(初出:2011/06/11)
(XZ-1)
サブタイトル:「カメラではない。計器である。あまつさえβ版だ」
当初はそんなタイトルで行こうと思っていました。
でも、実機を触るとこのサブタイトルは間違っている事に気付きます。
サブタイトルを修正してみました。
「カメラ機能付き計器。ただしβ版」
そう。
SD1はぎりぎりカメラです。
動画機能とライブビューがないのでコンテンポラリなカメラとまでは言えませんが、SD9やSD10あたりを知っている人間としてはSD1を使うとものすごく感慨深いです。
お約束? のCFの話がどんどん先になりますが、まずはカメラになった武藤さんのお話しを少し。
つか、CFのテストとか、もうどうでもいいですよね?
という事で今回はボディについて。
ボディはしっかりしています。
「とても」しっかりしています。
SD15と比べると感触の違いから水ようかんとカラスミほどの差を感じます。
わかりやすくどちらも羊羹で例えるなら、Nikon羊羹とダイヤの山羊羹くらいの差になります。
いや、武藤さんはダイヤの山羊羹というよりもむしろ西口屋本店の落合羊羹と言うべきかも知れません。
しっかりしているだけで無く、たぶんかなりの堅牢性を持っていると思います。
私はD3系は結局買いませんでしたが、D1からD2Xまでは購入しました。
はっきり言ってNikonのD2系より堅牢性は上です。少なくとも持った感触では!
象に踏ませるとどっちが勝つのかわかりませんが、私は武藤さんの圧勝じゃないかと思います。
D2xとか、実はマグアロイというだけで実際の剛性なんて不明です。
その点、E-1とかE-3の方が絶対丈夫だと思います。どっちもニギニギしていた私が言うのですから私としては間違いありません。
で、武藤さんですが、そのE-3よりも剛性感があります。
もっとも私の言う事を信じてはいけませんけど(私は私を信じていますが)。
そんなわけでSD15の後継機じゃなくて、明らかに上位機種なんだなと感じる触感を持っています。
ついでに言うと、実にグリップしやすいです。
私はK-5が大好きなのであの武藤さんもK-5くらいの大きさになって欲しいのですが、グリップ感はサイズに余裕がある武藤さんの方が断然上です。
K-5が身長145cmのトランジスタ・グラマーだとすると、武藤時子さんは身長169cmで水泳部、そして貧乳、という感じだと思われます。
ボディについてはまあ、そんな感じで。
ちゃんとした撮影はできませんでしたが、帰りのバス停の側に紫陽花が咲いていたので、色のチェックに一枚ポシャリと。
レンズは17-50/OS プログラムオートでAWBです。