趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★XC60 SE T5総括

クルマ

VOLVO XC60が我が家にやってきて今日で丁度1年経ちました。(初出:2015/10/03)

もはやVOLVOといえば「D4」で、よくできたディーゼルエンジンはとっても羨ましいですが、T5にはT5の良さがあるってもんです。

で、1年点検です。
色々やってもらって、交換してもらって、全部タダ。(・∀・)
消耗品まで含めてロハというのはありがたいものです。
車両代金の中に、これが3年分入ってます。

EVOQUEの時はひどかったなあ。
「LAND ROVER Japanが半額負担します!」という微妙なサービスで、実はその半額というのがクセモノ。
同じように1年点検をやって、4万円くらい請求されましたからね。
マトモにやると7-8万かよ! という。

我が家のXC60はアタリ個体なのかハイパワーの2リットルターボで1.8トンというジュニアヘビィ級クラスにもかかわらず、高速道路の燃費は最新のD4に近づくか! 的な数値を叩き出してくれています。

あと、ひょっとして我が家のXC60は狂っているのか、車載コンピュータの燃費より満タン法の方が良かったりして。

どちらにしろ大過なく1年を過ごせました。
満足度は今までの車歴ではナンバーワンです。(・∀・)
1年で12,000km以上走ってますし、私にしては普段の4倍の距離を走っているわけで、どんだけドライブが楽しいんだ、みたいな。

で。
1年、12,000km乗っての現時点での感想を。

・素晴らしいACC
現状、そのアルゴリズムが市販車で最高レベルにあると思われるACCがとにかく快適。高速道路を使ったドライブの疲労度が今までの1/10以下と行っても過言ではありません。何しろ渋滞が苦になりませんから。

・よくできたアイドリングストップ
外気温計が30℃以上では働きませんが、それ以下で働くアイドリグストップ機構が大してウザくないことも特筆しておきます。
ストップ後、ブレーキから足を離してアクセルに移動させた時にはもうちゃんとエンジンがかかっているので「待ち」感ゼロです。
最初からそんな感じでしたが、途中で制御プログラムの大規模なアップデートがあり、それを適用するとストップからエンジンスタートまでのクランキングがさらに短い時間でエンジンをスタート挿せるようになり、より快適になりました。
アイドリングストップを嫌う人が多いのは、そのクルマのアイドリングストップの制御が下手クソで、イラっとする動作だからでしょう。不快じゃないアイドリングストップ制御のクルマもあるという事は知って置いて欲しいところ。
一旦停止など、アイドリングストップ自体が煩わしいシチュエーションでは、XC60の場合はATのセレクタをポンっと助手席側に手で弾く(サッと押す感じ)とスポーツモードになって自動的にOFFになりますので、目視不要で一瞬でon/OFF制御が可能。普通に走り出したらセレクタを元に戻すだけで、これも視線など移動せずにできます。
D4では無くなったアイドリングストップボタンですが、T5にはコンソールにあります。が、運転中にそのボタンをon/offするのは危険なので、セレクタで擬似的に解除できるロジックは運用として素晴らしいと思っております。
コレに比べたらEVOQUEのアイドリングストップは「二度と作動しないように」しておきたいと思う野蛮なシロモノでした。たぶんあれは底辺レベルの制御だと思われます。

・望外の燃費
一部の車内チューンナップカーを除くと、2リットルターボとしてはトップクラスのハイパワーを誇るエンジンにもかかわらず、1.8トンもある車体の重さにもかかわらず、個人的な感覚で燃費は相当いいです。
少し劣るエンジンで、少し軽いボディだったEVOQUEより、街中ではざっと1.5倍、高速道路でも3割アップの燃費をコンスタントに叩き出してくれます。
D4には敵いませんが、充分納得のいく燃費は満足ポイントです。

・快適なキャビン
大振りでたっぷりしたシート、しかも座面長がたっぷりあるシートは長距離になればなるほどその有難みがわかります。
EVOQUEはシートバックは良かったのですが、座面が小さくてちょっと残念でした。
レザーシートなので夏場はそれなりに蒸れるのは仕方ないところですが、白内装なので夏場の野外駐車場に駐まっているクルマに入り、シートに座る時のあのあっちっちな不快感がないのが救いです。
今は背中にエアコンの風を送り込めるベンチレーションシートなどがオプションで選べるようですが、次は是非欲しいなあ、と思います。
その辺をちょっと徘徊、数十キロ程度のドライブなら必要はないと思いますが、数百キロを楽しむクルマだとあるとさらに疲労は軽減されるでしょうね。
近距離でももちろんあった方が快適なのは確かですが。

・使い勝手のいいラゲッジ
XC60に乗って、「ラゲッジは広ければ広いほどいいな」、と思うようになったのが、ネガと言えばネガ。
EVOQUEの時までは「これで充分」と思っていたのですが、一回り以上広いラゲッジのXC60に乗り換えると「広ーい。最高!」と思ったのはつかの間「もっと広いといいのに!」なんて思ってしまって困ります。
それはつまりラゲッジを活用するシーンがどんどん広がっていって、「もう少し広ければ、ロードが4台載るのに」的な事を考えちゃうからですね。
なので「次はXC90かな。でも金銭的にムリだろうな」などとまだまだ先の事を悩んだりしております。

・コレ無しではもう走れない。「BLISさん」
私は敬意と親愛の情を込めて「BLISさん」と呼んでおります。
一度このおかげで事なきを得た体験があるので、BLISさんにはもう足を向けて眠れません。
いわゆる後方死角にある障害物警報器です。
同じような装備をオプションで選べるクルマは増えてきましたが、VOLVOは「標準装備」で、かつ「車内にランプがある」ところが他車とは一線を画しています。
他車はサイドミラーの外側に埋め込んであるパターン(みんなBOSCHだから?)ですが、ランプが車内と車外とでは視認性が全く違います。
まず視線移動が少なくて済みますし、車内のものは殆ど視界にはいってますので移動すら必要ありません。
(私の場合です。視野角の問題がありますので、個人差はあります)
普段はただ光っているだけですが、ナナメ後にクルマがいるのに車線変更しようとすると「おいこら!」的なブザー音が出て叱られます。
そういう段階制御? みたいなアルゴリズムもよく練られていて、本当に地味ではありますが、実は安全運転に大きく寄与しているシステムだと思います。
なんというか、良く気がつく、それでいていつも控えめな優しいメイドさん、みたいな?

・それなりに楽しいワインディング
もちろん、ELISEとは比ぶべくもありませんが、私はXC60でも充分ワインディングを楽しめています。運転自体が楽しくないクルマはやっぱりアレですもんね。
SUVなんてワインディングで速いはずないだろ? とガキんちょは言うと思いますが、「速い」=「楽しい」ではないのですよね。
もちろんさほど速くは走れませんが、マイペースで走って楽しいので何の問題もありません。
ブレーキはEVOQUEよりかなりしっかりしていますし、ちょっと飛ばして楽しむには充分なシャシ性能、エンジン性能(これは十二分)があるクルマでして、少し前の、たとえばV50みたいな「ズブい」VOLVOとは全く世代が変わっていることを実感します。
誤解を承知で言うならば、「ドイツ車と日本車の中間的なフィーリング」とでもいいましょうか。
ドイツ車にも色々ありますし、日本車も色々なので乱暴な表現だとはわかっていますが、そんな感じなんです。

・「優しい委員長」
XC60 SE T5の総合的なイメージはそんな感じです。
もちろん相当アタマがいい委員長です。
勉強だけじゃなくて、体育もそこそこの成績で、ガリ勉などではありません。
地味なので学校のアイドルにはなりませんが、委員長の事をよく知っている人はみんな好きになる。
そんな感じのクルマかな、と思っております。

長く、仲良く乗りたいと思います。