にゃんぱすー(‘ω’)ノ
待っても待っても待っても待っても!
来ないンです。
出ないんです。
何が?
DEFENDERの不具合が、ですよ!!
何ということでしょう。
6000km走っても「毛」ほどの不具合も出ないなんて……。
これは完全に想定外です。
こんなことがあっていいわけがありません(?)。
……だったら仕方ない。
あまりにも何事もないので私はしびれを切らしました。
そう、不具合の発生を待たずにDEFENDERを乗り換えることにしました。
◎次のクルマを考える
今回は欲しいクルマが出来たから乗り換えるのではありません。
DEFENDERから別のクルマに乗り換えたいから乗り換えるのです。
これはそう、原因は全く違えど、同じLAND ROVERのEvoqueから乗り換える時と同じシチュエーションです。
あの時はフラッと訪れたVOLVOのディーラーでXC60と運命の出会いを果たしたのでしたっけ。
そしてXC60は私にしては珍しく車検を通してけっこう長く乗ったのでした。
今回はどうなるのか?
早速考えていきましょう。
◎理由
おっと、忘れていました。
乗り換えを決心した詳しい理由を書いていませんでした。まあ、ご想像の通りです。
デカくて重くて小回りが利かないので「やってられまへんわ」と切れました。
私にとっては恐竜みたいなもんですわ。
でも、ありがとう。
短い間だったけど楽しかったよ、DEFENDER!
という感じです。
うん。デカさと重さと小回りが利かない点、ようするにサイズを除くと総じていいクルマでした。
以上、詳細な理由でした。
◎大前提がある
そうなんです。
今回は乗り換えに当たって「縛り」というか大前提があるんです。
それは「カネは1円も払わない(払えない)」です。
そう。
カネは払わないけど代わりにDEFENDERを払う、つまりDEFENDERの下取り額で賄える範囲のクルマにするということです。
おつりがあればモアベターです。スタッドレスタイヤが買えるから……。
◎テーマは「ダウンサイジング」
こうなることは織り込み済みだったので、実は密かに?候補車はリストアップしておりました。
サイズダウンは当然なのですが……。
ただ小さくするなら軽自動車になってしまうので、そこは極端に降らないで、まずは一歩ずつ……というわけで、今回はダウンサイジング第一章ということでDセグメントからチョイスする方向性です。
まあ、Macan GTSサイズに逆戻りするという感じですね。あのサイズなら不便ながらも長年乗って来たサイズで慣れているので加齢を考慮してもセーフかな、と。
◎候補車
・Dセグ
・SUV
これが候補となります。理由は後述します。
そしてこれとは別に今回のクルマ選びにおいては
○納期が短い
事も最重要事項の一つです。
理由はスキーに行くから。
これは「実際のスキーシーズンに間に合えばいい」という意味ではありません。
スタッドレスタイヤが買えるシーズンに間に合わなかければならない、という意味です。
希望のサイズやブランドの問題もありますし、そろそろ動いてもいい時期なんですよね。
勝手な憶測としては10月中がリミットかなって思っています。
それから感情的な問題。
乗り換えると決めたなら早ければ早いほうがいいというのが老い先短い界隈を生きている人間の魂の叫びってやつ……かもしれません。
余命はさておき、こういうマインドになると3か月とか半年とか、ましてや9か月とか絶対待ちません。
MacanやDEFENDERみたいに待つのはもうこりごりです。
なのでこれからはもう「在庫車から選ぶ」事にして、特にもっともネックになるであろう外装色の好み関しては基本的にこだわらない事に決めました。つまり他に選択肢がないのであれば黒でもOK白・グレーどんと来い、ということです。
加えて今回は「もう輸入車にはこだわらない」事も決めました。
私が日本車と決別して輸入車にしか興味を持たなくなってからはや30年。今では日本車もかなり良くなっていてヨーロッパ車にかなり近づいてきたと思います。
いや、一部では追い抜いてむしろ目標にされているクルマもあるでしょうけど、Dセグ以上のクルマに関してはまだ少し超えられない壁があるようです。
でもそれも内燃機関時代の話。これから確実に訪れるであろうEV時代に入るとプレミアム系ヨーロッパ勢がもつブランド的な資産が通用し続けるとは思えませんしね。
ともあれ候補車に日本車が入るのは30年以上ぶりで、個人的にはこれはかなり大胆な方針転換だと言えるでしょう。
○必要装備(もしくは「Dセグメントを選ぶ理由」)
・ガラスサンルーフ
・シートヒーター
・ステアリングヒーター
・シートベンチレーション
この4つの装備は必須です。
プライオリティが高い、ではなく「必須」です。
特にシートベンチレーション。
Macan GTSで初めて体感したんですが、これがないともう日本の夏は過ごせません。
人間、一度快楽というか贅沢を覚えると、それを手放すの難しいんですよね。
そしてこれらの装備をすべて満たすのは現時点ではDセグメントのクルマくらいになってしまいます。
Cセグメントでも装備している(できる)クルマはあるのかもしれませんが、Cセグメントまで「降りてくる」のはもう少し待たないといけないかもしれませんね。
たぶんN-BOXの次のフルモデルチェンジの時期には軽自動車でもシートベンチレーション機能が選べるようになっているんじゃないかと思います。
BセグやCセグでこれらの装備が選べる時代が来ることを願ってやみません。そうなれば次の次のクルマはさらにダウンサイジングが可能ですからね。
○クルマに求める基本機能(もしくは「SUVを選ぶ理由」)
路面とボディ下面とのクリアランスが大きい方がバーサタイル性が高まるじゃないですか。物理の法則ってやつですよ。つまり最低地上高がある程度欲しい=SUVだよね、という単純な理由です。SUVの方が選択肢が断然多いですからね。
○候補車一覧
今現在、「これは欲しい!!!」というクルマはないんです。それからDEFENDERに乗ってから私はクルマ好きとしてのステージが一つ上がったようで、クルマ選びに於いて、今までになくフラットなモノの見方をするようになった気がしております。もちろんこれはヤダとか未だにあるこだわりみたいなもはあるにはあるんですが、そういうのはかなり薄れてきたと感じています。
そんな感じで私が「譲れない」と掲げた要件をすべて満たす、とりあえずの候補車は次の通り(アルファベット順)。
・AUDI Q5(sportback含む)
・BMW X3
・MAZDA CX-60
・Mercedes GLC(クーペ含む)
・MITSUBISHI アウトランダーPHEV
・SUBARU フォレスター
全部乗りました。
◎候補車を絞る
○MAZDA CX-60
納期は1ヵ月以下ということで、素晴らしいですね。
ちょっとした上り坂やワインディングも走らせてもらったおかげもあって、日本車もここまで来たんだなあと大きな感銘を受けるほどいいクルマだと思いました。
ただ、時期が悪かった。
時期というのはMAZDA側でも店側でもなく、極めて個人的な問題です。
それはDEFENDERから乗り換えるクルマだったということ。
同じディーゼルターボエンジン、同じ直列6気筒エンジン、ほぼ同じ排気量。
これが何を意味するのかお判りいただけるでしょうか?
そうなんですよ。絶対的な評価よりどうしても相対的な評価、つまり感情が理性の上に立って評価してしまうんです。
エンジンの出来が違い過ぎました。
もちろんいいエンジンだと思うんですよ。話を聞くと燃費なんかはDEFENDERのエンジンとは比べ物にならないくらいいいらしいんです。排気量はCX-60の方が10%も大きいのにも関わらず、です。
でも、フィーリングが……。
DEFENDERに乗ったあとでCX-60に乗り換えると……こういう言い方をするとCX-60オーナーの方には申し訳ないのですが……それでも言わせてもらえると、がさつというか粗削りなフィーリングが目立つんです。格下感といいましょうか……。この辺りは補器類とか熟成にどれくらいコスト(カネ)をかけているかの差でしょうね。MAZDAもどんどん熟成させてくれるでしょうし、今後に期待したいエンジンです。次の乗り換え時のタイミングだとCX-60がフルモデルチェンジしていてエンジンもリファインされているでしょうから、その時にまた候補としてあげたいと思います。
あとは……インフォテインメント系がドイツ勢に比べるとショボすぎて、見比べるとがっかりしちゃうだろうなと思いました。
というわけでCX-60がまず候補から外れました。
○SUBARU フォレスター
これもほぼ同時に候補から外れました。
理由は納期です。
ええ、3か月くらい待ちらしいです。
一度SUBARUのボクサーエンジンには乗ってみたいと思っているので今回はその時かなって思っていたのですが……。ご縁がなかった感じですね。
クルマは……悪くないというかいいと思いました。
ただ、私はハイブリッドより1.8ターボの方がいいなと思ったんですが、こちらは「外せない」と思っているシートベンチレーションがつけられない。こちらの納期は2か月でギリ待てるかなっておもったんですが……。
じゃあハイブリッドで?となると納期は来年という感じ。
というわけで残ったのは4車種。
・AUDI Q5(sportback含む)
・BMW X3
・Mercedes GLC(クーペ含む)
・MITSUBISHI アウトランダーPHEV
次回「ホントに乗り換えたるのか?」編に続く?
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