趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★LAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE Coupe Dynamic 2013に関する備忘録

RANGE ROVER EVOQUE Coupe Dynamic

長文ですし、日記みたいなものなので読まない方がいいかと思われます。(初出:2014/08/28)

なので。

★「EVOQUE セキュリティシステムトラブルのその後」

今回は4日で返ってきました。
(それでも4日。もっともインポーターの休日を挟んだのでそんなものかも。というかこの手の業種のサービス部門は休むなよ、とか思うわけですが、そこは超マイナーなインポーターなので人的リソースを考えると仕方が無いのかも知れません。って、こうやってユーザーが甘やかせるからインポーターがイマイチのままなのかもしれません)

今回は表題トラブルに加え一年点検をついでに出したわけですが、
1)セキュリティシステムトラブルについて
→クルマ側のコンピュータを交換して一応解決。「一応」とは、原因は結局不明だから。要するにまた発生するかもしれない、ということ。
◆念のためのメモ
・納車後一年で初めて遭遇したトラブル
・キーは2基ともバッテリを新品に交換した所なのでキー側の電圧低下などによる認識不可によるトラブルではない
・つまり、多分原因はクルマのネゴシステムにあり
再発生しないといいんですが。

2)シートのオートボジショニングに関するトラブル(これは一年点検のついでにお願いしていたトラブル)
→ディーラーでは発生せず。よって様子見
◆メモ
どんなトラブルかというと、EVOQUEには運転席・助手席それぞれ独立してシート位置を3つメモリーできる機能があります。これは我が家のように運転するドライバーが複数いる場合、必須とも思える便利機能で、「1」は私、「2」は同居人「3」は側室か、一緒にドライブに行く友人がいたら、その際につ買ってもらうとか、そういう感じ。
で。
EVOQUEの場合、このパワーシートのシステムを利用して、ドアを開けると、乗降しやすいように自動的に後ろ側にシートがスライドしつつシートバックが寝る、という動きをするわけです。ドアを閉めると直前のシートポジションに自動的に戻るわけです。必要か? と言われるとアレですが、あると便利なのは確かなギミックです。
トラブルというのは、この機能。ドアを閉めても直前のポジションに戻らなかったり、途中まで戻って諦めたり、というシーンがたまに発生するんです。これは納車直後からの不具合なのですが、メモリボタンを押すとプリセットした位置にちゃんと動くのでたいしたトラブルとは感じておりませんでした。「あ、またか」と言う感じで。なので「何かのついでに診てもらえばいいか」というレベルのモノ。とは言え存在するギミックはちゃんと動いてこそ、ですから治るに越したことはないわけです。
で、出したものの、コンピュータの診断でもエラーはなく、ディーラーに入庫している間には発生しなかったということでございました。マーフィーの法則ってやつですね。

3)一年点検
→ランドローバー車の場合、日本ではオイル/オイルフィルター/ドレンボルト/ポーレンフィルター/エアフィルター/エアコンフィルターのパーツ交換と点検費用が半額、というパッケージが2回分ついてきます。「なんたらケア」というヤツですね。消費税入れてざっと3万円です。これを「安いなあ」と思うのは私の感覚が麻痺しているのかもしれませんが、ランドローバーって普通にオイルのみ交換してもざっと2万とかなので。
つか、今気付いたけど春にオイル交換してからまだ3000kmも走ってない。(゚Д゚)
これは……マズったか。_ノ乙( 、ン、)_

4)準リコール作業
命に別状はなさそうなのでリコール系と呼ぶにはいささか大げさでしょうが、要するに
「オンボードコンピュータのプログラムが一部狂ってるロットがあるんだわ。アンタのクルマも狂っているロットだからディーラーに連絡して、とっととバグフィックスしたプログラムと入れ替えとけ」
というインポーターからの物理的というか、リアル手紙が届いた件を併せて。

→今回違和感を憶えたのは「ユーザーから担当ディーラーにコンタクトしろ」という段取り。
今までもいろんなクルマでこの手の○○キャンペーンとか銘打った不具合fixの経験がありますが、輸入車系は全部ディーラー側からコンタクトしてきましたけどねぇ。
VWやヤナセはインポーターからの案内より先に電話くれてました。
この辺にも「ジャガー・ランドローバー・ジャパン」が流行の「おもてなし」をディスろうぜ、と思っている社風が垣間見えます。「ディーラー忙しいんだし、連絡なんてユーザーからさせればいいさ」って感じ?
国産車ディーラーの方がこういうのはちゃんとしてそうなイメージですが、実際どうなんでしょうね。

5)セコイけど、敢えて備忘録には加えておこう
→「一年点検キャンペーン」というハガキが事前に届いておりました。
内容は「一年点検してくれたら、テディベアをプレゼント」というもの。
ええ、予想はしていましたが、テディベアはいただけませんでした。「書いてたんだからくれ」と言ったら(しぶしぶ)くれるのでしょうが、既に1匹持っているのでまあいいか、と。バザーとかに出すと喜ばれるのであってもいいのですがね。ちなみにランドローバーのマスコットがテディ・ベアで、その縫いぐるみです。シュタイフ的なああいう中身がミッチリした重いやつではなく、ハンディモップとして使おうかしらん、てきなスカスカな縫いぐるみです。

6)代車のジャガー XFについて
→アレで600万弱とか、高過ぎ。
一番安いヤツで2.0ターボと思われます。オプション無しの素で570万くらい。オプションつけて走り出しだと、多分650万くらいかしらね。
内装のギミックには笑っちゃいましたが「それ、誰が得するんだ?」と突っ込むしかないわけで。
ちなみに突っ込むべき内装ギミックは、ダッシュボードにあるエアコンの吹き出し口がリトラクタブルになっている、という事です。
どういう事かというと、ダッシュボードに四カ所ある銀色のパネルが、エンジンボタンを押すと「グルン」と回転してルーバーが出てくる、という仕組み。
まさに子供だまし。必要なし。見かけ倒し。というか幼稚すぎる。
でも、実際にオーナーになると毎回これを見てちょっと嬉しいな、と思う可能性も否定出来ないというか。
いや、マジでニヤニヤと笑っちゃいましたよ。で「アホか?」と突っ込んじゃいましたよ、ジャギュワーさんに向かって。
そのギミックを別にしても、内装は良い感じです。
EVOQUEでも感じますが、同じ価格帯のBMWやMBやAudiなんかのモデルと比べても、その英国風の仕立て?はやっぱり一つ二つレベルが上かな、と。主にレザーと木目(風、じゃなくてリアルな木だそうです)の使い方と、とくにステアリングのレザーのフィーリングがドイツ車とは全く違うので、ジャギュワーやレンジローバーのソレを「これはいいな」と思っちゃうとドイツ車のステアリングはプラスチック製みたいに感じちゃいます。
ぱっと見は「へちゃっとしてて、うすら長い」感じ。長すぎて借りている駐車場だとスペースからはみ出るんですよね。でも全体のデザインはカッコイイかな、と。個人的には前後のオーバーハングがでっかいクルマは評価しないので自分で買うことはアリマセンけど。
BMWの5の安いやつと同じ価格帯だな、と思って妄想比較をすると、フツーはBMW買うでしょ?と思いますけど、あの内装はBMWではありえないので、「内装でじゃぎゅわー選んだよ」と言われると納得出来る感じ。
マイカーって結局は外観眺めている時間より、圧倒的に運転している時間が長いわけで、だとすると内装が気に入る事の方が大事だとも言えますね。
そういう意味ではEVOQUEの内装になれてしまうと、ちょっと他のSUVに乗る気にはなれない感じです。特にドイツ系のSUVは内装をもっと考えた方がいいなあ、と長くドイツ車に乗っていた私は思います。
VOLVOは英国車ともドイツ車とも違う文法で内装やってますが、アレはちょっと惹かれるところがあります。
日本のSUVの内装?
いや、ちょっと勘弁して欲しいというか。いい意味で!(・∀・)

ええ、全部個人の感想ですから!

 

※写真はLAND ROVERさんからお借りました。