原地区にある天ヶ瀬家御用達? の洋菓子屋さんエスト・サブロンのお正月風ショートケーキ。
何がお正月風かというと、軍艦部(いやいやいやいや)に載った丸いホワイトチョコの柄……かな。
正体はイチゴショートの軍艦部(いやいやいやいや)にプリン(このお店はプリンが売り)の切り身を並べて、言祝ぎ感溢れる? 柄入りホワイトチョコをのせただけなんですがね。
「なんか、洋菓子食べたいよね」という乗りで猛吹雪の中、ひとっ走り買ってきたものですが、ISO3200で手持ち撮影。
何が言いたいのかと言いますとですね。
以前はネットで画像入りメッセージを発信しようとしたら、自分でWebサイトを構築する必要があった流れがブログへ移行し、今はtwitterすら公式に画像をサポートするわ、こうやってドラッグ&ドロップでgoogle+に簡単に張れるわ、そもそもケータイの画質が人や目的によっては充分になってきているわで、以前のように「クオリティ命」な写真である必要がなくなってきているわけです。
それはもうテクノロジーの進化と反比例するかのように必要な画素数は低下し、画質すら横500ピクセルくらいあれば事が足りちゃうっていう要求水準の相対的な下降線が見え隠れしているわけで。
それを思うと、合計60w程度の白色蛍光灯に照らされた開けっぴろげ25畳くらいのリビングの片隅で(要するに暗い)左手で持った皿の上のケーキを、右手だけでパシャってやってこれくらい写れば、今回の私の要求水準計のメーターなんて振り切れまくっているわけで。
この写真はSEL1855という暗いレンズで撮影したのでISO3200(オートの上限)まで上がり、おまけに手ぶれ補正が効いているので、実はピクセル等倍でもブレてないのですが、多少ぶれてても縮小してPSのスマートシャープなどぶっかけて、ノイズをさらっと乗せればGoogle+投稿やブログにはもう充分だろうなって思います。
闇雲に低感度に固執して、三脚立てて、ミラーアップして、リモコン使って……なんていう行為だけが満足のいく写真を得る為の、ひいては満足できる画像を楽しめる王道だなんて思っていた時代もありましたが、片手ケーキ、片手撮りでこういう写真を撮っていると、こういうユルーい楽しみ方も楽しいなあ、って真剣におもってしまいます。
勿論王道上等! ですが、最近の私は王道はどうでもよくなりつつあってヤバいです。
ISO3200が満足できるかどうかなんて人それぞれでしょうが、NEX-5Nなんかをつかっているとそんな事を考えてしまいます。
ちなみにRAWではなく、jpegのみ。トリミング無し、でございました。<(_ _)>
◆SONY NEX-5N ショトーレビュー その12
という事で、SEL16F28とVCL-ECU1の「スクランダー・クロス」(意味不明)的ウェポンの解像感チェックです。
全体像と、等倍切り出しを4枚。
見比べてみました。
右下の看板? の文字がどれくらいはっきりするか、でチェックするとだいたいの感じがつかめるかも知れません。
さすがに解放ではボケっとした感じですが、それでも記念写真的なものには充分じゃないでしょうか。
空間周波数が比較的高いこの場所の描写としては、私的にはf4でも充分かな、と思えますが、f5がモアベター。でもムリにf5にするまでもないかな、という感じです。
この後さほど解像感は上がりません。
で、f8になると回折現象が出始める感じです。
135換算画角18mm相当の切り出しなので、かなり意地悪な重箱突っつき系ですが、ここまで写れば私は本当に充分だと思いました。