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★【MITSUBISHI DELICA MINI】スタッドレスタイヤ&ホイールセット

DELICA MINI

ちゃろー(‘ω’)ノ

夏タイヤに履き替えました!

だがしかし。
今回はスタッドレスタイヤとホイールのお話でございます。

今年はドカ雪の年でしたね。
マイホームタウンに雪が積もるのは例年2、3回程度です。
そして今年も3、4回でした。
平年並みですね。
雪国と違い積雪とあまり縁のない大阪なんてこんなもんです。
しかも積もっても半日も経たずに溶けてなくなるのが常ですね。

何が言いたいのかというと「私の生活圏ではスタッドレスタイヤなど不要」ということです。

◎果たしてDELICA MINIにスタッドレスタイヤは必要なのか? 問題

というわけでスキードライブに供しない生活圏のサンダルとして購入した2nd.カーのDELICA MINIにスタッドレスタイヤを履かせるつもりはありませんでした。
当初は。

そうは言っても大阪だって数年に一度プチな交通マヒが発生する程度の積雪実績はあります。
つまり「雪に縁のない生活圏サンダル車」とは言えどもその対策は怠ってはなりません。
なので冬季に入ったら昨今流行りの?「布チェーン」を常備しておけば充分だろう。
そう考えていたわけです。
当初は。

いやまてよ。
私ならそれでオッケーでしょう。タイヤチェーン脱着なんて死ぬほどやりましたし、そもそも私はいろいろあってその辺の大阪人ドライバーとは降雪道路の経験スキルが段違いと自負しております。
しかしDELICA MINIの主たるドライバーは同居人になること、実家との距離もあるので早朝出発や夜間帰宅することが多々あること、我が家の周りは降雪はなくとも凍結は頻繁に起こる……。
などなど最悪の事態を考え、結局当初の計画を変更することにしました。
つまり「やっぱりDELICA MINIにも冬季はスタッドレスタイヤを履かせる」ということです。

◎狙いはタイヤ&ホイールセット

となると話はタイヤだけでなくホイールセットで考える必要があります。
この辺りは個人の考え方次第ですが、タイヤのみを入れ替えるよりホイールとセットになっている車輪そのものを入れ替える方がいろいろと面倒がないだろうというのが私の「好み」でございます。
頻繁にタイヤの入れ替えをするとタイヤのビードとか傷みそうですしね。

◎「おすすめ」されるままに購入

ゲレンデ・エキスプレスとして使うクルマのスタッドレスタイヤに関してはちょっとうるさい私ですが、ほぼ市街地走行しか考慮しなくていいDELICA MINI用となると「特に希望はない」みたいないきなりノープランなアタマになってしまいます。

というのもゲレンデ・エキスプレス用のスタッドレスタイヤを選ぶ際、私の場合は雪上や氷上性能よりもむしろコーナリング剛性とコンフォート性能でチョイスするのが私の選び方です。もう少し詳しく述べるなら「高速道路での快適性」を重視するということです。
理由は当然ながら走行距離の大部分が積雪がない高速道路だからです。

雪上や氷上でのブレーキ性能なんかはもちろんスタッドレスタイヤとしてものすごく大事な要素ではありますが、非積雪地帯に在住するドライバーのスキードライブ用途で選ぶ場合、そちらを重視する意味合いはあまりありませんから。
そもそも降雪地帯のドライバーじゃありませんので雪国に入ると借りてきた猫走行に徹するわけですよ。経験とスキルが段違いな私ですら、いやだからこそ雪道なんて細心の注意を払いつつ慎重に慎重を重ねた無理のない走行しかしません。要するに下道だとぶっちゃけ最新のスタッドレスタイヤならどれでも問題ないと思います。

これはDELICA MINIの場合にも当てはまる考え方と言えるのです。
強いて上げれば雨天時でのブレーキ性能があまり落ちないもの、そしてDELICA MINIはそこそも距離を走る(多い月は2000km以上)ことが想定されますので耐久性がそこそこあるものが望ましいという感じでしょうか。

○スタッドレスタイヤはDUNLOP WINTER MAXX03

そんな感じの私の話をうんうんとうなずきながら聞いてくれたタイヤ屋のお兄ちゃんが「そんなあたなに」と勧めてくれたのは日本メーカーのスタッドレスタイヤでした。
その名もダンロップ WINTER MAXX03。

「おー、ダンロップかあ」

振り返ってみると車歴はそこそこ長いにも関わらず私とダンロップのタイヤはほとんど接点がありません。
スタッドレスタイヤとしては当然初めて履くタイヤですが、微妙な知識というか経験はあります。
それは「雪国で走っているレンタカーはダンロップのスタッドレスタイヤを履いていることが多い」というもの。
冬の北海道や信州で「わ」ナンバーのクルマを見るたびに、私は興味本位でよくタイヤのブランドをチェックしているんですが、「わ」の装着タイヤはダンロップ率が高くて「へえ~、ブリジストンじゃないんだー」って思っていたんです。
特に冬の札幌なんかだと「北海道のスタッドレスタイヤといえばブリジストンのブリザックでしょう」的な先入観があるので「あれ?意外にダンロップ装着率、高くない?」なんて思っていたので印象に残っているんですよね。
実際にそうなのかはわかりませんが、私がチェックしたレンタカーは結構な比率でダンロップだったんですよ。

とまあ、お兄さんがダンロップを進めてくれた時にそのことを思い出しました。
つまり「もち」がいいんでしょうね、ダンロップ。
お兄さんは私の仕様用途を聞いてそのあたりに強いスタッドレスタイヤを推薦してくれたに違いありません。
知らんけど。

ちなみに前作であるWINTER MAXX02の方が「ライフ」は長いそうですが。

商品詳細|WM03|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式

総合性能でえらんでくれたってことでしょうね。
あと03の方が儲けが大きいのでしょう。

○ホイールはRAYS TEAM DAYTONA M9+ Spec m

次にホイールです。
当初はスタッドレス用には適当に安いホイールを選ぼうと思っておりました。
だって安い方が安上がりだもの。アタリマエですけど。
無職の年金生活者としては出費はできるだけ抑えたいですからね。

が、しかし。
DELICA MINIが納車されて実物を眺めているとアレなんですよ。
なんかこう、うーん?と思っちゃうんですよね。
何がって、ホイールのデザインです。
当初は悪くないというか標準装備なので特に何も考えてなかったんです。
メーカーオプションでチョイスできるホイールもなきに等しい状態でしたし。

が。
ショップに入って思いました。
標準のホイールよりなんかこう、もうちょっとマシなというかDELICA MINIに似合うホイールがないのかな、と。
まあ、場の空気に染まってしまった、いや流されてしまったってことでしょう。
要するにこうです。
・スタッドレスタイヤ→純正ホイールに履かせる=デザインがイマイチだけど短期間だけなら気にならない

・純正のサマータイヤ→新たに購入するホイールに履かせる=常時履くものなのでデザインもお気に入りがいいよね

「てなことを考えてるんですけど」
「なるほど。実はDELICA MINIのオーナーさんは多くの方がそうお考えみたいですよ」

ということでこれまたお兄さんがおすすめしてくれたホイールを見ると私も気に入ったのでスタッドレスタイヤと併せてそのままお願いすることにいたしました。
その名はレイズ TEAM DAYTONA M9+ Spec m

 

「なーんちゃって3ピースみたいな?」的なデザインの1ピース鋳造ホイールです。

M9+ SPEC-M|RAYS(株式会社レイズ)|革新的なハイパフォーマンスホイール
RAYSの「M9+ SPEC-M」のページです。ホイールメーカーのRAYS(株式会社レイズ) 。レーステクノロジーとメイドインジャパンの精密さを融合した高性能ホイール。F1で鍛えたノウハウで、全車種対応の軽量・強靭なデザインを提供しています...

標準のサマータイヤはDUNLOP ENASAVE EC300+という省エネタイヤ。奇しくも夏・冬タイヤともにDUNLOPオーナーに。

ちなみにENASAVE EC300+というのは一般売りモデルではなくいわゆる新車装着用タイヤでございまして、つまりは燃費重視でその他の性能はまあそこそこ?みたいな持ち主にまったく期待をさせてくれないタイヤってことですね。ホンネを言うとこっちもミシュラン……は合うサイズがなさそうなのでコンチネンタルあたりに換えたいんですけど……経済的な問題が立ちはだかるのでもう少し我慢することにしました。

調べてみるとレイズのTEAM DAYTONA M9+というホイールは「DELICA MINIの定番ホイール」と言っていいほど人気のホイールらしいので路上で「同じホイール兄弟」に出くわす機会が爆上がりしそうでなんとなく気恥ずかしいんですが、さらに調べてみるとその一番人気のM9+とM9+ Spec mという私が購入したホイールは少し違うようなんです。
ええ、「Spec m」部分だけ違っております。
見た目は色で、無印M9+は「セミグロスブラック」と「セミグロスブラック/ディスククリアスモーク」のツートーンの2種類ですが、DELICA MINIのオーナーが購入しているのはほとんどがセミグロスブラックらしいです。
対してSpec mは「セミグロススーパーダークガンメタ」という「半艶フィニッシュのガンメタ」なんです。
うーん。個人的にはM9+の黒がよかったんですが、ショップのお兄さんいわく「M9+」だと車検に通らない、それどころか三菱のディーラーから出禁を食らう可能性があるそうなんですヨ。

「マジですか?」
「マジなんです」

というのもM9+だとインセットが小さすぎてボディからホイール(タイヤ?)がギリギリはみ出すそうなんです(正確にははみ出す個体が存在する、もしくはディーラーからはみ出していると判断される、ということらしい)。
Spec mは無印M+よりインセットが2mm多い、すなわち2mm内側に入るのではみ出さない(可能性が大きくなる)モデルなのだとか。
なのでそのショップではDELICA MINIには基本的にSpec mを勧めているそうです。

とはいえ、無印M9+であっても車検を通る個体もあるし、2mmの差があるSpec mだからと言って100%車検を通りますとは保証できないそうです。
そもそも無印M9+を買おうがSpec mを買おうがその他のモデルを買おうが売買契約書には「ウチで買ったタイヤやホイールを履いて車検が通らなくてもウチは知らないよ」と記載されてますね。

そのあたりを理解した上で敢えて無印M9+の黒を買う人も多いそうです。
私も黒の方が好みですし車検なんてそもそもが12月末なんだから純正+スタッドレスを装着すれば通るわけですが、メンテナンスパッケージに前払いしちゃっている関係もあって三菱のディーラーに出禁になるのは困ります。
RAYSは日本製ってところも私の中にある国粋主義マインドをくすぐりますし、

ここはお兄さんが進めるSpec mを素直に選ぶことにしましたとさ。

ぶっちゃけもう少し細かい話をすると、そもそもこの世界線ではDELICA MINIで車検を迎えたなんて人は皆無ですから車検に通らなかったという事例も当然ながらありません。つまり現時点での問題は車検ではないんです。無印M9+で実際に「ディーラーが出禁になった」という人が複数いる事実、これが問題なんです。Spec mだと今のところ皆無。
とはいえ「Spec mが出たのは最近なのでそもそも事例が少ない」からインセットの2mmが正解だったのかどうかは何とも言えないということのよう。

これは憶測ですが、無印のM9+でディーラー出禁もしくは出禁にまではなっていないものの「これでは車検は通りませんよ」と脅された人、特に後者は相当数居たのではないでしょうか。
クレームは当然ながらホイールを販売したショップ側に行くわけですが、そうなると当然ながらショップ側はその情報をメーカーにフィードバックすることになります。
それを聞いたホイールメーカーは「え、そうなの?」ってなって調査。結果「出るって言っても1mmくらいじゃん」「だったらマージン取って2mmくらい(インセットを)増やしとく?」ってな感じでM9+の派生ヴァージョンを急遽発売したのではないかと愚考します。

そして無印M9+とは見た目ですぐわかるように別の色にしたのではないでしょうか。
「見た目ですぐわかる」必要があるのは三菱のディーラー(のサービス系の人)の作業を減らす目的でしょう。
優しいなあ、RAYS。
この手の情報はディーラー間でも共有されているでしょうから、知っている人はパッと見て「お、これはSpec mの方だな。だったら大丈夫か」とお目こぼししてくれそうじゃないですか?

とはいえDELICA MINIの為だけ、つまり15インチの1モデルだけを別モデルとして出すのもアレなので、ついでに他のサイズのものは「色違い出ました」という感じで揃えて「M9+のインセット違いシリーズ」として揃えてきたと思われます。
そもそも15インチ以外のM9+は複数のインセットモデルが出ていますので元から「インセット違い」を選べる状況なので。
つまりSpec mはやっぱりDELICA MINIの為に出たモデルラインだと言っても過言ではないでしょう。
Spec mのmはDELICA MINIからとった名称、miniのmでしょうかね。Spec dだとデリカ用みたいですしね。

DELICA MINIの為に作られたとはいえ、このホイールの基本は「汎用品」です。なのでハブホイール径を合わせる為に忘れてはならないのがハブリング。輸入車ばかり乗って来たこともあってスタッドレスタイヤ用のホイールも車種専用品ばかり使っていたので実はハブリングを使うのは初めてです。

わかりにくいかもしれませんが、裏側から中央の穴に

こんな感じで装着。気持ちいいくらいにスッとハマります。

同時にホイールナット(DELICA MINIはボルトではなくナットだった)はRAYSのものを。ロックナットとセットでした。

というわけで初めて装着したTEAM DAYTONA M9+ Spec mはこんな感じ。

◎自宅保管を決意

購入したDELICA MINIのスタッドレスタイヤ(と純正ホイール)のセットは実物を見ると想像以上にサイズが小さく、タイヤが薄いので「軽そうだな」と思いました。
当初はこの十数年来(一時的に解約してましたが)ずっとお願いしているタイヤ保管サービスのショップに預けるつもりで「今度お願いするわ」ってな感じで値段も聞いていたんですが、実物を見て考えを変えました。
そう、今回は自宅保管しようかな、と。

XC40の時にも一度自宅保管に切り替えました。ええ、XC40は退職直前に購入したこともあって「とにかくカネを節約しなければ老後に生活が破綻する」ってなマインドもあってランニングコスト削減の為にタイヤ保管サービスから自宅保管に切り替えたのです。
が、これが大失敗でして……。
デカい・重い・黒い(?)というあの手のSUVの特にタイヤの重さを甘く見ていて交換作業は本当に辛かったんです。
お金は節約できるでしょうけど、頸椎の圧迫骨折などしちゃってそもそもタイヤ交換ができない体になってしまう可能性の方が高いですからね。
なので「やってられるか」となってMacan GTSからはまた保管サービスを利用しております。

が。
DELICA MINIのタイヤのサイズを見たら、また「節約しないとなあ」という根っからの貧乏性が顔を出してしまいまして「これならこの歳でもまだまだイケる」と根拠が希薄な自信の元、とりあえず初年は自宅保管してみることにしました。
まあ、ジャッキやいわゆる馬など一通りの工具類はそろってますので無駄にしないためにも一度試してみるのもいいかな、と。
同居人に言わせると「年間15,000円をケチって100万円の損をすることになったらどうするんだ?」と大局的な観点からの「おっしゃる通りです」的な意見を言ってくれたのですが、ホンネを言うと節約もあるんですけど「タイヤ交換とかああいう作業自体が微妙に楽しいんだよな」という私の中の人が言うんですよね。1st.カーの30kgもあるようなでっかいタイヤには素直に白幡を上げるけど、イージーだったらちょっと楽しみたい、というかそんな感じです。

我が家は戸建てじゃなくてマンションなのでタイヤ自体の移動距離が長いのもあって交換作業に適した環境ではないのですが、広い交換場所(洗車スペース)もありますし、軽作業なら楽しめるんですよね。

◎DUNLOP WINTER MAXX03 の非降雪地帯における走行感

これについては別記事にて。

◎蛇足

純正ホイールを洗っていて改めて気づかされました。

DELICA MINIは基本的に日産製なのだということを。(^^;) そしてホイールは中国製。RAYSにしてよかったな、としみじみ思った瞬間でもあります。

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