趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. H-HS12035ちょっとだけレビュー

(初出:2012/06/21)

見てくれについて

「きさまは、レンズに見てくれを求めるのか?」
と問われたら、私は胸を張ってこう答えたい。
「しれた事。むしろ描写より見てくれだ!」と。

いえ、まあ極論です。
でも、見てくれがいい方がいいじゃないですか。
あと、見てくれがいいレンズは描写もいい場合が多いんです。
これは都市伝説でもなんでもなくて、コレまで様々なレンズを買っては捨て買っては捨てを繰り返してきたからこそ勝ち得た法則とでもいいましょうか。

いえ、そう言う話はどうでもいいんです。
あと「見てくれ」と適当な四文字の単語を使って曖昧な表現をしていますが、私は主に「造型」と「質感」、主に質感を重視しているわけですが、このGX12-35 f2.8はどちらも結構良い線を行っていると思います。
ええ、赤いXという文字とか化粧部分には色々言いたい事はありますが、質感はかなりいいです、このレンズ。
micro4/3用のレンズではNo.1かな? とさえ思います。
M.ZD12mm f2.0って、なんか金属鏡胴なのにどうにも「ぷらっちっく感」が漂うのでイマイチですしねえ。

で。
GX12-35ですが、マテリアル的には金属鏡胴。塗装はクリア塗装が施されていて、要するにテカっとした黒いヤツです。
そのマテリアル的に「惜しい」と思うのは、ズームリングのローレット。
ゴムなんですよね。
まあ、ゴムが基本でしょ? というご意見はごもっともなんですが、SONYのNEXや最近のM.ZDはローレットからゴムを撤廃したデザインで責めてきていて、私としてはそれはアリだと思っているわけです。

ゴム、キライなんですよ。
ええ、「あっち」の意味ではないですよ。(・∀・)
糸くずとか埃とか尽きやすいし、しらっちゃけて来るし、者によっては伸びたりずれたりするし、つ買って言う空地にヒビいくし、切れるし。
なのでカール・ツアイスのレンズの金属のローレットを触るたびに「これがいいよね」と思うわけなのです。
当てると山が潰れてみっともないとかいう説も理解できますし、山が潰れたローレットはちょっとがっかりしますが、使い込んだ勲章だと考えるとそれでいいと思います。
しらっちゃけたり、伸びたりズレたりヒビがいったりキレたりするゴムの方がよほどみすぼらしいわけで。

このGX12-35が「惜しい」のは、ズームリングはゴムのローレットなのに、ピントリングのローレットがアルミ(たぶん)なんですよ。
どっちもゴムなら「ふーん」で終わっていたはずなんです。
でも、ピントリングだけ!!!
こうなると、
「なんでズームリングも同じようにしなかったのか」と叫びたくなるわけで。
たぶん作り手としては正当な? 理由があるのでしょうが、で、あればその理由を是非聞きたいなあ、と。

なお、ズームリングもピントリングも操作フィーリングは極めて良いと思います。
グリスがたっぷり入ったMFレンズのフィーリングと比べてどうのこうのというのは嫌われる老人のパターンその1ですからね、と言っておきます。(・∀・)

「デザインいいね。あと、ズームリングのローレットが金属だったらもっといいのに」

とまあ、一行で済む感想をいつものように長々と書いてしまう私はpomera搭載のATOKは使えない、ということで。(。・ω・。)

写真は、E-M5に取り付けた広角端12mmの歪曲チェック。
かなりいいと思います。